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伊寧到着4日目。<br /><br />昨日のツアーバスの中で、明日はどこへ行くか、歩き方の伊寧のページ見開き4枚のコピーを見ていて考えていたのだが、61団農場への行き方が載っていた。<br />新彊の地図を見ると、このように数字たけの地名が時々目に付く。開拓地っぽい名称に思えるが、どのような場所か気になったので、行ってみることにした。<br />現地で購入した地図を確認すると、途中、観光名所である恵遠古城があるので、そこも立寄ることにする。全て公共バス行くつもりであるが、都合よくバスがあるかは分からない。無くても100km圏内なので、いざとなればタクシーを使ってそんなに費用は掛からないであろう。<br /><br /><br />【今回の旅程(2017年)】<br /><br /> 4/29(土)関空→上海浦東 9C8590 上海泊<br /> 4/30(日)上海虹橋→烏魯木斉 9C8845 <br />      烏魯木斉→伊寧 K9789 車中泊<br /> 5/1(月)察布査尓錫伯自治県訪問 伊寧泊<br /> 5/2(火)伊寧市内観光  伊寧泊<br /> 5/3(水)カザフスタン国境、賽里木湖観光  伊寧泊<br />★5/4(木)恵遠古城、61団訪問  伊寧泊<br /> 5/5(金)察布査尓錫伯自治県訪問<br />    伊寧→烏魯木斉 K9790  車中泊<br /> 5/6(土)新彊博物館<br />     烏魯木斉→上海虹橋 9C8866  上海泊<br /> 5/7(日)上海浦東→関空 9C8589<br /><br />

北彊・伊犁地方旅行記☆Vol. 5  61団農場へ行く

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2017/05/04 - 2017/05/04

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旅行記グループ 2017年 北疆旅行記

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amadeo

amadeoさん

伊寧到着4日目。

昨日のツアーバスの中で、明日はどこへ行くか、歩き方の伊寧のページ見開き4枚のコピーを見ていて考えていたのだが、61団農場への行き方が載っていた。
新彊の地図を見ると、このように数字たけの地名が時々目に付く。開拓地っぽい名称に思えるが、どのような場所か気になったので、行ってみることにした。
現地で購入した地図を確認すると、途中、観光名所である恵遠古城があるので、そこも立寄ることにする。全て公共バス行くつもりであるが、都合よくバスがあるかは分からない。無くても100km圏内なので、いざとなればタクシーを使ってそんなに費用は掛からないであろう。


【今回の旅程(2017年)】

 4/29(土)関空→上海浦東 9C8590 上海泊
 4/30(日)上海虹橋→烏魯木斉 9C8845 
      烏魯木斉→伊寧 K9789 車中泊
 5/1(月)察布査尓錫伯自治県訪問 伊寧泊
 5/2(火)伊寧市内観光  伊寧泊
 5/3(水)カザフスタン国境、賽里木湖観光  伊寧泊
★5/4(木)恵遠古城、61団訪問  伊寧泊
 5/5(金)察布査尓錫伯自治県訪問
   伊寧→烏魯木斉 K9790  車中泊
 5/6(土)新彊博物館
     烏魯木斉→上海虹橋 9C8866  上海泊
 5/7(日)上海浦東→関空 9C8589

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
高速・路線バス タクシー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 朝食は昨日打包した「丁丁炒麺」で済まし、9:30に外出する。

    朝食は昨日打包した「丁丁炒麺」で済まし、9:30に外出する。

  • 9:30といっても、新彊時間では7:30なので、朝早い雰囲気が漂っている。

    9:30といっても、新彊時間では7:30なので、朝早い雰囲気が漂っている。

  • 徒歩15分くらいで長距離バスターミナルに到着。

    徒歩15分くらいで長距離バスターミナルに到着。

  • 切符売り場に入るのにも、検問がある。<br />ここで、初日に会った客引きがいて声をかけられた。<br />どこへ行くのか聞かれたが、構っている暇は無いので、軽く挨拶だけしたが、<br />その連れ合いの、いかにも東欧風のカザフ族の客引きがしつこく絡んできた。<br />「どっから来たんだ?おまえは外国人だろう、さっきパスポートを提示したのを見たぞ!」と言われた。<br />だから何だよ!と思いながら「そっちこそ何人だ!」と聞き返すと、東欧風の面立ちで「我是中国的!」と返さた。<br />一瞬「・・・」となり、言い返せなかった。

    切符売り場に入るのにも、検問がある。
    ここで、初日に会った客引きがいて声をかけられた。
    どこへ行くのか聞かれたが、構っている暇は無いので、軽く挨拶だけしたが、
    その連れ合いの、いかにも東欧風のカザフ族の客引きがしつこく絡んできた。
    「どっから来たんだ?おまえは外国人だろう、さっきパスポートを提示したのを見たぞ!」と言われた。
    だから何だよ!と思いながら「そっちこそ何人だ!」と聞き返すと、東欧風の面立ちで「我是中国的!」と返さた。
    一瞬「・・・」となり、言い返せなかった。

  • 切符売り場に辿り着いたのが 9:55。<br />ちょうどよく10:00発の霍城県行きバスがあったので、急いで乗り込む(8元)。

    切符売り場に辿り着いたのが 9:55。
    ちょうどよく10:00発の霍城県行きバスがあったので、急いで乗り込む(8元)。

  • 10分遅れで出発。

    10分遅れで出発。

  • 本日行く付近の地図。<br />地図の真ん中あたりが霍城で、その下に恵遠がある。61団は左上。<br />左側の紫線はカザフスタンとの国境。

    本日行く付近の地図。
    地図の真ん中あたりが霍城で、その下に恵遠がある。61団は左上。
    左側の紫線はカザフスタンとの国境。

  • 伊寧かは霍城まではバスで1時間しない程度。<br />途中、左側に「恵遠古城」の入り口の門が見える。<br />途中下車してもよかったが、門のすぐそばに古城があるというわけでも無さそうで、距離感が分からないのと、霍城市内にも行ってみたかったので、そのまま乗車。

    伊寧かは霍城まではバスで1時間しない程度。
    途中、左側に「恵遠古城」の入り口の門が見える。
    途中下車してもよかったが、門のすぐそばに古城があるというわけでも無さそうで、距離感が分からないのと、霍城市内にも行ってみたかったので、そのまま乗車。

  • 霍城バスターミナル到着。

    霍城バスターミナル到着。

  • 単なる普通の「中」の「下」の都市といった感じで、何も無さそうなので、恵遠古城へ向かう。公共バスもありそうであるが、乗り場を探す時間がもったいないので、タクシーで行く。<br />20元が相場とのことで、これ以上下がらず。

    単なる普通の「中」の「下」の都市といった感じで、何も無さそうなので、恵遠古城へ向かう。公共バスもありそうであるが、乗り場を探す時間がもったいないので、タクシーで行く。
    20元が相場とのことで、これ以上下がらず。

  • さっき通ってきた恵遠古城の門。<br />ここで下りておけば、20元は浮いていたが、ここから実際の古城まで、2km以上はある。歩くのには遠い。<br />ただ歩いている間に公共バスが来ると思うので、手お上げてそれに乗車して行くくことも出来るであろう。

    さっき通ってきた恵遠古城の門。
    ここで下りておけば、20元は浮いていたが、ここから実際の古城まで、2km以上はある。歩くのには遠い。
    ただ歩いている間に公共バスが来ると思うので、手お上げてそれに乗車して行くくことも出来るであろう。

  • 古城中心地の鐘楼から少し離れた「将軍府」前で下車。<br />ここは清朝時代に築かれた駐屯地で、ウイグルに有っても漢文化色が強そうな場所であるが、<br /> 

    古城中心地の鐘楼から少し離れた「将軍府」前で下車。
    ここは清朝時代に築かれた駐屯地で、ウイグルに有っても漢文化色が強そうな場所であるが、
     

  • 周りはウイグル風の家屋が多い。<br /><br />さっきあった「清代新彊就看恵遠」の看板の裏に↑旧古城(老城)の案内があったので、<br />鐘楼とは逆のその方向へ言ってみる。

