ポルトガル一人旅～リスボン・コインブラ・ポルト～①

2017/04/28 - 2017/05/04

何のきっかけかは忘れましたが、行きたかった念願のポルトガルへ2017年のGWに一人旅してきました。
ツアーは利用せず、すべて個人手配。
リスボン～コインブラ～ポルト～リスボンのルートです。
多少小心者の気があるので、それが見え隠れしたりする旅になりました…笑

エリア ポルトガル

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

久々のヨーロッパ旅行、そして初のポルトガル旅行はANAの国際線を使いました。
機内の写真は撮り忘れてしまいましたが、国内航空会社だけあって、機内の殆どは日本人ツアー客。個人的にANAのエコノミーは少し狭く感じたのだけれど…気のせいかな…
そして到着はブリュッセル空港。
初の乗り継ぎだったため、ものすごく不安でしたが、降りたところにANAの現地スタッフさんが日本語の案内を持っていたため難なくクリア。(再度荷物チェック、そしてイミグレーション)トータルで10分かからなかったかな…
そして空港の案内に従ってターミナルへ。
ブリュッセル空港では、ゲートが確定するのは定刻の約15分前のようで、 ゲートは至るところに設置してあるモニターで確認。(人がたむろってるのですぐ分かります)
写真はブリュッセル空港のターミナル。

空港に到着して、荷物ピックアップ。
リスボン市内までは地下鉄かバスか…
個人的にリスボンカードを買おうと思っていたので、到着ゲートを出てすぐの観光案内所にてカードゲット。リスボンカードに付いてくる冊子に空港→市内までの割引券がついているので、ちょっとだけお得に。
どこまで？と運転手さんに聞かれるので、停留所を伝え乗り込みます。
荷物おきは早い者勝ちですが、置いたら置いたで大きいスーツケースは逆に取るのが大変かも。
あとは運転手さんの停留所のアナウンスが聞き取りづらいので、後ろより前の方に座るのをオススメします。
写真はホテル。比較的日本人の利用が多いホテルアベニーダパレス。ロシオ駅の真横というかなり立地の良いところにあります。
入口が少し分かりづらいのですが、スタバの向かいに入口がひっそりあります。(コの字型にくぼんでるとこです)
レセプションのお姉さんはとても親切で英語対応。ベルボーイ(っつってもおじちゃん…)の人は英語は喋れないようですけど、みなさんとっても親切。
肝心の部屋は可愛らしい！豪華！につきます。(さすが多少値が張るだけある…)

ホテル アベニーダ パレス ホテル

部屋には…

イチゴ！！(これは到着日だけだったw)

お水(ガスなし)とネスプレッソ！！
ネスプレッソは結局使わなかったけど、お水はあまり買わなくて済んだからうれしかったかなぁ。
あと残念ながら部屋に冷蔵庫はありませんでした。
夏場冷たいのが飲みたいときはちょっと残念かな。

一日目のホテル到着は22時あたりをまわっていたので、観光はせずそのまま就寝。

２日目朝食。
エレベーターで一階(日本で言うと二階になりますね)に降り、左手にずんずん進むとある朝食開場があります。
部屋番号を告げて席に座り(確か微妙に案内された)、ビュッフェスタイルのご飯を頂きます。
自分はそんなに少食じゃないと思っていたけど、海外で１人、って言うのはやっぱり気を張っているせいか多少食べられない、そして動くわりにお腹が空きづらい傾向にあるらしく、ここでお腹いっぱいに食べておくと昼過ぎまでもっちゃうんだよね。
と言うことに旅が終わって気が付きました。
でもね、ポルトガルのご飯は(結局あんまり食べられなかったんだけど)どこ行っても外れはない。美味しい!!
って朝からパンを３つも食べるからか…

朝のロシオ広場。
晴れててとても綺麗。
メトロに乗ってベレンの塔へ。
予定は
ベレンの塔→発見のモニュメント→ジェロニモス修道院→パステイスデベレン→国立馬車博物館。

ロシオ広場 (ペドロ4世広場) 広場・公園

場所はGoogleマップで分かっていながら、人に着いていくという小心ぶり。でも塔自体大きいのですぐわかります。
ついたのは拝観開始の15分前ほど。すでに何人か並んでたので、負けじと並ぶ。
一部情報だと、ここのチケットと一緒にジェロニモス修道院のチケットも買える、と言うのを見たので、聞いてみたら、リスボンカードではどうやら発券はしてくれない模様。残念ながらジェロニモス修道院では長蛇の列に準ずることに。

ベレンの塔 建造物

まるで海かと見紛うテージョ川。

ヨットハーバーがあったり、ここだけ見ると完全に海。
※川です

順番逆になってしまったけど、さっきのヨットハーバーが発見のモニュメントのほぼ向かいにあり、ジェロニモス修道院に向かうときに通ることになります。
発見のモニュメント、大きくて迫力ありました。
帰ってから写真と人物を再度照合したり、なかなか面白いですね。

発見のモニュメント モニュメント・記念碑

広場には世界地図が。
勿論日本もありました??

