チェコ再びの世界遺産（４）

2017/07/08 - 2017/07/18

２度目のチェコに来ました。前回はいわゆるボヘミアしか行けなかったので、ブルノを中心に世界遺産を巡ります。
プラハ（泊）→クトナーホラ→ゼレナーホラ→ブルノ（泊）→トシェビーチ→フルボカー城→ホラショヴィツェ→チェスケブディェヨヴィッチェ（泊）→チェスキークロモコフ→テルチ→ブルノ（泊）→リトミシュル城→オロモウツ→ブルノ（泊）→クロムニェジーシュ→ブルノ（泊）→レドニツェとヴァルティツェ→ウィーン（２泊）
なかなか強行軍でしたが、それなりに楽しめました。
第５日目の旅行記です。

エリア リトミシュル(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は、リトミシェルに行って、オロモウツを回ってきます。
当初、オロモウツとクロムニェジーシュを同じ日に回るつもりだったのですが、ブルノ市内を巡る時間が無くなるので、リトミシェルとオロモウツを同日に回ることにしました。

今日は、臨時のブルノナドラズィ駅から乗ります。
昨日、すぐ横のバスターミナルに到着していたので、ホテルから駅までの所要時間は大体わかっています。

小さい駅ですが、たくさんの人がいます。
駅員さんに確認すると、すぐ来るから、乗りなさいといわれました。

0857に電車が入ってきました。結構、かっこよい電車です。すぐに発車します。

ほかの列車でも、自転車置き場があるのですが、実際に乗っているのは初めて見ました。

電車の中の電光掲示板。

途中のズビタビで降りて、ここからバスで向かいます。
電車は10時に着きました（定刻は0957）。バスは1008発です。急がないと。
バス停は、駅の目の前にありました。

大きな遅れもなく、バスはリトミシェルのバスターミナルに到着しました。所要時間は約40分でした。

お城までは標識が出てきます。

大きな通りを渡れば、すぐに旧市街です。

教会の公園。この先にお城があります。

お城に着きました。ここもガイドツアーで巡ります。

リトミシュル城 城・宮殿

一番初めに劇場に入りました。
あれ、昔の劇場は、チェスキー・クロモコフ城にしか、残ってないんじゃないの？と思っていましたが、チェコには、数か所残っているそうです。ただ、かなり珍しいものらしいです。
これでチェスキー・クロモコフ城のツアーに参加できなかったことはチャラにしよう。

壁の絵の説明していますが、何を言っているのか理解できませんでした。

きれいな部屋が続きます。

日本語の説明書を貸してくれるのですが、内容を忘れてしまいました。
写真で撮っておけばよかったのかな？

馬の部屋。偉い人は、この部屋まで馬で入ってきて、ここで降りたそうです。

お城の外観。お城というよりお館です。

壁は一見タイルに見えますが、絵になっています。
旦那が「作者の絵があるらしいよ」と言っています。ガイドツアーのなかで大体どの辺にあると言ってたらしいけど、分からないって。

見つけました。正面のかなり右側です。皆さんも探してください。

モルダウで有名なスメタナの生家もあります。
スメタナのお父さんは、この城のビール醸造所の責任者だったらしいです。
結構、偉い人だったようですね。

スメタナの生家 博物館・美術館・ギャラリー

昔にしては、良い部屋らしいです。

ピアノ。これを弾いていたのかな？

小さな町ですが、広場に面したホテルのレストランで昼食を食べました。
結構、おしかった。

リトミシェルの街から東方面への鉄道はありません。
そのため、近くの街までバスで出る必要があります。
リトミシェルを1425に出て、チェスカー・トジェボヴァーに1454に着きました。

列車が来るまで、20分程度、しばし、休憩です。

定刻（1514）からちょっと遅れて電車が入ってきました。
昨日乗ったREGIOJETの列車でした。
チェコの国鉄も上下分離なのかな？それともこの区間が私鉄なのかな？

REGIOJETの乗り物は、バスもそうでしたが、席が広いです。ただ、その分通路が狭く、大きな荷物をもって歩くと、座っている人にぶつかります。

オロモウツに着きました。オロモウツも中心街まで離れています。
ここはトラムで向かいます。

オロモウツ本駅 駅

世界遺産の三位一体の塔は、すぐ見つかります。

オロモウツの聖三位一体柱 モニュメント・記念碑

ペストを克服した記念碑とか言っていたかな？

この街のHPをみると、到着した時間でも１時間程度の市内ガイドツアーがあるということだったので、インフォメーションに行ってみました。

市庁舎 建造物

ホームページではツアーはあると見たのですが、今日はやってないといわれました。
ただ、市役所の塔なら登れるよ。とのことで、塔はしんどかったけど、登ることにしました。