    周りはウイグル風の家屋が多い。

    さっきあった「清代新彊就看恵遠」の看板の裏に↑旧古城(老城)の案内があったので、
    鐘楼とは逆のその方向へ言ってみる。

  • ウイグル風建築物。

    ウイグル風建築物。

  • パッと見、街にいる住民は殆どがウイグル族

    パッと見、街にいる住民は殆どがウイグル族

  • 今の古城は「新城」と呼び、最近新しく出来たもので、旧古城(老城)はここから外れた場所にあるらしい。

    今の古城は「新城」と呼び、最近新しく出来たもので、旧古城(老城)はここから外れた場所にあるらしい。

  • 結局、↑の案内の先にあったのは、このモスクであった。<br />このモスクの裏側より先に、旧古城(老城)の跡地があるのかもしれないが、これ以上いくのはやめておく。<br />旧古城は、今は何の面影もないであろう。

    結局、↑の案内の先にあったのは、このモスクであった。
    このモスクの裏側より先に、旧古城(老城)の跡地があるのかもしれないが、これ以上いくのはやめておく。
    旧古城は、今は何の面影もないであろう。

  • モスクの中。

    モスクの中。

  • モスクを一周するが、旧古城(老城)の案内や、それらしき場所は見つからない。<br />さっきの案内はなんだったのであろう?

    モスクを一周するが、旧古城(老城)の案内や、それらしき場所は見つからない。
    さっきの案内はなんだったのであろう?

  • モスク上の円形の中。<br />中はあんな風に空洞になっているんだ。

    モスク上の円形の中。
    中はあんな風に空洞になっているんだ。

  • 鐘楼付近へ戻る。

    鐘楼付近へ戻る。

  • ウイグル族の民家。

    ウイグル族の民家。

  • ウイグル族の民家。

    ウイグル族の民家。

  • 店で売られていたアイス。<br />アイスの袋の文字はウイグル語。

    店で売られていたアイス。
    アイスの袋の文字はウイグル語。

  • さっきからある看板。<br />↑の方向へ進んだが、旧古城(老城)へは辿り着けなかった。

    さっきからある看板。
    ↑の方向へ進んだが、旧古城(老城)へは辿り着けなかった。

  • 南門。

    南門。

  • 城壁を登れるらしいが、門が閉まっていた。

    城壁を登れるらしいが、門が閉まっていた。

  • 再び「将軍府」へ。<br />ここと対面にある「民族陳列館」、「林則徐故居」の入場料合わせて90元。<br />高いのでパスした。<br />どれも最新作られたもので、元々あったものではない。<br />それに内容もチャプチャルで行った錫伯族博物館と、伊寧市内の林則徐記念館と大差ないであろう。

    再び「将軍府」へ。
    ここと対面にある「民族陳列館」、「林則徐故居」の入場料合わせて90元。
    高いのでパスした。
    どれも最新作られたもので、元々あったものではない。
    それに内容もチャプチャルで行った錫伯族博物館と、伊寧市内の林則徐記念館と大差ないであろう。

  • 「林則徐故居」の案内。<br />

    「林則徐故居」の案内。

  • 陳列館の門。

    陳列館の門。

  • こんな立派な建物をこしらえて、90元取らなきゃ元手を回収出来ないのだろう。

    こんな立派な建物をこしらえて、90元取らなきゃ元手を回収出来ないのだろう。

  • 鐘楼を一周する。

    鐘楼を一周する。

  • ここにも「薫衣草」の専門店があった。

    ここにも「薫衣草」の専門店があった。

  • 観光用の場所。<br />新しくいろいろな旧史跡を復元した建造物を作って、観光地化を勧めている様子が伺えるが、観光客は非常に少ない。

    観光用の場所。
    新しくいろいろな旧史跡を復元した建造物を作って、観光地化を勧めている様子が伺えるが、観光客は非常に少ない。

  • 鐘楼を一周している途中、霍城行きの公共バスが来たのでそれに乗車し、霍城市内へ戻る。

    鐘楼を一周している途中、霍城行きの公共バスが来たのでそれに乗車し、霍城市内へ戻る。

  • バスの先頭座席に乗り、中から撮影。

    バスの先頭座席に乗り、中から撮影。

  • こちらは西門。

    こちらは西門。

  • 幹線道路から何も無いこの道を2km近く歩くのはきついかもしれない。

    幹線道路から何も無いこの道を2km近く歩くのはきついかもしれない。

  • 市内へ戻る。<br />古城からは20分程度。

    市内へ戻る。
    古城からは20分程度。

  • 市内はつまらなそうだったので、61団農場へ向かう。<br />が、バスターミナルで切符を買おうとしたところ、霍城から61団まで公共のバスは無いと言われる。

    市内はつまらなそうだったので、61団農場へ向かう。
    が、バスターミナルで切符を買おうとしたところ、霍城から61団まで公共のバスは無いと言われる。

  • 61団への行き方を聞いたところ、乗り合いタクシーで「清水河」へ行き、そこから61団へ行くよう教えてもらう。<br />よく分からないが、「清水河」行きの乗り合いタクシーがあったので乗車する。<br />一人7元。

    61団への行き方を聞いたところ、乗り合いタクシーで「清水河」へ行き、そこから61団へ行くよう教えてもらう。
    よく分からないが、「清水河」行きの乗り合いタクシーがあったので乗車する。
    一人7元。

  • 10分しないうち、乗客4人集り、出発。<br />本当に無事にいけるか、やや不安を感じる。

    10分しないうち、乗客4人集り、出発。
    本当に無事にいけるか、やや不安を感じる。

  • 途中のガソリンスタンド。

    途中のガソリンスタンド。

  • テロ対策のため、運転手以外は中へ入れず。<br />外で待機させられる。

    テロ対策のため、運転手以外は中へ入れず。
    外で待機させられる。

  • 自分は助手席に座っていたが、車中写真を撮れるような雰囲気ではなかったので、移動中の写真は少ない。

    自分は助手席に座っていたが、車中写真を撮れるような雰囲気ではなかったので、移動中の写真は少ない。

  • 霍城から清水河へは30kmくらい。<br />40分ほどで清水河へ到着。<br />中心地らしい北京西路で下ろされるが、61団へ行きたいというと、乗り合いタクシーの乗り場まで連れてってくれた。

    霍城から清水河へは30kmくらい。
    40分ほどで清水河へ到着。
    中心地らしい北京西路で下ろされるが、61団へ行きたいというと、乗り合いタクシーの乗り場まで連れてってくれた。

  • 1分もしないうちに、「61団」とフロントガラスに紙で書かれたプレートがある車が3台ほど止まっていた場所へ案内される。<br /><br />見かけで判断して悪いが、運転手とか乗客の客層ちょっと怖いので、写真を撮るのを控える。清水河から61団まではも30kmほどあるらしい。<br />一人10元、10分ほどで4人集り、出発。<br />

    1分もしないうちに、「61団」とフロントガラスに紙で書かれたプレートがある車が3台ほど止まっていた場所へ案内される。

    見かけで判断して悪いが、運転手とか乗客の客層ちょっと怖いので、写真を撮るのを控える。清水河から61団まではも30kmほどあるらしい。
    一人10元、10分ほどで4人集り、出発。

