重陽の節句に街歩き　～下木屋町から市比賣神社へ～

2017/09/09 - 2017/09/09

９月９日重陽の節句。
京都の神社でも上賀茂神社などで行事が行われていますが、河原町五条にある女人守護の市比賣神社で恒例の重陽祭が行われるということで出かけてきました。
神社までは四条通から南へ高瀬川沿いに続く下木屋町通りを歩いてみました。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

四条通から高瀬川沿いに歩きました。
これは、高瀬川に掛かる小さな綾小路橋から南方向を見た風景。
川沿いはお店や住居などの裏側になります。

これが綾小路橋。

こちらは橋から見た北側の風景。

桜の時期はこの辺りもライトアップされます。

御旅屋さんに貼られていました。

りょうりや 御旅屋 グルメ・レストラン

枝魯枝魯ひとしな。お店の裏側です。

枝魯枝魯ひとしな グルメ・レストラン

鶴清に到着。

料理旅館 鶴清 宿・ホテル

おなじみの風情のある建物の写真を何枚か撮ってみました。

ここまで来れば五条通りまでもう少しです。

ほぼ五条通の角に立つ喫茶ＫＡＮＯ。

喫茶 KANO グルメ・レストラン

モーニングメニューもありましたがこの日は写真のみ。

下木屋町では途中から川の畔に細い道が続いていました。

五条河原町からさらに南へ最初の信号を右に曲がるとすぐにある市比賣神社に到着です。

市比賣神社 寺・神社・教会

市比賣神社ではこの日重陽祭が行われます。
重陽の節句は長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒をのんだりといった風習があるようですが、現在はこのような行事を行うところは少ないようです。

女人守護の神社らしく菊が美しく飾られていました。

鳥居を抜けると菊が置かれていました。

菊の花に被せられているのは真綿。“菊のきせ綿”といわれ、前夜に菊の花を覆ってその香りを移し、この日の朝に露で湿ったその真綿で身を拭い、不老長寿を願う行事とのことです。

絵馬に書かれた願い事はみんなが願うことですね。

天の真名井(あめのまない)。洛陽の七名水をの一つと言うことです。
清水寺の音羽の滝もその一つのようです。

おなじみの姫みくじ。

菊のきせ綿をアップで撮影。

このあと神社では11時から巫女さんの舞の奉納が行われた後、菊酒が振舞われるようですが、この辺りで失礼することとなりました。

この旅行記へのコメント （8）

• chieko2014さん 2018/01/11 23:53:31

  こんばんは！

  koumeさん、マイナーな(-｡-)y-ﾟﾟﾟ私のギリシャ旅記に連続いいね。をありがとうございます。お礼が遅くなって失礼しました。
  
  この辺りも好きでよく歩きました。
  息子に迷惑がられながら京都旅、懐かしい思い出を蘇られさせてもらえて嬉しい限り。
  
  これからも京都魅力を発信してください！お待ちしております。
  京都の寒さ、お辛いでしょう？ご自愛ください！群馬も寒いですが(笑)
  　　　　　　　　　　　　　　chieko2014

  koumeさん からの返信 2018/01/20 10:17:45

  RE: こんばんは！

  chieko2014さん　おはようございます。
  
  メッセージをいただいておきながら気づかずに返信が遅れて申し訳ございません。
  こちらこそいつも本当にありがとうございます。
  
  京都では、１３日の夜から雪が降り、翌朝少し積もりましたが、ここ数日暖かな日が続いています。
  
  こちらの方に住んでいると北関東はあまり縁がなかったのですが、長女の旦那さんの実家が栃木県の宇都宮だったので一気に身近になりました。
  
  小梅パパは榛名湖で氷上のワカサギ釣りがしたいと言っておりますが、さぞかし寒いのでしょうね。湖が凍っちゃうなんて！
  
  京都よりはるかに寒そうです。慣れていらっしゃるんだろうとは思いますが、くれぐれもご自愛ください。
  
  本年もどうぞよろしくお願いいたします。
  
  　koume
  
  
  > koumeさん、マイナーな(-｡-)y-ﾟﾟﾟ私のギリシャ旅記に連続いいね。をありがとうございます。お礼が遅くなって失礼しました。
  >
  > この辺りも好きでよく歩きました。
  > 息子に迷惑がられながら京都旅、懐かしい思い出を蘇られさせてもらえて嬉しい限り。
  >
  > これからも京都魅力を発信してください！お待ちしております。
  > 京都の寒さ、お辛いでしょう？ご自愛ください！群馬も寒いですが(笑)
  > 　　　　　　　　　　　　　　chieko2014

