天然ビロード緑の絨毯！奥草津の苔モフワールドに癒される「チャツボミゴケ穴地獄」

2017/06/29 - 2017/06/29

群馬県奥草津にあるチャツボミゴケ公園。

苔ブームの追い風に乗り、人気急上昇していた苔ワールドのスポットです。

国定指定天然記念物にもなったチャツボミゴケは
世界でも非常に稀なタイプの苔で、何よりモフモフふかふかの緑ゴケ。

苔好きな方にはたまらないモフモフの緑のビロード絨毯が楽しめます！

▼よろしければこちらも併せてご覧ください。（写真とコメント豊富です）
http://tabinomori.com/travel-blogs/asia/japan/gunma/

エリア 中之条(群馬)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 1.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

チャツボミゴケ公園は、
草津の中心からわずか10kmほど離れたところですが、
ここからの山道は、狭く細いワイディングロード

なのでドライブはかなり神経をはらいます。
大型バスなどの車両は原則侵入できないそうです

チャツボミゴケ 自然・景勝地

チャツボミゴケ公園管理事務所に到着

受付で入園料を人数分支払います。

入園料は、2017年4月より500円＠人に改定されてますよ！

入場チケットとともにいただいた地図

これから穴地獄駐車場へ向かいます

この道も相当細くて手ごわいです

ハイ、駐車場に到着
受付からはものの5分程度

ちなみに、来年からはマイカーでの入場はできなくなるようです
自然保護の観点から、送迎用専用シャトル計画中だとのこと

仮設お手洗い

ただし、容量制限があるようで使用不可に

お手洗いは受付で済ませておきましょう

車を停めていざスタート
ここからは徒歩です。約300m程度で穴地獄には到着

これは最初に登場する温泉大滝

温泉なので硫黄臭いかも

「褐鉄鉱」の案内板

かつてこの地は群馬鉱山と呼ばれ、
日本鋼管（元JFEエンジニアリング）の管理の下、
露天掘りの採掘がなされていたそうです。

そのベンガラの地層が今でも残っています

チャツボミゴケの全体地図

チャツボミゴケ公園は火山性酸性水域「PH2.0～4.6」に生息する
ウロコゴケ目ツボミゴケ科の苔類で
学名を「ユンゲルマンニア・プルカニコーラ」というんだそうです。

強酸性がきわめて強く、世界的にも貴重な苔類なんだそうですよ。

奥にある滝は「湯滝」

美しいですが、鉱泉水なのでほんのりにごって温泉の香りが

実に絵になりますねぇ（うっとり）

苔好きにはたまりません

穴地獄入口にようやく到着

遊歩道の入口にあるミニ滝です

いかにモフモフ間を感じたくても
国定天然記念物なので触ったらだめですよ

穴地獄の周囲には遊歩道が渡されていて
ゆっくり写真を撮り回って
も30分～1時間もあれば足りると思います

なので、お年寄りにもおすすめのハイキングコースなのですね

穴地獄から無数に湧き出る鉱泉
そこにびっちりとこびりつくチャツボミゴケ

まだら模様の地図みたい

遊歩道の一角には、
鉱泉水の源泉が分かる場所がありました

プクプク泡を出しています

硫黄が水底にベッタリ沈殿しています
この辺は硫黄の臭いがきつかった

「穴地獄」の看板が控えめすぎて存在感薄い
自己主張して！

これだけチャツボミゴケが密集して群生している場所は
日本でも類を見ないそうです

その希少性と周辺の芳ケ平湿原などの自然環境の重要性が認められて
2015年にラムサール条約に登録されたそうです。

遊歩道の終わりごろに
展望台がありました
東屋です

東屋までの道
ベンガラの土がむき出しになっていますね

穴地獄の全貌
非常によく遊歩道が整備されています

10年くらい前はここまで緑苔に覆われていなかったようなので
ここ10年ぐらいでだいぶ繁殖したみたいです

いずれにしても一見の価値ありの苔ワールド
ぜひ、草津温泉の帰りに立ち寄ってみてください

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最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

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