中欧10日間の旅　その8　ブダペスト

2017/05/30 - 2017/06/08

観光8日目、ハンガリーの首都ブダペストの観光です。
この旅行最後の観光地です。朝から晩まで、ぎっしり観光します。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

６：３０朝食。
今日は朝から晩までぎっしり観光スケジュールが入っているので、しっかり食べます。
ワッフルにすべての甘いタレをかけます。頭が痛くなるくらい甘いです。

ハンガリーはパプリカの原産地だそうです。
これは激辛のパプリカでした。

朝食後すぐに希望者のみ朝の観光に出かけます。
自由橋のすぐ近くにあるゲレルト温泉に入ります。

ハンガリーは温泉大国で、ブダペスト旧市街地区にもたくさんの温泉があります。
ここはそのひとつで、宮殿のような建物の中に温泉があります。
今回のツアーで楽しみにしていたスポットの一つです。

石造りの重厚な建物の中に入りました。

日本の健康ランドを1000倍くらいゴージャスにした感じです。

ロッカーなどの鍵にもなるベルトを渡されます。
これだけはなんだか日本の銭湯みたいで笑えます。

こんな風にロッカーに鍵をかけてください。
今回はのんびり湯につかるのはもったいないと思い、入浴はあきらめて館内の写真撮影に専念することにしました。

庭に出るとプールがあります。
ここも温泉です。朝から現地の人が泳いでいました。

建物内の広いプール
お湯の温度は結構低くて、泳ぎやすそうでした。

立派な柱が宮殿のようです。

旅行本などで紹介されているのを見てぜひ訪れたいと思っていた場所に来られてとても満足です。

奥に入るとまだ別のお風呂もありました。
みんな水着着用で入っていますが、後で添乗員さんに聴いたら全裸で入っているおじいさんもいたそうです。

ここにはホテルも併設されています。
宿泊客は自由に温泉に入れるみたいです。

こんなところにゆっくり宿泊して観光するのもいいですね。

まだお風呂に入っている人もいるので先に外に出て見ます。

反対側はゲレルトの丘です。

なにか入口があって現地の人が入っていました。
岩の教会というところだそうです。興味深いですが、時間がないので今回はパスです。

ここから自由橋が良く見えます。

一度ホテルに戻って、全員で今日の観光開始です。
まずはゲレルトの丘。

素晴らしい眺望が楽しめます。
それほど広いエリアではないので、各自写真タイムをとってから再びバスで移動します。

次は王宮の丘です。
ブダ地区はドナウ川沿いに岩山が続いています。

丘の上に建つ家の壁

マーチャーシュ教会の前にある三位一体の像

マーチャーシュ教会
今回は中へは入りませんでした。

13世紀に建てられたカトリックの教会です。

続いて漁夫の砦。

国会議事堂が良く見えます。

快晴の空の下、白い建物が映えます。

丘の上の街中にあるお土産店に入ります。

トカイワインの試飲をさせてもらいました。
甘くておいしいワインでした。

民俗のお面
多分キリスト教以前の民間信仰でしょう。

丘を降りて、ペスト地区に向かいます。

世界遺産のアンドラーシ通りを抜けて、英雄広場でバスを降ります。

8月には「2017年ブダペスト世界柔道選手権大会／国別団体戦」が行われるそうです。私たちに同行してくれた現地ガイドのエミリアさんは、日本選手団の通訳をすることになっているそうです。

聖イシュトバーン大聖堂の方に戻って昼食です。

ここの1階はワインのお店になっていました。

地下のワイン倉庫みたいなところがレストランになっていました。

午後は自由行動時間です。
私たちは出発前にネットで14:00からのブダペスト国会議事堂見学ツアーの予約をしてしまっていました。
少し昼食の時間が遅くなってしまったので、サラダを食べ終わったところでお先に失礼することにしました。

