2017/07/15 - 2017/07/16
10位(同エリア39件中)
antabaさん
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登山を始めて早や一年。初心者ながらネットや本を参考にしつつ、段階を追って少しづつ山のレベルを上げて登る山を選んできた。そんな中で「近いうちに必ず登りたい!」と思っていた山が今回の金峰山。
登山を始めるまで、てっぺんにあんなに大きな石がどっしり構えている山があるなんて知りもしなかった。それを実際近くで眺めたいと思ったのだ。
そして、今回初の山小屋泊!!山頂からのご来光が目当て。
あの景色が見られるなら、脚の筋肉痛なんてどーってこと無いと思えてしまうんだな~~
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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山小屋泊をいいことに、出発が少々遅くなって5時半スタートになってしまった。
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三連休の初日とあって中央道の相模湖辺りで断続的な渋滞…
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須玉ICで下りて登山口のある瑞牆山荘を目指す。
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途中にあった塩川ダムに架かる橋を渡る。
塩川ダム <みずがき湖> 自然・景勝地
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9:30、瑞牆山荘に到着。今回登る金峰山には4つの登山ルートがあり、一番短い時間で登れるのは塩山駅から登山バスが出ている大弛峠からのルートで約2時間半。ホントはそこから楽して登りたいところだったが、大弛峠は駐車場の数が少なく、三連休だと路肩駐車もいっぱいになりそうだったので、駐車スペースの多い瑞牆山荘からのコースにしたのだった。
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結局、こちらの瑞牆山荘の駐車場もいっぱい、市営の無料駐車場(100台)もいっぱいで路肩に停めることになったが、路肩はまだ空いていたので登山口の近くに停められて良かった♪
因みに瑞牆山荘からのコースタイムは山頂まで4時間10分である。 -
ココからスタート!
登山口の名前は「瑞牆山荘」とばかり思っていたが、ルート上の案内板には瑞牆山と間違えないようにするためか「増富」方面と表記しているものもあった。 -
まだ7月だと言うのにこの辺りひぐらしの大合唱で清々しい。
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何だかんだで10:00スタート…宿泊する金峰山小屋の主からは「16時半には到着するように」と言われているからドキドキである。
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ひたすら林の中を登ること35分。
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富士見平小屋下にある水場に到着。
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富士見平湧水は「平成の名水百選」に選ばれている美味しい水。この日は取水口の工事中であったが、水をくむことが出来て息子大喜び。
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冷たくて美味しい水を飲んで一気に元気を取り戻し、10:45富士見平小屋に到着。
富士見平小屋 宿・ホテル
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やや高めの設定ながらどれも美味しそうな食事メニュー。
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ここを拠点にすると金峰山と瑞牆山2つの百名山を登ることが可能。
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11:10、蕗が群生する登山道を大日小屋に向けて出発。
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瓦のような音がする石がザラザラした坂道をまたひたすら登る。
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果てしなく続くみたい。そしてこの辺り羽虫の数が半端なかった。近くにサーキット場か競艇場があるのかと錯覚するぐらいおびただしい数の羽音が聞こえるのだった。実際、なんかの虫に顔刺されたし…
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12:15大日小屋に到着。とは言え小屋は写真に写っておらず…
小屋自体は登山道から急な斜面を下った場所にあり、余程用事が無い限り立ち寄る人はいないんじゃないかな。この開けた場所はテント場。 -
昼時なので軽めのランチ。
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12:58、大日岩にむけて出発。
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人生初の鎖場!
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13:30、二つ目の鎖場の延長線に大日岩。
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大日岩から金峰山山頂まで1時間50分。
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大日岩の上にも登ることが出来る。当然息子は切望したが、ヘトヘトな私とパパは完全にスルー。
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そろそろ眺望のよい道を歩きたいもの。
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苔の中に小さなキノコ。
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15:09、砂払ノ頭に到着。
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そしてようやく視界が開けた!標高2317メートル。
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残念ながら雲が多くて富士山は見えず。
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山頂へのルート右側は断崖絶壁!