  • 実際移動してみて、なんとなく位置と距離感がつかめてきた。

    実際移動してみて、なんとなく位置と距離感がつかめてきた。

  • 61団手前の村。<br />さりげなくさっと撮影。<br />ここで一人下車した。<br />後方座席に3人で座っていたので、すこし広くなる。

    61団手前の村。
    さりげなくさっと撮影。
    ここで一人下車した。
    後方座席に3人で座っていたので、すこし広くなる。

  • 61団へ到着。

    61団へ到着。

  • 他の乗客は61団の入り口で全員降りてしまうが、自分は歩き方に載っていた「吐虎魯克・鉄木尓麻札」へ行きたいと言うと、10元で連れて行ってくれるという。<br />乗り合いとはいえ、30km離れた場所から乗ってきても10元、市内の僅かな距離でも同じ10元に抵抗を感じたが、場所が全く分からないので、お願いした。<br /><br />運ちゃんの人相は怪しかったが、1対1になり、少し会話出来た。<br />何故、ここは61団という数字の地名なのか聞いたところ、数字は当時内地から(片路切符で)派遣された開拓団の名称を表すという。<br />61があるのであれば、62や63もあるわけで、「数字だと分かりにくい、別の名前に変えないのか?例えば新上海とか新安徽とか」と聞いたところ、開拓団はそれどれ自分の開拓団に誇りを持っていて、誰も変えたがらない」と言っていた。<br />運ちゃん(50前後?)自身も漢民族で、親が開拓団の一員で、2世だという。自身は地名等どうでも良いが、親の世代は61団に自分達のアイデンティティを感じ、地名が変われば、どこの出身か分からなくなるので、嫌がるだろうとのこと。

    他の乗客は61団の入り口で全員降りてしまうが、自分は歩き方に載っていた「吐虎魯克・鉄木尓麻札」へ行きたいと言うと、10元で連れて行ってくれるという。
    乗り合いとはいえ、30km離れた場所から乗ってきても10元、市内の僅かな距離でも同じ10元に抵抗を感じたが、場所が全く分からないので、お願いした。

    運ちゃんの人相は怪しかったが、1対1になり、少し会話出来た。
    何故、ここは61団という数字の地名なのか聞いたところ、数字は当時内地から(片路切符で)派遣された開拓団の名称を表すという。
    61があるのであれば、62や63もあるわけで、「数字だと分かりにくい、別の名前に変えないのか?例えば新上海とか新安徽とか」と聞いたところ、開拓団はそれどれ自分の開拓団に誇りを持っていて、誰も変えたがらない」と言っていた。
    運ちゃん(50前後?)自身も漢民族で、親が開拓団の一員で、2世だという。自身は地名等どうでも良いが、親の世代は61団に自分達のアイデンティティを感じ、地名が変われば、どこの出身か分からなくなるので、嫌がるだろうとのこと。

  • 市街地から車で10分程度。<br />「吐虎魯克・鉄木尓麻札」到着。<br />ティムール廟である。

    市街地から車で10分程度。
    「吐虎魯克・鉄木尓麻札」到着。
    ティムール廟である。

  • 門には誰もいない。

    門には誰もいない。

  • 拝観の仕方の注意書き。<br />読まないけど。

    拝観の仕方の注意書き。
    読まないけど。

  • 運ちゃんが隣の家から管理人を呼んできてくれた。<br />入場料25元。安くは無い。

    運ちゃんが隣の家から管理人を呼んできてくれた。
    入場料25元。安くは無い。

  • 鍵を渡され、自分で開けて見学してくれと言われる。

    鍵を渡され、自分で開けて見学してくれと言われる。

  • 中は何んにも無い。

    中は何んにも無い。

  • ボロいパオがある。

    ボロいパオがある。

  • 遠くから見ると一瞬綺麗に見えるが、

    遠くから見ると一瞬綺麗に見えるが、

  • 近くで見ると、このようにボロボロ。<br />崩壊しかけている。

    近くで見ると、このようにボロボロ。
    崩壊しかけている。

  • 外は暑かったが、中はひんやりしている。

    外は暑かったが、中はひんやりしている。

  • 天井の様子。<br />何か澄んで敬虔な感じを受ける。

    天井の様子。
    何か澄んで敬虔な感じを受ける。

  • お隣の廟。

    お隣の廟。

  • 鍵を開ける。

    鍵を開ける。

  • 何か厳粛な感じを受ける。<br />少し怖い。

    何か厳粛な感じを受ける。
    少し怖い。

  • 天井の様子。

    天井の様子。

  • 閉じ込められたら、中からは自力で出てこれないであろう。

    閉じ込められたら、中からは自力で出てこれないであろう。

  • 来た路を戻る。

    来た路を戻る。

  • チムール廟の説明。<br />この説明を読んでいたら、あることに気づいた。<br />ここのティムールはチャガタイ汗の子孫で、1363年に死去。<br />??<br />世界史で出てくるティムールと言えば1370年に建国。<br />1402年にはオスマン・トルコをアンカラの戦いで壊滅状態に陥れた、あのティムールと思っていたが、違うようだ。<br />よく読んでいなかったが、歩き方にも概略が書いてある。<br /><br />何だ、人違いじゃん、トゥグルク・ティムールなんて知らねーよ、とやや落胆する。

