チェコ再びの世界遺産（１）

2017/07/08 - 2017/07/17

２度目のチェコに来ました。前回はいわゆるボヘミアしか行けなかったので、ブルノを中心に世界遺産を巡ります。
プラハ（泊）→クトナーホラ→ゼレナーホラ→ブルノ（泊）→トシェビーチ→フルボカー城→ホラショヴィツェ→チェスケブディェヨヴィッチェ（泊）→チェスキークロモコフ→テルチ→ブルノ（泊）→リトミシュル城→オロモウツ→ブルノ（泊）→クロムニェジーシュ→ブルノ（泊）→レドニツェとヴァルティツェ→ウィーン（２泊）
なかなか強行軍でしたが、それなりに楽しめました。
第１日と第２日目の旅行記です。

エリア クトナー・ホラ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

アエロフロートで出発です。家でWebチェックインをして、そのまま搭乗口まで来ました。
なぜか、呼び出しを受けました。カウンターでチケットを印刷物から交換しなければならなかったらしく、その場で交換してもらいました。初めての呼び出しだったのでちょっとドキドキしました。

モスクワの空港は２回目です。改装してからは、噂ほどは悪い空港ではありません。

夜21時過ぎにプラハに着きました。空港からダイレクトにプラハ駅まで行くバスの最終便はちょっとのタイミングで乗れませんでした。路線バスと地下鉄を乗り継いで中心部に向かいます。

バスはよかったのですが、地下鉄で切符の自販機で紙幣が使えず、切符が買えません。通りすがりの人に両替を頼みますが、10人目でようやく両替してくれました。
私も日本で、知らない外国人が両替してくれと言われても、してあげないかも。これからはしてあげよう。

地下鉄も、夜が遅いので回送列車が走っています。

ホテルへの道に迷いました。違うホテルのフロントの人に尋ねたら、親切に調べてくれて、斜め隣のブロックの裏側だよ。
そっちは絶対違うと思っていたから、聞いてよかった。

翌朝、0804出発の列車でクトナーホラに向かいます。

今日は、クトナーホラとゼレナーホラを観光して、ブルノに泊まります。

駅に着くと、列車はすでに停まっていました。

今回は、プラハは素通りします。
遠くに、プラハ城が見えます。

予定通り、クトナーホラ本駅に0855に着きました。
日本人らしい、若いカップルが前にいます。

クトナーホラの世界遺産は、本駅に近いエリアと少し離れた中心部のエリアに分かれています。私たちは、まず本駅に近いエリアから見て、うまくバスがあれば、利用して中心部に行こうと計画しました。
インフォメーションで、交通手段を聞こうかと思ったのですが、案内所のおばさんが「早く停まっている電車に乗って、中心街まで行きなさい」って。

