2017夏、東北に想いを馳せて．．．秋田・青森・岩手への旅(3日目、蕪嶋神社・種差海岸を行く道から、あまちゃんの故郷久慈！そして野田村へ）

2017/08/10 - 2017/08/13

2017の夏休みは、ずっと想い続けていた北東北へ行って来ました。東北は20代の頃、夏はバイク・冬は列車でよく訪れたお気に入りの地！5年前の夏は、仙台・石巻・南三陸・陸前高田・遠野をマイカーで周りました。そして今回は、往復飛行機とレンタカーを利用して秋田・青森・岩手そして仙台を巡る旅です。その中でも訪れたかった所が、田沢湖・十和田湖・奥入瀬渓流・酸ヶ湯温泉・久慈・野田村そして東北新幹線に乗ることです。
数十年ぶりに訪れた北東北は、変わってしまった所もあれば変わらない良さもある、本当に素敵なところでした。天候には恵まれないこともありましたが、行って良かった東北！ずっと想い馳せていた旅ができました。
１日目・・セントレア(7:45発ANA1837)→秋田空港(9:05着) レンタカー 田沢湖　～　十和田湖・星野リゾート奥入瀬渓流ホテル泊
2日目・・早朝、渓流モーニングカフェ&奥入瀬渓流散策 。午後 、八甲田ロープウェイ&山頂散策 　 酸ヶ湯温泉泊
3日目・・蕪島神社・種差海岸経由～久慈（あまちゃんハウス）　午後、久慈観光ツアーバスにて小袖海岸・琥珀博物館　　国民宿舎えぼし荘泊
4日目・・国道45号線を走行　～　釜石大観音　～　一ノ関（レンタカー返却）一ノ関駅発15:50やまびこ52号→仙台駅（16:22着）→仙台空港駅 　仙台(20：00発ANA370) →セントレア(21：20着)

3泊4日旅の3日目は、朝から雨の中を北三陸に向かいました。蕪島・種差海岸への美しい「道」を走り、あまちゃんの故郷の久慈・小袖海岸へ。どっぶりハマっていた「あまちゃん」！いつか必ずロケ地を訪れてみたいと思っていて、ようやく念願が叶いました。そして宿泊は野田村にある国民宿舎えぼし荘へ。
野田村は、若い頃にバイクで東北を旅している時に宿泊した「野田ユースホステル」があった地。野田ユースホステル（ＹＨ）は、廃校なった小学校を利用した施設で海に近い高台にある木造校舎が印象的でした。現在は閉館となり近くにキャンプ場あると聞きました。ちょうどお盆時期に泊まった夜、ＹＨで知り合った仲間と地元の盆踊り大会に参加。地元の人たちは旅の途中の若者達を温かく迎え入れてくれて、一緒に楽しく盆踊りを踊りました。そんな思い出から長い年月が経ち、そして3.11・・・。私には何もできませんが、今回の旅では野田村に行って宿泊することにこだわりました。一日雨の天候でしたが、訪れてみて本当によかった北三陸です。

エリア 久慈(岩手)

• 旅行の満足度: 5.0

「つづきはここ（北三陸）にある」ということで・・北三陸へ行きます。

久慈駅

朝から雨の天候・・

気温は１４℃、真夏なのに寒～い！

十和田市・八戸市を経由して蕪島に来ました。
この先はずっと海岸沿いになりますので、津波の被災地域でもあります。
ここ蕪島の駐車場・トイレはきれいに整備されています。

八戸観光案内

蕪島を訪れるのは2回目。随分ときれいに整備されているので驚きです。

蕪島 自然・景勝地

蕪嶋神社仮社務所
蕪島にある蕪嶋神社の社殿は大震災でも耐えたのですが、2015年11月の火事により焼失しました。当時大きなニュースになり映像が配信され、とてもショックを受けた覚えがあります。現在はこちらが仮社務所になり、御朱印をいただきました。

