2017/07/01 - 2017/07/01
6位(同エリア253件中)
かっちんさん
太平洋と噴火湾の境に突き出た室蘭の絵鞆半島(えともはんとう)。
絵鞆半島の太平洋側には風光明媚な断崖絶壁が続き、大パノラマの「地球岬」、美しい奇岩の「チャラツナイ」、海とクマザサの色と調和する断崖の「トッカリショ」などがあります。
「地球岬」は北海道の自然100選で得票第1位になったところで、水平線を眺めると地球の丸みが感じられます。
周辺には山野草が楽しめる「地球岬緑地散策路」があります。
今日の午前中は、母恋(ぼこい)駅からバスと徒歩で地球岬とその周辺を巡ります。
旅行記は「室蘭の観光情報サイト」、「北海道感動の瞬間100選実行委員会 公式サイト」、「ユーラスエナジーのプロジェクト実績」、「はるなつあきふゆ夕菅の庭」などを参考にしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
室蘭周辺の地図
地球岬へは、JR室蘭本線の母恋駅(ぼこいえき)からバスに乗り、南町公園から歩きます。
地球岬周辺には「チャラツナイ」、「金屏風」、「トッカリショ」など、風光明媚な断崖絶壁や奇岩があります。 -
東室蘭駅「わたれーる」
平成19年(2007)に駅の東西を結ぶ自由通路「わたれーる」が新しくできました。
以前の自由通路より通路幅が広く、休憩スペースのベンチから駅構内を動く鉄道車両を眺めることができます。 -
サッカーボールのガスタンク(車窓)
さすがサッカーが盛んな町「室蘭」ですね。
東室蘭駅から室蘭行きの列車に乗り、母恋へ向かっています。 -
イチオシ
風情のある母恋駅
母恋は昭和10年(1935)簡易駅として開業しました。 -
室蘭行きのお見送り(母恋駅)
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跨線橋のあるホーム(母恋駅)
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幅広い古いホーム(母恋駅)
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歴史を感じる屋根(母恋駅)
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待合室からホームへの改札口(母恋駅)
一般的な改札口は待合室正面からホームに入りますが、ここは横にあります。
写真では見えませんが、左側にホームから駅前へ直接出られる改札口もあります。 -
待合室(母恋駅)
7月初旬ですが、ストーブを囲んだベンチがあります。 -
駅前に直結した改札口から見える母恋駅
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母恋駅の駅舎
駅弁「母恋めし」が売られており、中身はホッキ貝の炊き込みご飯のおにぎりです。
「母恋」の地名は、アイヌ語の「ポクセイ・オ・イ」(ホッキ貝のたくさんあるところ)に由来しています。 -
母恋駅前バス停③
駅前に室蘭方面へ通じる大きな通りがあり、バス停らしき待合所が見えたのでそこへ行ってみると、地球岬行きバス停の場所を案内する注意書きがあります。
バス停が3ヶ所もあるので、誰もが間違えるようです。
正しいバス停「母恋駅前③」は駅から真っすぐのびる母恋中央通りにあります。 -
地球岬まで2.7km
地球岬まで歩けそうですが、上り坂なのでバスを利用します。
バスは1時間に2~3本の頻度で走っています。 -
道南バス「地球岬団地行き」
このバスに乗ります。 -
揺れに強い「つり革」(バス車内)
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料金箱(バス車内)
磁気記録式のバスカードがあることに気づき、降車時に慌てて購入します。(1000円で1100円利用可能)
カードの利用方法は、乗車時に整理券を取り、降車時に整理券を料金箱に入れるとバーコードから乗車区間の運賃が表示され、カードリーダにカードを投入すると運賃が引き去られます。 -
終点の「地球岬団地」バス停
ここには市営住宅の母恋南町団地があります。
地球岬まではあと1.2kmです。 -
クジラがお出迎え(バス停)
地球岬から見える太平洋にクジラが現れるのです。 -
地球岬とトッカリショの分かれ道
バス停から坂道を上ると、地球岬観光道路に出ます。
右へ曲がり地球岬へ向かいます。
ここは金屏風の断崖が見られるところです。 -
大きなエゾスカシユリ(観光道路)
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アカツメグサ(観光道路)
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イチオシ
緑地(森)の縁に咲くノイバラ(観光道路)
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地球岬名物「炎の毒まんじゅう」(地球岬売店)
6個入りのまんじゅうのうち、1個は唐辛子入りの激辛まんじゅうとのこと。
買いませんでしたが・・・ -
北海道の自然100選「地球岬」
「室蘭地球岬の大パノラマ」は、「北海道 感動の瞬間(とき)100選」で、得票第1位になりました。
