2017/09/25 - 2017/09/25
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ドクターキムルさん
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横浜市栄区笠間3に鎮座する鹿島神社は田立(ただち)の民の鎮守である。古くは田立と笠間は島で、田立と笠間の間に小さな島(丘)があり、鹿島神社が鎮座してきた。勧請年月日は不詳である。古老によれば、往時より氏子の崇敬厚く年々祭祀の厳修されせていたが、明治41年(1908年)9月26日、一村一社との国の方針により、村社青木神社に合祀させられ、神殿は遙拝所として在置していたが、氏子の要望が高まり、昭和25年(1950年)に青木神社から分祠し旧に復したとされる。
鹿島神社は東北に向き、鎮座している丘は檜林である。鎌倉郡内の神社には檜が植えられていることが多い。一の鳥居は石鳥居で貫は取り替えられているが本体には文化11年(1814年)銘があり、通常の大きさの石鳥居で関東大地震でも倒壊しなかったのは珍しい。また、二の鳥居もあるがこちらはコンクリート製で明治になって明治41年(1908年)までに建てられたのであろう。一の鳥居、二の鳥居の前にはいづれも石段があり、社殿までは結構上るのであるが、今では北西側、南西側には高層マンションが立ち並び、マンションの高さよりも低くなってしまっている。
階段横には庚申塚があり、寛文11年(1671年)以降の庚申塔3基と石仏1体が並んでいる。石鳥居の建立時期よりも早い江戸時代前期には鹿島神社はあったことが伺える。
神社横の急な階段を下りた。小路を出ると「岩井口」のバス通である。
(表紙写真は鹿島神社社殿)
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掲示板と鹿島神社の石段と一の鳥居。
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「鹿島神社」社号標石。
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庚申塚。
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「庚申塔」(萬延元年(1860年)銘)。
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萬延元年(1860年)銘。
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「庚申供養」塔(正徳2年11月28日(1712年12月25日)銘)。
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石仏(延宝6年(1678年)銘)。
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庚申塔(寛文11年(1671年)銘)。
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常夜灯と石鳥居。
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階段。
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文化11年(1814年)銘。
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鳥居の貫の部分が新しくなってはいるが、本体が200年余り前に建立されたもので、関東大震災でも倒壊しなかったようだ。よほど、この丘が頑丈だったのだろう。
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金木犀。
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檜の参道の向こうに階段と鳥居と社叢。
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階段と鳥居。
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コンクリート製の鳥居だ。
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手水鉢。
「鹿嶋大神宮」、「相模笠間村田立 11名の名前 享保十九年寅正月吉日」。
享保十九年は1734年。 -
鹿島神社社務所。
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「鹿島神社社務所」。
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奥の社叢。
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鹿島神社社殿。
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鹿島神社社殿の龍の彫刻。
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鹿島神社社殿の木鼻。
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鹿島神社社殿の木鼻。
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鹿島神社社殿の彫刻。
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「私たちの鎮守様 鹿島神社」(1枚目)。
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「私たちの鎮守様 鹿島神社」(2枚目)。
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「国常立尊御嶽大神 三笠山神社 八海山神社」。
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「天祖天神」。
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不動明王。
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「奉祝 天皇陛下御在位六十年記念植樹」。
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手水鉢。ここにも奉納者の名簿が。
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朱鳥居。
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稲荷社。
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稲荷社。
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稲荷社の狛狐。
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稲荷社の狛狐。
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鹿島神社社殿。
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鹿島神社の猫。
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鹿島神社横の畑にケイトウ。
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