2017/05/29 - 2017/05/30
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ダイスケitさん
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東照宮の陽明門の平成の大修理が終了したのが、数ヵ月前。春休み・GWは大混雑だったようだ。そろそろ人出が減ってくる頃と、新緑の季節でもある5月末に、装いも新たになった東照宮見学と初の鬼怒川ライン下りを兼ねて一泊二日のドライブ旅行に出掛けた。
大まかな予定としては、1日目に【世】日光の社寺(東照宮・輪王寺・二荒山神社)見学と鬼怒川温泉泊、2日目に鬼怒川ライン下りと中禅寺湖畔観光を予定しておりほぼ予定通りとなったが、実際に訪れたのは下記のスポットとなった。
1日目:東照宮・宝物館、大猷院(輪王寺)、二荒山神社、鬼怒川温泉、鬼怒川ロイヤルホテル泊
2日目:鬼怒川ライン下り、華厳の滝、戦場ヶ原、中禅寺湖金谷ホテルカフェ、英国大使館別荘記念公園、イタリア大使館別荘記念公園
天気にも恵まれて渋滞・混雑もなく、気持ち良く新緑薫る栃木路のドライブ・世界遺産訪問・観光を楽しむことが出来た。
第4回目(最終回)は、2日目朝の鬼怒川ライン下りを終えてから中禅寺湖方面にドライブした時の模様となる。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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鬼怒川ライン下りが終了してからホテルをチェックアウトしたのが10時半頃だった。
この日の観光第2弾は、予定通りいろは坂を昇って中禅寺湖に行くことになっている。いろは坂も紅葉時とは異なり空いていて、スイスイと上がって行けた。
最初に到着したのは、華厳の滝。これまでに何回も来ているが、少なくとも2年前に来た時には立ち寄っていないので、久し振りということになる。
エレベーターで降りて展望台に出てみると、正面に見えるが水量は少ない。 -
アップで撮る。
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修学旅行の中学生が来ていた。
面白いこともあった。エレベーターの中で一緒だった一人で来ている中国人らしき若い女性が写真を撮っていたので、「あなたのカメラで撮ってあげましょうか」と言うと嬉しそうに応じた。滝をバックにポーズを取っているところを撮影したが、液晶画面をチェックして不満そうに「No people」と言う。見ると画面の端に他の観光客が少しだけ写っている。これが不満なのだ。取り直してくれと言う。仕方なく、他の観光客を牽制して近づけないようにして、再度撮影。今度もチェックして、笑顔でOKと言う。
あ~あ、バカらしかった。 -
滝の駐車場近くの蕎麦屋での昼食後、中禅寺湖を回って数枚の写真を撮るだけの目的で戦場ヶ原へ。
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雲の形が面白い。
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再び中禅寺湖畔に戻って、金谷ホテルのカフェで休憩することになった。
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この日は夏を思わせるような日差しと気温だったが、湖に近く木陰にあるこのカフェはドライブ中の休憩にはもってこいの店だ。
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テラス席に着席。昼のメニューにはカレーやオムライスもあったが、蕎麦を食べた後だったのでケーキセットを注文した。これは私のチョコレートケーキとコーヒー。
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女房の注文したアップルパイと紅茶(アールグレイ)。
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木陰のテラス席からは、湖沿いの道路とその向こうの中禅寺湖が見える。
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暫しの休憩の後、カフェの近くのボートハウスに行ってみる。昔の別荘客用のクラブハウスを再現したもののようだ。
そのテラスからの中禅寺湖の風景。
ここで、明治時代の英国大使館別荘とイタリア大使館別荘が再現されて公園になっていることを知り、行ってみることにした。 -
中禅寺湖畔をぐるっと回って、立木観音の先にある駐車場から徒歩10分ほどで行けるようになっている。
歩いて向かっていると、案内板が出てくる。これによると、英国大使館別荘とイタリア大使館別荘は隣り合わせとなっている。 -
英国大使館別荘が見えてきた。
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黒塗りの木で出来たシンプルな造りで、開放的な印象となっている。夏の避暑のための設計なのだろう。
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別荘の前から見る中禅寺湖。車道がないので、落ち着いた景観となっている。
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料金を払って、中に入る。
明治初期の英国外交官アーネスト・サトウが明治29年に作った別荘が元になり、後に英国大使館別荘としてつい10年ほど前まで利用されていたようだ。
現在の建物は復元されたもので、内部は英国やアーネスト・サトウのことが展示されている。 -
広縁から見える中禅寺湖。開放的な景観が素晴らしい。
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遊覧船がやって来た。
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2階の一部はカフェになっている(写真左側)。
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当時の様子を再現した部屋もある。
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2階の廊下からも中禅寺湖が見渡せる。
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夏の別荘らしい開放的な構造となっている。
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退出間際に反対側からも撮影。
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暫く過ごした後、隣のイタリア大使館別荘に向かう。すぐ手前には案内板があった。
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木陰の間に檜皮葺きの建物が見えてきた。
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湖側に回って、眺めてみる。
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このイタリア大使館別荘は、昭和3年に作られ平成9年まで歴代のイタリア大使が利用していたとのこと。
現在は復元されて、一般に公開されている。 -
湖側の正面から見ると、1階は大きなガラス戸が全面を占めている。
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2階は、檜皮の市松模様とガラス窓のコントラストが面白い。
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ルイ・ヴィトンのバッグを連想させる市松模様。
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別荘前を横切って反対側へ。
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暖炉のための出っ張りと煙突も昔の風情がある。
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ここも料金を払って入場。内部も、復元されている。
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天井の檜皮模様も面白い。
机には、イタリアと日本の国旗が置かれていた。 -
廊下のガラス戸越しに見る中禅寺湖。
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ガラスも最新の滑らかなものではなく、一枚ずつが歪んでいるものを使用している。
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1階の客間を角度を変えて撮影。
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同じく方向を変えて撮っているが、天井の高さが途中で切り替わっている様も面白い。
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歪んだガラス越しの景色。
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最近では見掛けない味のある景色となる。
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ボート用の小さな桟橋も備えている。
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2階の部屋。
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2階のゲストルーム。このような部屋で寝たら、日本の蒸し暑い夏も快適に過ごせただろう。
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別荘の裏にもうひとつの建物(副邸)があるというので行ってみる。
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副邸の正面からの眺め。外壁は、本邸と同じ様式となっている。
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ここにも大きなガラス戸がはまっている。
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中に入るために、裏側へ回ってみよう。
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中に入ったが、展示室・資料館になっていた。ここもガラス窓越しの景色が楽しい。
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英国とイタリアと両方の大使館別荘に合わせて1時間半ほど滞在して、明治~昭和の時代の中禅寺湖畔別荘での避暑気分を味わって帰途につくことになった。
15時半頃に現地を出発して、途中渋滞もなく千葉の自宅には19時半頃帰着。世界遺産「日光の社寺」、鬼怒川温泉、鬼怒川ライン下り、中禅寺湖畔での寛ぎを楽しむことが出来た一泊二日の小ドライブ旅行だった。
(完)
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