檜枝岐村ぶらぶら

2017/07/09 - 2017/07/09

梅雨の晴れ間に誘われて、ミニ尾瀬公園に行ってきました。
ついでに、周りの観光スポットも訪ねました。

エリア 尾瀬檜枝岐温泉・木賊温泉(福島)

檜枝岐村に向かう途中、「大桃の舞台はこちら」という看板を見つけたので、寄ってみることに。

大桃の舞台 名所・史跡

年に何度かはここで舞台が上演されているようで、見た目よりは綺麗に保たれていました。

大桃の舞台 名所・史跡

続いては、「屏風岩」はこちらという看板を見つけたので、やはり寄ってみることに。
急ぐ旅でもないですしね(^_^;)

川沿いに、こんな景色が見られました。
遊歩道が整備されているので、散策することもできます。

檜枝岐村に到着！
「山旅案内所」というところで、パンフレットを収集しました。
８月には道の駅としてオープンするとかで、案内所の前は鋭意、駐車場工事中でした。

檜枝岐村役場の前にある無料の駐車場に車を停めてぶらぶら。

写真は、檜枝岐村歴史民俗資料館です。
無料で内部を見学出来るようです。

檜枝岐村歴史民俗資料館 美術館・博物館

村営駐車場から、檜枝岐の舞台にてくてく歩いて行く途中、六地蔵がありました。
稚児像は、口べらしのために「まびき」された霊を弔い母の嘆きを慰めるために建立されたものだそうです。

六地蔵 名所・史跡

いざ、檜枝岐の舞台へ！

檜枝岐の舞台は、通りから少し入ったところにあります。

参道のようなところを歩いて行きます。

参道の途中に、「橋場のばんば」と言われるスポットがありました。
縁結び、縁切りによいのだとか。
また、ばんばの頭にお椀をかぶせると、どんな願い事でも叶うと言われています。

橋場のばんば 名所・史跡

悪縁を切りたいときは、新しいハサミを。良縁で切りたくないときは、サビて切れないハサミを供えるそうです。

橋場のばんば 名所・史跡

橋場のばんばの向かい側には、歌舞伎伝承館「千葉之家」があります。
村民や観光客に檜枝岐歌舞伎への理解を深めてもらうとともに、貴重な資料などを残すため平成24年9月に建設されました。
なんと、無料で見学出来ます。

建物は木造2階建てになっており、1階が展示・交流スペースです。

展示品は、檜枝岐歌舞伎の演目解説パネルや歌舞伎の衣装、代々受け継がれてきた小道具の扇や刀、三味線などです。

檜枝岐の舞台は、鎮守神の境内内にあります。
鳥居をくぐって進みます。

これが檜枝岐の舞台。

檜枝岐の歌舞伎は元来鎮守神の祭礼に歌舞伎を奉納するという形で上演され、村民もこれを楽しむというものでした。
そのため、建物は神社に向かって建てられ、拝殿のような形態をとっています。

今でも年に３回ほど、歌舞伎が上映されています。

檜枝岐の舞台 名所・史跡

檜枝岐の舞台を囲む石段。
これが客席となります。
歌舞伎が上演される際は、1,000人くらい座れるそうです。

檜枝岐の舞台 名所・史跡

お昼時になったので、名物の裁ちそば（たちそば）をいただきに、かどやさんというお店を訪ねました。

こちら、そば定食、1,300円でした。

ちなみに、裁ちそばとは、伸したそばの生地を折りたたまずに布を裁つように切ることからその名がつけられた、檜枝岐や周辺地域独特の製法でつくるそばのことです。

かどや グルメ・レストラン

そば定食についてきた“はっとう”。

はっとうも檜枝岐の名物で、いわゆる蕎麦餅のことです。
そば5割、もち5割の生地を練って茹で、南会津地域特産の「じゅうねん（えごま）」をまぶしたものとなります。

ほんのり暖かくて美味しかった。

かどや グルメ・レストラン

いよいよ、目的地のミニ尾瀬公園に着きました。

季節によって入場料がかわり、
４～８月　５００円
９～１１月　２００円
となります。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

こちらが、カフェ兼武田久吉メモリアルホールです。

１階がカフェ、２階がメモリアルホールになっています。

武田久吉メモリアルホール 美術館・博物館

まずは、カフェでデザートをいただきました。

メニューはこちら。
一番下に、気になるメニューがありますね。

サンショウウオジェラート！
((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

私が選んだのは、イチゴのジェラート。
300円でした。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

カフェのテラス席でいただきます。
眺め抜群ですね！

下界は30度近い暑さでしたが、ここではそんな暑さも和らぐみたい。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

