超弾丸！１泊３日パリ女ひとり旅～後編

2017/09/08 - 2017/09/10

１泊３日という無茶なパリ旅行２日目。

パリ滞在より移動時間のほうが長いという悲しい事実は無視して歩きまくりました。
もともとの計画よりも多くの場所に行けて大満足となりました。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヴァンヴの蚤の市に行くため早起きしてホテルで朝食。

昨日モンマルトルで買った「ル・グルニエ・ア・パン・アベス」のバゲットとカフェ「コクリコ」のピザみたいなパン。

コンクールで優勝したというバゲットは外はカリッ、中はモチッとしていて美味しかった！
ピザのほうはやっぱり温かいほうが良かった・・。

ヴァンヴの蚤の市へは開始の7時に着こうと思っていたのですが、6時代はまだ月が出ていて夜、という感じだったので少し明るくなってから出発。

8時過ぎにヴァンヴに到着。

蚤の市近く、カラフルな窓の建物。

まだ準備中のお店も多かったです。

食器、絵画、古本、おもちゃ・・アンティーク好きにはたまらない場所です。
朝早いのに地元客、外国人観光客で賑わっていました。

私のお目当ては古い写真。それの専門店があったので（お店の写真撮るの忘れた・・）大興奮で漁ってさあ買おう、と思ったら店主が居ない・・。
とりあえず他の店を回ってから戻ってもまだ居ない。
20分くらいはお店を空けてたけど、大丈夫なんでしょうか？
おかげで待ってる間に買うものが増えました。

メトロでサン・ジェルマン・デ・プレ教会へ。
晴れてよかったー。

すぐ横にはカフェ「レ・ドゥー・マゴ」

リードなしで走り回ってたワンちゃん。左のお姉さんが飼い主のようです。

裏側から。

徒歩でノートルダム寺院へ移動。

途中にあったラデュレはまだ開店前。

そういえばこの旅行中マカロンをひとつも買っていないという大失態を犯しました・・。

セーヌ沿いを歩きます。

川面がまばゆく美しいセーヌ。
パリに居るんだなーと実感。

かつて欄干が南京錠でいっぱいだったポン・デ・ザール。

反対側。

停泊していた船の窓辺に並ぶあひるちゃん。

散歩する親子もおしゃれ。

工事中の壁もおしゃれ。

「ポンヌフの恋人」の舞台になったポン・ヌフ橋。

ノートルダムに到着。
荘厳さに圧倒されます。

もうちょっと近くから。
彫刻も細かくて魅入ってしまいます。
でもあんまり時間がないからじっくり見られず（泣）

横にはヨハネ・パウロ２世の像が。

エッフェル塔など観光地には警備に当たる警察や軍人が。
思ったほど見かけませんでしたが、やはりテロが多発するヨーロッパに居るんだ、と緊張感が走りました。

裏側も美しいですね。

ここで有名な署名詐欺の女の子に声をかけられ腕をつかまれました。
振りほどきましたがちょっと怖かった・・。

来る前は治安が悪いという評判を聞いてビクビクしてたのですが、怖い思いをしたのはこことメトロの入口で浮浪者のおじさんに声をかけられたくらいでした。その時も無視して通りすぎたら特にしつこくはなかったです。

全景も。

セーヌ沿いはジョギングやサイクリングするかたが多かったです。

後ろにちょっと写っているのは開店前のブキニスト。

サン・ルイ島から。

人気アイスクリーム屋「ベルティヨン」でラズベリーのシャーベットをテイクアウト。
濃厚で美味しい！

学校前で遊ぶ少年たち。

アンティーク店が集まる「ヴィラージュ・サン・ポール」に到着。
が、お目当てのお店が開店前のためメトロでパッサージュ・パノラマへ。

メトロのミュージシャン。観光客が音楽に合わせてノリノリで踊っていました。

メトロの駅はそれぞれデザインが違って面白い。
これは確かシャトレ駅だったかな。

メトロはスリが多いとのことでめちゃくちゃ警戒していましたが、特に危険と感じることはありませんでした。

薄暗くてこわい路線もありましたが、若い女の子が目の不自由なおじいさんに席を譲ってあげたり（まあ当たり前ですが日本だとしない場合も多い）犬を連れたカップル（ケージなしで乗れる）におばあさんが「可愛いわねえ」と（たぶん）話しかけていたり、なんだかほのぼのした場面が多かったです。

パッサージュ・パノラマ。
＆白衣が似合うお兄さん。

美味しいらしいレストラン。
チェックのテーブルクロスとエッフェル塔が可愛いですね。

翼の生えたオオカミ（キリッ

めっちゃスタイルのいいお姉さんも記念撮影。

こちらは向かいのパッサージュ・ジュフロワ。

サン・ポールに戻ってきました。

きれいに整備されていて新しい感じの街でした。

八百屋？果物屋さん？の店先。

テラスでくつろぐ親子。
見かける子供全員可愛いな。

ヴィラージュ・サン・ポールでお目当ての「オ・プティ・ボヌール・ラ・シャンス」へ。

カフェオレ・ボウルや古い文具、絵葉書など可愛いものがいっぱい！
何時間でも居れそうだけど、長居できない。なんせ１泊旅行ですから（泣）

ここでも写真をいっぱい買ったらマダムが１枚おまけしてくれました。
メルシー。

本来はここまでの日程で１日かかるかと思っていたらまさかの午前中で終了。

なのでお昼をマレ地区にあるビストロ「カフェ・デ・ミュゼ」でとったあと、時間があったら行こうと思っていた狩猟自然博物館へ。

マレ地区を迷いながらうろうろ。
小奇麗な町並み。

なんとか着きました。

もともと貴族のお屋敷だったそうで、瀟洒な建物でした。

中ではクマさんや

シロクマさんがお出迎え。

天井には現代アートも。
不思議ですが魅惑的な空間。

他の人が写真をパシャパシャ撮っていたので私も撮っていたら、警備員のおじさんに「ちょっといい？フランス語話せる？」と話しかけられ、え、写真だめなの？怒られる？と思ったところ、「ちょっと来て」と展示室の間の小さなスペースに誘導され、指差す先を見ると・・。
あ、ネズミ！

絵に描かれたネズミちゃんがこちらを覗いております。

おじさん、いろいろ説明してくれたけど「描いた」っていう単語しか分からなかった（汗）

そしてこの写真を撮るとき設定をし忘れてフラッシュをたいてしまい「マドモアゼル！ノーフラッシュ！」と結局怒られてしまいました。
・・ごめん、おじさん。

他にも猟銃や狩猟に関する絵画が飾られています。

東京駅のKITTEにある東大付属博物館を優雅にした感じの美術館でした。
好き嫌いは分かれそうですが私は大変楽しかったです。

メトロでモンパルナスへ。

カフェ「ラ・ロトンド」

こちらは「ル・ドーム」

またしても迷いながら（しばらく反対方向へ歩いてた）
モンパルナス墓地へ。

来たかったのは「ニュー・シネマ・パラダイス」でお馴染み、俳優のフィリップ・ノワレさんのお墓。

奥にはワンコ。愛犬家だったのかな。

こちらはセルジュ・ゲンスブール。

メトロの切符、花、キスマークでいっぱいでした。死してなおモテ男。

バラが添えられた、一般の方のお墓。

さて旅も大詰め。
最後にサン・マルタン運河に行くためレピュブリックへ。

フランスの象徴マリアンヌ像。

風船を持って走る子供。

パリではたくさんの犬に出会ったものの（柴犬もいました）あんまり上手く撮れなかったんですが、この子だけはばっちり目が合いました。
私のフレンチブル愛が伝わったのでしょうか。

サン・マルタン運河。
思ったより小さな河でした。

ちょうど閘門が開いて船が通る場面に遭遇。

ゆーっくり進んでいきました。

そろそろ空港へ向かうためメトロでリヨン駅まで向かいます。

さよならパリ・・。

リヨン駅前のBus　Direct乗り場。

あー寂しいなー終わっちゃうんだーという気持ちでいっぱい。
なんかすごい晴れてきたし（笑）


こちらに着いたときはバスに乗るときやお店に入るときに挨拶するのがちょっと気恥ずかしかったですが、慣れてくるとBonjour、Au　Revoirとお互い笑顔で言っていたら、すごく良い気分になれました。

パリは店員さんが冷たい、との評判を良く聞きますが、愛想のいい方のほうが多かったように思います。

治安の方も、今まで訪れた中で一番悪そうだったのでかなりびびってましたが、路上生活の家族などはよく見かけたものの、特に悪いとは感じませんでした。

今ヨーロッパはテロなど心配が多いですが、ちゃんと危機管理をし、運が良かったのもあり、想像していたよりとても楽しく過ごすことができました。

また来たい！
今度はゆっくりと、そしてフランス語がもうちょっと話せるようになってから訪れたいです。

おまけ。

帰りの乗り継ぎ、ドーハの空港の巨大テディ・ベア。

頭にライトをかぶっているのは何故？



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せわしない日程の旅行記ではありましたが、読んでくださり、ありがとうございました。