ウィーン旧市街地ウォーキングツァー ～インペリアル・カフェで ランチ

2017/08/27 - 2017/09/05

８月２８日　ウィーン１日目　
朝は　ヒルトンウィーンのラウンジで朝食をすましてから
ガイドと歩くウィーン旧市街地ウォーキングツァーに参加します。

ランチは インペリアルホテルのカフェで いただくことにしました。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

８月２８日　ラウンジでの朝食です。

6時半　１２階にあるラウンジに向かいます。

ラウンジのドアもお部屋のキーで　開くようになっていました。

ウィーン旧市街地が　一望できます。

1階のレストランに比べると　種類は少ないですが　静かで　落ち着いて
食べれるので　３日とも　このラウンジで朝食は　いただきました。

というのは　うそで　３日とも　ラウンジだったのは　１階のレストランでの朝食券がついていなかったからです。

ヒルトンゴールドメンバーは　食事なしで予約しても　二人分の朝食はついてくるはずなんです。

日本では　ラウンジがあっても　朝食レストランのチケットが　ついてくるのですが　このウィーンでは　そういうサービスは　ないのかなと思ってたんです。
が　ザルツブルグから帰ってきて　最後の１泊するときは　ちゃんと１階のレストランのチケット　カードキーをいただくときに 入っていました。

なんだ　忘れたのね！

野菜が少ないのが　ラウンジの欠点ですね。

きゅうりと　プチトマトしか　なかったです。

コロッケが　美味しかったです

この日は　二人揃って　ラウンジで　いただきましたが
次の日からは　私一人で　ラウンジで朝食でした。

パパは1日目で　お腹をこわして　2日目からは　朝食パスです。

さあ　朝食の後は　ガイドと歩くウィーン旧市街地ウォーキングツァーです。

９：２０　KARLSPLATZ駅構内　OPER出口下　パン屋　ANKER前集合

昨夜　着いたばかりで　駅から目の前のホテルに入ったまま　外に出ていなかったので　いきなり地下鉄に乗って　集合場所がわかるのかどうか不安でしたが　なんとか　ANKERというパン屋さんの前まで　来れました。

日本語ツァーというので　日本人が　集まっているのかと思いきや　周りを見回しても　誰も集まっていません。

大丈夫？　集合場所あってる？　と不安になりかけた時　日本人らしき人を柱の陰に発見！　ガイドさんでした。ツァー参加者は　私たち二人だけ。

思いがけず　プライベートツァーになりました。

ウィーン国立歌劇場

パリ　ミラノと並ぶ世界三大オペラ劇場

前の大きな画面に　中のオペラの様子が　映し出されるようです。

翌日 コンサートに来ます。

ホテルザッハーウィーン

ザッハートルテ　発生のお店がホテルも経営しています。

ザルツブルクで　ホテルザッハーに　泊まる予定です。

ケルントナー通り

メインの通りで　昼間は　歩行者天国で　にぎやかな通りですが

朝なので　お店への搬入の車などが　入ってきています。

このツァーでは　まずモーツァルトゆかりの場所をめぐります。

ケルントナー通りから　細い脇道に入っていきます。

カフェ・フランエンフーバー（モーツァルトとベートーベンが演奏した最古のカフェ）

なんか　路地を通って　いろいろ連れて行ってもらいましたが
中に入って見学ってことはなかったので
どれが　どこだったか　わかりません・・・


モーツァルトは　ザルツブルクで生まれ　天才作曲家として　幼い頃から
父親に連れられて　イタリア　フランスなど　演奏旅行を続けます。
17歳から　ウィーンに移り　結婚もして　ウィーンで16回も　転居をしたとか・・・

モーツァルトは　ウィーンに住んで音楽家活動をしていた時も　裕福な生活をしていたのかというとそうでもないんですよね。

晩年などは　友人に借金の手紙を書き続けるというような　苦しい生活をしいられています。

仕事も順調でお金も　ふんだんにある時も　あれば派手に使ってしまうという生活を夫婦ともども　していたようです。

かつら　洋服に　かなりお金を使ったようですね。

モーツァルトの最後は　みじめなもので　共同墓地に埋葬されたようです。

モーツァルト像

今では　ウィーンは　モーツァルトと皇妃エリザベートを観光目玉に
しています。誕生地であるザルツブルクと　成人してから住んでいたウィーンとでモーツァルトを競って　売り出しているような感じですね。

