Day2 小樽散策はタイムスリップ？

2017/07/01 - 2017/07/02

2日目は小樽の街あるき～車で貴賓館、祝津展望台へ。明治時代や昭和初期の建物を見て、北のウォール街と呼ばれた時代の賑わいを思い浮かべる事ができました。旧青山別邸では、豪華すぎる美術品と建物に圧倒されて。2度目の小樽も楽しむことが出来ました。

エリア 小樽(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

　夜中は地震で起こされたものの、今朝の目覚めはすっきり。
朝食会場へ向かう。
ビュッフェだが、郷土料理として「海鮮丼」と「のっぺ汁」があった。
この日はパンの気分だったので、お皿にお刺身だけ、のっべ汁は根菜類が澄まし汁になっていてごぼうの香りがしていて美味しかった。

ここは11時チェックアウトだが、その前に観光。
ホテル前が小樽駅。
ホテルの1階にはルタオが店舗で入っている。
小樽へ行くと言ったら「ルタオでチーズケーキ買ってきて」と家族に頼まれた。
鮮度が命らしいので空港で買う事にする。

駅前からまっすぐ運河に向かう道。

北海道最初の鉄道跡。
1880年明治13年開通の旧手宮線。

こちらは1930年昭和5年建築の旧安田銀行小樽支店。
ギリシャ様式の銀行建築。戦後は富士銀行小樽支店、昭和45年からは新聞社屋となった。
今はレストラン。昔の金庫がトイレになっているとか。

旧百十三銀行小樽支店。
1908年明治41年の建築。今はアクセサリー等が売られている小樽浪漫館となっている。

さすが「北のウォール街」と呼ばれた小樽。
この他にも旧日本銀行は金融資料館となり、旧三菱銀行はバス乗り場と商業施設になり、旧北海道拓殖銀行はホテルとなって、その良き時代の建築を残している。

運河までたどり着き、前回来たときは運河の倉庫群を歩いたのでそちらはパス。
またまた家族から「大正硝子のうすばりビールグラスを買ってきて」という指令を受けているのでここから大正硝子まで歩く。
運河沿いの大通りを北一硝子方面へ10分強。
その裏の通りには、石造倉庫が並んでいて北菓楼や六花亭が入っている。

この真向かいの大正硝子で目当てのものを見つけて安堵。
お土産って頼まれると旅行中、その事が気になるんだよね。

さて店をぶらぶら眺めながら、また運河のある方へ戻り、駅前のホテルへ。
チェックアウトをして、車で次は「にしん御殿　貴賓館」へ。

金に糸目をつけず建てられた現在の価格で35億円の総工費の個人の別荘ってどんなじゃろと思ったけど、今まで見た中で一番お金のかけ方が違う。。

門を入り、目にした庭園には今は牡丹、シャクヤクの花が。

庭園の奥には鬼瓦の展示。
家紋の他に「水」の文字が入ったものは火災防止の願いからとか。

真正面には、小樽貴賓館。
ここには、北海道在住の日本画家による天井画の広間があったり、売店、鰊料理を出すレストランがあり、ここでランチを取ろうと思っていたのだが、法事とかで貸し切りになっていたため食べられなかった。
シャクナゲが咲く庭とこの建物の中までは無料。

こちらが国の登録有形文化財の「旧青山別邸」
入り口は貴賓館から入る。入場料1000円。
内部撮影不可なので、写真は一枚もないが、サイトでその豪華絢爛の美術品やら建築物が見られるのでそちらで。
小樽に来たら見た方が良いと思う。
この別邸から海の眺められる部屋がある。
部屋から海が白く染まったという鰊の大群を見てさぞかし満足な日々だったんだろうね。

旧別邸を後にしてこの近くの「岩津パノラマ展望台」へ。
観覧車が目に飛び込んで来たら、車はまだ上まで。
水族館も観覧車のすぐ近くにある。
上にあがってきて、このホテルが展望台かと思ったらそうではなく、この手前の広場だった。
タクシーの運転手さんは、小樽観光はここも案内するみたいね。
タクシーが2台停まっていた。

残念、霧が広がり見えなかったが、日本海、小樽市内が一望できるという。
さて、17:00のフライトには少し早いが、ランチも食べ損ねたので空港で食べるように向かう。

高速を使い、小樽から千歳空港のレンタカー営業所へ。
近くにスタンドが無かったものだから、空港の近くで満タンにしてまた営業所まで逆戻り。
こんな事なら車を返すときに営業所で入れてもらうんだった。
空港内の食堂で「贅沢丼」
お昼の時間が過ぎて、お腹が空いたものだから欲張っちゃった。
完食できず後悔。

ANAのラウンジは工事中のため、カードラウンジへ。
ANAの乗客が流れ込んでいるためか、座れずに席を待っている人もいた。
ここから政府専用機が離陸するところが見えた。得した気分。
すっとした姿できれいだな。

帰りの機内からは光の筋が差して神々しい景色が見られた。