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 「八森いさりび温泉ハタハタ館」トレーラーハウス泊。小雨交じりの天気。十二湖散策を取りやめ深浦へ。高台に上り海を眺め、深浦港まで歩き、折り返し来た道を戻り、駅近くで、また海を眺めていると、岩場が続くその先の島に人影と手すりが見えました。列車発車まで30分程、行って帰って何とか間に合いました。

2016シルバーウィーク 2 五能線、深浦散策、あきた白神ー川部車窓

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2016/09/22 - 2016/09/28

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旅行記グループ 2016年9月 東北

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ひよどり

ひよどりさん

 「八森いさりび温泉ハタハタ館」トレーラーハウス泊。小雨交じりの天気。十二湖散策を取りやめ深浦へ。高台に上り海を眺め、深浦港まで歩き、折り返し来た道を戻り、駅近くで、また海を眺めていると、岩場が続くその先の島に人影と手すりが見えました。列車発車まで30分程、行って帰って何とか間に合いました。

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  •  五能線深浦駅顔出しパネル。<br /><br /> 昨夜から雨。小雨が残る生憎の天候。十二湖散策(バスは最低限で歩きまわる予定)は中止しました。<br /> 元来、観光案内のモデルコースから外れた場所に惹かれるので、あまり残念とも思わず、お散歩できそうな深浦にプラン変更。<br /> トレーラーハウスで寛いでいるうちに、空模様は霧雨程度まで回復、あきた白神11:39分発で深浦に出発。帰りは深浦を14:50に発ちます。深浦には2時間半位の滞在です。<br /> 深浦駅をおりて左手に向かうと歴史民俗資料館があるそうです。時間があれば見るという仮の目的地に決めて、行き当たりばったり駅を出ました。<br /> まず、改札口脇の顔出しパネルに引っかかりました。リゾート白神です。顔出し穴は正面窓の中央、運転手に変身ではなく、車輌に変身。「くまげら」になったり、「橅」「青池」になったり、顔入り写真3枚撮りました。無邪気に楽しめます。<br /> こんな調子なので、資料館見学は無理でしょうね。

     五能線深浦駅顔出しパネル。

     昨夜から雨。小雨が残る生憎の天候。十二湖散策(バスは最低限で歩きまわる予定)は中止しました。
     元来、観光案内のモデルコースから外れた場所に惹かれるので、あまり残念とも思わず、お散歩できそうな深浦にプラン変更。
     トレーラーハウスで寛いでいるうちに、空模様は霧雨程度まで回復、あきた白神11:39分発で深浦に出発。帰りは深浦を14:50に発ちます。深浦には2時間半位の滞在です。
     深浦駅をおりて左手に向かうと歴史民俗資料館があるそうです。時間があれば見るという仮の目的地に決めて、行き当たりばったり駅を出ました。
     まず、改札口脇の顔出しパネルに引っかかりました。リゾート白神です。顔出し穴は正面窓の中央、運転手に変身ではなく、車輌に変身。「くまげら」になったり、「橅」「青池」になったり、顔入り写真3枚撮りました。無邪気に楽しめます。
     こんな調子なので、資料館見学は無理でしょうね。

  •  深浦駅前の大間越街道(能代ー弘前)は海岸線と五能線の間を通る江戸時代から続く道です。<br /> 街道を能代方向に200メートル程行くと左手に五能線の踏切があります。その踏切を渡りきった所から、高台の上まで斜面をジグザグと続く道を発見。<br /> 深浦を高い所から一望したい衝動にかられ、登ってみることにしました。

     深浦駅前の大間越街道(能代ー弘前)は海岸線と五能線の間を通る江戸時代から続く道です。
     街道を能代方向に200メートル程行くと左手に五能線の踏切があります。その踏切を渡りきった所から、高台の上まで斜面をジグザグと続く道を発見。
     深浦を高い所から一望したい衝動にかられ、登ってみることにしました。