    チムール廟の説明。
    この説明を読んでいたら、あることに気づいた。
    ここのティムールはチャガタイ汗の子孫で、1363年に死去。
    ??
    世界史で出てくるティムールと言えば1370年に建国。
    1402年にはオスマン・トルコをアンカラの戦いで壊滅状態に陥れた、あのティムールと思っていたが、違うようだ。
    よく読んでいなかったが、歩き方にも概略が書いてある。

    何だ、人違いじゃん、トゥグルク・ティムールなんて知らねーよ、とやや落胆する。

  • 偽ティムール廟を後にする。

    偽ティムール廟を後にする。

  • さっき運ちゃんから「見学が終わったら電話をくれ、10元で迎えに行く」と言われたが、市街地までの道を覚えていて、徒歩30分くらいで行けそうだったので、歩いて行く。

    さっき運ちゃんから「見学が終わったら電話をくれ、10元で迎えに行く」と言われたが、市街地までの道を覚えていて、徒歩30分くらいで行けそうだったので、歩いて行く。

  • 何かの果物畑。<br />先程、運ちゃんが言っていた。<br />自分の親の世代は、内地から何にも無い新彊へ入植し、リンゴや杏を植林し、人の住める場所へと開拓していった、と。<br /><br />何かウイグル族の人が聞くと刺激するような、問題発言だった。

    何かの果物畑。
    先程、運ちゃんが言っていた。
    自分の親の世代は、内地から何にも無い新彊へ入植し、リンゴや杏を植林し、人の住める場所へと開拓していった、と。

    何かウイグル族の人が聞くと刺激するような、問題発言だった。

  • 真面目に車で来た道を戻って市街地へ向かっていたが、徒歩なので、畑の中を突っ切っていけば、近く道出来た。

    真面目に車で来た道を戻って市街地へ向かっていたが、徒歩なので、畑の中を突っ切っていけば、近く道出来た。

  • 市街地付近へ到着。

    市街地付近へ到着。

  • ラグメン屋があったので、ここで少し遅めの昼食を取る。<br />14:00くらい。

    ラグメン屋があったので、ここで少し遅めの昼食を取る。
    14:00くらい。

  • 店の様子。<br />店員は漢族であった。

    店の様子。
    店員は漢族であった。

  • ラグメン(砕肉麺の方)を注文(12元)。<br />漢族の店か、お茶はジャスミン茶であった。<br />ウイグル系の店で出てくるお茶はたいてい紅茶である。

    ラグメン(砕肉麺の方)を注文(12元)。
    漢族の店か、お茶はジャスミン茶であった。
    ウイグル系の店で出てくるお茶はたいてい紅茶である。

  • ここのラグメンも美味しかった。<br />量は多過ぎだが全部食べてしまった。<br /><br />客が自分しかいなく、厨房から出てきた人はウイグル人であった。

    ここのラグメンも美味しかった。
    量は多過ぎだが全部食べてしまった。

    客が自分しかいなく、厨房から出てきた人はウイグル人であった。

  • メニュー。

    メニュー。

  • 今回の旅行では食べなかったウイグル三大麺の一つ「干偏炒麺」の写真。<br />ラグメンの焼きうどん風といったところ。<br /><br /><br />※偏は人偏でなく火偏。