モーツァルト像の前は　人が途切れることがありません。

シュテファン寺院

ここも　周りを一周しただけで　中に入っての見学はなし・・・

まあ　また後で来ればいいかと思いながらも　結局　入場することは

なかったんですよね　残念

ペスト塔

ペーター教会

ホーフブルク　（王宮）

ハプスブルグ家が13世紀後半から1918年まで、約600年以上に
わたって住居としてきた王宮です。

スイス宮

1200年代の建築で 王宮内最古と言われています。
マリアテレジアの時代に 王宮警備をしていたスイス人衛兵が 宿営していました。

増改築が繰り返され、大変　広く　18の棟が複雑に入り組み
どこを歩いているのか　全然　把握できません。

世界一美しい国会図書館もこの王宮の並びにあり　入口を教えて
もらったんですが　後で自分で来た時は　見つけられませんでした。

分離派会館　セセッション

19世紀後半　革新的な芸術表現を主張して体制と分離した若い芸術家の作品発表の場として創設されました。

つぎは　リンク外を歩きます。

実は　もう　このあたりで　バテバテになっています。

まだ　歩くの？　もうお昼も近いのに・・・

おなか　すいた～

ウィーン工科大学の前


自動車開発の先駆者　ガソリン車の父と言われる

ジークプリート・マルクス像


ガイドブックには　載っていないところなのに　工学部出身のガイドさんとパパは話が盛り上がります。

カール教会

ここは　後日　ザルツブルクに行く日の朝の散歩の時に中に入って見学しました。

ブラームス像


ドイツ　ハンブルグで　生まれたブラームスも　２９歳でウィーンへ
やってきて　ドイツレクイエムやハンガリー舞曲で高い評価を得ます。

のち３９歳の時から　６３歳でカール教会の近くの家で　なくなるまで
ウィーンに住んでいたようです。楽友協会で　専属合唱団の責任者と
して仕事をしたことから　この楽友協会の目の前にブラームス像が
建てられたのでしょうね。


最後は　ニューイヤーコンサートの会場として有名な楽友協会に
たどりついたのですが　パパも私も　疲れていたのか　
楽友協会の写真を1枚も撮っていませんでした。

ガイドさんは　ウィーンに住んで15年　毎日　この徒歩ガイドをするせいか真っ黒に日焼けしていらっしゃいました。


オペラが好きで　また関西出身で　合唱団に所属していたことも
あったり　実は　工学部出身の理系の女性だったりして
パパとも　話があっていました。

普通では　行かない路地を歩いたり　ガイドブックに載っていないことを
教えていただいて　とても楽しかったです。

でも　後で中に入って見学したらいいやって思っていた
シュテファン寺院　ピーター教会　カプティーナ教会に
入れなかったのは　とっても残念です。

こりゃあ　もう一度　ウィーンには　こなくちゃあね!

ウォーキングツァーのガイドさんと　インペリアルホテルの前で

わかれてから　ここで　ランチにすることにしました。

ウィーンで最高の伝統と格式を誇るインペリアルホテル


１９世紀に建てられた侯爵の館を　皇帝フランツ・ヨーゼフ統治下の
1873年に迎賓館兼ホテルに改造。

現在も各国からの国賓の迎賓館として使用され　日本の天皇陛下も
ご宿泊になられたホテルだそうです。

落ち着いた感じのフロント


オーストリア帝国の実質上最後の皇帝とよばれるフランツ・ヨーゼフの
肖像画が　かかっていますね。

その反対側には　皇妃エリザベートが　フランツ・ヨーゼフと
向かい合うように・・・


カフェ　インペリアルは　このエリザベートの肖像画の方に
入口があります。

テラス席か　室内か聞かれましたが　ずっと陽に当たって歩いてきたので
室内のお席にしていただきました。

どこのレストランでも　テラス席の方が　人気のようです。

後から来られたお客様も　みなさんテラス席を選ばれたので
室内は　私たち二人の貸し切りでした。

ちょっと狭い感じですが　明るいので　窓側の席にしました。

パパは　国際ローミングを　試みていますが　うまくできないよう・・・

この後　何回も　やっていましたが　できなくて　ホテルに帰ってから
auにメールで　うまく接続できないと　連絡していました。
次の日に詳しい返答がきて　その通りにやってみると
その後は　うまく使えるようになりました。

ウィーンと言えば　薄くのばしたカツレツのような
ウィナーシュニッツェルです。

そこで　ウィナーシュニッツェルとポテトスープを一人分ずつオーダーして 二人でシェアすることを　かわいいボーイさんに伝えました。

すると　こうして　きっちりと　一人ずつ量にあった器にいれて
サーブされてきました。

パンも　付いてきます。前に置かれたロール状のものは　バターです。

そして　ウィナーシュニッツェル

サラダが　ついてきました。


ボーイさんに「これ　ほんとにハーフですか？」と聞くと　
ニコっと笑って「そうですよ」ですって!


サラダも　一人分ずつ　素敵な器に綺麗に盛り付けられていて
ペーパーレースまで　手抜きなしで　感激です。

サラダも　日本で食べるパリパリの生野菜サラダとは　食感が違い
最初からドレッシングであえてあり　とっても美味しい～

シュニッツェルは　添えてあるレモンを絞って　いただきます。

レモンがレースに包まれて　レモン色のリボンが　かけられています
このまま絞ると　種が落ちてこないようになっているんですね。


ちょうどいい塩加減で　レモンだけで　美味しくいただけました。


食べ終えた後　「デザートはいかがですか？」と聞かれましたが
もう　二人とも　お腹いっぱいで　予定では　インペリアルトルテを
いただきたかったんですが　諦めました。

ここの会計は 43ユーロ(￥5780)でした。
５つ星ホテルで このサービスで 二人 おなか一杯になるほど いただけるなんて お得でしょ？

夜なら　ドレスアップして入るべきレストランなんでしょうが
街歩きの途中に立ち寄った普段着で　しかも　一人分をシェアするという
私たちにも　とても丁寧に　もてなしていただきました。


次回　ウィーンに来ることがあったら　ぜひ　宿泊もしてみたい
インペリアルホテルです。

この旅行記へのコメント （9）

• fuzzさん 2017/10/21 23:10:06

  パパさん、大丈夫でしたか？

  ぎっちゃんさん、こんばんは。
  
  ウィーン夫婦旅、素敵ですね～
  旅のパンフレットの表紙にでもなりそうな表紙のお写真！
  ホテルも素敵！
  ところで、ご主人お腹大丈夫ですか。
  旅行中、体調が悪くなると大変ですよね。
  ご本人も、一緒に同行する奥様も。
  でもその後に五つ星レストランでお腹が一杯になる程いただいたとの記述で安心しました(*^。^*)
  
  fuzz

  ぎっちゃんさん からの返信 2017/10/21 23:25:18

  RE: パパさん、大丈夫でしたか？

  fuzzさん こんばんは〜
  
  夫が お腹の調子が悪くなるのは いつものことなんで 慣れているんですよ。
  
  実は 旅行に出発する前日に突然 長男が帰ってきて 春巻きをしてくれというので
  春巻きをいっぱいして 食べました。
  そして あんまり美味しくもない機内食を ガツガツ食べて 食べ過ぎで 案の定 お腹こわしたみたいです。
  でも レストランに行く時は ちゃんと 食べるので 大丈夫なんです。
  1日のうち 1食は 日本から持ってきたご飯とカップうどんですませます。
  外食が 続くと ダメな人なので おかゆは 必需品ですよ(＾ ^ )
  
  優しい言葉 かけていただいて ありがとうございます。
  
  

• milkさん 2017/10/02 22:59:27

  インペリアルホテルのサービスが素晴らしい！

  ぎっちゃんさん、こんばんは☆
  
  最近、母が「オーストリアに行きたい！」と言い出したので、来年行く予定になりました♪
  母はエリザベートが好きで、「エリザベートゆかりの地巡り」を計画中なのですが、インペリアルホテルにはエリザベートとフランツ・ヨーゼフの肖像画があるのですね！
  これは良い情報をありがとうございます♪
  
  それに、このカフェ・インペリアルのサービスが素晴らしいですね。
  本当ならひとり分のオーダーなのに快く応じて下さり、しかもちゃんと分けてサーブしてくれるなんて！！
  私、このポテトスープ大好きです♪
  
  ウィーンの街並み、素敵ですよね。
  シュテファン寺院などを見学する時間がなかったのはもったいないような...。
  再訪決定ですね(^_-)
  
  ザルツブルクではホテルザッハーに泊まるのですね！
  羨ましいです。
  でも、ウィーンで泊まるよりはお安いですよね。
  カフェは利用した事がありますが泊まってはいないので、次の旅行記も楽しみにしています。
  
  milk

  ぎっちゃんさん からの返信 2017/10/04 10:07:30

  RE: インペリアルホテルのサービスが素晴らしい！

  milkさん こんにちは〜
  
  あら 来年 お母さまといっしょに オーストリアに 行かれるのですね。
  エリザベート好きのお母さまなら インペリアルホテルの優雅なお部屋は
  喜ばれるでしょうね。
  
  楽友協会のお隣ですし ウィーンでの 音楽会は 夜遅くなりますので音楽会の後も すぐに ホテルに帰れるのもいいですね
  
  ホテルザッハーは ザルツブルクの方にしました。
  なんといっても ザルツァッハ川のほとりに建ち お城がみえるロケーション最高のところなので ウィーンとは 違ったよさが ありました。
  
