ツアー３日目です。今日はバスの移動が一番長い日です。<br />パンフレットによると合計８時間！？<br /><br />なんということでしょう。ＡＶＥで２時間で移動できる所なのに…<br />仕方がないのです。サグラダ・ファミリアの鐘塔を第一目的で選んだ旅行ですから。<br />ラ・マンチャの風車を楽しみながら、寝不足解消と行きましょう。

感動と充実のスペイン　３日目（１）　ラ・マンチャ編

9いいね！

2017/08/03 - 2017/08/10

38位(同エリア84件中)

#絶景スポット

エリア

コンスエグラ(スペイン)

旅行の満足度: 3.5

同行者: 友人

一人あたり費用: 30万円 - 50万円

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

８：００　ホテルを出発します。
今日は移動日。しっかり爆睡モードです。

土曜日だからか、バスは順調に走ります。まったく渋滞ない。当たり前か？
途中にあるシェリー会社が建てた看板がスペインらしさを演出しています。
この辺りはワインの生産地だそうで、ブドウ畑が続きます。
スペインではブドウは低木で育てます。収穫が楽だから。
９：３０　ブドウ畑越しに風車が見えてきました。
ラ・マンチャ地方の　コンスエグラ　に到着。　マドリーから１３０キロメートル
１１基の風車がお出迎えはずだけど６基？　この風車の丘には７基あるそうです。
とても天気が良いので、青空に白い風車が良く映えます。
美しい～！　ここは標高８００メートル　空が近い。
屋根から延びる棒で風車を屋根ごと回転せていました。
風車の羽根を風上にむけ、最大の回転力を得るためです。
丘の上にあるから小さく見えるけど、人と比べると大きいね。
ドン・キホーテが巨人と間違えて、槍を持って馬で突進したわけだ！
ラ・マンチャとはアラビア語で「乾燥した大地」
寒暖の差も激しく、雨もめったに降らないそうな…
古城も修復中。
この風車の丘は人気スポットで、観光バスは予約しないと入れなくなったそうです。
風車の丘からは、見渡す限りの赤い大地
地平線を眺め、広大なスペインの国土を想います。

でも、日本の１．３倍なんだって。
風車の丘に別れを告げ、赤い大地を走ります。
あっ、山羊飼いのおじさんだ。
スペインの人でも、午前中は働いています。
１０：３０　風車の丘から移動すること２０分
プエルト・ラピセの町にある　ベンタ・デル・キホーテ　へ

ドンキホーテの作者　セルバンテス　ゆかりの旅籠で、道の駅みたい。
酒の醸造もしていて酒蔵もあります。
地元のワインも楽しめるそうですよ。
中庭を抜けると、奥にバルがあります。
３０分のフリータイムなので「モスト」を注文。

どなたかの旅行記でここのモストがおいしかったと紹介があったので。
残念！　ただの瓶入りのブドウジュースだった…
いたるところにドン・キホーテの像が置いてあります。
当時を偲ばせる馬車等の演出もあり、みんな喜んで写真を撮っています。
土産ショップの２Ｆにはドン・キホーテ博物館があります。
ここでもドン・キホーテがお出迎え。
ドン・キホーテの作者　セルバンテス　の部屋を再現
世界中のドン・キホーテ関連本や絵画が集められています。
日本語本もありましたよ。

５分で見終わるミュージアムです。
出口は自然とお土産物屋さんへ続きます。ここではバラ売りのいちじくチョコがありますよ。私たちと逆方向でマドリーに向かい、帰国するツアーなら買いですよ。
お店を一歩外に出ると、正面に小さな教会がありました。
扉に鍵がかかっているね～と話していると、その様子を見ていたおばあさんが鍵を開けに来てくれました。
そっと、おじゃまします。
村の小さな教会です。
ステンドグラスはきれいですね。
さあ、ここから３時間のバスの旅が続きます。
今日のランチは２時予定だそうです。　もっと早く行ってよ、朝ごはんをしっかり食べたのに…。しょぼいホテルだったから果物しか食べてないよ～。
日本から持ってきたおやつが役に立ちました。
一面のオリーブ畑を見ながら爆睡。コルドバを目指します。