2017/07/24 - 2017/07/26
1214位(同エリア1326件中)
武闘派2さん
国内は、結構彼方此方旅していますが、山陰地方は初めてです。
女房は、むかしむかしに出雲などに行ったことがありますが、私はなぜか縁がありませんでした。
数年前に、萩・岩見・出雲・安来などへの旅を考えましたが、足の便等々があまり良くなかったので実現しないままでした。
今回偶々目に触れた旅行社の新聞広告で、「米子・岡山・広島・岩国各空港利用、現地レンタカー付乗捨て可」というのがあり、実現したということです。
山陰地方は、神話の故郷であるだけでなく、たたら製鉄の記念館等興味深い施設もあり興味が掻き立てられます。
食べ物の写真はありませんが、松江での美味しい寿司、広島での生牡蠣、出雲そば等々楽しみでした。
今回、特に嬉しかったのは安来の和鋼博物館に併設されている?「チャコールダイニング安来グランパ」という店でした。
今回の旅行中、日中は殆ど降られませんでしたが夜は土砂降りといった天候で、松江から広島に移動する予定のこの日も天気予報では「雨、ところによって豪雨」等というものでしたので、昼飯でしたし施設付属の食堂で軽く済ませるほうが賢明と、殆ど期待せずに入ろうとした入口の雰囲気で、まず「おや?美味しそうかな?」と思わせてくれるような店でした。
女房は、パスタランチ、私は、ランチメニューの炭火焼きで鶏肉のものを頼みましたが何れも吃驚するほどの美味しさ。
特に、炭火焼のランチは、前菜、サラダ、スープ等々もタイミング良く提供されたのは勿論その器やら盛り付けやらとてもお洒落で見て楽しみ食べて楽しむ美味しい食事の見本のようなものでした。当然炭火焼の鶏肉もとても美味しく、大満足でした。
店の方の感じもとても良く、特にシェフの良い男のお兄さんに色々と親切にして貰いました。博物館の展示物も期待通りのものでしたが、この期待を良い意味で裏切ってくれた昼食で今回の旅行はとても楽しく過ごせました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- その他
-
久しぶりの羽田です。
本日の便は、予定されていたものと機種が変更になったとかで、セキュリティチェックの窓口ではねられANAのカウンターへ。
当該便の発券手続きは「開始まで時間がかかるのでアナウンスを待つ」ようにということで、出発ロビーで待機。
かなり余裕を見て空港へ来たのに、発券が開始されたのは、搭乗開始30分前くらい。
発券を終え、セキュリティチェックを済ませ搭乗口へ。
これが、ANAの一番端っこで結構時間がかかるので、搭乗開始時刻が迫っていることもありちょっと急ぎ気味で向かいました。
ところが、待合スペースにはかなりの人数がすでに到着していました。
我々は、カウンターで「発券開始」と同時に並び(そういえば人数は少なかったので「飛行機がすいているのかな?」と思いましたが)前から数組目で発券されたのにどうなっているのでしょうかね?
ともあれ、無事搭乗できたので良しとしましょう。
搭乗アームに見えるように、空港はすでにオリンピックムードでした。羽田空港 エアポートラウンジ (第2旅客ターミナル3F ターミナルロビー) 空港ラウンジ
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これは、羽田の出発ロビーです。
機種変更により、発券を待っているときのものです。
米子空港とは当然全然違いますが、米子では写真を撮らなかったので代わりに載せます。米子鬼太郎空港 (米子空港) 空港
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まずは敬意を表して米子空港から出雲大社へ直行です。
空港でレンタカーの手続きを済ませ、この場所に到着したのが10時半頃ですから着陸して2時間後くらいです。
飛行機を利用すると、いつも感じることですが距離の感覚が狂います。
外地へ行ったときは、そもそも飛行機か船しか移動手段がありませんからあまり感じませんが国内だと鉄道やら車やらとの速度の差に驚かされます。
ということで、神々の国の旅行の始まりというわけです。出雲大社 寺・神社・教会
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拝殿です。
この建物の向こう側に本殿がありますが、中には入れません。
出雲と大和の確執等々の本によると、出雲大社の本殿の建てられ方はかなり変わっていて、拝殿や本殿の入り口から見ると祭神である大国主命は、横を向いており我々は横から拝む形になると確か以前読んだ「神々の流竄」という本に書いてあったと記憶しています。
古代から、支配者は色々なことを考え、庶民は素直に騙されるということでしょうか?
