その他の観光地旅行記(ブログ) 一覧に戻る
首都アンタナナリボから、東海岸の港に通じている産業道路を一路東に進む。舗装された2車線の道路であるが、至るとこに穴が開き(全体の20%は)、それをよけながら、走ると同時に、港からくる資材運搬の大型車とすれ違うのは、結構気を遣う。この道は、山間を走っており、上ったり下ったりの連続であった。周りは山の連続であり、木気生い茂っていた。時々松が生えていた。これは昔誰かがヨーロッパから持ってきたのが始まりとのこと。ところどころに小さな村があり、街道筋で、産物を販売していた。産業道路は、365kmであり、途中265㎞のところにあるマナンバトで、海に向かう。ここから7㎞ということであったが、これがまた雨の降った後のぬかるんだ泥道であり、一進一退の繰り返しで、途中で中型バスは、動かなくなり地元の人の助けを借り、車の下に、枝をしいたり、石を入れたりして、なんと2時間半もかけて船着き場に到着。3時過ぎに波止場にあるホテルレストランで、昼食。過酷な旅行である。この道は、下り方向なら何とかなるが、帰りのことを心配して、旅行社に掛け合い、少なくとも帰りの泥道だけは4WDを手配するように依頼した。<br /><パルマリュームへボート旅><br />小休止の後、内海である波静かな湾へ進む。30人乗りのボートに乗り込み、左右の風景を楽しみながらすすむ。途中インド洋とつながっているところがあるそうだ。何もなく、小さなカヌーの漁船にすれ違ったのみである。途中からその内海をつなぐバンガラン運河に入る。波が全くないので静かな船旅であった。夕刻迫り、明かりもなく、船長は悠々と船を進める。経験なのか、本当に目がよいのか?今度も予定変更で、ホテルの手前の島で停止し、アイアイのナイトサファリである。残念ながら雨の中、数百メートル進み、小さな丘の林の中の枝の割れ目に、ココナッツの実を置くと同時に、アイアイがそれを目指して、むしゃぶりつく。その形相は、童謡のアイアイとは違う、どう猛さを見た。かたい皮をがりがりかぶりつき、皮を捨て、中の樹液と固形胚乳を食べていた。長い中指を差し込み、胚乳を食べるガッツキ様は、異様なものであった。もちろん外見も、大変恐ろしいものである。現地では、不吉の予兆がするといっている。そこから場所を移動して、ほかの場所にやはり2か所ココナッツが置かれており、すでにアイアイ2匹が、むしゃぶりついていた。ココナッツで、餌付けして、観光客向けのデモンストレーションであった。小1時間鑑賞して、船に戻りホテルへさらに15分程度の船旅であった。やっと夕食にありつけた。<br />ここでは、6頭のアイアイがおり、2匹と4匹がそれぞれグループを構成しているとのこと。

パルマリューム保護区へ(第6日目)

4いいね!

2017/08/14 - 2017/08/14

36位(同エリア44件中)

旅行記グループ マダガスカル旅行

0

30

kabakabachanさん

首都アンタナナリボから、東海岸の港に通じている産業道路を一路東に進む。舗装された2車線の道路であるが、至るとこに穴が開き(全体の20%は)、それをよけながら、走ると同時に、港からくる資材運搬の大型車とすれ違うのは、結構気を遣う。この道は、山間を走っており、上ったり下ったりの連続であった。周りは山の連続であり、木気生い茂っていた。時々松が生えていた。これは昔誰かがヨーロッパから持ってきたのが始まりとのこと。ところどころに小さな村があり、街道筋で、産物を販売していた。産業道路は、365kmであり、途中265㎞のところにあるマナンバトで、海に向かう。ここから7㎞ということであったが、これがまた雨の降った後のぬかるんだ泥道であり、一進一退の繰り返しで、途中で中型バスは、動かなくなり地元の人の助けを借り、車の下に、枝をしいたり、石を入れたりして、なんと2時間半もかけて船着き場に到着。3時過ぎに波止場にあるホテルレストランで、昼食。過酷な旅行である。この道は、下り方向なら何とかなるが、帰りのことを心配して、旅行社に掛け合い、少なくとも帰りの泥道だけは4WDを手配するように依頼した。
<パルマリュームへボート旅>
小休止の後、内海である波静かな湾へ進む。30人乗りのボートに乗り込み、左右の風景を楽しみながらすすむ。途中インド洋とつながっているところがあるそうだ。何もなく、小さなカヌーの漁船にすれ違ったのみである。途中からその内海をつなぐバンガラン運河に入る。波が全くないので静かな船旅であった。夕刻迫り、明かりもなく、船長は悠々と船を進める。経験なのか、本当に目がよいのか?今度も予定変更で、ホテルの手前の島で停止し、アイアイのナイトサファリである。残念ながら雨の中、数百メートル進み、小さな丘の林の中の枝の割れ目に、ココナッツの実を置くと同時に、アイアイがそれを目指して、むしゃぶりつく。その形相は、童謡のアイアイとは違う、どう猛さを見た。かたい皮をがりがりかぶりつき、皮を捨て、中の樹液と固形胚乳を食べていた。長い中指を差し込み、胚乳を食べるガッツキ様は、異様なものであった。もちろん外見も、大変恐ろしいものである。現地では、不吉の予兆がするといっている。そこから場所を移動して、ほかの場所にやはり2か所ココナッツが置かれており、すでにアイアイ2匹が、むしゃぶりついていた。ココナッツで、餌付けして、観光客向けのデモンストレーションであった。小1時間鑑賞して、船に戻りホテルへさらに15分程度の船旅であった。やっと夕食にありつけた。
ここでは、6頭のアイアイがおり、2匹と4匹がそれぞれグループを構成しているとのこと。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
グルメ
3.5
同行者
友人
交通手段
観光バス
4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

マダガスカルで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
マダガスカル最安 656円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

マダガスカルの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP