2017/08/10 - 2017/08/14
184位(同エリア622件中)
Kodamariさん
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ダブリンを訪れようと思った最初のきっかけは、アイルランドとはあまり関係のないもので、アイルランド国立美術館でフェルメール作品10点が集結するという超豪華な特別展が開催されるということを知り、これはかぶりつきで鑑賞するチャンス!と旅を決めてしまいました。
ヨーロッパのハブとしては難所であるロンドン・ヒースロー空港での、アライアンス違いの乗り継ぎという、できれば避けたいミッションを無事にクリアしたと思ったら、ダブリン空港でまさかの事態が判明。
心が折れた状態での旅のスタートとなりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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羽田空港のショップエリアはいつも日本らしい季節感にあふれています。
羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
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機内プログラムはあまり見る方ではありませんが、この番組は好きなので、特別バージョンがちょっと嬉しい。でもどうせなら放送バージョンも(ゴートク選手のもあった筈)観れたら良かったのに。
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ロンドン・ヒースローのターミナル2に到着。
往路は乗り継ぎ便が同じアライアンスで繋げなかったので、2時間以内にチェックインをしてボーディング・パスを貰う必要があります。
使い慣れたフランクフルトならば探すまでもなく乗り継ぎカウンターがあちこちにあるのですが、見つからないままターミナル5に向かいます。あ~、不安。ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港
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第5ターミナル行きのシャトル内の案内板。
複雑だから?そこかしこにこんな案内が出ている。これはドイツの空港も見習ってほしいなあ。分かりにくくはないんだけど、進捗状況(今ココ)が分かるのは有難い。
…で、私はどこのタイミングでチェックインできるのかな??
ターミナル5内に到着も、乗り継ぎカウンターは見つけられないまま、アイルランド行きのゲートに到着。
仕方がないのでe-ticket を見せて話を聞くと、周りにいた数人が同じ問題でここにたどり着いていたようで、特別に?ゲートの奥にあった機械を動かして発券してくれました。
結果オーライだけれど、乗り継ぎカウンターが見当たらない(そもそもないの?)とか、青組ターミナルではありえない…いきなりアウェイの洗礼。ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港
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その後アイルランドへの出国専用のパスポートコントロールを経て制限エリアへ。
やたら人口密度の濃いターミナルでした。
恐らく数十年ぶりのBA機。感想は…特にないです。
ダブリン到着後のパスポートコントロールは、ホテルバウチャーやら予約済みの美術館のチケットやらを全部出せという異常なもの。後日他の人の話を聞くと、どうやら暇つぶしの相手をさせられただけのようですが、このせいで直後に悲劇が…。ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港
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しつこい入国審査を終えてカルーセルへたどり着くと、既に荷物が回っていました。
けれど待てど暮らせど私のバッグが出てこない。
…久々のロスバゲ~!!!
アライアンス違いでのLHR乗り継ぎ、しかもBAで…って、嫌な予感しかなかったけれど…。
ダブリンのバゲージクレームカウンターは分かりにくくて、何故かスイスエアの系列会社のカウンターでの対応。係員は「君の荷物はここにあるはずだ。明日の昼までにはホテルに届けるよ。」と自信たっぷりでしたが、入国審査のせいで出てきた荷物をすべてチェックしていた訳ではないので、間違えられた可能性がゼロじゃない。不安なままホテルへ。
今回たまたま、普段は泊まらない高級ホテルに予約していたので、アメニティが充実(アロマテラピー・アソシエイツのものなので、自分で持ち込んだものより高級(笑))していたし、バスローブもあったので一晩困ることはありませんでしたが、明日、本当に荷物が届くか不安な一夜を過ごしました。ザ ウェストベリー ホテル ホテル
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心が折れ、朝食のために早起きをする気がしなかったので、ルームサービスにしてしまいました。
実はレストランでのフルブレックファストよりもリーズナブル。
持ってきた子にチップを渡すと、全く期待をしていなかった様子。このホテルでチップが要らないならアイルランドのホテルでは慣例的なチップは不要と考えて良いでしょう。 -
イチオシ
イギリス文化圏なので、紅茶とポリッジは美味。
正直他のものは全く期待していませんでしたが、予想通りでした(笑)。
ま、それがお国柄ですから。
朝食をとりながら、クレームカウンターで渡されたインシデンス番号を使って、スマホで荷物のステータスを確認。
どうやら昨晩遅くにダブリンに到着し、これからホテルに運ばれる様子。
昼には受け取れるかな?