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三つ目の鎖場。
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前回登った天狗岳で岩ゴロゴロ歩きを経験しておいてよかった。
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左下の岩場の陰に小さく山小屋の屋根が見えた時には心底ほっとしたわ。
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油断するとヒヤヒヤもの。
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金峰山のシンボル五丈石の頭が見えたが、今日は山頂へは行かずに直接山小屋へ行くことにする。
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15:34、山頂と山小屋への分岐。
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山小屋への道は比較的フラットなので軽快に歩くことが出来る。
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山小屋脇にある四丈半岩!?(私の愛読する日本アルプス登山ルートガイドにはそう書いてあったが…)が近づいてきた。
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15:50、無事に金峰山小屋に到着。
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トイレは小屋の隣に新設されていてキレイだが男女兼用。手洗いの水は天水なので大事に使う。
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受付で大人8500円、小学生7500円を支払い、2階にある寝室の2段ベッドの上の段の布団番号を指定された。山小屋によっては少人数なら予約がなくても泊まれるところもあるようだが(そっちの方が主流?)こちらは完全予約制で収容人数60名。北アルプスの1000人規模の山小屋に比べるとこじんまりとしている。
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岩の上には誰が石を積み上げたのか?
遠くから見ると人が立っている様に見える。 -
山小屋脇から見上げると五丈石の頭がチラリと見える。明日の朝、待っていろよ~
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あのルートを明日また戻るのかと思うとゲンナリ…
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小屋脇に咲いていたハクサンボウフウ?
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小屋への到着が遅かったので夕食の時間は2回転目の18時から。美味しいと評判のワンプレートディナー。塩味の効いたチキンソテーとシンプルなポテトサラダが美味しかった。ライスのお代わりにはカレーも付いてくるのがうれしい。紙コップの中はカルロロッシの白。
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小屋で飼われている黒ラブのユズヒコ君10歳。白髪交じりのおじいちゃんワンコだが、いつまでも元気でいてほしい。
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小屋の消灯は20時半。明日は山頂から日の出を拝む予定なので早々に就寝。
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翌朝4時過ぎ、支度に手間取り少し遅れて山頂へ向かう。
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初山小屋泊に次いで、初ヘッドランプ!
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空が白みはじめてきた。
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東の空の朝焼け。
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4:37山頂に到着。この日は雲が多くて地平線からの日の出は拝めなかった。
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4:41、太陽が顔を覗かせた。
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瑞牆山方面にも朝日が差し込む。
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そして、憧れの五丈石とご対面。
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昨日は隠れていた富士山もチラリ。
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流石に早朝だと山頂は涼しかった。
金峰山(山梨県・長野県) 自然・景勝地
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金峰山の三角点。
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方位盤。
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無事にここまで来られたことに感謝!
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イチオシ
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五丈石を違う方面から。モアイ像っぽい。
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富士山から臨む雲海もキレイだろうけれど、雲海越しの富士山は絵になるな。
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でも私は富士山よりも北岳派。
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名残惜しいけれど、朝ごはんの時間もあるので山小屋に戻ることにする。
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やはり大荷物背負ってないと歩くの楽だわ。
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時季外れのシャクナゲ。
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箱庭みたいにキレイ。
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朝食は青菜入りのお粥というよりおじや。薬味は梅干し、昆布やザーサイなど数種類。
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6:40、瑞牆山荘に向けて下山開始。
雲海の先に八ヶ岳。 -
元来た道を戻る。
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10:20、富士見平小屋に到着。誘惑に負けてココでしか飲めない富士見平小屋ビールをいただく。ちょっとお高い1000円。
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息子は腹ごなしに鹿肉ソーセージのホットドック(@1000)を。
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富士見平小屋、結構賑わっていた。
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11時、帰りも富士見平湧水でお水をいただく。
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下山後、近くの増富ラジウム温泉の「増富の湯」に寄ろうとしたが、駐車場満車でイモ洗い必至だったので、急遽須玉IC近くにある旅館「若神楼」の日帰り温泉へ行くことにした。
南八ヶ岳 須玉温泉 若神楼 宿・ホテル
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大人1000円。だだっ広い大浴場を貸切。かなりリラックス出来た。ただ筋肉痛の脚には入口から大浴場までの外階段が非常にしんどかった。エレベータ―は無いらしい。
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予約していた桃狩りを5年前にお世話になった「樋口桃園」さんで。
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1時間食べ放題、大人1500円、小学生800円。(旅行記見直したら多少値上がりしていた。)「夢しずく」という種類が甘味が強くて美味しかったが、水分の多い桃はなかなか数を食べられるものではないのだった。
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中央道は完全に渋滞していたので、談合坂SAで早めの晩ご飯。
登山の疲れと渋滞でフラフラになりながら家路についた。談合坂SA(上り) 道の駅
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この旅行記へのコメント (2)
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- ねもさん 2019/03/25 10:51:58
- あちこち失礼します
- antabaさん あちらへのユーモアあふれるご返信ありがとうございます。
金峰山にこちらから登るなんて正統派ですね。多くの人たちは大弛峠からの楽~なコースをたどるのでは?
