ポルトガル旅行記　その③　ギマランイス～ポルト観光

2017/09/04 - 2017/09/11

9月6日旅行3日目、今日から本格的にポルトガル観光が始まります。
まずは初代ポルトガル国王生誕の地、ギマランイスに向かいます。

9月4日　成田発～スペイン、マドリッド経由～サンティアゴ・デ・コンポステーラ着
9月5日　サンティアゴ・デ・コンポステーラ～ヴィアナド・カステロ～ポルト着
9月6日　ギマランイス～ポルト観光
9月7日　トマール～コインブラ～ナザレ着
9月8日　ナザレ～カルダス・ダ・ライーニャ～オビドス～ロカ岬～リスボン着
9月9日　リスボン～シントラ
9月10日～9月11日　帰国

エリア ポルト(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

7：00～朝食です。
大好物のマッシュルームがありました。

パンの種類も豊富です。

毎度のことながら、たくさんとりすぎてエサみたいになってしまいました。
味はとても美味しかったです。

9：00にバスに乗って観光へ出発。
今回のツアーは朝の時間がゆっくりで助かります。
約1時間の移動でギマランイスへ向かいます。

初代ポルトガル国王の生誕の地、ギマランイス観光です。

ブラガンサ侯爵館を見学します。

アヴィス朝を創始したジョアン1世の息子で、初代ブラガンサ侯爵となったドン・アフォンソによって建てられたものだそうです。

廃墟となっていたものを改修して、現在は政府の公館として使われています。
建物の様式がユニークです。

なんかそれっぽいお姉さんが中庭の回廊をうろついていて、「どうぞ写真を撮ってください」と言わんばかりにポーズを決めてくれています。
ここで働くスタッフなのか、コスプレ好きの一般客なのかは不明。

