長崎市内と外海の教会訪問

2016/09/07 - 2016/09/07

長崎市内には、かつてキリシタンが隠れ住んだといわれる場所があります。
公共交通機関では行けない場所にある隠れ里の教会、そして外海（そとめ）の教会を訪問してきました。

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日最初の目的地は、長崎市内でありながら公共交通機関では行けない大山教会。
朝一番のフライトで羽田から長崎へ飛び、ホテルに荷物を置いた後ダイヤランド行きのバスに飛び乗って戸町中学校バス停で降りる。
近くのタクシー会社の事務所へ行こうと思っていたら、たまたま流しのタクシーがつかまったので、それに乗って現地へ向かいます。

長崎は坂の多い土地柄、近くでもタクシーを使う文化が普及していますが、この貼り紙はインパクト大でした（笑）

竹藪が生い茂る山道を延々と上った先にあるのが大山教会。

こちらは１月に大雪が降った際は除雪が追いつかず、数日にわたって孤立したといいます。

教会の入口には白亜のマリア像が出迎えます。

聖堂内部。

こちらには観光客が訪れることはないようで、スタンプ等は置かれていませんでした。

長崎市内中心部へ戻って、時刻表を入手。

この時刻表、なぜか毎年厚みが増していきます。今じゃ以前の倍の厚みです（笑）

長崎バス 乗り物

長崎新地ターミナルから桜の里ターミナルまで約１時間。

ここから板の浦行きのバスに乗り換えて外海（そとめ）方面を目指します。

大野バス停から山道を登ること約10分。汗だくになりながら大野教会にたどり着きました。
この教会は明治時代に外海地区の開発に尽力したド・ロ神父が建てたもので、世界遺産候補にも挙げられています。

この建物、一見すると入口がないように見えますが…

大野教会 寺・神社・教会

入口はこのように表からは見えない場所に造られていました。

このような造りになっているのは、冬場の風の強さを避けるためだそうです。

大野教会 寺・神社・教会

この日は一般公開の日ではなかったので中には入れず。
しかし、１枚だけ扉にはまっていたガラス窓から中をのぞくことができました。

こちらの教会は普段は使われていないとかで、聖堂内部には机だけしか置かれていませんでした。

大野教会 寺・神社・教会

教会の入口で訪問者を迎え入れる白亜のマリア像。

大野教会 寺・神社・教会

大野教会からバスで黒崎教会へ移動。

前年訪問した際は塗装工事中で中に入ることができなかったので、こちらへの訪問は２年越しになります。

黒崎教会 寺・神社・教会

黒崎教会の内部。

思わず息をのみました。美しいの一語です。

黒崎教会 寺・神社・教会

黒崎教会からこちらへ戻ってきて、長崎駅前の隠れた（個人的な）名店へ。

駅前 桃若 グルメ・レストラン

こちらはカウンターだけの店で、余計な飾りつけは一切なし。

…ですが、この質実剛健な店構えが私は大好きです。

駅前 桃若 グルメ・レストラン

まずは練り物で大ジョッキから。

この日は歩き回って大汗を書いたので、一杯目が沁みました。

駅前 桃若 グルメ・レストラン

２杯目をいただきながら、長崎おでんの特徴の１つである竜眼（中に茹で卵の入った練り物）。

鴨つくねとネギをいただいてこの日は終了。

店のおばさんは、「これがうちのカモネギばい！」と妙な自慢をしておりました（笑）

駅前 桃若 グルメ・レストラン