クトナ ホラー本駅 駅

躊躇しているうちに、電車が行ってしまいました。結局、移動手段の情報得られず。
まぁ、最悪歩くことも想定していたので、歩いていくことにしました。

たばこ工場の横を歩いていくと、すぐに大きな教会が見えます。
一つ目の世界遺産、マリア教会です。

目標物があると歩きやすいものです。
ソーセージ屋さんでしょうか。看板が笑っちゃいます。

10分もしないで、マリア教会に着きました。

聖母マリア大聖堂 寺院・教会

ここで、案内所のおばさんが、先に中心部に行けといった意味が分かりました。

マリア教会は、10時までミサで、観光客は入れないことになっていました。
まだ、９時過ぎなので、外観しか見れません。

教会の入り口の女性に案の定「ミサ中だから」と制止されましたが、１枚だけと言って写真を撮らせてもらいました。

マリア教会から５分くらいの場所に、骸骨教会（セドレツ納骨礼拝堂）があります。
こちらは、もう入場できました。

全聖人墓地教会 (セドレツ納骨礼拝堂) 寺院・教会

文字も骨でできています。

シャンデリアも。

紋章も。

黒ずんでますが、白骨です。

２階に上がって入り口を見てみました。

10時前だったので、少し待って、マリア教会に立ち寄ろうかと思いましたが、長居してしまうので、やめて中心部に向かいました。

セドレツ納骨礼拝堂を出て、30分くらいで中心街の広場につきました。

まだ、人通りは少ないです。

バルバラ教会が見えてきました。

プラハの大聖堂に負けないくらい大きな教会です。

聖バルバラ教会 寺院・教会

奇麗なステンドグラス。
この下に大きなパイプオルガンがあります。

鉱山博物館です。坑道に入れます。
私たちは、ほかのところで入ったことがあるので、やめました。

フラーデク鉱山博物館 博物館・美術館・ギャラリー

石の家。残念ながらガイド付きツアーでないと入れないとのこと。

12時前ですが、駅までの移動時間も考えて、早めの昼食にします。
今回、チェコに来て、初めての本格的な料理です。

定番のグラーシュ。量が多い。

旦那も初ビール。
クトナーホラビールです。

トイレが最新でした。便座が自動で回って洗浄します。
日本では見かけないタイプです。

イタリアンコート横の公園からのバルバラ教会。
ベストショット。

帰りは、中心部から電車で戻りました。
案の定、時間、ぎりぎりになって、電車に駆け込みます。

無事、予定通りのクトナーホラ本駅12:56発、ジュジャール・ナト・サーザヴォウ駅14:28着の列車に乗れました。

ここから、ゼレナーホラまでは、歩きで40分か、バスです。しかし、バスは１時間に１本しかありません。

案内板をよく見ていたら、目の前に止まっているいるバスも行くことがわかりました。運行本数が少ない便なのですが、ちょうど目の前まで行くようです。

ラッキーでした。バスの待ち時間も含めて、20分もかからず着きました。

しかし、入り口の扉が閉まっています。入り口には、ガイドの時間が書いてあります。もしかして、この時間にしか入れないのかな。まだ、30分以上あるよ。
周りにも数人、待っている人がいるので、仕方がなく待つことに。

10分もしないうちに、扉は開きました。
別にガイドツアーでなくても入れるようです。しまってた理由は？？です。若い係の人が日本語の説明文を渡してくれ、「質問があったら、聞いてくださいね」。

天井にベロがあります。

アップにすると。。。。

ベロ。

小さい教会なので、30分程度で十分です。外に出ると雨が降っていました。

帰りは確実に１時間に１本ある、教会の麓のお城のバス停に行きました。
まずは時間を確認に行きますが、ここで雨が土砂降りに。
バスは行ったばかりでまだ50分くらいかかります。カフェに戻ってもいいのですが、雨があまりにも凄いので、ここで待つことに。

バスが来た頃には雨が上がりました。

教会まで最悪、歩くことを考えていましたが、行きも帰りもバスに乗れたので、列車までまだ、１時間近くあります。
駅前に小さなBARみたいなところで休憩です。
旦那はビールを頼みましたが、地元のビールがなかったらしいです。

予定の18:29発に乗ります。ちょっと遅れてきましたが、問題ありません。
ブルノには19:41に到着予定です。

しかし、途中の駅（krizanov）で、乗客がみんな降りていきます。
旦那がとっさに「これは乗り換えだな」と。駅員さんに聞いたら、バスに乗れって。
旦那は、ほかのところでも経験したことがあったらしく、かつブルノ駅が工事中と聞いていたので、気が付いたようです。
そういえば、検札にきた車掌さんが何か言ってたのは、このことだったのかもしれません。

駅を出るのが最後だったので、乗ったバスは逆にガラガラでした。

バスから、大きな教会が見えました。ブルノに到着のようです。

ブルノ本駅 駅

今日は、はやめにゆっくり休みます。

この旅行記へのコメント （1）

• カップさん 2018/03/26 23:40:01

  また行きたくなっちゃいました

  プーコさん、はじめまして。
  
  昨年、私も（夫婦で）ほぼ同じ時期にチェコを旅行してたので、プーコさんの旅行記を楽しく見させていただいてます。
  ゼレナーホラでは私達は教会内へ入るタイミングを逃してしまい周辺をぐるぐる見学したのみでした。中には「ベロ」があったんですね。（^^）　
  同じ場所を訪れても見る場所、気づく物が違うのって楽しいですね。プーコさんの旅行記を見て気づくところいろいろありました。
  私達夫婦はチェコにどっぷりはまってます。今年もまた行きたくなりました！