2017本州最南端バイク旅（樫野崎のトルコ記念館＆潮岬）

2017/07/16 - 2017/07/16

2017年7月，バイクに乗って本州最南端に行ってきました！

本州最南端の町，和歌山県の串本へ。橋杭岩(はしぐいいわ)で自然が生み出したアートを楽しんだ後は，紀伊大島の樫野崎で１００年以上にわたるトルコとの友情に出会います。そしてついに潮岬で本州最南端の地へ。

５年前に似たようなコースで訪れたときの旅行記はこちら～♪
↓↓↓
http://4travel.jp/travelogue/10808124

エリア 串本・古座川(和歌山)

バイクに乗って．．．

朝の大阪を南へ！

大阪湾を右手に進んでゆくと．．．

やがて和歌山県に入りました。

ローカル線の．．．

江住駅 駅

静かな時の流れ。

ずいぶんと．．．

山の中にやってきましたよ。

南紀の豊かな緑に囲まれて．．．

のんびり走ってゆくと．．．

美しい渓谷が見えてきました。

あ！吊り橋。

おそるおそる渡ってみると．．．

ひえ～～！

なんとか渡り切りました。

目の前に立ちはだかるように．．．

大きな一枚岩が見えてきました！

一枚岩 自然・景勝地

迫力ある岩の下を．．．

水がさらさら流れます。

清流を追いかけるように．．．

バイクも走ってゆくと．．．

太平洋が見えてきました！

きらきら輝く海を眺めながら．．．

バイクは走ってゆきます。

おや？目の前に．．．

不思議な形の岩があらわれました！

橋杭岩(はしぐいいわ)です。

橋杭岩 自然・景勝地

大自然の壮大なアートが．．．

目を楽しませてくれます。

遠くを見渡すと．．．

紀伊大島が見えてきました。

美しい「くしもと大橋」を渡り．．．

くしもと大橋 名所・史跡

紀伊大島の先までやってきました！

さて，ここには．．．

何があるのでしょうか？

てくてく歩いてゆくと．．．

たなびくトルコ国旗が見えてきました。

この地になぜトルコなのでしょう？

「トルコ記念館」に入ってみましょう。

トルコ記念館 美術館・博物館

時は１８９０年．．．

トルコからやってきたエルトゥールル号。

台風荒れるこの地で．．．

岩礁にぶつかり沈没。

多数の犠牲者の出る大惨事の中．．．

村人たちの献身的な救助活動と．．．

全国から集まった義捐金。

トルコの人たちは感銘を受けたといいます。

一世紀の時が流れ，１９８５年．．．

イラン・イラク戦争の激化する中東。

トルコ政府による決死のフライトが．．．

危機に陥った多くの在留邦人を救いました。

エルトゥールル号の．．．

恩返しをしたかったのです，と．．．

トルコの人たちは言います。

ここに沈むエルトゥールルが．．．

日本とトルコの友情を．．．

永遠に見守っているかのようでした。

感謝と敬意を表して．．．

慰霊碑に頭を下げます。

トルコ軍艦遭難慰霊碑 名所・史跡

さらに歩いてゆくと．．．

初代トルコ大統領が．．．

エルトゥールルを指していました。

すぐとなりからは．．．

樫野埼(かしのざき)灯台が．．．

樫野埼灯台 名所・史跡

白亜の姿をあらわします。

日本で初めての．．．

石造りの灯台。

のぼってみると．．．

黒潮にのった潮風が．．．

心地よく吹いていました。

さて，さらに．．．

バイクに乗って走ってゆくと．．．

潮岬観光タワーが見えてきました。

さあ，いよいよ．．．

本州最南端に到達です！

潮風の休憩所 名所・史跡

見渡すかぎり．．．

青く広がる大海原。

岩のあいだには．．．

力強く育つみどり。

迫力のある岩々の向こうからは．．．

絶えず波の音が聞こえていました。

潮岬からほどなく行くと．．．

潮岬灯台が見えてきました。

潮岬灯台 名所・史跡

美しい大海原を．．．

美しい灯台が見つめます。

長い長い歴史を感じて．．．

階段をのぼってゆきます。

まぶしい光とともに．．．

目に飛び込んでくる．．．

潮岬の雄大な光景。

海の色が．．．

刻一刻と変わってゆきます。

さて，そろそろ．．．

帰路につきましょう。

美しい海を眺めながら．．．

本州最南端の地をあとにします。

さて，次はどこ行きましょう。

～おわり～

この旅行記へのコメント （1）

• trat baldさん 2017/07/25 14:51:49

  初めて知った紀伊大島の歴史。

  これまで積み重ねた愛車S.Rとのツーリングが22000Kmとは、、、、、走行距離そのものも歴史ですね。
  流れると言うか漂う様に自然を切り取るカメラ手法はnotchさんの完成された技法ですね、まるで自分がそこに居る様な気がします。
  写真の美しさに引き込まれながら悠久の時を感じさせてくれるバイクののんびり旅が羨ましい！