  •  つづら折りの階段を登りきると、お社のある公園がありました。そして、地震発生時の津波避難所でもありました。

     つづら折りの階段を登りきると、お社のある公園がありました。そして、地震発生時の津波避難所でもありました。

  •  高台からの眺望 (南)<br /><br /> 入前崎の方向。深浦港を背景に町役場。

     高台からの眺望 (南)

     入前崎の方向。深浦港を背景に町役場。

  •  高台からの眺望 (北)<br /><br /> 行合崎方向。 眼下に深浦駅(右)、写真中央の島が「大岩」。撮影時には島の名前も知らず、歩いて渡れることも知らなかった「大岩」です。

     高台からの眺望 (北)

     行合崎方向。 眼下に深浦駅(右)、写真中央の島が「大岩」。撮影時には島の名前も知らず、歩いて渡れることも知らなかった「大岩」です。

  •  次に立止まったのが、この木造建物です。外壁は秋田杉なのでしょうか?<br /> 深浦まで乗ってきた五能線のいくつかの駅舎や車窓からも、同じような風合いをした建物を見かけました。<br /> まだ実物を見ていませんが、五能線轟木駅もこんな感じだったような気がします。

     次に立止まったのが、この木造建物です。外壁は秋田杉なのでしょうか?
     深浦まで乗ってきた五能線のいくつかの駅舎や車窓からも、同じような風合いをした建物を見かけました。
     まだ実物を見ていませんが、五能線轟木駅もこんな感じだったような気がします。

  •  深浦歴史民俗資料館にたどり着きましたが、すぐそぱの大きな岩とトンネルが目に飛び込んできました。<br /> 猿神鼻岩洞門と呼ばれ、道を塞ぐように張り出す大岩は、古くから深浦の名所で、明治になってトンネルが掘られたようです。<br /> 近すぎるのか見上げても、どこが猿の顔かよくわかりません。

     深浦歴史民俗資料館にたどり着きましたが、すぐそぱの大きな岩とトンネルが目に飛び込んできました。
     猿神鼻岩洞門と呼ばれ、道を塞ぐように張り出す大岩は、古くから深浦の名所で、明治になってトンネルが掘られたようです。
     近すぎるのか見上げても、どこが猿の顔かよくわかりません。

  •  反対側に回って見ました。 

     反対側に回って見ました。 

  •  隧道というより、門ですね。

     隧道というより、門ですね。

  •  現在は立ち入り禁止です。<br /><br /> 駅からここまで1キロ位の距離を1時間半以上かけてお散歩してきました。残り約1時間、14:52発に乗り遅れると、五能線普通列車は20:09まで待つことになります。もう少し歩き廻りたいのですが、港で海と岬を眺め、停泊中の漁船が波に揺れる様子を暫く見詰め、帰路に着きました。

     現在は立ち入り禁止です。

     駅からここまで1キロ位の距離を1時間半以上かけてお散歩してきました。残り約1時間、14:52発に乗り遅れると、五能線普通列車は20:09まで待つことになります。もう少し歩き廻りたいのですが、港で海と岬を眺め、停泊中の漁船が波に揺れる様子を暫く見詰め、帰路に着きました。

  •  駅のそばの休憩スペース?案内図が描かれた看板が設置された空き地で、堤防越しにテトラポットに止まリに来る海鳥の動きを追いかけながら休憩していると、行合崎の方向の岩場で人が歩いているのが目に入りました。<br /> 時計を見ました。発車まであと30分強、目測で距離を測ると、早足で10分、往復20分、何とかなりそうです。<br />

     駅のそばの休憩スペース?案内図が描かれた看板が設置された空き地で、堤防越しにテトラポットに止まリに来る海鳥の動きを追いかけながら休憩していると、行合崎の方向の岩場で人が歩いているのが目に入りました。
     時計を見ました。発車まであと30分強、目測で距離を測ると、早足で10分、往復20分、何とかなりそうです。