• Rolleiguyさん 2017/10/01 21:17:17

  見せるためではない風情

  koumeさん
  何度も私の旅行記をご覧下さり、有難うございます。
  koumeさんの旅行記、今までも拝見していたのですが、今日、改めて
  高瀬川の流れる様子を見て、伝統とか、有名とか、存在を訴えるような
  狡いこととは無縁の、今まで大切にして来た生活が保たれているのだろうと
  思えるような姿に、いたく心打たれました。観光は、伝統を維持して行く上で大切ですが、少し距離を置いたような風情の良さを見た思いです。
  Rolleiguy

  koumeさん からの返信 2017/10/02 05:50:57

  Re: 見せるためではない風情

  Rolleiguyさん　おはようございます。
  こちらこそいつもありがとうございます。
  私たちは生粋の京都人ではありませんが、Rolleiguyさんが仰ることは「ああそうなんだろうなあ」と感じることができます。
  要は、京都人（上京、中京、下京あたりに昔からお住いの）と呼ばれる方たちは頑ななんですね。
  以前中京区に住んでいた頃はそんな方々に、「？」なんて思う対応を何度か受けた経験があります。よそ者に、自分たちが大切にしていた日々の営み、そのルールを壊されたくない思いが自然に現れたのかなとも思います。
  北区に転居してからはそんな思いをすることも随分（笑）減りましたが。
  さりとて、そういう京都（そこにある人、モノ、街並みなどの風景etc.）が嫌いと言うわけではなく、またなかなか遠くへも行けないものですから、これからも京都の街歩きを旅行記で紹介させていただければと思っています。
  どうかよろしくお願いします。
  　koume

• momoneneさん 2017/09/21 15:54:11

  暑さ寒さも彼岸まで

  　koumeさん、こんにちは。
  
  彼岸の入りを迎えました。
  京都の暑さも落ち着いてきていますか？
  
  市比賣神社のお節句に菊を飾る「女性らしい」お祭り、はじめて知りました。
  真綿の着せものに香りを移すという日本の風習があるのですね。可愛らしいです。
  姫みくじと言うのですね。「お顔」にお化粧がしてあります。
  ここにも、女性の神様ならでは様子があります。いいですね。
  
  〜「天の真名井」は・・・鳥取県米子市にあります。〜
  
  小梅ちゃん、気候がよくなって体が楽になるといいです。
  ゆっくり秋の風に当たれるといいですね。
  
  koumeさんも可愛いご家族と良い季節をお過ごしください。
  
  　momonene
  
  
  

  koumeさん からの返信 2017/09/21 17:22:43

  RE: 暑さ寒さも彼岸まで

  momoneneさん　こんにちわ。
  
  いつもありがとうございます。
  
  京都も９月に入り、思いのほか過ごしやすい気候になりました。
  
  コメントでも少し触れたのですが、長寿を祈る重陽の節句の行事を行うところは少ないようでその中でも宮中行事であった「菊の着せ綿」を行なうところは珍しいようです。
  
  うちのご長寿、小梅の方は涼しさとともに食欲も出てきたようで、手術のために側面の毛を刈り上げたものですから、衛生上赤ん坊の時以来初めての服を着せてるのですが、だいぶ窮屈そうになってきました。
  
  家では動き回れるようになり散歩にもすでに出かけていますが、体調を見てまた車でどこかへ連れて行ってあげたいと思っています。
  
  　koume
  
  > 　koumeさん、こんにちは。
  >
  > 彼岸の入りを迎えました。
  > 京都の暑さも落ち着いてきていますか？
  >
  > 市比賣神社のお節句に菊を飾る「女性らしい」お祭り、はじめて知りました。
  > 真綿の着せものに香りを移すという日本の風習があるのですね。可愛らしいです。
  > 姫みくじと言うのですね。「お顔」にお化粧がしてあります。
  > ここにも、女性の神様ならでは様子があります。いいですね。
  >
  > 〜「天の真名井」は・・・鳥取県米子市にあります。〜
  >
  > 小梅ちゃん、気候がよくなって体が楽になるといいです。
  > ゆっくり秋の風に当たれるといいですね。
  >
  > koumeさんも可愛いご家族と良い季節をお過ごしください。
  >
  > 　momonene
  >
  >
  >

• horseriderさん 2017/09/19 10:58:56

  何時に変わらぬ高瀬川。

  以前は、少なくとも年に1〜2回は訪れた京都。
  
  事情が有ってもう十年近く出かけていませんが、流石京都、この辺りは変わりませんね。
  
  どちらかと言えば、京都人は新し物好きなんですが。

  koumeさん からの返信 2017/09/19 20:45:03

  RE: 何時に変わらぬ高瀬川。

  horseriderさん こんばんわ。
  
  いつもありがとうございます。
  
  高瀬川沿いも四条から南は、京都の中でも些かディープな環境で観光客の方の少ない場所ですが、最近はイカリヤ食堂などおしゃれな店が現れ、景観は変わらずとも昔と比べれば雰囲気は何となく変化してきたように感じられます。
  
  　koume
  
  
  > 以前は、少なくとも年に1〜2回は訪れた京都。
  >
  > 事情が有ってもう十年近く出かけていませんが、流石京都、この辺りは変わりませんね。
  >
  > どちらかと言えば、京都人は新し物好きなんですが。