2017/05/22 - 2017/05/24
84位(同エリア116件中)
家守さん
子供も3歳目前となりました。3歳になると航空運賃がかかってしまうのです。そんなことを言って、先月も徳島を訪問しましたが、今回、お休みが取れることになったので再び旅立つことにしました。
行先は、北海道の日本海に浮かぶ焼尻島(やぎしりとう)です。
5月の北海道は初訪問でしたが、あいにくの天気もあって、暖房がついている気候でした。しかし、美しい北海道の大自然に魅了された3日間でした。
後篇は、焼尻島散策2日目の後半から帰路までをまとめてみました。
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サフォークを見るのを十分堪能してから、再び走り出します。
このだだっぴろい空間が北海道らしい。小さな離島だけど北海道なのです。 -
景色があまり変わらないので、自転車をこいでもこいでも進んでいないような錯覚を覚えます。でも、それが良い。
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ようやく最西端近くの鷹の巣園地までやってきました。まずは東屋でお昼ご飯。出発が遅かったので、すでに時刻は14時。
お宿で作ってもらったお弁当をいただきまーす!
んまーい!! -
鷹の巣園地は、こんな雄大な空間がひろがるところ。
しかし、5月下旬に訪問したのに、ここは風が吹いて寒かったです。鷹の巣園地 自然・景勝地
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目と鼻の先に天売島が見えます。距離にして約4km。カメラのズーム機能を使ってみたら、家々が見えました。
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手前に岩礁が見えたのでズームをしてみたら、たくさんの海鳥が。
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鷹の巣園地から焼尻島の最西端部。この荒涼感が北海道らしいと思うのです。
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鷹の巣園地を後に自転車を走らせます。ブレーキが壊れてしまうような急な下り坂をおりてくると、ぽつぽつと家が見えてきました。
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船にガラスのブイがたくさん積まれていました。かつて漁で使われていたのか?
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島の北側にやってきました。
この道は、片側1車線と広々としています。もちろん、車は1台も通っていませんが。 -
島の北側の海の方をみると、天売島に向かうフェリーが見えました。
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ゆるゆると走らせていると、小学校の手前に廃校した建物がありました。色々調べてみると、どうやら旧小学校の旧校舎のようです。
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そして、その先に島内唯一の焼尻小中学校。
羽幌町HPによると、古い情報ですが、平成27年現在で、小学校1名、中学校1名だそうな。 -
道路を挟んで海側にグラウンド。天気が良ければ、利尻島も見えるかな?
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港付近にて、たくさんのチューリップを育てている個人宅がありました。ちょうどご夫婦で出てこられたので、少しお話させていただきました。ありがとうございました。
このあと、この日は宿に帰りました。結局ほとんど雨にも降られずに2日目が過ぎていくのでした(ただし、夜に雨が降りました)。 -
旅の3日目。最終日でもあります。
船はお昼の便です。お宿の方が、レンタサイクル屋さんに荷物を届けてくれるとのこと。ありがとうございます。
というわけで、お借りしているレンタサイクルで、船の出発まで島内を散策。
まずは初日から散策している原生林の中を、自転車を押しながら歩きます。雨が降っていたのでマイナスイオンたっぷり。いつまでも歩いていたい……。 -
前日、前々日とは違う道を進むと、神社が現れました。
厳島神社。 -
海側の方から参道が続いているようです。でも、あまり人は訪れていなさそう。
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時間が残り少なくなってきました。最後に立ち寄ったのは、何度も建物前を往来していた、焼尻資料館。
前身は明治33年に建てられた、かつてのニシン漁の親方の住宅であり、郵便局であり、電信局でもあった旧小納家です。
北海道指定の有形文化財でもあります。焼尻郷土館 美術館・博物館
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こちらが、かつての郵便局の入口。
ちなみに、開館は、5月~9月のみとなっていますので、ご注意ください。 -
船の出発が迫ってきたので港に帰ってきました。レンタサイクル屋さんに自転車を返却して、荷物を受取りました。ありがとうございました。
レンタサイクル屋横の待合所に立ち寄り、ここでチケットを購入して船を待ちます。 -
フェリーがやってきました。
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むむ、帰る頃になって青空が見えてきたぞ……。
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さようなら焼尻島。またぜひ遊びに来たいです。
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船内は、天売島から乗船してきた方が結構多く、混んでいました。きっと夏ほどではないかと思いますが。
約1時間で羽幌港に到着。完全に青空になっています……。 -
羽幌フェリーターミナルです。行きはゆっくり見学できなかったので、中を少しうろうろ。写真は乗船券売り場。
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さて、ターミナル前に止めたレンタカーに乗り込み、ゆるゆると旭川空港をめざします。まずはお昼を食べようとお目当てのお店に来たら……なんと休業日?
仕方がないので、その前にある浜でちょっと戯れます。とままえ夕陽ヶ丘ホワイトビーチ ビーチ
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その後、途中の道の駅で昼食をとり、しばらく運転してやってきたのは増毛。今回、唯一個人的に希望した場所なのです。まずは一番見てみたかった旧増毛小学校へ。
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旧増毛小学校は、平成23(2011)年3月まで現役の校舎だったのですが、現在は廃校。
昭和11(1936)年建築の木造校舎で、北海道内に残る小中学校の木造校舎としては最大規模だそうです。
焼尻島の旧小納家もそうですが、木造建築物をみると郷愁にかられます。旧増毛小学校 名所・史跡
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おそらく元校庭だったと思われる場所は緑に覆われており、兵どもが夢のあとを感じさせてくれました。
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旧増毛駅前に移動。
右側の建物は、旧旅館富田屋。昭和8(1933)年築の旧増毛駅前にある旧旅館です。木造3階建ての歴史ある建物ですが、現在旅館としてはすでに廃業し、内部見学はできず、外観のみの見学となります。
左側の建物は、風待食堂。現在は観光案内所になっています。旧旅館富田屋 名所・史跡
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風待食堂横から見た、増毛の街並み。古き建物が多く、ゆっくり散策したかったのですが時間なく断念。
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旧増毛駅。平成28(2016)年12月に、ここ増毛駅までの留萌本線が廃線となり、必然的に増毛駅も廃駅となったのです。
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裏を見てみると、線路が途切れていました。電車で来たかったのう。
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さて、再び車を走らせて、やってきたのは神居古潭。
神居古潭は、石狩川が上川盆地から石狩平野に流れ出る境にある奇岩がみられる峡谷なのです。神居古潭 自然・景勝地
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目覚めた子供が石狩川にかかる橋を走ってわたります。
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橋を渡ると、ハイカラな駅舎がありました。旧神居古潭駅で、現在は廃駅。
旧神居古潭駅舎 名所・史跡
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駅の裏側はこんな感じ。ここに鉄道が敷かれていたんですね。
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その後、早めにレンタカーを返却し、旭川空港へ。
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屋上部に登ると、地平線の向こうには何もありません。
旭川空港 空港
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空港内の店舗で空弁を購入していただきます!
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今回の旅は、楽しかったかな?
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さようなら北海道。また逢う日まで。
というわけで、長いようで短い北海道旅行も幕を閉じました。
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