デザートまでいただいて、満腹になったら、腹ごなしにミニ尾瀬の散策開始です！

見ての通り、ニッコウキスゲが満開でした！

遠くにぼやーっと見えるのは燧ヶ岳です。
もっと天気が良ければ、はっきり見えるのですが。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

ニッコウキスゲはこんな花。

ゼンテイカ（禅庭花）ってのが正しい名前なんだそうですね。

朝方に開花すると夕方にはしぼんでしまう一日花です。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

ニッコウキスゲの他には、ヒオウギアヤメも咲いていました。
こちらは、満開を少し過ぎたくらいだったかな。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

人工的に作られた小川に沿って、散策道が整備されています。

一周回ると約2kmだそうです。

完全バリアフリーになっているので、車いすの方でも楽しめます。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

こんな花も咲いていました。

ミニ尾瀬公園は、本場の尾瀬よりも標高が低いので、一足早く花が楽しめるんだ荘ですよ。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

こんな花も。

花の名前に詳しくないので(^_^;)

ところどころに、案内板も出ていたのですが、覚えていません。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

小川には飛び石もありました。
わたれるかな(^_^;)

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

所々に、休憩スポットもあります。
お弁当を持って来て、ここで食べたら気持ちいいでしょうね。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

小降りだけど鮮やかな花。
目に付いたのでパチリ。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

この辺は一面水芭蕉でした。
春先は素敵な景色が見られるんだろうなぁ。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

ミニ尾瀬公園内に整備されている尾瀬書美術館｢思郷館｣ です。

入館料はミニ尾瀬公園の入園料に含まれているので、自由に見学出来ます。

書家・丹治思郷氏の書の作品が展示されています。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

こちらは、尾瀬写真美術館です。

入館料はやはりミニ尾瀬公園の入園料に含まれています。

魅力あるさまざまな表情の尾瀬をたっぷり堪能できます。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

こちらは湿原エリア。
一面、水芭蕉でした。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

人工的に作られた滝もあります。

こちらは、曲淵滝というんだそうです。

滝の手前につつじが植えられているので、つつじの季節には綺麗だと思います。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

ヒオウギアヤメ。

お気に入りの一枚❤

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

湿原エリアには木道が整備されているので、本場尾瀬沼を歩いている気分になれます。

とか言って、尾瀬沼には行ったことがないんですけどね(^_^;)
足腰強くないと、かなり辛いというので。

そんなへたれでも、高山植物が気軽に見られるというのが、ミニ尾瀬公園のいいところですね。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

ニッコウキスゲは主に、公園に入って右手の山野草エリアというところに群生していますが、湿原エリアにもちらほら見えました。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

これもお気に入りの一枚。

風邪一つない天気だったので、沼に移った里山の景色が綺麗です。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

湿原エリアの途中に、神々の清水というわき水がありました。

飲めるみたいですよ。

私は試しませんでしたが(^_^;)

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

どこを切り取っても絵になるミニ尾瀬公園。

湿原エリアを本当に楽しむには、春先がいいみたいなので、次は季節を変えて訪ねてみたいな。

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

ミニ尾瀬公園を象徴する滝、山の神滝です。

山野草エリアから湿原エリアまで、写真を撮りながらゆっくり歩いて、１時間ちょっとくらいだったでしょうか。
堪能できました。

また来年も来ます！

ミニ尾瀬公園 公園・植物園

ミニ尾瀬公園を歩いて汗をかいたので、日帰り温泉に寄ることにしました。

檜枝岐村には３つの日帰り温泉があって、料金はどこも500円です。

私はその中の１つ、燧の湯に寄ってみることにしました。

内湯です。


なんとなんと、贅沢なことに貸し切り状態だったので、ぱちりとやってみました。

ほんのり硫化水素の臭いがするお湯です。
肌がつるつるになりました。

燧の湯の露天風呂です。

こちらも貸し切り状態♪

とっても素敵なんだけど、露天なのでムシが多いのが難点でした。

露天風呂から見える檜枝岐側の景色。

あんまり身を乗り出すと民家から丸見えなんですが(^_^;)

１時間くらい、たっぷり温泉を堪能しました。


ということで、檜枝岐旅行はおしまい。
見逃したところも多いので、また訪ねたいなと思っています。