内部の見学です。
巨大なタペストリーがたくさん飾られていました。

船の底みたいな天井。

なんというか、ヨーロッパの他の国の侯爵邸に比べると、こじんまりとしていて、調度品なども少し地味な印象を受けます。

２階のチャペルに向かいます。

現在はここで本当に結婚式を行うこともできるそうです。

ステンドグラスに差し込む光が鮮やかです。

綺麗なステンドグラスの窓でした。

１階の回廊に戻ってきました。
さっきのコスプレお姉さんはいなくなっていたので、大好きな回廊写真を撮りまくりました。石畳に映るアーチの影がきれいです。

バスに乗ってポルトに戻ってきました。
午後はポルト観光です。

ごちゃごちゃした旧市街を大型観光バスでゆっくり進みます。

視線を感じた方向に。

ボルサ宮の横でバスを降りて、最初に向かったは、サン・フランシスコ教会です。

１４世紀に建造されたゴシック様式の教会を１７世紀にバロック様式に改修したものだそうです。

内部は写真撮影禁止でしたが、ターリャ・ドゥラーダと呼ばれる金泥細工が壁から天井にかけて一面に施されており、素晴らしく豪華でした。

サン・フランシスコ教会の下。
レトロな市電が走っています。

サン・フランシスコ教会のすぐ近くのレストランで昼食をとります。

日本語でお出迎え。
ツアー団体客御用達の店なのでしょう。

まずはサラダ。
美味しかったです。

ボイルしたイカ。
とても美味しかったです。おかわりももらえました。

デザートはフルーツ。
普通においしかったです。

食後はバスに乗ってドン・ルイス１世橋をわたります。

ドウロ川沿いにはお土産を売る屋台が並んでいます。
アズレージョのタイルや焼き物を売る店。

これは名産のコルク製品。

ポートワイン工場に到着しました。

内部を見学できます。
イケメンのお兄さんが案内役でした。

ポートワインはこのあたりの特産品です。

工場見学の最後に試飲があります。
濃厚な甘いワインでした。

ドン・ルイス１世橋の前でバスに乗り、橋を渡って対岸に戻ります。

ドン・ルイス１世橋は２段になっています。下は車道で、上には電車が通っています。

徒歩で上の橋を渡ります。バスで３回、徒歩で１往復、ドン・ルイス１世橋完全制覇です。
橋から見えたすごいアサガオの群生。

絶景です。
すばらしく美しい街です。

川岸から上の丘まで一気にのぼるケーブルカーの線路が見えます。

橋から徒歩でサン・ベント駅まできました。
ここは構内のアズレージョが有名です。

実際に駅を利用する人より、壁を見物に来た観光客のほうが多い駅でした。

ポルトガルの装飾と言ったら、やはりこのアズレージョです。
この先も色々なところで出会いました。

サン・ベント駅から西に進み、リベルダーデ広場に来ました。
ここで一度解散して、自由時間になりました。約２時間ほどでしたが、比較的小さな街なので、十分な時間です。

広場から西に進むとグレリゴス教会があります。
７６mあるグレリゴスの塔に登ると素晴らしい景色を見ることができるそうですが、
今回はパスしました。

グレリゴス教会の正面右側の坂道を登って行くと、世界一美しい書店として有名なレロ・エ・イルマオンがあります。

数件先の店内にて書店の入場券を購入します。１枚４ユーロでした。この入場券は店内で本を買う時にお金として使用することができます。
買えるのは本だけで、安い記念品や文房具には利用できませんでした。

入口で入場制限をしていましたが、５分ほど待って中に入ることが出来ました。

思ったより狭い店内でした。
というよりも、不釣り合いなほど巨大でゴージャスな階段がスペースを占領してしまっていました。

狭い店内に観光客がごった返しています。
ここはゆっくりとお気に入りの本を探すような場所ではありません。

雰囲気はとても良いです。が、何しろ人が多いですね。

本屋を出てリベルダーデ広場方面に戻ります。
古い建物と坂道の風景がいかにもポルトガルっぽいです。

サン・ベント駅外観。

サン・ベント駅からカテドラル方面に丘を登り、交差点をカテドラルと反対方向に曲がるとサンタ・クララ教会の看板が見えてきます。
ちょうどドン・ルイス１世橋の上から見えたケーブルカーの上の駅があるあたりでした。

入口はとても地味。
うっかりすると見落としてしまいそうです。

旅行前の下調べでこの教会を見つけました。
内部の彫刻が素晴らしかったのでぜひ訪れたいと思っていました。

内部は撮影禁止のようでした。
帰り際に扉の隙間からちょこっとだけ撮らせてもらいました。
ちょうどサン・フランシスコ教会の金泥細工から金箔を取り去ったような感じです。
人も少なく、半分廃墟のようになっていますが、それがかえって良い雰囲気を醸し出していました。

さらに散策を続けます。
これは劇場らしいです。

サント・イルデフォンソ教会に到着。
ここからアズレージョで彩られた教会を探して市街を歩き回ります。

教会内部。
どの教会に行っても必ずお祈りをしている人々がいました。
信仰心の厚い国民性なのかもしれません。

有名なカフェ、マジェスティックがありました。
1921年創業の老舗カフェです。

内部は激混みでした。ちょっとのぞくだけにして、散策を続けます。

アルマス礼拝堂。
なんとなく遠山の金さんの桜吹雪をイメージしてしまいました。

内部もいい感じです。

礼拝で満員でした。

ボリャオン市場に来ました。
ここもなかなか面白い建物なのでぜひ見たかったのですが・・・

残念ながら時間が遅くてすでに閉まっていました。

市庁舎の方に戻ってきました。

市庁舎の裏にあるトリンダーデ教会。

ここの内部はすっきりして広々しています。

結構歩いたので教会内で一休みします。

市庁舎の方に戻って、再集合場所のリベルダーデ広場に向かいます。

立派な市庁舎です。

再集合してバスに乗り込み、またボルサ宮の前まで運んでもらいます。

川岸に向かう狭い路地を歩きます。

本日の夕食を食べるレストラン。
ちょっと時間が早くてまだ開店していませんでした。

川岸まで降りて時間をつぶします。

大学生のコーラスグループでしょうか？
観光客相手に歌っていました。

お店が開いたので夕食開始です。

サラダ。
美味しかったです。

ツナペーストだったと思います。
パンに塗って食べたらとても美味しかったです。

サングリア　８ユーロ
ここのは白ワインのサングリアでした。結構おいしかったですが、私は赤ワインのサングリアのほうが好きです。

チキン。
ジャカイモと一緒に食べるとすごく美味しかったです。

デザート。
なんか甘かったと思います。

狭い通路にテーブル出してディナーを楽しんでいます。
とても良い雰囲気でした。

薄暗くなってきました。
ポルト観光もこれでおしまいです。たっぷり街を歩き回れたので大満足でした。
のんびりした空気の流れる風光明媚な街でした。