道東『釧路』でボーッと大自然を感じる旅　３

2017/08/29 - 2017/09/01

夏の旅行の行先を考えてたとき、
今年は海外ならアジアかマリアナなど近場、
国内なら、北海道か出雲とか湯布院とか。
日程的には1地方で楽しめる地域でないと難しい
おまけに確実に休みだと断言できるのが直前となる見込み・・・。
無難な地域にしとくか・・・。
ごはんとかその日で都合がつけれるホテルが多い地域で
時間変更のことを考えて航空便の多い地域
で、北海道。
東京からだと便数も豊富だしホテルが多いのも面倒でない。
旅館だとごはんの都合とか迷惑かけるからねー。
であれば札幌は飽きたし、函館も大陸の人が多いし
利尻や礼文だと天候に影響されやすいし
というわけで『釧路』。
自然だけだとまだ年齢的には楽しめきれないかな？
なんて不安持ちながら、調べると、なかなか面白そうやん！
3日にする？4日にする？それとも無理して5日・・・うーん。そこは最後まで迷ったが3泊4日。
結果ちょうどよかったように思います。

大自然に癒されにいきましょう。

エリア 釧路(北海道)

せっかくなので、阿寒湖を少しは見よう！と言われ駐車場を探す。
無料の駐車場もあるが、有料の駐車場と並んでいたりで不思議な環境。

今年、北海道ではあまり咲かなかったコスモスがここではイイ感じでした

北海道で5番目に大きい湖「阿寒湖」

雌阿寒岳なのかなぁ？

阿寒湖周辺は温泉宿になっていて、
私が永らく泊まりたいと思っている「鄙の座」もあったりする。
苦手な冬場にぜひ、泊まってみたい（勝手なイメージです、冬以外の季節もきっと素敵です）
（が、実際は冬の寒さがほんとダメなので一生無理なんだろうな）

んー　雄阿寒岳なのかなぁ？
そういう案内板とかがみつけられず。

もう山がわからないんだけど、活火山に囲まれ
「ボッケ」といわれる泥火山が観られる阿寒。
今回いけなかったけど「阿寒湖畔エコミュージアム」の駐車場から歩いてみにいけるそうです。
ボルケーノの語源らしいよ、ボッケ。

駐車場に戻ろうとすると
管理事務所のようなところに！

ネコ様！

写真撮らせてもらえませんか？
と猫様にお声かけると、止まってくれました。

シャドーストライプのタキシードをお召しになったおしゃれさん

可愛いです。
ネコ、この仔以外にも結構いました。
カラスとか野鳥もすんごいいたけど
みんなそれなりに肥えてて
ちゃんとそれぞれお世話係をもっているようだ

アイヌコタンを目指す道の大半は、
阿寒摩周国立公園になっている。
んで、こんな路面標識を何度もみました

そう「シカ注意」。
信号とかないからね、スピード出しやすいけどね
鹿は突然飛び出すそうですよ。
スピードはね、やっぱり守ろうね。

釧路に戻る道がね、なんだか農道？山道？
通っていい道？
ナビにルートされているとはいえ、こわい・・・
たまーに灯りがついてる牧場がみえるけど
灯りもなければ、なにもない。
ハイビームでないと怖い

舗装されているだけで安心する、でもケツいたいほど道悪い。
のちのち、グーグルマップで通った道をみたら、すんごいね。

釧路に戻り、夕食は
「炉ばた　しらかば」さん。

３つでてくるお通しのひとつ。
牡蠣豆腐。
太田和彦さんでも出てきてたな。

本気でね、お通しだけで結構満足できちゃうんだけど

女将たち（3人のおばばと、若ババがひとり）が
あれ喰え
これ喰え
と薦めてくる。
あまり自分の意見は取り入れてくれない。
今、うまいものをくえ、という親切心なんだろう。

ほや。
苦手だといったんだけど、でてきた。

たしかに、本州で食べるホヤのように臭いばっかりではない
食べれた。
驚いた。
本州で食べるものとは種類が違うらしい。
でも二人でこの量は多いな。

サンマ。
さすがに、まったく臭みなし。
釧路産のサンマは関東でもおなじみだけど
ここまで鮮度がいいと、ショウガさえいらない。

釧路は高倉健推し。
どっかの美術館かで展覧会をしてるそうだ。

これも名物「しらかば団子」
かぼちゃに白樺の樹液が練りこまれてるそうだ。
ワタシは残念ながら、腹いっぱいで食べれず。
まぢで、お通しだけで腹いっぱいなんだって！

炉端焼きの発祥がここ釧路だという。
炉辺の焼き師・焼き方さんといわれる料理人がいたりするお店も多いらしい。
この店でも年から年中炉には火がはいっていて
当り前の調理器具でもあり暖房設備のひとつでもあるそうです。
ちなみに夏場でもついてるけど、いちおうあるクーラーは今年は稼働せず。
扇風機で風向きさえ調整すれば、ぜんぜん暑くないそうです。

おばばたちとTV見ながら、なんでもない話をしながら飲み食い。
ほんと・・・ばーちゃんちみたいな居心地。
TVのことや、近所のこと、天気や旦那の悪口w
おちつくわー。
相方は翌日もここに来たがっていた。

繁華街栄町いろいろあって楽しいな。

で、ホテルに戻ると号外をくれた。

笑顔なく早口で事務的なフロントの人たちに
これ渡されて、なんといえばいいのかわからなかったな・・・
「ありがとう」なのか「ご愁傷様です」なのか
「気を付けましょう」なのか
正解がわからないので、こっちも無表情で会釈しておいた。