  来年 楽しみですね。
  
  私のタブレットでは この頃 4トラの旅行記を読みにくく すぐに フリーズしたりして
  再起動になっているので なかなか みなさんの旅行記に遊びにいきにくくなっております。
  
  milkさんのロンドン バルセロナ ブリュッセル旅行記 とっても気になっているのですが
  まだ 訪問できていないで 申し訳ありません。
  ちゃんとしたデスクトップのパソコンで また ゆっくりと 読ませていただきます。
  
  ありがとうございました。
  
  

• たらよろさん 2017/10/02 22:40:34

  素敵な街ですね♪

  こんばんは、ぎっちゃん
  
  ウィーン☆
  洗練された素敵な都市ってイメージなんだけれど、、、
  尖塔が印象的なゴシック様式の建造物にヨーロッパをヒシヒシと感じるなぁ♪
  ウィーンといえばのザッハトルテ☆
  食べに行きたいよ♪
  それに、私はエリザベートが大好きなので、
  ぜひ彼女の足跡をたどってみたいなぁ。
  
  いつかいける日を夢見て、ぎっちゃんさんの旅行記を楽しませて頂きます♪
  
  たらよろ

  ぎっちゃんさん からの返信 2017/10/04 09:48:05

  RE: 素敵な街ですね♪

  たらよろさん こんにちは〜
  
  > ウィーンといえばのザッハトルテ☆
  ウィーンは 素敵なカフェがたくさんあって ザッハトルテのみならず
  美味しいケーキと 美味しいコーヒーが いただけるので たらよろさんにぴったりの街ですよね。
  
  > それに、私はエリザベートが大好きなので、
  > ぜひ彼女の足跡をたどってみたいなぁ。
  
  王宮や 離宮で エリザベートのお部屋や調度品も見学できますし お嫁入りの時の馬車なども ちゃんと保存されているのですよ。
  このお庭から エリザベートが 馬に乗って 駆けていったのねとか エリザベートは この窓から何を思って この景色をみていたんだろうと 思いにふけることが できました。
  
  今朝のNHKでも ウィーンが 世界遺産危機地区だと 放送されていましたが
  歴史地区が そのまま 残っている間に ぜひ 行ってみて くださいね。
  私も もう一度 行ってみたいです。
  
  ありがとうございました。
  
  

• マズウェルさん 2017/10/01 20:25:30

  ウィーンいいなー(´∀｀*)

  ぎっちゃんさま
  
  こんにちは(^-^)。いよいよ街歩き開始ですね。ウィーンはホントにきれいな街ですよね～。旅行記を見ていて、また行きたくなってしまいました。
  
  あの地下のANKER、なんどかサンドウィッチを買いましたよー(´∀｀)。自分が行ったところを他のトラベラーさんの旅行記で見るのは楽しいですね。
  
  ウォーキングツアーということですが、トラムも使わず、全部歩かれたのですか(=ﾟωﾟ)？けっこうな距離ですよね。でもお天気も良くて、街歩きには最高ですね♪
  
  ウィンナーシュニッツェルはホントに巨大ですよね。わたしは１人で食べましたが(笑)。ウィーンはごはんもケーキも美味しいし、ホントにまた行きたいです(´∀｀*)。
  
  
  マズウェル

  ぎっちゃんさん からの返信 2017/10/01 22:16:19

  RE: ウィーンいいなー(´∀｀*)

  マズウェルさま
  
  こんにちは〜
  
  マズウェルさんも 地価のANKERで サンドイッチを買われたんですね。
  美味しそうなパンが 並んでいましたね。
  
  ガイドさんと回ったときは 徒歩でしたが その後は 体力温存のために
  トラムやUバーンに チョコチョコ乗りました。
  乗り放題パスを買っているので とても 気楽に乗り降りできたのが よかったです。
  
  マズウェルさんは あの巨大なウィンナーシュニッツェルを おひとりで 食べられたんですか？
  薄いから 大丈夫っていう人も いらっしゃいますが サラダも スープも かなりの量で
  朝に お腹いっぱい食べていたので 私たちは シェアで 満足いたしましたよ。
  
  ほんと ウィーンは いい街ですよね。
  写真もいっぱい撮り過ぎて 整理するのに時間が かかってしまいますね。
  
  また つづきも なるべく 早く書こうと思いますので
  よろしければ 遊びにきてください。
  
  ありがとうございました。
  
  
  
  
  
  
  
  
  

  マズウェルさん からの返信 2017/10/01 22:47:23

  Re: ウィーンいいなー(´∀｀*)

  なんか４トラがヘンですね。さっきいいね！をしたのに票が入らない…。ちょっと時間を置いて試してみますね。
  
  
  マズウェル