歩いた先に見えてきたのはジェロニモス修道院。
写真左下の行列はチケット購入の列。
大体10時半過ぎに行きましたが、それでも30分は待ちました。
待っている間ジプシーの売り子が色々買わないか聞いてきます。大抵はストール、男性の売り子はサングラスかセルフィー。

ジェロニモス修道院 寺院・教会

修道院は荘厳の一言。
回廊の柱はどっしりしててなかなかに見ごたえ十分。
またアズレージョもあったりと豪華でたまりません。

晴れてて良かった！
建物がとても素敵に見えます。

どなたの棺なのか…

この方でした。
ベレンでの最初の市長、アレシャンドレ・エルクラーノ。

サンタマリア教会内。

ヴァスコ・ダ・ガマの棺。
横にはポルトガルの詩人カモンイスの棺もあります。
装飾がね、すごい凝ってるのが目についてはなれません。

ジェロニモス修道院を出てすこし歩くと、お目当てのカフェが。
エッグタルトと言えばここ!!という有名なお店。
みなさん言うように、店の前は行列行列&行列。
ただ、それを右に見つつ中に入ると意外と中は広いので、難なく座れました。
が、私が座って食べ始めた頃は待機の列が出来てたので、なるべくなら12時前くらいに行くほうが良いのかもしれません。
店員さんは忙しそうなので、気が付いててもオーダーを取りに来てくれるのは少し遅いです。
まぁ、そうだよね…だだっ広い店内で回転も早いお店だし、みんな注文するし、そのわりにスタッフ数少ないし。

パステラリア パステイス デ ベレン パン屋

美味しい！！
と聞くので３つ頼みました。
正直これは感動ものです。
他のカフェでもエッグタルトをいくつか食べたけれども、出来立てなのもあってか、お世辞抜きでここのが最高に美味しい！！
秘伝のレシピなんだろうなあ…なんであんなに美味しいんだろう。
イートインでもテイクアウトでも、立ち寄りは必須です。

そのあと国内馬車博物館に行こうとしたら…
休み！？のようで空いてませんでした…
ちょっと予定が狂ってしまったので、どうしようか考えた中、とあるブログでCARRISの博物館があると読んでたので、立ち寄ってみることに。
バスの停留所はEstação de Santo Amaro。
丁度高架下になるので、目印としては分かりやすいかも。

入ってすぐのスタッフさんがいるところでチケット買うのかな？と思って近寄ってみると、
「まだ開かないよ」
とのこと。
「14時からだけど…どうする？待つ？」
と聞かれたので、その辺で待つことに(だってあと10分くらいで14時だったから…)
中は写真のミニチュアバスの展示だったり、

メトロの案内(標識？)があったり

反射してとても見辛いけど制服があったりとなかなか面白い。
そういえば博物館入ったところで、実は入館料を払いませんでした。
入口にスタッフさんがいるのだけど、「ここ見終わったら教えてね」みたいな事を言われます。
まぁ言わなくても気が付いてくれて、次の展示に続く扉の鍵を開けてくれるんだけどね。
そうして外に連れていかれ、ちょっと待ってろ、とほっとかれること数分。

目の前の倉庫を眺めて待ってると…

なんと電車がやってくる…

なんと電車に乗って次の展示場所まで連れていってくれるのでありました!!(笑)
しかも車内は自分１人。(後ろにまだ展示をみてるお客さんが二組ほどいか)
なんと太っ腹な博物館。しかもまだ料金払ってない…

着いた先は歴代のバス・トラムの展示室。
馬つきだったり、なかなか凝っていたりする。
倉庫が２つ繋がっていて、二つ目の奥にトイレがありました。まぁ、あんまり汚くはなかったかな。
そして最後の最後に売店があります。
ここでお土産買ったら「料金って払ってる？」と聞かれたので、まだだよと言うことを伝えたら、ここでお土産と一緒にお支払しました。
面白かったよ、なかなか興味深いねぇ、と売店のおっちゃんに話したら、そうだろ、面白いだろ!!と嬉しそうな顔に。
ってか料金の支払いはこんなにアバウトな感じでいいのか…？まぁ、いいのか…。
ちなみに4.5ユーロだったかと思います。

CARRISの博物館のあとはとりあえずコメルシオ広場へ。
スカッと晴れて気持ちが良いし、日本よりもカラッとしてるのであまり汗もかかない。

ジョゼ1世騎馬像 モニュメント・記念碑

そのあとも街中をウロウロしてたら、こんなかわいらしいものが。
こういうのみるとヨーロッパだなぁとつくづく思います。

サンタジュスタのリフト。
みんな並んでます。

夜はいろんなblogにおすすめと出ていたRESTAURANTE CERVEJARIA BALEALというお店へ。
ただ、気になって今検索したら(11/4現在)閉鎖となってました…
なんで！？あんなに美味しかったのに!!
食べたのはまずタコのマリネ。

バレアル 地元の料理

あとは海鮮おじや。
タコのがあるか聞いたけど、それはないよと言われたので海鮮を。
これでも1/2の量なので、恐るべしポルトガル。
私以外にも日本人の夫婦の方がいたし、地元の方もきてたので、そんな閉まるほどとは…
ちょっと納得がいかないけど、仕方ないかぁ…

②に続く