2017/10/04 - 2017/10/06
5224位(同エリア29200件中)
梅の忍者さん
仙丈ヶ岳(3033m)に登る。
紅葉シーズンの始まりだが連休前の為、登山者も少なく天候も良く快適な山行きが出来た
伊那市高遠の仙流荘から南アルプス林道バスにて北沢峠へ
そこより登山開始。
初日は自宅から車で桜の名所 高遠城に直行し城址を見学したり道の駅によったりして仙流荘の駐車場に到着
そこで車中泊し、翌日 林道バスにて北沢峠へ、そこから仙丈ヶ岳山頂を 目指し、馬の背ヒュッテに宿泊
最終日は馬の背ヒュッテから北沢峠へ下山し、林道バスにて仙流荘へ戻り 帰宅。
今回の旅は3件のトピックスが有った
一、道の駅のパン屋さんが非常に繁盛していた
二、山小屋 馬の背ヒュッテに一人だけ宿泊
三、山頂で大気光学現象の「環水平アーク?」を見れた(表紙写真)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
自宅から車で約5時間で伊那市へ
高遠城見学
桜が有名な所
城内には記念碑も有り -
ここが良く紹介されている定番スポット
橋の向こうに門がある
桜の木が多く咲いた時は凄いのだろうな -
高遠城を後に秋葉街道を南下
ダム有り -
ダム湖 美和湖の展望
-
美和湖より車で1~2分の所に道の駅「南アルプスむら長谷」有り
ここには地域の野菜販売の他、レストラン、ビジターセンターが有る
ここで大発見1
この写真の入口から入った所にパン屋有り
入ってビックリ
大勢の人が居る
なんだ!これは
パンをトレイに乗せてレジ横に6~7名が並んで居る
レジは3名で処理しているが間に合わない様子
また、椅子には予約の3名が座って待っている
よく見るとクロワッサンを大量に買っている
予約も多数ある様で電話予約が私が並んでいる時でも2件有り
箱にて50~60個単位で購入
私の前の女性二人も40個づつ購入
勿論クロワッサンだけでなく他のパンも有る
クロワッサンは作る端から売れる様で私は買えず
下記併設レストランにて
コーヒーを飲み終えて再度トライするがゲット出来ず
残念!
よって、2日後の下山後3度目のトライでやっと買えた
クロワッサンは50円/個で帰宅して食べたが甘く美味しかった
他のパンも安い
こんな山奥にこれだけ繁盛する店が有るのかと関心した
味、価格、対応力(製作、接客)が良いのかなと思った -
クロワッサンは買えなかったが他の菓子パンを購入
併設のレストランでコーヒーを頂く
白い袋がパン屋さんの物 -
2日目
仙流荘から南アルプス林道バスにて北沢峠へ
(戸台大橋から先の北沢峠へは一般車両通行禁止)
大型バスは通れない急カーブの細い舗装道路を登る
眼下は深い谷
紅葉が所々に見られる -
ここの南アルプス林道バスは路線バスだがチョット変わっている
運転手が観光案内しながら運転するのだ
絶景ポイントに来ると停車して説明してくれる
ここは「中央構造線」が証明された地表が見る所
ーーーーーーーーーーーーーーー -
上記を拡大
左側は白く、右側は灰色の岩が確認出来る
これが証拠とのこと -
バスから見た鋸岳(2685m)
この山は200名山になっているが「初心者入山禁止」になっている
多数の滑落事故が起きている様で麓の仙流荘バス停で注意書き有り
また地元登山地図にも記載
特に核心部(写真中央左の第一高点、第二高点間)は岩がもろく落石が頻発しているとのこと -
その核心部に凄いのが有る
あるポイントに来ると「鹿の穴」が見える
バスは停車して場所を運転手が教えてくれるが良く見ないと分からない
位置がズレルと見えない位小さな穴である
ピンクの〇の部分を拡大すると判る -
これが拡大した写真
中央に白い丸い穴が確認出来る
「鹿の穴」である
縦走路はこの穴を通るとの事
この様な所で岩が脆いと滑落の可能性高い
確かにここの縦走は困難な様だ -
このキレットも大変きつそう
-
バス道から見た甲斐駒が岳
-
北沢峠へ到着
ここにはバス停が2カ所(仙流荘行きと広河原行き)有り
中には椅子がありバス搭乗順番番号が貼り付けてある
この峠から先に下ると北岳登山口のある広河原方面
この峠へは登山客だけでなく観光客も来る
但し、一般観光バスは進入禁止なので路線バスが観光客専用のバスとして
運行している様である
よって、運転手が観光案内もするのかな?と思った。
道路幅は一車線しかなく途中道路工事現場も有るが
運行管理事務所と無線交信しながら運行している
この時にも一組の団体がいて、翌日の下山時にも一組いた
この北沢峠は標高2030mあり、高山の雰囲気を十分味わえる所である。
山小屋も半径約10分の所に3軒ある
