ニューヨーク、80時間ドタバタ旅行記　④リバーカフェで朝食を（ブルックリン）

2017/09/11 - 2017/09/15

東の空から真っ赤なお日様がのぼりました。
二日目は、朝からブルックリン。
『リバー・カフェ』での朝食からスタートです。
ステキな夜景のポイントですから、ディナー予約は大変。
そこで、オープンエアでの食事も期待して、朝食を予約しておきました。
（OPEN TABLEにて）
そして、移動は船（イーストリバー・フェリー）。
心がゆったりしていく、ステキな朝の始まりです。

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

二日目の日の出時刻は、6時33分。
真っ赤な太陽が、東の地平線からのぼってきました。
ブルックリン地区中心に過ごす今日一日、
まずまずの天気が期待できそうです。

ミレニアム ヒルトン ニューヨーク ワン UN プラザ ホテル

ホテルから見える、ペプシ・コーラのネオンサイン（ランドマーク）。
昨年、ランドマークに認定された由。
もとは、1930年代、クイーンズ地区の、
ペプシコーラ瓶詰工場にあったものが移転を繰り返し、
2013年、この地に落ち着いたものなのだそうです。

既に、通勤フェリー（あとで乗ります。）は航行中ですし、
貨物を運ぶ艀は、佳境に達しているようです。

早目にホテルを出発しようと歩いていると、１階ラウンジに、
いくつもの集団が出来ていました。
報道取材を受けているように見える集団もあり、
今日から、国連総会が始まることを思い出させてくれます。

私達は、ブルックリン橋袂にある、リバーカフェで朝食。
目覚めが少し早目だったので、予定を早め、
7時22分発の、イーストリバー・フェリーを目指します。

ミレニアム ヒルトン ニューヨーク ワン UN プラザ ホテル

国連本部の対面。
「NYPD」ロゴの入った、移動式小屋（？）が用意してありました。
そういえば、これ以外にも、コンクリート製のバリケードと、
それを運搬する為のフォークリフト等々、周囲に用意してありました。

国連本部 建造物

一番街を南へ歩いて行きます。
フェリー乗り場は、34丁目ですので、およそ10分。
（１ブロック、南北は１分、東西は3分が徒歩の目安です。）
ここは、38丁目あたり。
１週間前から始まった新学年でもあり、
スクールバスの到着を待つ、親子たちです。

右側はFDR、左側がイーストリバーです。
フェリーに乗るにはチケットを買います。
この時間帯（午後に来たときも同じでしたが）は、
機械式の券売機で買うのですが、クレジットカードのみです。

ところが、ここで問題発生。
日本のクレジットカード、どれを試しても読めないのです。
出航時刻は迫ってくるし、どうしましょう？

イーストリバーフェリー (ニューヨークウォーターウェイ) 船系

そんなときは、乗船の列に並んで、船に乗る際に、
「クレジットカードが使えなかったよ」と言いましょう。
案外、船員さん達も馴れっこで、
「じゃぁ、船の中で買ってね。」って。

乗船してから、担当のお姉さんのところへ行くと、
何ということでしょう、ちゃんとカードが通ったのです。
不思議・・・
でも、これも、アメリカなのですから、悩んだりしないことです。

イーストリバーフェリー (ニューヨークウォーターウェイ) 船系

34丁目のターミナルから、イーストリバーを下っていきます。
景色も眺められるし、渋滞知らずのフェリーってステキ。
これで、１乗船２ドル75セントって、本当にオ・ト・ク！
フェリーには、室内の１階と、オープンエアな２階とがあるので、
季節の良いときには、２階で、川をわたる風を感じながらのクルーズもおすすめ。
ただ、結構スピードを上げて進むときもありますから、羽織るものをお忘れなく！

ウィリアムズバーグ橋 建造物

朝陽を浴びるクライスラービル

クライスラー ビル 現代・近代建築

そして、国連本部の建物。
単なる交通手段じゃなく、旅行客には、景色も楽しめ、
クルーズ船状態です。

国連本部 建造物

エンパイアステートビルが真横に見えてきました。
ちょうど、34丁目のターミナル（右下の白いところ）から出航し、
一旦バックしてから南下を始めます。
ビルとビルとが重なりあったりして、面白い風景も楽しめます。

エンパイア ステート ビル 現代・近代建築

ね、少し後ろを振り返ると、クライスラービルが見えてます。
さっき、「H」状に見えたビルが、いくつかのビルの重なり合いだってことも
見てとれます。
が、最近のビルって、折れ曲がったり、くにゃくにゃしたりと、
芸術的なのかもしれませんが、私には、ちょっとピンと来ないのです。