    今回の旅行では食べなかったウイグル三大麺の一つ「干偏炒麺」の写真。
    ラグメンの焼きうどん風といったところ。


    ※偏は人偏でなく火偏。

  • 61団はカザフスタンとの国境に非常に近い。<br />あの雪山はカザフスタンの山だろう。

    61団はカザフスタンとの国境に非常に近い。
    あの雪山はカザフスタンの山だろう。

  • 小学校。

    小学校。

  • 61団の中心地。

    61団の中心地。

  • 生きたまま足を縛られた鶏。<br />コッコ、コッコとお隣同士でのん気に会話している様である。

    生きたまま足を縛られた鶏。
    コッコ、コッコとお隣同士でのん気に会話している様である。

  • 中心地周辺の様子。

    中心地周辺の様子。

  • 15:10頃、伊寧行きのバスを発見。<br />15:40発というので少し付近を探索

    15:10頃、伊寧行きのバスを発見。
    15:40発というので少し付近を探索

  • ウイグルポロの店。

    ウイグルポロの店。

  • 漢民族の入植地であるが、ウイグル族もチラホラいる。<br />やっぱポロは脂ぎっている。<br />こういう風に外で作って、放置している店が多いが、長時間直射日光も浴びて、品質的に大丈夫なのだろうか?

    漢民族の入植地であるが、ウイグル族もチラホラいる。
    やっぱポロは脂ぎっている。
    こういう風に外で作って、放置している店が多いが、長時間直射日光も浴びて、品質的に大丈夫なのだろうか?

  • 時間になり、助手席が空いていたので乗り込む。

    時間になり、助手席が空いていたので乗り込む。

  • バスターミナルがあったが、機能して無さそう。

    バスターミナルがあったが、機能して無さそう。

  • 団地の中を突っ切って外へ出る。<br />理由は街の入り口に高さ制限のポールがあり、バスの高さだと潜れないから。

    団地の中を突っ切って外へ出る。
    理由は街の入り口に高さ制限のポールがあり、バスの高さだと潜れないから。

  • 61団を出て、高速に入る。

    61団を出て、高速に入る。

  • 帰りは高速で一気に伊寧へ。<br />楽チンだ!と思っていた。

    帰りは高速で一気に伊寧へ。
    楽チンだ!と思っていた。

  • しかし高速は先程経由した清水河までしか続いていなかった。

    しかし高速は先程経由した清水河までしか続いていなかった。

  • 清水河の北京西路。<br />さっきの61団行きの乗り合いタクシー乗り場だ。

    清水河の北京西路。
    さっきの61団行きの乗り合いタクシー乗り場だ。

  • 17:00前に伊寧市内に入る。

    17:00前に伊寧市内に入る。

  • 歩道橋。<br />伊寧市内の歩道橋はみなこのような青水色で屋根が付いている。<br />ここはホテルの近くの北環西路。<br />降りておけばよかった。

    歩道橋。
    伊寧市内の歩道橋はみなこのような青水色で屋根が付いている。
    ここはホテルの近くの北環西路。
    降りておけばよかった。

  • しかし農四師バスターミナルへも行ってみたかったので、そのまま乗車。

    しかし農四師バスターミナルへも行ってみたかったので、そのまま乗車。

  • 農四師バスターミナル到着。<br />時刻表。<br />ここから出発するバスの殆どは開拓地行きである。

    農四師バスターミナル到着。
    時刻表。
    ここから出発するバスの殆どは開拓地行きである。

  • 農四師バスターミナル。<br />ここからホテルまでの位置確認に、道路脇で地図を広げてみていたら、1台の公安の車が近づいてきた。特に意識せず、反射的に立ち去ったら、徐行して後をつけてくる気配が・・。<br />立ち止まり、後を付けてきているかじっと見ていたところ、公安2名が降りてきて職務質問された。<br />かなり低姿勢で「新彊はご存知の通り治安が悪く、我々も取り調べをしなければならない。」と言い、カメラを没収され、写真をチェックされる。その後、派出所へ連行され、取調べを受ける。<br />伊寧に来た目的や農四師バスターミナル付近で何をしていたのかをいろいろ聞かれる。宿泊は渉外ホテルにきちんと宿泊していることが確認され、1時間半後くらいに解放された。もしこの時、ダマで現地の外国人不可のホテルに泊まっていたら、かなりマズかっただろう。何も悪いことをしていないので、ビビッてはいなかったが、いい気分はしない。かなりどうでもいい写真があり、言いがかりを付けられて、写真を全て消されたらどうしようかと焦った。<br />最後はパトカーでホテルまで送ってくれたが、生まれて初めてパトカーに乗った。<br />この件で翌日以降、公安を過剰に意識するようになったが、やはりあちこちで目を光らせている。いちいち公安を立ち止まって見みたりせず、また目を合わせず、普通に振舞っていれば問題はずだ。<br /><br />

