2017夏休み　フランス・アルザス地方とベルギー～ナンシー派美術館

2017/07/15 - 2017/07/22

今回の旅はフランスのうち、治安のよさそうな中小都市に行こうと考えて、パリは外してナンシーやアルザス地方に行くことにしました。鉄道をうまく使えばアクセスいいですね。
アールヌーボーの都・ナンシーはパリからTGV利用で余裕で日帰りできる街ですが、一泊すると夜のスタニスラス広場のライトアップも見られるし、おススメです。
ナンシー派美術館ではたくさん写真撮ってきたのでこちらにまとめます。

7/15　NH231　成田10：50-ブリュッセル15：50
7/16　TGV9870　ブリュッセル南駅7：17→ロレーヌTGV10：09　バス10：27-ナンシー11：02
7/17　ナンシーからストラスブールへ移動、コルマール日帰り
7/18　ストラスブール滞在
7/19　TGV9890　6：08-ブリュッセル南駅9：43（30分遅れ）アントワープ日帰り
7/20　ルーヴェン日帰り
7/21　NH232　ブリュッセル21：10-成田7/22　15：35

エリア ナンシー(フランス)

ナンシー駅です。黄色がかった懐かしい感じの駅舎、結構大きいです。
駅正面から出たら、ぐるっと駅の裏側に向かって進みます。

なお、ロレーヌTGV駅からバスに乗るとナンシー駅裏手で下車となります。

ナンシー駅前広場もアートですね。

ナンシーではあまり怖そうなところは見かけなかったです。日曜日で人があまりで歩いてなかったからかもしれませんが。

基本的には1本道ですが、いくつか分岐があり、そういう箇所にはこのような表示があります。地図があればおそらく迷わずにたどり着けると思います。

途中にもいくつかアールヌーボーの建造物がちらほら。
素敵ですね。

ナンシー駅から徒歩で15-20分でナンシー派美術館到着です。バスもあるそうですが、普通に歩けます。

アールヌーボーのパトロン・コレクターだったコルバンさんのお屋敷を美術館にしたそうで、確かに居心地のいい、お金持ちのお家、ですね。

こちらがチケット売り場。
なんか駅の売店風です。
たまたまだと思いますが、クレジットカードの端末が壊れていたそうで、現金のみの決済となってました。

さてナンシー市内には複数の美術館があり、いくつか行く場合はこの美術館パスを買うと便利です。

1週間有効、おとな15ユーロです。7つの美術館、博物館に入場できます。
このナンシー派美術館の入場料が6ユーロなので3つ以上行くならお得。1か所につき1回のようです。それぞれの美術館で購入できます。

今回は
ナンシー派美術館　ナンシー美術館　ロレーヌ美術館　3つ行きました。

左側のオレンジ色が美術館パスで、スタンプを押してくれます。右の4枚はそれぞれの美術館のチケット売り場で発行してもらったチケットです。ロレーヌ美術館は分館みたいなのであって2枚です。

では早速入場します。
アールヌーボーの有名な場所ですから世界中から観光客が。
日本人もちらほら、女性が多いですね。

フラッシュなしなら内部撮影可能です。

あちこちにガラス作品。

ガラス作品だけでなく、木彫作品も多いです。

落ち着いた感じですね。

テーブルの細工もすごいです。

ガラスは色、デザインもさまざま。

これはピアノですが、日本風の飾りつけで、ちょっとマンガチックでした。

ピアノの側面です。

窓の上の飾り。

これは特に記念写真に人気だった作品、大きくて、美しい色合いです。

ちょっと不気味な感じもしますが、有名なガレの作品「手」
ガラスの反射がありますが、類似した作品が二つ並んでます。

透明な薄いガラスの容器。繊細です。

黒、緑、茶色など濃いガラス作品も
動物、昆虫の模様があって、すごいです。

こちらはダイニングルームかな。

映画の世界みたいです。

階段の踊り場のガラス細工。

ガラス作品を収める収納ケース自体もすごい。

灯りも優しい感じがします。

庭園の緑が目に優しいです。

あちこちにガラス細工。

透明なガラスがずらり、壮観です。一つ欲しくなります。

うまく写真撮れてないですが、細かい色使い。

欲しくなるような作品がずらり。

有名な蝶？蛾の飾りのベット。

ん～不思議な夢が見られそうですが。

ベットのわきの灯りがとてもかわいらしい。

アップで。お花柄が透けて見えています。

奥の部屋には鍾乳洞みたいなところがありました。

ガラス工芸もいろんなのがありました。

割とシンプルなお部屋も。こんな感じのお部屋なら再現できそうかも。

テーブルや椅子はいい色合い。

うまく撮れませんでしたが、花模様の美しい作品。

以下、ガレのシリーズ。
確かに日本文化に興味津々だったようですね。
こんな複雑な形、色合いの作品ができるとは。

女性像の飾り付きの箱。

獅子　だそうです。こんな形の作品を焼けるのか・・

モスラ？蛾？ちょっとユーモラスです。

いかにもフランスらしい食器もあるし。

こちらのコーナーはすごい。

有名な作品ですね。「フランスの薔薇」
確か、鏡があって、背面も見られるようになってました。

違う角度から。

庭園には温室みたいなところがありましたが、内部には入れません。

美術館見た後は庭園でのんびり、もいいです。