とはいえ、現在の出雲大社の地は、如何にも神さびた感じのする伊勢神宮とは違いますが、神々が集う地として相応しい雰囲気がありました。出雲大社 寺・神社・教会
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十九社です。
神在月に全国から集まった神様の宿ということですが面白いものを考えるものだと思います。
古代信仰は、大神神社や石上神宮がそうであるように、本殿を持たず神様は自然の中(山体・磐座・巨木など)に宿るとされていたと思っていましたが、出雲の地では違うのかもしれません。
或いは、仏像やら荘厳な伽藍やらを用意し、支配の一助ともされて広まった仏教の影響なのでしょうか?
とはいえ、伊勢神宮、石上等々のような凛とした神さびた感じこそないものの、この出雲大社の地も信仰の対象として相応しい雰囲気を持ったところでした。出雲大社 末社 十九社本殿 名所・史跡
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横から神域に入ったため、順序が逆になりましたが、入り口の鳥居です。
銅?製だったと思います。
このほかにも、石造、木製のものがあり順次通ることになっているようです。
これで、出雲大社参拝は終わりです。
この後、出雲そばを食べました。
大きな鳥居を出て少し横道を歩いたところにある「荒木屋」という蕎麦屋さんです。
女房は、「縁結び天セット」という汁粉などが付いたセットを、私は「割子四代そば」というのをいただきました。
ちょっと甘めの汁でしたが、美味しく食べることができました。
四代というのは、なめこおろしが入っていたり、とろろが入っていたりと何種類かの味が楽しめるセットです。
入店すると注文する前に、まず人数分の薬味セットが出てきますが、そんなシステムのためか入っている刻み海苔が湿気きっていてその点が少々残念でしたが、全体としてはおすすめのお店でした。お店の方たちもとても感じの良い方たちで、上質なお店です。
ご馳走様でした。そば 荒木屋 グルメ・レストラン
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荒神谷遺跡です。
最多の銅剣発掘の遺跡ということで有名な場所で、今回の旅行の目的の一つです。
遺跡博物館は、コンパクトな施設でしたが、パンフレットなどでは他所で保管されていると記載されていましたが国宝の出土した銅剣が数本展示されていました。
ガラス越しですし、私のような門外漢には精巧なレプリカとの差は、その有無も含めてわかりませんが、何か古代から続く刻の長さを感じさせてくれるようで興味深く見ることができました。
遺跡公園の中ほどには蓮池があり、古代ハスが開花していました。
「2000年蓮」と表示されていましたが、確か古代ハスは、千葉の遺跡で約2千年前の地層から発見された種を発芽させたものだったと思います。
直接荒神谷に関係ないようですが、古代の遺跡という意味での共通項なのでしょう。
綺麗な花でした。荒神谷史跡公園 名所・史跡
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遺跡博物館から発掘現場のほうへ向かいます。
この奥の左側の斜面から銅剣が大量に出土しました。
出土した斜面のあたりは整備されて、反対側の斜面に設けられた遊歩道を登ってつくと出土地全体が見渡せるようになっています。
素人の私でもわくわくする様な場所ですから、発掘に立ち会った専門家はさぞかし興奮したことと想像できます。荒神谷博物館 美術館・博物館
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このような形で埋まっていたようです。
博物館の説明で初めて知りましたが、土に埋まった状態の銅剣は、水を含んだクッキーのように脆いものだそうで、取り出して全容を把握することも当然ながら保存することも大変な慎重さが求められるのだそうです。
玄室の壁画ならともかく、金属製品もがその様な脆さで発見されるということは、銅剣、銅鐸、銅矛等々の古代遺物の発見、発掘等とは、かなりな幸運に恵まれなければ状態が良いままでは難しいということを知りました。荒神谷史跡公園 名所・史跡
