2017/05/26 - 2017/06/10
29位(同エリア97件中)
ミモザさん
マドリッド2日目は、南バスターミナルからアビラに行ってきました。グレドス山脈の北側に位置するアビラは夏でも朝夕は涼しく、かってはこの地がイスラム教徒との戦いの最前線だったために、現在の旧市街全体を囲んで巨大な城壁が造られ、その城壁を歩いてみました。
かっては砦の役割もあったカテドラルも見学、ランチも城壁の見えるレストランのテラス席でゆっくりいただきました。
マドリッドに戻り、まだ時間があったので、ソフィア王妃芸術センターでピカソの「ゲルニカ」を鑑賞しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
朝食はチューロスで有名な店「チョコラテリア・サン・ヒネス」に。
路地に入ったお店なので、ちょっと分かりずらいです。 -
カリカリのチューロスを、とろっとした甘いチョコラーテに浸して食べます。
うーん量が多くて、半分も食べられなかった。
このセットで4ユーロ。 -
店内はこんな感じです。
1894年創業の老舗。24時間営業です。 -
南バスターミナルからアビラ行きのバスに乗ります。
8:30発のバスに乗りました。座席が決まっていました。
マドリッド~アビラ往復で13.61ユーロは安いですね。
所要時間 1時間20分 -
「地球の歩きかた」にはバス会社はAvanzaと書いてますが間違いです。
今はJIMENEZ DORADO社です。 -
出発間際には2/3は埋まっていました。
初めてスペインでバスに乗るのでワクワクです。
今日のアビラの天気予報は曇りです。 -
バスターミナルから20分ほど歩くと旧市街の方にでます。
-
お、あれがアビラの城壁だ!
サンタ・・テレサ広場の向こうにアルカサル門が見えます。 -
あれがサンタ・テレサの像だな。
-
バラがきれいに咲いています。
アビラの聖テレサは、スペインのローマ・カトリック教会の神秘家であり、修道院改革に尽力した人物である。 -
インフォメーションのところで城壁のチケット5ユーロを買って、城壁を歩きます。
日本語のオーディオガイドが付いてきます。 -
アビラ旧市街と城壁外の教会群が1985年世界遺産に登録されています。
-
城壁はローマ帝国時代に建造された石塀の跡に沿って建てられており、全長約2.5kmに及びます。
-
サン・ビセンテ教会が見えます。
-
見張り塔があり、登ることもできます。
-
城壁からは景色が良く見えて素晴らしい。
-
なかなかのビューポイントです。
-
サン・ビセンテ教会
スペインでも最も代表的なロマネスク様式の教会です。聖ビセンテとその姉妹が殉教し、その遺骸が葬られた場所に12世紀に聖堂が建てられました。 -
カテドラルが見えます。
-
屋根の色が統一されていいですね。
-
街の周りは自然が一杯です。長閑な田舎の風景です。
-
時期的にまだ観光客がそれほど多くないので、ゆっくり城壁を歩きました。
-
11世紀にイスラム教徒から町を取り戻したアルフォンソ6世の娘婿ライムンド伯爵が、1090年から9年の年月をかけて、防御のために築いた。
全長約2.5km、幅約3m、高さ平均12mほど。90の塔をもち9つの門がある。 -
城壁は一周することはできません。
-
時折日差しもありますが、雲があるので涼しいです。
-
素晴らしい景色に癒されます。
-
城壁大好きのミモザはルンルン気分です。
-
アダハ橋門
ここからクアトロ・ポステスまで歩こうとしましたが、諦めました。 -
これはアビラのパラドールです、裏から見たところです。
-
旧市街をゆっくり散策してみます。
-
メルカード・チコ広場。朝市のようなものが開かれていました。
-
美味しそうなスイカです。外国のスイカは安い!
-
どこも同じですが、なにか特に変わったものがないか市場を覗くのも旅の楽しみです。
なんせ荷物のことを考えると何も買えません。 -
マドリッドから比べたら涼しいので、歩くには最適です。
-
大聖堂です。
ランチをしてからあとでゆっくり見学します。 -
アルカサル門の前の広場に戻ってきました。
-
聖女テレサのお菓子が可愛いですね。
-
可愛いお菓子、マジパンかな?