これは、マリアテレジアの衣装のレプリカだそうです。
三位一体の塔ができたときに、この街に来たそうで、その時の衣装らしいです。

塔のてっぺんは見晴らしがよい場所でした。
三位一体の塔も下に見えます。

ヴァーツラフ教会？が遠くに見えます。

塔の途中に蛇口がありました。
昔に、ここまで水をくみ上げるポンプがあったのかな？
ガイドさんに聞いたら、「水は出ないよ」、「当時の工人が、しんどい作業の気分を紛らわすために、ジョークで作ったといわれているよ」とのこと、確かにほかにも１か所ありました。

塔のツアーは30分ほどで終了。参加者は私たち２人だけでした。
ガイドさんと別れ際に、有名なオロモウツチーズはどこで買えるか、尋ねたら、インフォメーションの目の前に店がありました。

帰りに、オロモウツで夕食を食べます。
有名なビール醸造所直営のレストランに入りました。
旦那はスペシャルビールというのを頼んだのですが、すごくおいしいらしく、がぶ飲みしてます。

スヴァトヴァーツラフスキー ピヴォヴァル 地元の料理

オロモウツチーズもあったので頼んでみました。
臭いのですが、付け合わせのバターをつけたらなかなかおいしいです。

食事をしたスヴァトヴァーツラフスキー・ピヴォヴァルです。

旧市街地の北側をまわって、駅に帰ろうと思ったのですが、道路工事の影響で、トラムもバスも運休になっているようです。
本当なら、ちょっと立ち寄りたかったヴァーツラフ教会も遠目でさよならします。

聖ヴァーツラフ大聖堂 城・宮殿

距離感がわからないので、ちょっと早足で歩きます。

頑張って歩いたおかげで、1906の帰りの列車には余裕で間に合いました。
旦那が調べてきた時刻表をみると、2000頃に先ほどのREGIOJETのバスがありました。しかも、ブルノには、列車よりちょっと早い時間に到着します。
なんで、こちらのバスを予約しないんだ！！

オロモウツ本駅 駅

ホテルに帰ってきて、オニオン風味のオロモウツチーズを食べてみました。が・・・・。
凄く臭いチーズです。口の中がアンモニア臭がきつくて。半分食べて捨ててしまいました。
もう一つオリジナルのものを買ったんだけど、どうしよう。

この旅行記へのコメント （3）

• カップさん 2018/03/26 23:50:24

  オロモウツチーズ！

  プーコさん、再びコメントさせてください。
  オロモウツチーズを食べたんですね?!!!　私も以前食べました！
  勧められて食べたのですが…、ほんのちょっぴりしか食べられなかった。
  自分の周りに食べたことのある日本人がいなかったので説明しようがなかったのですが、、、食べたことが書かれてて嬉しかったです。微妙、というか結構強烈ですよね。
  でも、オロモウツにはまだ行ったことがないので、次回は是非オロモウツの美味しいビールを飲みたいです。

  プーコさん からの返信 2018/03/27 02:31:49

  Re: オロモウツチーズ！

  コメントありがとうございます。オロモウツチーズ！。ビールと一緒にバターで揚げたものは、おいしくいただきました。お土産で購入したチーズのうち、一つはあまりに臭くて、おいしくなくて、半分以上捨ててしまいましたが、プレーンのものは日本まで持ち帰りました。ビール屋さんで食べたようにバターで揚げてみたのですが、熱で溶けてしまいあまりおいしそうにありませんでしたが、食べたら、それなりでした。料理に使うと良いのかもしれませんね。
  チェコは素敵な国ですよね。カップさんの言う通り、また行きたくなる国です。私たちはブルノ周辺が特に気に入りました。お花の庭園とか、南部のクロムニェジーシュやレドニツェ・ヴァルティツなどです。ワインも有名らしいので、今度はのんびり行ってみたいです。

  カップさん からの返信 2018/03/27 08:10:36

  Re: オロモウツチーズ！

  揚げたチーズは美味しかったのですね。今後の参考にしてみます。バターと一緒に食べるというのも面白いですね。やっぱり現地の人にサーブしてもらうのが一番美味しく食べられるのかなぁ？
  私もブルノ周辺大好きです。クロムニェジーシュやレドニツェへは行ったことがないので、お花の季節に行ってみたいです。ワインならミクロフ周辺はいいですよ♪　チェコと言えばビールと思っていましたが、ワインも本当に美味しいです。飲み過ぎちゃいます。お互い、次のチェコ旅も楽しみにしましょう！