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荒神谷遺跡を満喫した後、近くにある加茂岩倉遺跡にまわりました。
残念ながら、駐車場と見学施設とが結構距離があるのと、車を止めて歩き始めたら雨が降ってきたのとで、断念しました。
早朝に羽田を発って、半日動き回ったので少々くたびれたこともあり、車で簡単に行けそうな「八重垣神社」へ寄ってホテルに向かうことにしました。
八重垣神社は、境内奥の「鏡の池」で有名ですが、我々は40年ほど前に結婚していますから今回はパスしました。
昔から、縁結びで有名ですが、現地で由緒書き等々を見たら「両親の承諾を得てきちんと正式な結婚をした初めての神」である「スサノオノミコト」と「クシナダヒメ」とを主祭神とする神社だからというようなことが記されていました。
ということで、初日の見学目標はクリアーしてホテルに向かいます。
ホテルは、宍道湖畔にある「ホテル一畑」。八重垣神社 寺・神社・教会
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本来の出雲大社参りとしては、ここで1泊して、一畑電鉄で出雲大社まで行くのかもしれませんが、我々は無精者なので、先に車で失礼しました。
HISのフライ&ホテルということもあり、部屋は街側です。
宍道湖は見えませんが、チェックイン後すぐに1階にある気持ちの良いラウンジに行ったら湖がよく見えました。
ちょっとした疲れ休めですから「ホテル一畑オリジナルビール」というのを注文しました。
写真の通りの地ビールですが、地ビールにありがちな癖もなく美味しくさっぱりしたビールでした。
ここで、一息ついて街に夕食に出かけます。きちんとした上質なホテル by 武闘派2さん松江しんじ湖温泉 ホテル 一畑 宿・ホテル
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街並みです。
ホテルから歩いて10分程度のところにありました。
この商店街を目指してきたわけではありませんが、今晩の食事をお願いしてある寿司屋さんを目指してぶらぶら街を歩いていたら行き当たったというわけです。
茶町とか京町とか整備された街並みが続きます。
有名どころでは、松本の「中町商店街」などがありますがそれほど店が建ち並んでいるというわけではありません。
茶町と表示された横町に入ったらちょっと雨が降ってきたので偶々目の前の店を見たら趣のあるつくりの「國暉酒造」という酒屋さんでした。
美味しい酒は大好きなので、店の方にいろいろ教えてもらいながら、数本購入しました。
店内は、試飲用のカウンターがある向こう側に色々な種類の酒が陳列されていて、見るからに美味しそうになっていました。 -
造り酒屋で購入した酒を3本(といっても4合瓶ですから)ぶら下げて予約してあった「呉竹寿司」へ。
カウンターに座り、つまみに刺身を何種類か頼み、先ほどの「國暉酒造」の酒をお願いしました。
「地元の旨い酒が飲みたい」とお願いしたら、写真入りのリスト(メニュ)を出してくれましたが、國暉酒造の酒は1種類しか(他の蔵元のものは何種類かずつ載ってましたが)載っていませんでしたし、選んで注文すると「それ飲むの?」と言わんばかりの雰囲気でしたので、ご近所なのに評価が低いのかな?と買ったことが少々不安になりました。
出してもらって飲んだ酒は、結構上等な酒で、美味しいお造りとも相性が良いのかどんどん飲めました。
つまみのお造りを何種か追加して造ってもらい、満足したところで握りに切り替え、初めから握りをお願いしていた女房ともども鱈腹食って大満足の夕食でした。呉竹鮨 グルメ・レストラン
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店を出て、ホテルの方向にちょっと歩いたところに「堀川めぐり からころ広場乗船場」というのがあり、聞いてみたら最終の船がちょうど出ることろだったので乗せてもらいました。
