フェルメール追っ掛けの旅・ドイツ編－４

2017/05/27 - 2017/06/05

日本人の案内がつく観光バスで世界遺産の町クトナー・ホラとセドレツへ行ってきました。マイクロバスの同乗者は私達4人と若いご夫婦です。
クトナー・ホラは昔はプラハに次いで繁栄していました。というのも良質な銀鉱脈が発見されたからですが、今は銀が枯渇して町は衰退し静かな小さな町となっています。

5/27　成田前泊
5/28　プラハ到着
5/29　プラハ（プラハ城など）
★5/30　クトナー・ホラ観光～プラハ
5/31　ドレスデンへ移動後マイセンへ
6/1　 ドレスデン、アルテ・マイスター絵画館他
6/2 　ベルリンへ移動、絵画館、ベルリン・フィル
6/3 　ベルリン、博物館島、ベルリンの壁
6/4 　ベルリン発
6/5 　帰国

エリア クトナー・ホラ(チェコ)

聖バルバラ教会

鉱山労働者の守護聖人である聖バルバラを記念して、市民の寄付金で建てられた教会です。

聖バルバラ教会（裏側）

完成には500年以上かかり、銀の衰退もあって何度か中断され、当初の予定よりは小さな建物となりました。

豪華絢爛な祭壇

右は労働の様子が描かれた建築当時のフレスコ画

鉱山労働者の像

パイプオルガン

ステンドグラスが見事です。

聖母マリアの被昇天でしょうか？

プラハの聖ヴィート大聖堂を設計した人の息子が最初の設計者だったので、何となく似たところがあります。

天井

クトナー・ホラの町並み

プラハから電車で行く時はクトナー・ホラ本駅で降りると聖母マリア大聖堂や墓地教会のあるセドレツ地区で、聖バルバラ教会があるクトナー・ホラ地区へは電車を乗り換えて1駅です。バスも出ています。

聖イエズス会が作った学校、現在は美術館だそうです。

教会を出ると、イエズス会が建てた学校の前の小道には12体の聖人の像があります。
プラハのカレル橋みたいね。

王様

聖バルバラ

カトリック教会では、歴史的に実在が証明できないとして、聖人から外しているそうです。

石の泉

石の家

歴史的建物です。

バロック様式の聖ヨハン・ネポムック教会も歴史的建物

墓地教会

13世紀末にセドレツ修道院の院長がエルサレムの土をひとつかみ持って帰り、ここの墓地に撒いたため聖なる墓地として埋葬を希望する人が増えました。チェコだけでなく外国からも来たそうですよ。それで墓地が手狭になったので、古い骨を掘り出し、洗い、消毒して礼拝堂の壁を飾ったのですって。

納骨礼拝堂の入口前の道路

納骨礼拝堂

写真を見た友人は「気味が悪い」と言いましたが、全然そんなことないです。明るい雰囲気ですよ。ハルシュタットのバインハウスの骸骨には額に絵が描かれていますしね。
ちなみにローマにも骸骨寺がありますが、あちらは修道士の骨とミイラで撮影禁止です。

セドレツの聖母マリア大聖堂は、チェコ最大の教会です。

骨の絵のシャツが礼拝堂では売り切れだったので、ガイドさんが聖母マリア大聖堂の近くにあるインフォメーションに連れてってくれました。


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http://4travel.jp/travelogue/11260586