私も下山時には「北沢峠こもれび山荘」で入れたてのコーヒーを頂いた -
登山届けに付与した登山ルート
北沢峠より直登し5合目から小仙丈ヶ岳へ
そこから仙丈ヶ岳を目指し、山頂からカールを巻いて
仙丈小屋に下り馬の背ヒュッテに宿泊
翌日は小屋から5合目を経由し2合目からは右側のルートを選定
この2合目からのルートが緩やかで時間的にも早く到着出来る -
いざ登山開始
-
3合目付近の紅葉
登山道は良く踏み込まれている
急登りが続く -
3合目からの展望
西北に槍ヶ岳、穂高連峰が見える
晴天で澄み渡り良く見える -
南には北岳
-
5合目付近の紅葉
-
ここ5合目 別名「大滝頭」
真っ直ぐに行くと急登できついが富士山、北岳、甲斐駒ケ岳を展望出来る
しかし、下りは粘土の急坂で足の置き場に苦労しそう
右は「馬の背ヒュッテ」に通じるルートで山頂にも楽に登れる
楽とは言っても山ですから
私は下山に「馬の背ヒュッテ」ルートを選択 -
ほぼ直線の急坂なので振り返ると展望が開ける
甲斐駒ケ岳
白いのは雪でなく花崗岩の色 -
ここでは甲斐駒ケ岳と鋸岳が見える
-
仙水峠も綺麗に見える
-
右手には「馬の背ヒュッテ」が見えて来る
-
森林限界を超えると
ハイマツの緑に映えるダケカンバの紅葉が鮮やかに -
12:00 小仙丈ケ岳(2864m)に到着
中央右側:甲斐駒ケ岳
左側:鋸岳 -
富士山が雲海に浮いている
凄く綺麗
夢の様な光景
山頂の淵が尖っているのが良く確認出来る
手前は? -
北岳
その右側は間ノ岳
日本最高峰と2番目の北岳(3193m)と4番目の間ノ岳(3189m)が望める
この様に優雅な景色を眺めながら昼食を取れる事に感謝 感謝
ここには若い夫婦と私のみで
この感動を3人で確認しあう
最高!!! -
前方には目指している仙丈ケ岳(3033m)
360度全ての山が完全に雲がない状態で見れる
これだけ完璧な状態も珍しい -
さて仙丈ヶ岳山頂目指してゴー
途中 赤い「ウラシマツツジ」に出会う
緑の中に映える -
仙丈ヶ岳(3033m)に到着
ここでも若い夫婦に写真を撮って頂く -
ここで珍しい現象に遭遇
真っ青の空に白い輪
若い奥さんが、この光景に
はしゃぐ事はしゃぐ事この上ない
北東の空に太陽の光が反射して出来る「大気光学現象」を発見
山頂標識の上にヒゲがある雲と青い空、更に上に丸い白い塊と白い円弧
その上は濃ゆい青
この円弧の雲と白い塊が非常に珍しい現象なのである
これは空気中に漂う氷に太陽光が反射して出来るとの事
この様な現象が出ると下り坂とのこと
その通りになった。
翌日の午前中は曇り空だったが昼から雨が降り出した。 -
山頂で若い夫婦と別れ私は一人山頂でしばし楽しむ
写真は手前に伊那市街、遠くに槍、穂高 -
北岳と富士山
この北岳の荒々しい景色と優雅な富士山が見えるのは仙丈ヶ岳山頂ならでは -
北岳と間ノ岳(稜線の区別がつきにくい)
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更に南アルプスを展望
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更に右に振って南アルプスの山々を展望
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北岳、間ノ岳、塩見岳等の南アルプス全体を一望
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山頂直下には仙丈小屋
前方には鋸岳 -
仙丈小屋の水源
白いのは氷 -
馬の背ヒュッテの部屋からの景色
左に甲斐駒ケ岳と仙水峠
この小屋で貴重な体験が出来た
この日の宿泊客は私一人で従業員も一人しかいなく管理人と合わせて3名
よって、3名で話をしたり、食事もゆっくりで休む時も「いびき」「人の足、腕、頭等に当たる」等気遣うこともなく快適に睡眠出来た。
自宅の寝室にいるような錯覚さえ覚えた。
過去、数多く山小屋に泊まったがこの様な体験は初めて -
翌日 馬の背ヒュッテを出発して間もなく「鹿」に遭遇
目の前で急に動き出しビックリ
→の木の陰で分からないが大型の鹿だった -
急な小さな沢の水と紅葉
-
森林地帯に降りて来ると紅葉に出会う
これはダケカンバ -
紅葉2
-
紅葉3
緑の中に点在する黄色が綺麗
この後北沢峠に下り、南アルプス林道バスにて仙流荘に到着
仙流荘にはお風呂(温泉の様になっているが)がありそれに入って帰宅
今回は色々な発見があった登山だった
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