本来は、松江城の周りの堀をぐるっと回る遊覧船で、船の上から松江の街並みを楽しんだり、途中に何か所かある乗船場で乗り降り自由ということで街歩きを楽しむための交通機関らしく、発券所の係の女性が、「1度乗ってぐるっと帰ってくるだけになってしまいますが良いですか?」と心配してくれました。
堀を巡る為、場所によっては橋の高さの関係で船の屋根が引っかかるということで、途中数か所でこのように屋根をたたんで橋の下を通り抜けます。ぐるっと松江堀川めぐり 乗り物
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それ以外は、こんな感じで進みます。
川風が程よく吹き気持ちの良い乗り物です。
前に説明したような感じでしたので、乗っているのは我々二人のみです。
この大きさの船に、船頭さんとガイドさんという二人のおじさんが付き、乗客は二人という申し訳ないような状態です。 -
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ぐるっと回って、乗船した場所に戻り、堀川めぐりは終了です。
下船するときは結構雨が降っていたので乗り場近くの街にある貸傘を拝借してホテルに向かいました。勿論傘は翌日返しに行きました。
ホテルでは、土砂降りの窓ガラス越しに宍道湖を眺められる上層階のカクテルラウンジに行き不昧公と名付けられたオリジナルカクテル(ホテルのHPでの説明:金粉でお殿さま気分を演出いたしました。御茶処松江ならではの抹茶のカクテル。)等々何杯か楽しんで夜が過ぎるのを楽しみました。 -
翌日も天候はイマイチ。
昨夜の大雨は、あがりましたが時折パラつく曇り空でした。
今日は、概ね高速道路利用とはいえ、知らない土地での山越えですから(我が家にとっては)早めにホテルを出発し安来に向かいました。
昨日借りた傘を返却し取り敢えず進路は東です。
途中幾らかの渋滞個所もありましたが、なんということもなく目的地である安来に着きました。
ここでは「和鋼博物館」が目的です。
これまた門外漢なので詳しいことはわかりませんが、古代の製鉄法であるたたら吹きを伝承している日本唯一のところだと理解しています。
展示物そのものは、そうたいしたものでもないのかもしれませんが、未だに年に何回かはたたら吹きによる製鉄を行っているようで、記録映像を見ることができました。
本で読んだだけの知識でしたが、実際に映像で見ると想像していたのとは大違いで熟練した棟梁の勘が製品の良し悪しを決める等々極めて高度にシステム化された現代では到底商業ベースで行うことのできない特殊な技能だと改めて感じさせられました。
もしかすると、細部をデーター化してAIで再現できるのかもしれませんが、外野としてはそのようなことではなく技能が伝承してゆけば良いと無責任に感じました。
ここでも見学中外は土砂降りの時もあり、山越えの行程を残す身としては少々心配しながら見学を終えました。
11時半ころだったこともあり、外に出てもSAやらドライブイン程度しかないので、博物館の2階部分にあった食堂で適当に済ませるつもりで行ってみたら、これが大きな間違いでした。
「チャコールダイニング安来グランパ」という名の店です。
入口からして、博物館の建物に併設された食堂という感じではなかったのですが、注文した食事が出てきて吃驚というあたりは、この旅行記の冒頭に書きましたので省略して、大満足の安来を後にしました。
高速道路に入る途中には「黄泉津比良坂」という看板もありましたが、丁度雨が少し降り始めていたこともあり、間違って向こう側に転げ落ちると晩飯が黄泉戸喫になったりしては困りますので素通りすることにしました。
ということで、じゃっかんの雨の中中国山地を超えて広島です。
途中、奥出雲等々を通り抜けましたが、ヤマタノオロチ伝説が生まれそうな風景のところもあり、楽しいドライブでした。
余談ですが、我が家ではここ数年「仁多米」というのを食べていますが、このあたりでとれたものだと思うと初めて来た気がしませんでした。
広島での宿泊はサンルート。
太田川の下流部分が枝分かれしているのでしょうか元安川という名の川のほとりにあります。
部屋の窓からは正面に原爆ドームが見えます。
荷を解いて早速「平和記念資料館」に向かいます。
原爆の悲惨さは文献等で知っているつもりです。
