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スイス鉄道は、以前はレアルプ(Realp)駅とオーバーヴァルト(Oberwald)駅の間にある標高2431mのフルカ峠を越えて列車が運行されていました。途中にローヌ氷河(Rhone Glacier)があり、有名な氷河急行の名前の由来にもなっています。1982年にフルカトンネルが完成した以降、峠越えの路線は廃止されていました。かつて蒸気機関車にけん引された客車が走り、景観の良いこの路線廃止を惜しむ沢山のボランティア達が路線を再現し、2010年から期間限定で蒸気鉄道の営業を始めています。フルカ山岳蒸気鉄道です。6月末から10月初旬までの週末(金土日)、3往復程度の運行のようです。乗客許容数も限られており、ハイシーズのチケット入手は容易ではないようです。<br />この路線の蒸気鉄道に乗車しました。急峻で曲がりくねった山岳路線を、ラック&ピニオン方式のレールをゆっくりと列車は進みました。レアルプ駅からオーバーヴァルト駅まで2時間ほどかかりました。トンネル経由だと20分程で両駅を行き来できるようです。<br /><br />フルカ山岳蒸気鉄道の駅員さんの説明では、20世紀初めに使われていた蒸気列車がベトナムに売却されていたことを突き止めて買い戻し、修理補修を行って運行できるようにしたそうです。客車は1920年代の状態が再現されています。途中の駅では列車すれ違いのため、10分程度停車します。景観のとても良い場所が多く、また蒸気機関車が風景にマッチしていますので、皆さん列車を降りて写真撮影の格好の機会として活用されていました。乗客には鉄道マニアも多いようで、蒸気機関車の写真を熱心に撮っていました。今回、幸い天候にも恵まれ、山岳蒸気鉄道乗車はとても良い思い出となりました。

復元蒸気鉄道でスイス山岳鉄道の難所、フルカ峠を越える

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2017/09/08 - 2017/09/08

212位(同エリア524件中)

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AandMさん

スイス鉄道は、以前はレアルプ(Realp)駅とオーバーヴァルト(Oberwald)駅の間にある標高2431mのフルカ峠を越えて列車が運行されていました。途中にローヌ氷河(Rhone Glacier)があり、有名な氷河急行の名前の由来にもなっています。1982年にフルカトンネルが完成した以降、峠越えの路線は廃止されていました。かつて蒸気機関車にけん引された客車が走り、景観の良いこの路線廃止を惜しむ沢山のボランティア達が路線を再現し、2010年から期間限定で蒸気鉄道の営業を始めています。フルカ山岳蒸気鉄道です。6月末から10月初旬までの週末(金土日)、3往復程度の運行のようです。乗客許容数も限られており、ハイシーズのチケット入手は容易ではないようです。
この路線の蒸気鉄道に乗車しました。急峻で曲がりくねった山岳路線を、ラック&ピニオン方式のレールをゆっくりと列車は進みました。レアルプ駅からオーバーヴァルト駅まで2時間ほどかかりました。トンネル経由だと20分程で両駅を行き来できるようです。

フルカ山岳蒸気鉄道の駅員さんの説明では、20世紀初めに使われていた蒸気列車がベトナムに売却されていたことを突き止めて買い戻し、修理補修を行って運行できるようにしたそうです。客車は1920年代の状態が再現されています。途中の駅では列車すれ違いのため、10分程度停車します。景観のとても良い場所が多く、また蒸気機関車が風景にマッチしていますので、皆さん列車を降りて写真撮影の格好の機会として活用されていました。乗客には鉄道マニアも多いようで、蒸気機関車の写真を熱心に撮っていました。今回、幸い天候にも恵まれ、山岳蒸気鉄道乗車はとても良い思い出となりました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
交通
5.0
同行者
その他
交通手段
鉄道
旅行の手配内容
個別手配
  • フルカ山岳蒸気鉄道への乗換駅レアルプ(Realp)です。通常のスイス鉄道はここからフルカトンネルを抜けてオーバーヴァルド(Oberwald)駅まで20分程です。フルカ峠越えの道路もありますが、列車に車を乗せてトンネル通過することもできます。写真の列車には車が乗りこんでいます。

    フルカ山岳蒸気鉄道への乗換駅レアルプ(Realp)です。通常のスイス鉄道はここからフルカトンネルを抜けてオーバーヴァルド(Oberwald)駅まで20分程です。フルカ峠越えの道路もありますが、列車に車を乗せてトンネル通過することもできます。写真の列車には車が乗りこんでいます。

  • 駅前の案内表示です。フルカ山岳蒸気鉄道の駅までは400m程の距離があります。

    駅前の案内表示です。フルカ山岳蒸気鉄道の駅までは400m程の距離があります。

    フルカ山岳蒸気鉄道 山・渓谷

  • フルカ山岳蒸気鉄道のレアルプ駅です。列車が停車しています。

    フルカ山岳蒸気鉄道のレアルプ駅です。列車が停車しています。

    フルカ山岳蒸気鉄道 山・渓谷

  • 先頭には蒸気機関車があり、煙をはいていました。

    先頭には蒸気機関車があり、煙をはいていました。

  • 蒸気機関車のプレートです。1913年の製造であることが分かります。

    蒸気機関車のプレートです。1913年の製造であることが分かります。

  • 客車です。

    客車です。

  • 客車内部は、1910-1930年代の状態で再現されています。仲間と指定された席で待っていると、年配の車掌さんが乗車券チェックにきました。

    客車内部は、1910-1930年代の状態で再現されています。仲間と指定された席で待っていると、年配の車掌さんが乗車券チェックにきました。

  • 乗車券チェックすると、小さなシャンペンボトルをグラスを持ってきてくれました。ウエルカム・ドリンクのようです。よく冷えたシャンペンを頂きました。

    乗車券チェックすると、小さなシャンペンボトルをグラスを持ってきてくれました。ウエルカム・ドリンクのようです。よく冷えたシャンペンを頂きました。

  • 定刻に列車は出発しました。最初は緩やかな登り勾配をゆっくりと進んでいきます。

    定刻に列車は出発しました。最初は緩やかな登り勾配をゆっくりと進んでいきます。

  • 小さな谷や小川を超え、煙を吐きながら蒸気列車は進んで行きます。速度は10-20km/h程度でゆっくりですので、外の景色をしっかりと観察できます。

    小さな谷や小川を超え、煙を吐きながら蒸気列車は進んで行きます。速度は10-20km/h程度でゆっくりですので、外の景色をしっかりと観察できます。

  • 最初の停車駅Tiefenbachです。停車時間がありますので、皆さん車外に出て写真撮影です。

    最初の停車駅Tiefenbachです。停車時間がありますので、皆さん車外に出て写真撮影です。

  • 機関車運転手が水補給をしていました。

    機関車運転手が水補給をしていました。

  • 客車内の掲示にフルカ山岳蒸気鉄道の再現に協力した方々が紹介されていました。沢山のボランティアの努力でこの鉄道が復元されたことが伺えます。

    客車内の掲示にフルカ山岳蒸気鉄道の再現に協力した方々が紹介されていました。沢山のボランティアの努力でこの鉄道が復元されたことが伺えます。

  • 列車は急な斜面を登っていきます。斜面には牛がいました。

    列車は急な斜面を登っていきます。斜面には牛がいました。

  • 長いトンネルを抜けると次の停車駅フルカ(Furka)峠に到着しました。この路線の最高地点で標高2160mです。

    長いトンネルを抜けると次の停車駅フルカ(Furka)峠に到着しました。この路線の最高地点で標高2160mです。

  • ここで列車すれ違いがあるため、列車は暫く停車します。乗客は列車から降りて、小休止です。

    ここで列車すれ違いがあるため、列車は暫く停車します。乗客は列車から降りて、小休止です。

    フルカ峠 山・渓谷

    以前は交通難所であったフルカ峠 by AandMさん
  • 峠の駅には操車台がありました。下方には谷間が広がっており、良い眺めです。

    峠の駅には操車台がありました。下方には谷間が広がっており、良い眺めです。

  • そろそろ出発です。これからは長い下りになります。

    そろそろ出発です。これからは長い下りになります。

  • 列車が走り始めました。ゆっくりと下って行きます。

    列車が走り始めました。ゆっくりと下って行きます。

  • 列車後方にはトンネルが見えています。

    列車後方にはトンネルが見えています。

  • ローヌ氷河(Rhone Glacier)ですが、氷河が後退しているため岩場状態です。この氷河が「氷河急行」の名前の由来だそうです。現在の氷河急行はこの路線を通っていませんので、車窓からローヌ氷河を見ることは出来ません。