金峰山小屋、私も好きです。前々回(2009年)のシルバーウィーク5連休の最後に、初めて泊まったときは衝撃でした(5連休ともなると最終夜は空いていました)
夕食だよと呼ばれて行くと、5~6人のテーブル中央にさり気なく置かれた透明な液体が入った瓶。当然水だろうと皆に注ぎ口をつけると…… 何と白ワイン! チキンソテーも美味しかったし、金峰山小屋、気に入りました。
その後泊まったときには、今のように各人に割り当てるようになっていました。冷静に考えるとこれでも十分うれしいはずですが、あのときの感激と比べると正直微妙(笑)
山歩き+フルーツ狩り、子どもと一緒のときはわが家も結構しました。
あちらに書くべきですが、唐沢鉱泉から西天狗岳に行く道の最後は、急坂の連続で大変じゃなかった?(修行という表現に座布団1枚!) あそこは下りたことしかないですが、そう思います。
だいたい山を結構歩いている人でも、西天狗岳の山頂は踏んでないという人は珍しくないです。縦走路から外れているのでつい……なのでしょう。antabaさんさんちはやりますね!
- antabaさん からの返信 2019/03/27 11:37:20
- RE: あちこち失礼します
- ねもさん、いつもご訪問頂きありがとうございます!
息子が春休みに入ったので、昨日母子で登山へ行き、
今日は体がギシギシのantabaであります。。。
> 金峰山小屋、私も好きです。前々回(2009年)のシルバーウィーク5連休の最後に、初めて泊まったときは衝撃でした(5連休ともなると最終夜は空いていました)
> 夕食だよと呼ばれて行くと、5?6人のテーブル中央にさり気なく置かれた透明な液体が入った瓶。当然水だろうと皆に注ぎ口をつけると…… 何と白ワイン! チキンソテーも美味しかったし、金峰山小屋、気に入りました。
> その後泊まったときには、今のように各人に割り当てるようになっていました。冷静に考えるとこれでも十分うれしいはずですが、あのときの感激と比べると正直微妙(笑)
前は、カルロロッシがおかわり自由だったってことですね!
それは嬉しいですね!今は紙コップ1杯ですから。
私は地上にいる時は結構飲む方ですが、山の時にはあまりお酒は飲めません。
下山の時が怖いので。にわかなのでまだ下りが苦手です。。。
> 山歩き+フルーツ狩り、子どもと一緒のときはわが家も結構しました。
さくらんぼ、モモ、ブルーベリー、山梨登山にはフルーツ狩りプラスが楽しいですね。
温泉も色々あって飽きないです。
> あちらに書くべきですが、唐沢鉱泉から西天狗岳に行く道の最後は、急坂の連続で大変じゃなかった?(修行という表現に座布団1枚!) あそこは下りたことしかないですが、そう思います。
子連れなので出来るだけ危険の少ない山を情報から探して行ってはいるのですが、
「慎重に登れば問題ありません」とか「誰でも登れる初心者向け」
なんて書いてある山でも結構ぎょっとする岩場があったりして焦ります。
かえって、鎖!急登!と書いてあった方が覚悟していくので納得できますね。
昨日行った百蔵山も初心者向けだったのに、
「おいおいここにはロープ欲しいぞ」って箇所があって焦りました。
昨日は餅はつきませんでしたが(笑)
antaba
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