後代まで放射能障害の影響が続くという点で、人間が人間に対して使用すべきではない兵器だと思っています。
直接的な損害については、私は代々東京の下町生まれですが、小さいころに近所の老人から聞かされた東京大空襲の悲惨さや今でも江戸東京博物館等で見ることができる熱で曲がった鉄骨等々同じような悲惨さだと改めて戦争をしてはいけないと強く感じた次第です。
帰ってからのことですが、半島北部の国では変なおじさんが核兵器やらミサイルやらを弄んでいるようです。
このような人達に2度と戦争を起こさせないためにも、きっちりとした国防体制を整備することが必要なのだと改めて感じました。安来グランパ グルメ・レストラン
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ということで、晩飯です。
広島といえば、かなわの牡蠣。
夏の盛りですから、如何かと思いましたが、おいしい生ガキもありました。
3種類あるということなので、取り敢えず一つずつ食べてみました。
名前は忘れましたが、中くらいの大きさの(1年物ということでした)ものが一番おいしく食べられたのでお代わりして楽しみました。
おいしい広島の酒も併せて楽しみました。
この店は、牡蠣船と名付けられていますが、見た感じでは着底しているというより河床に基礎を設けて建てられているように思えましたが、仲居さんの話では船になっているそうで、この日も潮が満ちている時間帯は多少揺れたりしたとのことでした。かき船 かなわ グルメ・レストラン
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部屋の窓から見た景色です。
かき船、ドームなどが見えます。ちょっと1泊程度なら十分 by 武闘派2さんホテルマイステイズ広島 平和公園前 宿・ホテル
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宮島です。
大鳥居を海側からくぐって参拝するのが正しい作法だそうです。
宮島へ行くのは、広島市内の昨晩のかき船のすぐ横から船で行く方法、宮島口という多分メインの鉄道駅からフェリーで渡る方法等々あるようですが、我々は広島市内からは宮島口のちょっと先になる「大野桟橋」というところからの渡し船を選択しました。 -
アクアネット広島という会社が運航している航路で、写真のように大鳥居の正面まで接近してから宮島の桟橋につく方法です。
「本来は鳥居をくぐって参拝する」というのは、この船のガイドさんが教えてくれました。
我々が乗った船は、大きすぎて鳥居はくぐらないとのことでしたが、この写真のように正面から迫り参拝する時間も十分とってくれますし、鳥居の解説で左右の中心の柱は天然木をそのまま使っているとか色々と興味深い解説をしてくれます。
大野桟橋には、大きな駐車場もあり我々のような車での来訪者にはとても便利です。
旅行ガイドでは、「駐車場は無料。ただしハイシーズン等有料の場合あり」と書いてありましたので、丁度夏休みに入ったことでもあり、チョット込み合うかなと心配しながら行きましたが、結果はこの便は我々二人のみでした。
ということで、貸し切り状態のソコソコ大きな船で宮島へ向かいました。
駐車場のすぐ横には、カープの屋内練習場があり、2軍用だとガイドのオジサンはいってましたが、一人の選手がトレーニング中でした。
それらの説明に全く反応しなかったので、オジサンが訝しげでしたから「我々は巨人ファンなのでカープに興味はありません」といったところ「それじゃ、もうガイドしない」等々のやり取りをしながら島へ向かいました。
島内から大鳥居をくぐる観光船もでているようで、ガイド同行のカヌーで鳥居の下を通り抜けている人達などもいて、海を取りこんだ神社の面白さが良く解りました。
それにしても、利用者が少ないのは何故?と訝しく思いましたが、宮島口からの渡船料が360円(往復)なのに対して、こちらは1,500円(往復:往路は大鳥居参拝)というのが一番大きいのではないかと思いました。
とはいえ、お勧めです。
我々の時は、御笠丸という名の和船風の船でした。厳島神社 寺・神社・教会
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今度は、本殿側からです。
