2017/09/05 - 2017/09/05
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umechan2さん
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日本100名城 小諸城址懐古園を歩く。
日本さくら名所100選でもある懐古園は春はさくら、秋は紅葉の名所。
そして藤村の「小諸なる古城のほとり」のゆかりの場所でもあります。
そんな歴史と詩情あふれる小諸城址懐古園を歩きます。
復路
小諸16:22--佐久平16:46--東京18:26--横浜19:01--自宅19:30
この日歩いた歩数:18.500歩
距離:11.2km
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
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小諸城址懐古園(14:10)
小諸城は、武田信玄のころ山本勘助らにより現在の縄張りとし、豊臣秀吉天下統一のとき小諸城主となった仙石秀久により完成された城です。
城下町より低い位置に城を築いた「穴城」は全国でも珍しい城で「日本100名城」でもあります。徴古館 公園・植物園
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小諸城三の門
明治の廃藩置県により役割を終えた小諸城は、本丸跡に「懐古神社」を祀り「懐古園」と名付けられました。
現在の「三の門」に掲げられた扁額は徳川宗家16代当主・徳川家達の筆によるものです。 -
小諸城三の門
仙石秀久が築いた「大手門」や野面石積みの石垣は400年前のまま当時の姿で残されています。 -
小諸城址懐古園 案内図
動物園や児童遊園地もあります。 -
仙石秀久が築いた穴城
野面積(のづらづみ):主に天然石を積み上げます。隙間が多くて敵に登られやすいものの、排水性には優れています。 -
徴古館
小諸城ゆかりの武具や古文書が陳列されています。
【館内撮影禁止】小諸徴古館 美術館・博物館
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児童遊園地(左)、動物園(右)へ行く道。
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懐古園入場券
共通入場券を買いました。
藤村記念館、徴古館、小諸義塾記念館、小山敬三美術館に入館できます。
とてもお得です。 -
古城軒 純手打ちそば
古城軒 グルメ・レストラン
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かぎ型通路の石垣の間を歩く。
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二の丸跡
上田合戦時の徳川本陣跡。
天然の田切地形に囲まれたこの場所は、二度、徳川軍の前線基地になりました。 -
二の丸跡
真田氏との第二次上田合戦の徳川本陣があったとされる場所。 -
若山牧水句碑
かたはらに秋くさの 花かたるらく ほろびしものは なつかしきかな -
野面積の石垣の横を歩きます。
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北の丸跡
現在は小諸懐古射院という弓道場になっています。 -
的場に掲げられている徳観
射を以って徳を観る
儒教の言葉です。 -
南の丸跡
野面積みの石垣が垂直に近い角度で積まれていて、迫力があります。 -
黒門橋・紅葉谷へ
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黒門橋
小諸城の本丸と南丸の間にある。 -
紅葉谷
黒門橋より、モミジやケヤキなどをはじめ美しく色づく紅葉が楽しめます。
(例年の見頃・・・10月下旬~11月中旬) -
黒門跡
黒門跡は礎石と石垣だけが残っています。
じつは門も現存しており、市内の正眼院に移築されているそうです。 -
懐古神社 (14:28)
本丸跡は現在、懐古神社の境内となっています。懐古神社 寺・神社・教会
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手水所
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池
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山城館
藤村先生が毎日通っていたお店(そば屋)です。山城館 グルメ・レストラン
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懐古神社 本殿
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鏡石
山本勘助晴幸が常に愛用したと伝わる。 -
社務所
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天守台跡 (14:35)
三層の天守閣がありましたが、寛永3年(1626年)に落雷で焼失。
その後は徳川の政策により再建されなかったといわれている。 -
天守台からの眺め(地獄谷方向)
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天守台からの眺め(馬場)
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掘割の跡
崩れやすい断崖が堅固な要塞となっています。 -
臼田亜浪句碑
雪散るや 千曲の川音 立ち来り -
ここからでも白鶴橋を渡って動物園へ行くことが出来ます。
大正15年(1926年)に開園した長野県最古の動物園。 -
イチオシ
富士見台 (14:42)
晴れた日にはここから富士山が見える..... -
富士見台よりの眺め
残念ながら今日は見えませんでした。
夏場は雲が多くて見れないことが多いです。 -
富士見展望台の案内図
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小諸八重紅枝垂
懐古園の固有種です。 -
高浜虚子句碑
紅梅や 旅人我に なつかしき -
イチオシ
藤村詩碑
島崎藤村の千曲川旅情のうたの詩碑
「小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ......」
詩面は藤村自筆のものです。 -
水の手展望台 (14:51)
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水の手展望台よりの眺め(千曲川)
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酔月橋と地獄谷を眺める。
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渥美清こもろ寅さん会館
※現在、一般公開はしていません。閉館しています。渥美清 こもろ 寅さん会館 名所・史跡
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小山敬三美術館 (15:07)
小諸出身の文化勲章受賞者、洋画家小山敬三の代表作品が収蔵。「浅間山・城シリーズ」など多数。
建物は建築界の巨匠、村野藤吾の設計により小山敬三画伯の寄贈によるもの。小山敬三美術館 美術館・博物館
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小山敬三アトリエ
茅ケ崎市より移築した住居兼アトリエが記念館として隣接しています。 -
酔月橋
酔月橋の下は、地獄谷とよばれる断崖絶壁に囲まれる谷。
橋の上から下をのぞくと、思わず足がすくんでしまうほどの険しい地形である。 -
イチオシ
酔月橋の上から水の手展望台を望む。
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武器庫
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草笛メロディー装置
ボタンを押すと草笛禅師 横山祖道の草笛で「千曲川旅情のうた」が流れてきます。 -
天守台を見上げる
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島崎藤村像
藤村が小諸にやってきたのは、明治32年のこと。
かっての恩師、木村熊二に招かれて小諸義塾に赴任しました。
以降小諸で過ごした7年間に「雲」「千曲川スケッチ」「旧主人」んどが生まれ、大作「破戒」が起稿されました。 -
島崎藤村記念館 (15:15)
藤村の小諸時代を中心とした作品・資料・遺品が展示されています。
【館内撮影禁止】 -
荒神井戸
1742年(寛保2年)に起こった寛保の大洪水後に荒神曲輪に掘られた井戸で、小諸城で唯一の井戸です。 -
三の門(15:34)
この時間になるとお客さんも少なくなりました。 -
イチオシ
徳川秀忠憩石
第2次上田合戦の際、小諸城に陣を敷いた徳川秀忠が腰かけたと伝わる石です。
ここから様々な軍令が出ていたかもしれない。 -
小諸義塾記念館 (15:36)
明治26年キリスト教の牧師であった木村熊二によって開かれた私塾。
建物は校舎本館を移転復元したもので、当時の資料などが展示されています。
当時の小諸義塾では国語と英語は島崎藤村、理科は鮫島晋、美術は三宅克己や丸山晩霞らが教鞭を振るっていました。【館内撮影禁止】小諸義塾記念館 美術館・博物館
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小諸駅 (15:45)
小諸駅 駅
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佐久平駅新幹線ホーム (16:46)
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新幹線車中のリラックスタイム
(ハイボール、柿ピー、サンドウィッチ)
文学と歴史が薫る街、小諸を歩いてきました。
いつも母が良いよ!と言っていた町でした、いつか行きたいと思っていた夢がようやくかないました。
本当にいい町で、気持ち良く町歩きができました。
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