再建を願うばかりです。

この先は立ち入り禁止となっています。

かわいい絵入りの御朱印

蕪嶋神社御朱印

ウミネコと蕪嶋神社鳥居

ウミネコは意外にも少なかったです。

きれいな休憩所もあります。
ここで八戸の高校生グループがボランティア活動で観光案内をしていました。
時間があれば話しを聞きたかったのですが、お昼までに久慈へ着きたかったので「頑張ってください」とだけ声を掛けて蕪島をあとにしました。

東北の太平洋側の特有の気候「やませ」でしょうか？真夏なのに荒れた天候で寒いです。

「道」
東山魁夷画伯の名作「道」のモデルになった美しい風景の道を走ります。

もうすぐ種差海岸に着きます。

路線バスにも種差海岸の風景が描かれています。

種差海岸

天然芝と海の美しい海岸ですが、悪天候のため近付くことは断念しました。
右が久慈方面

種差海岸 自然・景勝地

種差海岸

左が八戸方面

種差海岸インフォメーションセンター

とても綺麗な建物で、三陸復興国立公園の案内と休憩所になっています。

種差海岸インフォメーションセンター 名所・史跡

ここでも八戸の高校生の皆さんがボランティア活動をされていました。

また機会があれば、「みちのく潮風トレイル」として、ウォーキングも楽しんでみたいです。

国道45号線を走ります。
国道45号線は青森県青森市から宮城県仙台市までの太平洋沿岸を走るルートです。

12時前に、久慈に到着しました。
車は駅横の市営パーキングに駐車します。

駐車場から三陸鉄道の出発前の観光列車が見えます。
本当は三陸鉄道に乗りたかったのですが、今回の旅では小袖海岸へ行くこと優先して三陸鉄道に乗ることは諦めました。でも、いつかは乗りに行きます。

久慈駅
「あまちゃん」では北三陸駅として、よく登場しました。

久慈駅 駅

駅前デパート

「リアス亭」
駅中の食事処。
ウニ弁当が有名ですが、こちらで天ぷらそばを食べました。

三陸リアス亭 グルメ・レストラン

駅の中では「あまちゃん」にちなんだ展示が多くあります。

アキとユイちゃんになりきって、写真を撮れます。

のんちゃんのサイン入りポスター

「ひよっこ」みね子役も良かったですね。

今見ると、懐かし～い

あまちゃんハウス
駅からすぐの所にあります。

ここは是非とも訪れたかった所なので、ワクワクします。

北三陸鉄道きっぷ売場

ジオラマ

衣装

こちらでも、なりきり写真が撮れます。

北三陸鉄道

いつかは乗ってみたい！

運転再開できて良かったです。

海女カフェ看板

「あまちゃん」に想いを馳せる素敵な施設です。ドラマを見ていた人には是非！オススメです。

駅近くの商店のシャッターに絵描かれたイラストが、とても素敵です。

こちらも、すごくいいです。
もっと他にもあるようですが、バスの時間が迫っているので駅に戻ります。

JR久慈駅

久慈の名産「琥珀」のショップもあります。

「ねまーる号で行く！久慈満喫ツアー」に参加します。
小袖海岸へ行く道がとても狭いと聞いていたので、慣れないところをウロウロするより、安心のツアーをネット予約しました。（大人2000円）
13：15久慈駅出発です。参加人数は15人ぐらい？
天候の影響もあると思いますが、真夏のお盆休みの時期としたは少し寂しいかな？

海沿いの狭い道を、運転手さんが安全運転で走ります。
やはり、車のすれ違いが大変な狭い道です。

海は荒れています。

あっ！この風景・・

東山魁夷画伯の「唐招提寺御影堂障壁画」を彷彿とさせます。

（豊田市美術館で開催された時の看板より）

つりがね洞

もうすぐ小袖海岸

小袖海岸

この風景！感動だけどちょっと遠い。

「あまちゃん」オープニングの登場する防波堤と灯台です。
しかし・・この悪天候では近付くことが出来ません。残念です。

じぇじぇじぇ発祥の地

久慈海岸・小袖海岸 (あまちゃん街道) 自然・景勝地

監視小屋へ行く道

ロケ地だよ・・の看板

マンホールも北限の海女

素潜り実演場(7月～9月の土・日・祝に実演）
時間の都合で観られませんでしたが、今日のような荒れた寒い天候でも実演があるようでした。海女さんの仕事は本当に大変だと感じます。