  •  7分で辿りつきました。<br /> 大岩まで道や橋が整備されています。

     7分で辿りつきました。
     大岩まで道や橋が整備されています。

  •  眺めるだけの海が触れることのできる距離にあります。

     眺めるだけの海が触れることのできる距離にあります。

  •  この岩の向こうに人一人がやっと通れる穴が上に向かって開いています。入れます。丁度、頂部が欠けた巻き貝の貝殻の中に入ったような感覚です。体をくねらせて、外に出ると岩に打ちつける波の音が響きます。展望台はもう一段上にあり、梯子で上がるようになっています。<br /> 穴の出口から梯子まで10歩も無いと思います。その間手摺りはありません。足がすくんでしまいました。繰り返す波の音、その効果音の為か、海に吸い込まれるような感覚を消すことが出来ず、展望台は諦めました。<br /> でも、後悔してます。展望台から高台の方角を見てみたかった・・・その先の白神山地はみえたのでしょうか?<br /> 

     この岩の向こうに人一人がやっと通れる穴が上に向かって開いています。入れます。丁度、頂部が欠けた巻き貝の貝殻の中に入ったような感覚です。体をくねらせて、外に出ると岩に打ちつける波の音が響きます。展望台はもう一段上にあり、梯子で上がるようになっています。
     穴の出口から梯子まで10歩も無いと思います。その間手摺りはありません。足がすくんでしまいました。繰り返す波の音、その効果音の為か、海に吸い込まれるような感覚を消すことが出来ず、展望台は諦めました。
     でも、後悔してます。展望台から高台の方角を見てみたかった・・・その先の白神山地はみえたのでしょうか?
     

  •  帰り際、もう一度振り返って撮りました。<br /><br /> 無事、列車に乗ることが出来ました。<br /> 明日は8:08にあきた白神を発ち、八戸まで移動します。車窓の風景を堪能したいと思います。

     帰り際、もう一度振り返って撮りました。

     無事、列車に乗ることが出来ました。
     明日は8:08にあきた白神を発ち、八戸まで移動します。車窓の風景を堪能したいと思います。

  • 五能線車窓の風景 1

    五能線車窓の風景 1

  • 五能線車窓の風景 2

    五能線車窓の風景 2

  •  五能線車窓の風景 3

    五能線車窓の風景 3

  •   五能線車窓の風景 4

    五能線車窓の風景 4

  •  五能線車窓の風景 5

    五能線車窓の風景 5

  •  五能線車窓の風景 6<br /><br /> 忘れられない景色です。鈍色の海、青空がわずかに見える曇天、黄金色の稲田、この日この時だから出会えた一瞬だと思いました。

    五能線車窓の風景 6

     忘れられない景色です。鈍色の海、青空がわずかに見える曇天、黄金色の稲田、この日この時だから出会えた一瞬だと思いました。

  •  五能線車窓の風景 7

    五能線車窓の風景 7

  •  五能線車窓の風景 8

    五能線車窓の風景 8

  •  五能線車窓の風景 9

    五能線車窓の風景 9

  •  五能線車窓の風景 10

    五能線車窓の風景 10

  •  五能線車窓の風景 11

    五能線車窓の風景 11

  •  五能線車窓の風景 12<br /><br /> 鰺ヶ沢を過ぎると、五能線は内陸を走ります。リンゴ畑が車窓を飾ります。

    五能線車窓の風景 12

     鰺ヶ沢を過ぎると、五能線は内陸を走ります。リンゴ畑が車窓を飾ります。

  •  五能線車窓の風景 13

    五能線車窓の風景 13

  •  12:05に川部に着きました。奥羽本線、青い森鉄道を乗り継いで八戸に向かいます。

     12:05に川部に着きました。奥羽本線、青い森鉄道を乗り継いで八戸に向かいます。

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