    農四師バスターミナル。
    ここからホテルまでの位置確認に、道路脇で地図を広げてみていたら、1台の公安の車が近づいてきた。特に意識せず、反射的に立ち去ったら、徐行して後をつけてくる気配が・・。
    立ち止まり、後を付けてきているかじっと見ていたところ、公安2名が降りてきて職務質問された。
    かなり低姿勢で「新彊はご存知の通り治安が悪く、我々も取り調べをしなければならない。」と言い、カメラを没収され、写真をチェックされる。その後、派出所へ連行され、取調べを受ける。
    伊寧に来た目的や農四師バスターミナル付近で何をしていたのかをいろいろ聞かれる。宿泊は渉外ホテルにきちんと宿泊していることが確認され、1時間半後くらいに解放された。もしこの時、ダマで現地の外国人不可のホテルに泊まっていたら、かなりマズかっただろう。何も悪いことをしていないので、ビビッてはいなかったが、いい気分はしない。かなりどうでもいい写真があり、言いがかりを付けられて、写真を全て消されたらどうしようかと焦った。
    最後はパトカーでホテルまで送ってくれたが、生まれて初めてパトカーに乗った。
    この件で翌日以降、公安を過剰に意識するようになったが、やはりあちこちで目を光らせている。いちいち公安を立ち止まって見みたりせず、また目を合わせず、普通に振舞っていれば問題はずだ。

  • なんかこの日は運が悪そうなので、おとなしくしていよう。<br />外にでると、また捕まりそうな感じだ。<br />食事も昨日行った老回民餐庁で済ます。

    なんかこの日は運が悪そうなので、おとなしくしていよう。
    外にでると、また捕まりそうな感じだ。
    食事も昨日行った老回民餐庁で済ます。

  • 麺類、主食のメニュー。

    麺類、主食のメニュー。

  • 串焼きのメニュー。<br />野菜、きのこ類は殆どが2元/串。

    串焼きのメニュー。
    野菜、きのこ類は殆どが2元/串。

  • 10本頼んで20元。<br />見た目はよくないが、ピリ辛風味で病み付きになる。

    10本頼んで20元。
    見た目はよくないが、ピリ辛風味で病み付きになる。

  • 外はバリバリにまだ明るいが、今日はもう外出せず、部屋でおとなしくする。<br /><br />そうだ、昨日のツアーのバスで見た、面白かった映画がないか探してみる。<br />今の中国のTVはケーブルTVみたいなもので、映画やドラマ、歌番組、その他数多くの番組が無料で見られる。<br />

    外はバリバリにまだ明るいが、今日はもう外出せず、部屋でおとなしくする。

    そうだ、昨日のツアーのバスで見た、面白かった映画がないか探してみる。
    今の中国のTVはケーブルTVみたいなもので、映画やドラマ、歌番組、その他数多くの番組が無料で見られる。

  • あった!<br />題名は知らなかったが、適当に探して、それらしいのが見つかった!<br /><br />なるほど、周星馳の映画か。<br />本人が出ていなかったので分からなかったが、ギャグのセンスからして納得。

    あった!
    題名は知らなかったが、適当に探して、それらしいのが見つかった!

    なるほど、周星馳の映画か。
    本人が出ていなかったので分からなかったが、ギャグのセンスからして納得。

  • 香港映画のタイトルは「美人魚」。<br />後で知ったが、邦題名は「人魚姫」で、日本の一部の映画館でも上映されていたらしい。

    香港映画のタイトルは「美人魚」。
    後で知ったが、邦題名は「人魚姫」で、日本の一部の映画館でも上映されていたらしい。

  • おもろくて2回見てしまった。<br />連行されてなんか気分が沈んでいたが、これを見て晴れ晴れとスッキリした。

    おもろくて2回見てしまった。
    連行されてなんか気分が沈んでいたが、これを見て晴れ晴れとスッキリした。

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