クライスラー ビル 現代・近代建築

ウイリアムズバーグブリッジが見えてきました。
イーストリバーに架かるローワーマンハッタンとブルックリンとを結ぶ橋は３本。
北（上流）から、ウィリアムズバーグ、マンハッタン、ブルックリンの３橋で、
フェリーは、この順に橋をくぐって進んで行きます。
ちなみに、これらの橋を南から並べると『BMW』
Brooklyn、Manhattan、Williamsburgとなって、覚えやすいです。
（だからって、特に役に立つわけではないですが・・・）

ウィリアムズバーグ橋 建造物

ワンワールドトレードセンターが正面に見えてきました。
上流に向かう白い船体も、同じフェリーです。
このフェリー、通勤の足で、金融の中心であるローワーマンハッタンへ
出勤する人たちが数多く利用していると思います。
地下鉄も悪くはないですが、混み合うし、ときどき遅れるし、
その点、フェリーって、快適ですよね。

ワン ワールド展望台 建造物

ノース・ウィリアムズバーグターミナル
7時30分頃ですが、通勤の方々が並んで乗船を待っています。
https://www.ferry.nyc/routes-and-schedules/route/east-river/
コーヒーを持つひとが多いなか、マフィンの入った紙袋を持つひとも。
ステキな景色を眺めながら、朝食も頂きながら出勤って、うらやましい！
ただ、金融の中心地へ向かうだけに、スマホやタブレット派が多かったです。

ノース・ウィリアムズバーグの次は、サウス・ウィリアムズバーグターミナル
これから、橋をくぐって向かいます。
ウィリアムズバーグ橋、ちょっとガッチリ目の橋に見えます。

ウィリアムズバーグ橋 建造物

私たちの下船する「DUMBO」ターミナルに向かいます。
ちょっとスマートなマンハッタン橋、ワイヤーの美しいブルックリン橋が
どんどん近づいてきます。

マンハッタンブリッジ 建造物

橋の下に見える箱は、回転木馬

船着場を経るにつれ、通勤客と思しき方々も増えてきました
でも、皆座れるし、思い思いの時間を過ごしています。

マンハッタンブリッジ 建造物

陽光に輝くマンハッタンブリッジ

マンハッタンブリッジ 建造物

フェリー船内の、下船案内

ダンボ 散歩・街歩き

この辺りも、ずうっと、きれいになった気がします

ダンボ 散歩・街歩き

星条旗は、昨日の半旗のまま・・・

ブルックリン橋 建造物

自由の女神、＆　マンハッタンとスタテンアイランドを結ぶフェリー

自由の女神像 モニュメント・記念碑

加えてフェリーも
確実に、通勤時間帯に入ってきています。

自由の女神像 モニュメント・記念碑

ブルックリン橋の向こうには、市庁舎も見えています

ブルックリン橋 建造物

空高く、爽やかな朝です。

レイバー・デイ（労働者の日、９月の第一月曜日）の翌日から、
新学年が始まります。
およそ２ヶ月間の休暇明けでもあり、町中に、「学校が始まった」
のサインが溢れ、登校路には、お巡りさんやポリスカーが増えます。

ブルックリン橋 建造物

ステキなドレスを着用しての撮影会？
お子様たちが、お化粧も施しての写真撮影。
でも、新学年が始まったばかりだし、
ひょっとしたら、モデルさんだったのかもと思ったのは後のこと。