-
アビラの街中を散策していると、とても美味しそうな黄色いお菓子が目につきます。
丸くて一口大のこのお菓子、「ジェマ・デ・サンタ・テレサ」と言うそうです。
ほぼ卵黄と砂糖だけでできていてすごく甘いそうですね。 -
適当なお店を探して、広場のあるレストランのテラス席に座りました。
スペインの人はランチも遅いので空いています。
風もあり涼しくて気持ちがいい。 -
ここでもミモザは定食にしました。
飲み物はビール、前菜のロシアンサラダ(ポテトサラダ)、メインはお肉、
それにアイスとコーヒが付いてきました。
これで11ユーロ。 -
カテドラルに入りました。(5ユーロ)
12~14世紀にロマネスクからゴシックへの過渡期に建てられた大聖堂。
後方にシモロと呼ばれる塔をおき砦の防御体制を敷いている。 -
精巧な彫刻。
-
大聖堂内部は音楽がかかり厳粛な気持になります。
バラ窓もきれい! -
ステンドグラスもきれいです。午後だったので団体客もいなくて静かに見られました。
-
聖歌隊席。
-
パイプオルガン。
聖歌隊席の彫刻も見事です。 -
ペドロ・ベルゲーテによるキリストの生涯を描いた祭壇屏。
-
アップで。素晴らしい!
-
誰かの墓碑かな?このカテドラルにゆかりの高貴な方の墓碑。
-
赤い斑点入りの砂岩は珍しいとか。
-
この場所が一番素晴らしいポイントです。
-
大聖堂はどこも建物の造りは同じようですが、この赤い斑点入りの柱はインパクトがあります。 前にどこかの国で見たことがありますが、思い出せません。
-
座ってしばらく眺めていました。気持ちが落ち着きます。
-
付属の博物館はロマネスク美術をはじめ魅力的な絵画や美術品が所蔵されています。
-
かなり見ごたえがありました。
-
これも祭壇画。
-
ファン・デ・アルファによる聖体顕示台。
-
昔の衣装かな。
-
聖母子像。
-
回廊部分。
-
中庭の緑にほっとします。
-
観光客が触るのか足の部分がピカピカになっています。
-
サン・ビセンテ門から出て、戻ることにします。
-
歩いて15分ほどでアビラの鉄道駅です。
バスターミナルは、ここから3分ほど歩きます。 -
まだ時間があったので、アトーチャ駅で降りて、ソフィア王妃芸術センターに入りました。
65歳以上は無料で入れます。 -
もちろんピカソの大作「ゲルニカ」を鑑賞しました。そこの部屋は撮影禁止です。
他の絵画はフラッシュをしなければOKです。 -
サルバドール・ダリ の作品『 偉大なる手淫者 』 (1929年) で、
ダリ自身の性的妄想を表現したものと言われている。 -
これはピカソの絵。「青衣の女」
-
これもピカソかな?
他にも有名な画家の作品が沢山ありました。 -
美術館の中庭は広く休憩してる人がいました。
またゆっくり鑑賞したい美術館です。 -
ホテルに戻り、少し休憩して夕食に出かけました。
プエルタ・デル・ソルの広場で、人が集まっていたので見ると音楽をやってました。
この広場はいつも人で賑わっています。 -
またマヨール広場を通ります。観光客が絶えません。
ここは何度も歩きました。 -
このレストランは子豚の丸焼きで有名な世界最古のレストランとか。
-
シャンピニオンで有名な「メソン・デル・チャンピニオン」に入りました。
ビールを頼んで合計11ユーロ。 -
店内の様子。
ここで日本から来たツアーのご夫婦と隣席、楽しくお話しできました。
ご夫婦は明日帰国、こんなちょっとした出会いもいいですね(^^♪
生演奏が入るので、チップ1ユーロあげました。日本人が数組いました。 -
楽しく食事ができて、彼らと別れミモザはまたマヨール広場やってきました。
-
夕日が当たるマヨール広場。
この時期まだまだ明るいです。 -
スーパーで水とトマトを買ってホテルに戻りました。
スペインのトマト結構美味しいです。
明日は待望のトレドに行きます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ミモザさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
79