絵鞆(えとも)半島の最南端に突き出た岬で、太平洋に面する海岸線は高さ100m前後の断崖絶壁が約14kmも続き、断崖上の展望台から絶景が見られます。
晴れた日には遠く駒ケ岳や青森県の下北半島まで望み、地球の丸さを実感できる大パノラマが広がります。
運が良ければ春から秋にかけて太平洋を回遊するイルカやクジラが見られることもあります。 -
地球岬ならではの「電話ボックス」
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イチオシ
地球岬展望台からの眺め
断崖絶壁に建つ「チキウ岬灯台」とエメラルドグリーンの混じる海。
遠くの駒ケ岳はモヤで見えませんが、水平線が丸く見えいます・・・ -
橙色のエゾスカシユリ(地球岬)
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やや朱色のエゾスカシユリ(地球岬)
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西方向の眺望(地球岬)
チャラツナイ海岸の奇岩が見えます。 -
北西方向の眺望(地球岬)
室蘭港と室蘭市街が見えます。
遠くに見える風車は、2017年2月から営業運転を開始した「ユーラス伊達黄金(だてこがね)ウインドファーム」17基+既存5基です。
噴火湾の風況に恵まれた土地にあり、発電量は一般家庭約2万世帯が消費する電力を供給しています。 -
北東方向の眺望(地球岬)
右側に切り立った断崖「トッカリショ」が見えます。 -
朝日に輝く地球岬灯台(地球岬)
トイレの壁面デザインです。 -
地球岬緑地散策路
地球岬内陸部にある緑地散策路を歩きます。 -
行先はチャラツナイ展望台(緑地散策路)
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地球岬裏側の断崖(緑地散策路)
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緑の中の散策路
いろんな樹木や山野草が楽しめます。 -
オニシモツケ(緑地散策路)
手のひらのような葉と線香花火のような花です。 -
ハリギリ(緑地散策路)
枝に大きなトゲがあります。 -
ヤマブキショウマ(緑地散策路)
図鑑によれば、側脈が平行して葉の縁まで達している、茎が緑色で毛がないなどの特徴があります。 -
エンレイソウの黒い実(緑地散策路)
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ヒトリシズカの実(緑地散策路)
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綺麗な線香花火!(緑地散策路)
エゾノシシウドかな。 -
チャラツナイ展望所に到着
花の写真を撮りながら来たので、地球岬から40分かかりました。
チャラツナイ(茶良津内)の語源は、アイヌ語で「チャラルセ・ナイ」(滝をなしてサラサラと流れる川)という意味です。 -
イチオシ
美しい奇岩(チャラツナイ)
海上に点在する岩の中で一番大きい円すい状をしているのが、「ムカル・イソ」(マサカリ岩の意)と呼ばれています。
この岩にはアイヌ伝説があり、それは
「天地創造に際しコタンカラカムイ(天地創造の神)は、クワとマサカリと石づちを使った。すべてが終わった後、これらの道具を捨てて天に帰った。
この道具は腐るにつれて魔神や悪い水になったが、マサカリだけは重いため魔神にもなりきれず、そのまま岩になってしまった」
というものです。 -
オオバボダイジュ(チャラツナイ)
花は終わり、へら状の総苞葉(花の外側を包む葉)と球形の蕾が見えます。 -
金屏風
チャラツナイから観光道路を歩き、金屏風まで来ました。 -
イチオシ
金屏風の断崖
赤褐色を帯びた断崖に太陽が映えるときは、金屏風を立て連ねたように見えることからこの名を呼ぶようになりました。
外海遊覧船から眺めたいですね。 -
クサフジ(観光道路)
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トッカリショに到着
トッカリショの語源は、アイヌ語で「トカル・イショ(アザラシの岩)」に由来し、昔は多くのアザラシが集まっていたことがうかがえます。 -
イチオシ
絶景のトッカリショ
高さ100m前後の切り立った断崖の上を覆いつくすクマザサがまるで絨毯のように広がり、海の青色と笹の緑色が灰色の断崖を際立たせている絶景です。 -
トッカリショ浜
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緑の大地(トッカリショ)
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母恋のカラフルな屋根(トッカリショ)
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母恋南町からの眺望
遠くに、室蘭湾に架かる「白鳥大橋」が見えます。
この後、バスで室蘭市街へ行き、古い町並みを歩きます。
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