回廊の一部から撮りましたが、大鳥居の下を船がくぐり抜けているところです。
菅笠をかぶって、船頭さんが櫓で操っているようで、これはこれで楽しそうです。
厳島神社の参拝を済ませて、桟橋に戻りながら、もみじ饅頭を何か所かで買いました。
表参道(原宿ではありません)の中ほどにあった余りケバケバシク装飾していない店がよさそうでしたので、土産に買いましたが、それよりも神社よりの横町を少し入ったところにある店で休憩方々かき氷を食べ併せて購入したもみじ饅頭が、とても美味しかったので、あちこちで少しずつ買って食べ比べてみることをお勧めします。 -
宮島観光も終わり、そろそろ空港へ向かいますが、帰りは岩国空港。
遠くからの旅人にとっては、岩国といえば錦帯橋。
ということで、当然寄り道です。
昔は、大勢の人が訪れたのでしょうが、この日は閑散としていて橋もこのように眺めることができました。
川の流れも綺麗でとても気持ちの良いところでした。
橋の向こう側の山上には、岩国城天守閣も見え、長閑な雰囲気です。錦帯橋 名所・史跡
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遠く山の上には天守閣も見えます。
ちょっと離れた尾根までロープウエイで行けるようですが、パスしました。岩国城 名所・史跡
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岩国寿司という押しずしのようなものが名物のようでしたので、遅めの昼食にしようと思い食堂へ。
ところが、彼方此方食事処は休み。
割烹旅館白為旅館という旅館のすぐ横に食事処しらため別館という店があったので、大丈夫だろうと思って入店し注文しようとしたところ「今日は、岩国寿司が売り切れました」とのこと、仕方なく、蓮根そばなるものを注文して取り敢えず退散しました。
駐車場(無料:河原)に向かう途中に「岩国寿司」と幟が出ていたのは確認済でしたので、そこによってみることにしましたが、道路沿いの如何にも観光地で名に肖り序でに商売しているような感じの店でした。
とはいえ他になかったので止む無く購入することにして店内へ。
「寿司ください」との注文に「全部売れてしまって・・・」との返事。
ありゃ~と思いましたが、少し時間がかかるが作れるとのこと。
10分程度とのことで全く問題ないのでお願いしたところ、小母さんの手際の良さに吃驚。
持ち帰って夕飯にすることとしました。
その後、空港の売店にも「岩国寿司」があり、この店(なんと「パンサー」とい意味不明の名前です。)のより安かったので、観光地価格で適当なものを売りつけられたかとちょっとがっかりしました。
自宅に帰って、早速岩国寿司を食べてみましたが、これが吃驚するような美味しさ。
店構えで判断してはいけないとは知りつつも、あの店構えと店名では多くは期待できないと侮った失礼をお詫びしたいほど見事な味でした。パンサー グルメ・レストラン
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ということで、岩国空港へ。
帰りは、機種変更もなく順調に・・・とおもったところ「羽田空域混雑のため、ご当局の指示により出発を20分遅らせる・・・」とのアナウンスがありしばし待機。
やっと搭乗し飛行機は滑走路へ移動。
その途中、見慣れない機体があったので数枚写真を撮りましたが、帰宅してからよく見ると機首部分にアメリカの標識。
岩国ですからF35?
中共だったらこんなことしていると拘束されそうですが、日本は良い国です。岩国錦帯橋空港 空港
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ということで、あっという間でしたが、神々の国の首都、荒神谷、広島、宮島と神代から現代まで楽しんだ旅行も終わりです。
次は、どこへ行こうかと色々楽しみです。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
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