夫婦岩

大津波でも切れなかった「夫婦岩のしめ縄」

蒼く美しい海のはずですが、今日は荒れています。

向こう側が港と駐車場です。

小袖海女センター
東日本大震災で流された全施設に代わり平成27.4月にオープン
観光案内所・売店・展示施設・軽食コーナーがあります。

小袖海女センター 名所・史跡

まめぶ汁

ドラマでも度々登場して、ここに来たら絶対に食べてみたかった一品です。

初めていただきます。

「甘いんだか？しょっぱいだか？」・・・どんな味なんだろう？と思ってたべてみたところ、う～ん、これはとても美味しい！
けんちん汁のような感じで具がたくさん！そこに柔らかい少し甘めのまめぶがとて美味しくって、気に入りました。
もちろん、お土産用のパックも買って帰りました。

そしてこちらも気になってしまい・・
寒いけど食べるのは今しかない！ということで・・

あま塩ソフトクリーム、いただきます。

これも絶品！濃厚なクリームに塩加減？が絶妙でオススメです。

そろそろバスの出発時間です。

自販機のイラストも、いいですね。

小袖海岸
あまちゃんの舞台となった場所を訪れることが出来て、ホント良かったです。

続いてやって来たのが、久慈琥珀博物館

久慈は昔から琥珀の産地であり、特に虫が入っていると希少価値なんて！あまちゃんで知りました。

久慈琥珀博物館 美術館・博物館

森の中にある博物館の雰囲気は、とてもイイです。

太古からの琥珀の歴史を学ぶことができます。

久慈と琥珀・・とても興味深い展示でした。

続いて来たのが、道の駅くじ　やませ土風館

道の駅ですが、久慈駅に近い町の中にあります。

お祭りの山車の展示

道の駅くじやませ土風館(土の館) 道の駅

復興写真展

がんばろう！久慈・野田

今回のツアーバスです。悪天候の中、ありがとうございました。
利用して良かったと思います。

「続編は北三陸にある」のポスター

是非、再び続編を観に北三陸へ行きたいです。

久慈から今日の宿泊地、野田へ車を走らせます。

野田村で寄りたい所もありましたが、相変わらずの雨と寒さで車を停めて寄り道をすることはやめました。

宿への入り口は、サーフボードを抱えた「のんちゃん」が目印！

国民宿舎えぼし荘

三陸の海の見える宿として人気です。　
駐車場は満車状態です。日帰り入浴の利用が多いようです。

国民宿舎えぼし荘 宿・ホテル

昭和の雰囲気の建物と館内です。私は好きですが・・
フロントは混雑していましたが、スタッフの方の対応は良かったです。

部屋は和室のバス・トイレ付

テレビ・冷蔵庫・金庫も装備
狭いながらも、きれいになっています。

窓からの景色はオーシャンビューのはずですが、生憎の天気で見えません。

夕食はレストランでいただきます。

夕食

野田産の「荒海ホタテ」

身が大きくぷりぷりで美味しい！

焚きたての釜めしも美味しいです。

ウニのお吸い物も美味しいですが、生ウニも食べたかったです。

デザートの野田塩プリン

塩の産地「野田」ならではの一品。これはとても美味しいです。

お土産品コーナー

野田塩と・・

地元の方の手作りコースターと石鹸を購入しました。

おやつに、久慈の黒豆ケーキと塩どら

「北リアスの砂浜に魅せられて」　野田村

今回は天候に恵まれませんでしたが、いつか再び野田村をのんびりと訪れてみたいです。