ガチのロスバゲは20年ぶりくらいだけれど、その時は3日くらいユーラシア大陸を彷徨ったのち家に戻ってきました。
今はトレーサビリティが発達しているので、間違って持って行かれてさえいなければかなり早く荷物が戻ってくるようですし、スマホで逐一情報がチェック出来るのはありがたい事。
でも最優先にすべきはロスバゲ自体を減らす努力だと思う。 -
最初に訪れたのは、アイルランド国立美術館。
オンラインで時間指定の前売りチケットを購入していましたが、前日に確認のメールが届きました。こっちの入り口で待っていろとか、5分前には来ていろとか、大きなバッグは預けておけという細かい内容。こんなのは初めてでした。アイルランド国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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この特別展は、フェルメールを軸に、その時代のフランドル絵画を集めたもの。
門外不出のものを除けば現存するフェルメール全作のうち約1/3となる10点が集められている超豪華な内容です。
展示そのものの企画も興味深く、フェルメール作品とテーマが同じ作品を集めて、コーナーごとにまとめてあるので、当時の文化や暮らし、そしてフランドルのテクニックの異常なまでの高さがよくわかります。そしてその中では、技術的には超越していた訳ではないフェルメールが、それでも特別であることも浮き彫りにされていました。
ほぼ同じ構成の作品の中でも、部屋の明かりやコントラスト、バックグラウンドのストーリー性などが際立っています。中には最盛期のフェルメールと並べられて、公開処刑のようになっていた作品もあり、残酷ではありましたが…。
こんな内容を日本でやったら待ち時間がどれだけになるか想像もつきませんが、余裕のかぶりつきでおかわり自由!3巡目にはさすがに監視員のおじさんに(また来たのか?)という顔をされましたが。 -
いきなり当初の目的を達成してしまいましたが、次は国立考古学・歴史博物館へ。
国立考古学 歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ここの外観は向かい合う国立図書館と左右対称になっています。
国立考古学 歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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後日国立図書館にも入りましたが、内装は全く違います。
ケルトやヴァイキングの時代から、キリスト教化され修道院が絶大な力を持っていた時代を中心に、工芸品が展示されています。
紀元前の黄金のボタンやネックレスの形は独特で、プリミティブなのに繊細で高い技術が伺い知れます。国立考古学 歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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8世紀に作られたタラのブローチは、キリスト教の僧が使ったものですが、ケルトのモチーフもあしらわれています。先住者の神をうまく取り込みながらキリスト教化を成功させたアイルランドならではのもの。
国立考古学 歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館を出て街歩き。ロンドンのような、タウンハウス風の建物が並ぶ通り。
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テンプルバー近くには、アイルランド旗の3色の三角旗が張られた通りも。
パブ通りなのでこの時間は閑散。テンプルバー 散歩・街歩き
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インフォのあるアンドリュー教会前には、ちょっとしたスペースがあって、そこにあるのは…
聖アンドリュー教会 寺院・教会
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待ち合わせの定番、モリー・マローン像。
あー…一瞥してヨーロッパの銅像ならではの残念な変化が…。モリーマローン像 モニュメント・記念碑
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おにーちゃん達が必ずと言って良いほど胸を掴みながら写真に収まるので、そこだけピッカピカです。
よく、足に触ると幸せになる銅像とかありますが、おっぱい触ってもなんのご利益もないからな!
モリーに代わって取り敢えず言っておく!!!モリーマローン像 モニュメント・記念碑
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モリーが見つめる先にあるのは、1階が木造風で、その上に赤レンガに花が飾られた木枠の窓という典型的なパブ。
この後、一旦ダブリン城に行き、ガイドツアーの予約をしてから向かったのは… -
クライスト・チャーチ大聖堂。
Christchurch ではなくChrist Church なのね。クライスト チャーチ大聖堂 寺院・教会
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アイルランド国教会はカトリックとプロテスタントの中庸らしい。ステンドグラスは鮮やかで、そこそこの装飾はあるけれど全体にシンプル。きらびやかな祭壇はありません。
聖堂の地下は広く、資料室になっています。
ここには宝物や銅像などの資料が展示されていますが、薄暗くておどろおどろしい。そんな中に普通に土産物屋があるのも、その向かいに有名な猫とネズミのミイラが堂々展示されているのもシュール。
ダブリン城の見学時間が近づいたので、戻ります。クライスト チャーチ大聖堂 寺院・教会
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