ブルックリン橋 建造物

朝食を頂く、The River Cafe

リバー カフェ 地元の料理

こちらのフェンスにも、絆の鍵がちらほら見えてます。

ダンボ 散歩・街歩き

至近距離にある、シェイクシャック

シェイクシャック (ダウンタウンブルックリン店) ファーストフード

ルークス・ロブスター
シェイクシャックと道路を挟んだ、ブルックリンブリッジの袂にありました。
グルメ密集地帯ですね！

陽が落ちる頃には、紫色の灯りが点ります。

ホームページはこちら
https://rivercafe.com/

リバー カフェ 地元の料理

お花や木々の手入れも行き届いたお庭

リバー カフェ 地元の料理

青々とした芝です。

リバー カフェ 地元の料理

シンプルな白い建物が、緑に映えます。

リバー カフェ 地元の料理

エントランスは重厚な感じ。

リバー カフェ 地元の料理

レストランの室内

リバー カフェ 地元の料理

オープンエアのテーブル
やわらかな風も心地よい朝なので、こちらの席をお願いしました。
（数は少ないものの、鳥さん達もいて、ハワイ島の朝に通じるように感じます。）

リバー カフェ 地元の料理

薔薇にハイビスカスなどなど、咲き誇る花々

リバー カフェ 地元の料理

そういえば、エントランスから歩いてくる店内も、お花がいっぱいでした。

リバー カフェ 地元の料理

こちらはエントランス近くにあるカウンター

リバー カフェ 地元の料理

真っ白なナプキンに、The River Cafeのシール。
ナプキンそのものにも、店名が織り込まれていました。
こだわりを感じます。

リバー カフェ 地元の料理

対岸、ローワーマンハッタンを見たい方用なのでしょう？、
エンパイアでも見たことのある、望遠鏡がありました。

リバー カフェ 地元の料理

メニューです。

リバー カフェ 地元の料理

各国語での表記（この頁だけですけれど）

朝食メニューそのものはこちら
https://rivercafe.com/breakfast/

リバー カフェ 地元の料理

フレッシュジュース
ほんと、しぼりたてで美味しかった！
パイナップルとオレンヂ

リバー カフェ 地元の料理

お席に着いたまま、生垣の間から、自由の女神の見えることに気付きました。

自由の女神像 モニュメント・記念碑

対面にはローワーマンハッタン

リバー カフェ 地元の料理

奥さんは、スモークド・サーモン・ベネディクト

リバー カフェ 地元の料理

私は、アボガド・トースト

余談ですが、朝食の写真を、フレンチレストランの奥様にご覧頂いていたら、
「アメリカンは詳しくないけれど、お皿はジノリだし、
きちんとしたレストランなのでしょうね」とのコメントを頂きました。
そんな、着目のポイントもあるんですね。

リバー カフェ 地元の料理

卵にナイフをそっと入れると、卵黄がトロッと流れ出しました。

リバー カフェ 地元の料理

デザートに「Chocolate Brooklyn Bridge」をお願いしました。
既におなかはいっぱいなのですが、どうしても食べたくて、
二人でひとつをシェアしました。

リバー カフェ 地元の料理

橋のプロムナード部分にナイフを入れ、半分に分けて味わいました。
濃厚だけど濃厚過ぎず、そして、決して甘すぎない、
美味しいおいしいチョコレートケーキと、
これまた美味しいチョコレートで作った、ブルックリンブリッジ。
食べるのがもったいないくらい！
行かれたなら、ぜひ、このデザート分のお腹を空けておいて、お試しください！

リバー カフェ 地元の料理

お隣のテーブルでも、私達のデザートに気付き、
あれ食べたいってオーダーされてました。
（おばさま方お二人も、１コをシェア）

リバー カフェ 地元の料理

次々と来客が。

ドレスコードのご参考まで
なお、HPにはドレスコードの記載が次の通り！
Jackets are required for gentlemen for dinner and anytime after 4 PM.
Ties are preferred.
Weekend Lunch and Brunch can be slightly casual, but too casual is
never allowed.
Appropriate footwear is required at all times.

リバー カフェ 地元の料理

同じく、ドレスコード、カジュアルの参考まで

リバー カフェ 地元の料理

天気もいいし、
ゆっくりと流れる空気と、お花の香りにつつまれた優雅な朝食のひととき。
今年行きそこなった、ハワイ島はハプナのオーシャンテラスでの朝食タイムの如く、
しっかり寛いでしまいました。

ブルックリン橋 建造物

歴史ある倉庫を活かしたお店づくりがされてて、ステキです。

ウェスト エルム (ブルックリン店) 専門店

Jacques Torres Chocolate。
ホットチョコレートを頂きたいと思っていたのですが、
リバーカフェで満腹、かつチョコレート系のデザートをいただいたので
店内を見物しておしましにしました。

ジャックトレス チョコレート (ダンボ本店) 専門店

こんな感じの店内です。
ステキでしょ！
私には、ハロウィン色に見えてしまいましたが…

ジャックトレス チョコレート (ダンボ本店) 専門店

お腹に余裕があったら、ぜひオーダーしてみたかったなぁ！

ジャックトレス チョコレート (ダンボ本店) 専門店

WEST ELMは家具屋さん

ウェスト エルム (ブルックリン店) 専門店

ブルックリン橋とワンワールドトレードセンター
回転木馬館も見えてます。

ブルックリン橋 建造物

イーストリバー沿いがエントランス。
（レストルームもありました。）

ウェスト エルム (ブルックリン店) 専門店

回転木馬、乗りたかったなぁ・・・

が、今日はお馬さん達の休養日！
”The horses need a rest!”
て、HPにも書いてありました。
http://janescarousel.com/
回転木馬と言えば、こちらとは関係ないと思いますが、
セントラルパーク（65丁目とセンタードライブの交わる辺り）にも
回転木馬があります。（ガラス箱のなかではなかったと思いますが。）

我が家にある油絵と似た構図の一枚。
ワンワールドトレードセンターではなく、ツインタワーですが…

ブルックリン橋 建造物

近くの園児のフィールドトリップでしょうか。
おそろいの洋服がかわいらしい！

ウェスト エルム (ブルックリン店) 専門店

おそらく、フィールドトリップの目的地だと思える公園とマンハッタン橋

マンハッタンブリッジ 建造物

皆さんが写真を撮られていたので、
わたしも、エンパイアと一緒にパチリ！

マンハッタンブリッジ 建造物

ここから、もう一枚！

ブルックリン橋が見えてきています。

石畳の道路と、手入れの行き届いた花壇。
とってもイイ感じです。
（これから、ブルックリンブリッジを歩いて渡ります！）