アラフォー女二人 夏のミュンヘンと弾丸ザルツブルクの旅②　ミュンヘン美術館巡り

2017/07/31 - 2017/08/06

　今年の夏は、昨年から行きたいと考えていたザルツブルク音楽祭へ！
それじゃあミュンヘンも以前から行きたかったから合わせよう！ということで、ミュンヘン3日目はアルテ・ピナコテークとノイエピナコテークの二つの美術館を巡りました。
　モダンピナコテークも合わせると共通券を買いますが、受付のおじさんにモダンに行かないなら共通券は買わなくてよい、と制されました。いや、面倒なので共通券でもいいんですけどね。さすがドイツ。かっちりしていますね。
　
　旅行記表紙写真は、アルテピナコテークでみた、’ぼっち‘な絵画作品。帰国後にいろんな人に見せて盛り上がりました。

エリア ミュンヘン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: エス・ティー・ワールド

　ミュンヘン3日目。今日も黒パンとヨーグルト。今日はヴァニラ味。そして「みんな大好き」なヌテラ。これは5個1パックを3つの袋入りくらいでスーパーで売っていました。あと、瓶入りのヌテラも売っていました。当然日本より安い。好きな人は買って帰りそうです。

　ホテルを出発して、中央駅の横を抜けて地下の商店街のパン屋さんへ。
そこにあるペットボトルのリサイクルボックスに、昨日飲んだエヴィアンの空ボトルを投入。
機械が重さを量り、レシートが出ます。それを持ってレジに行って返金してもらう仕組みです。

　　空ボトルを返金してもらった後は、トラムで美術館に向かいます。
　こちらの青の券売機は日本語に対応しているそうです！

　購入したチケットは必ずブルーボックスで刻印を。抜き打ちでチェックされることもあるそうです。初日に空港から駅に向かうSバーンでチェックされました。

　トラムから見た街の様子。

　アルテピナコテークに到着。

　美術館前の芝生には彫刻作品が。

アルテ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　工事中だという情報は知っていましたが、入口が分からなくて建物の周囲をグルグル廻ってしまいました。

アルテ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　荷物はロッカーに預け、貴重品だけ持って作品鑑賞へ。日本語のオーディオガイドはありません。
　「恋人が去った朝の少女」呆然としている様子が描かれています。

アルテ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　プーシェ作「ポンパドゥール夫人」。教科書などによく載っている有名な作品です。

アルテ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　エル・グレコ。
去年はスペインでたくさん見たなあ～と思い出しました。

アルテ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

「イサクの犠牲」よく使われる聖書の題材です。画家によって表現の違いがあって面白いです。

アルテ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　デューラーの自画像。実物は意外に暗めの色調。
…そして、思っていたよりイケメンじゃない。それでもナルシストっぷり全開な作品です。

アルテ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

アルテ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　奥の展示室にある本作と、下絵を比べてみることができます。

アルテ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　レンブラント23歳の時の自画像。思ったより小さいです。

アルテ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　アルテピナコテークの作品鑑賞を終えた後は、一度店のある方に行ってベッカライで昼食。左はルバーブのデニッシュ。日本のより甘さ控えめ。ルバーブの酸味がけっこうきますが、嫌な感じではありません。右はプレッツエルのチーズかけ。チーズで塩気が強めでした。それと、アイスカフェラテ。
　面白いことに、ケーキを注文した人にはケーキにフォークが突き刺されていました。落とさなくて良い、探さなくてよい、と合理的だから？

　店内の様子右のところで対面式で注文。持ち帰りの人もいます。けっこうひっきりなしにお客さんが来ていました。チェーン店のようでした。

　お腹を満たしたところで、次はノイエピナコテークへ。
アルテピナコテークの横にあります。

ノイエ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　何となく、アルテに比べると建物もモダンな感じ。

ノイエ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　「Morning after a Stormy　Night」　ヨハン・クリスチャン・ダール作。
　画面左に、嵐にあって沈んでいく船。右手にそれを岸壁から見て悲観に暮れて泣いている青年（士官？）彼の前には「泣くなよ」と慰めるように犬が。
何か惹きつけられる作品。帰国後に知人に見せたら「普通はこんな場面描かないよ。すごいなあ～」と感想を述べてくれました。

ノイエ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　「マネの描いたモネ夫妻」それだけでウケてしまう…。みんな作品鑑賞しているとよく「え？モネ？マネ？」とよくモネとマネが混同するので。

ノイエ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　印象派の点描。思ったほど点描が大きくて、これじゃあ視覚上でも色が混ざらないですよ。狙った点描の効果が出ていないような。点描の効果云々は後世の人の付け加えなのかな？

ノイエ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　ノイエ・ピナコテークで本物をみたかった作品の一つ。ゴッホの「ひまわり」です。ゴーギャンとの共同生活を控えた時期に描かれた作品。実はゴッホの作品にあまり魅力を感じることがないのですが、これは妙に気になって本物をみてみたかったんです。

ノイエ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　ホードラー作「生活に疲れた人たち」精神的に参っている時にみたら更に参ってしまいそう。

ノイエ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　セガンティーニも好きな画家の１人です。

ノイエ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　改めてクリムトの良さが伝わってきました。次はウィーンでクリムトの作品の数々をみたくなりました。
「マルガレーテ・ストンボロ・ヴィトゲンシュタインの肖像」
　哲学者ヴィトゲンシュタインのお姉さんがモデルです。

ノイエ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　サインもチェック。

ノイエ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　立体作品も展示してありました。

ノイエ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　角度を変えて。躍動感があります。

ノイエ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

　作品鑑賞を終えて街に戻ります。民族衣装らしき服を売っているお店がありました。

　街中。他の観光客がここを一生懸命撮影していたので真似しました。

　ドイツなので街中にもドイツ車がずらり。

　ｄｍ。チェーン店の、いわゆるドラッグストアです。ここでクナイプなどの入浴剤を自分用のお土産に購入。
これでミュンヘン観光は終了。明日は最終目的地のザルツブルクに移動です。