    ローヌ氷河(Rhone Glacier)ですが、氷河が後退しているため岩場状態です。この氷河が「氷河急行」の名前の由来だそうです。現在の氷河急行はこの路線を通っていませんので、車窓からローヌ氷河を見ることは出来ません。

  • 渓谷の斜面に沿って列車は下って行きます。見事な景観の連続です。

    渓谷の斜面に沿って列車は下って行きます。見事な景観の連続です。

  • 渓谷の対岸に道路が見えました。フルカ峠越えの道路ですが、斜面が急なため綴れ折状態で急斜面を下っているのが良く分かります。

    渓谷の対岸に道路が見えました。フルカ峠越えの道路ですが、斜面が急なため綴れ折状態で急斜面を下っているのが良く分かります。

  • 斜面を下ると家並みが見えてきました。観光客が我々の乗った蒸気機関車の写真を撮っていました。

    斜面を下ると家並みが見えてきました。観光客が我々の乗った蒸気機関車の写真を撮っていました。

  • この駅(Gletsch)でディーゼル列車とすれ違いました。蒸気機関車にけん引されたクラシック調の客車とディーゼル列車けん引の現代的客車がこの山岳路線を走っています。所要時間はどちらも同じようです。

    この駅(Gletsch)でディーゼル列車とすれ違いました。蒸気機関車にけん引されたクラシック調の客車とディーゼル列車けん引の現代的客車がこの山岳路線を走っています。所要時間はどちらも同じようです。

  • 列車は再び走り始めました。

    列車は再び走り始めました。

  • 年配の車掌さんが、蒸気機関車やこの路線の歴史などを説明してくれました。客に合わせてドイツ語、フランス語、英語を使い分けていました。

    年配の車掌さんが、蒸気機関車やこの路線の歴史などを説明してくれました。客に合わせてドイツ語、フランス語、英語を使い分けていました。

  • 終点のオーバーヴァルト駅に到着しました。この駅で通常のスイス鉄道列車に乗り換えます。

    終点のオーバーヴァルト駅に到着しました。この駅で通常のスイス鉄道列車に乗り換えます。

    カートランスポートフルカ (フルカ車両輸送列車) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)

    峠越えを省略して車移動できるフルカ車両輸送列車 by AandMさん
  • 蒸気鉄道は折り返し運転され、次の出発時間が表示されていました。

    蒸気鉄道は折り返し運転され、次の出発時間が表示されていました。

  • 客車から蒸気機関車を切り離し、次の折り返し運転の準備に入ります。我々が乗車した列車も満席でしたが、次の列車にも沢山の人が乗り込んでいきました。フルカ山岳蒸気鉄道の人気が高いことが分かります。<br /><br />現在運行されている氷河急行(Glacier Express)はガラス張りの現代的な展望車で車両も大きくて快適です。蒸気機関車にけん引されたかつての氷河急行は、スピードも遅く、車両も小さめで、乗り心地などは現在の氷河急行には及びませんが、数十年前に観光客が体験したであろう状況を再現してくれました。スイス山岳をゆっくり走る列車から眺めた景観の美しさはしっかりと記憶に残ると思います。楽しい経験でした。<br /><br />

    客車から蒸気機関車を切り離し、次の折り返し運転の準備に入ります。我々が乗車した列車も満席でしたが、次の列車にも沢山の人が乗り込んでいきました。フルカ山岳蒸気鉄道の人気が高いことが分かります。

    現在運行されている氷河急行(Glacier Express)はガラス張りの現代的な展望車で車両も大きくて快適です。蒸気機関車にけん引されたかつての氷河急行は、スピードも遅く、車両も小さめで、乗り心地などは現在の氷河急行には及びませんが、数十年前に観光客が体験したであろう状況を再現してくれました。スイス山岳をゆっくり走る列車から眺めた景観の美しさはしっかりと記憶に残ると思います。楽しい経験でした。

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