聖イシュトバーン大聖堂の前を通って国会議事堂方面に歩きます。

歩行者天国になっていて歩きやすい道です。

町全体が歴史的建造物の博物館みたいです。

ナジ・イムレ像
ハンガリー動乱時にソ連の侵攻に抵抗し、秘密裁判の結果処刑された政治家の像。

国会議事堂が見えてきました。

右側にあるビジターセンターから入ります。

英語のガイドさんの話をイヤホンで聞きながら内部の見学ツアーに出発します。

外観も素敵でしたが、内部はそれ以上にゴージャスで見ごたえありです。

装飾大階段。
日本の国会議事堂に比べると、はるかにキラキラしています。

この先は撮影禁止の部屋があります。
近衛兵に守られた聖王冠が展示されています。

どの部屋も廊下も豪華な装飾で彩られています。

社会見学風の子供たちが模擬国会みたいなことをやっていました。

国会議員というのは国の進むべき道を決定する、誇り高き職業です。
この国会議事堂を見ているとつくづくそう思います。
旅行に出る前の日本の国会中継はなんだかくだらない話で盛り上がっているようでしたが。

ＥＵの市民以外は5800ハンガリーフォリント（約2400円）で見学チケットを事前に購入できます。施設見学料金としては決して安くはないし、英語のサイトなので購入手順がわかりにくかったりしましたが、ここは来て本当に良かったと思いました。

世界各国からの観光客が見学に来ていました。
ビジターセンターでもチケットは買えるようですが、結構混みあっているようでしたので、事前に購入するのが良いと思います。

ハンガリーの装飾はデザインがや色使いがかわいらしいものが多い気がします。

大満足の国会議事堂ツアーを追えて、次は徒歩で西駅に向かいます。
ここから地下鉄に乗って移動の予定です。

その前に昼食を食べられなかったので、軽く食事をとることにします。
この駅のマックはとてもきれいな建物を利用していることで有名です。

その前にせっかくなので駅の中も探検してみます。

なんというか、無駄に広い駅でした。
ラッシュアワー時には混みあうのでしょうか？

午後のまったりした空気が広い構内に淀んでいました。

さぁ、ゴージャスマックで昼食です。

バイト君がせっせと働いていました。
チキンバーガーとスパイシーバーガーとマックシェイクを注文。
案の定「チキン」という日本人の発音は全く通じませんでした。

天井が高くてとても開放感のある建物でした。
子供の集団が大挙して入店してきました。ハンガリーの子供はマックが大好き（たぶん）。

最後にマックを食べたのはいつのことでしょう？
10年以上前だと思います。久しぶりのマックはとても美味しかったです。

地下鉄3号線の駅に入って切符を購入。
裏に何かゲームみたいなのが印刷されていました。

なんとなく古臭さを感じさせる列車。

地下へ続くエスカレーターの広告。
さっき食べたマック吐きそう。

Corvinnegyed駅というところで下車します。
地上に出るとすぐに目的地、工芸美術館の建物が目に入ってきました。

1893年から1896年にハンガリー建国1000年記念として建てられたもので、ハンガリーの芸術家レヒネル・エデンが建築したアール・ヌーヴォー様式の建物です。

屋根のカラフルなタイルが特徴的です。
今回ブダペストの観光地を調べているうちに、この建物を作ったレヒネル・エデンという人物のことがとても気になりました。ハンガリーの分離派建築の中心的人物だそうです。
ブダペストには他にもいくつかこの人の建物があるそうなので、次に来たときに見学したいと思います。

建物の脇道には昨日夕食を食べたレストランがありました。

玄関に入ります。

玄関の天井。
かわいらしい装飾です。

建物の中に入りました。

展示品より建物自体の方が、お宝です。

もちろん展示品もなかなかのものでした。

気さくな係員のお姉さんが最後にアンケートを依頼してきます。
面倒なのでノー・イングリッシュ、ジャパニーズ・オンリー、ソーリーといって出てきました。

期待通りの素晴らしい美術館でした。
大満足で外に出ます。

ここからしばらく街中を散策します。

大人のお店。
こういうのは万国共通の色使いですね。

地図で見るとどうやらプロテスタントの教会みたいです。

誰か降りてきています。

次の目的地、中央市場に来ました。
ここもやはり建物が美しい。

お昼近くにバスでこの市場の前を通った時はかなり混雑していたのですが、この時はもう空いていました。

色々な種類の野菜が置いてあります。

白い人参

地下にはスーパーがありました。

2階にあがります。

観光客が多いですが、地元の人も結構いるみたいです。

2階の通路の角にスタンドがありました。

うまそうにビールを飲むおやじさん

ビールを買って一休みです。

2階にはフードコートがあって、美味しそうな惣菜がいろいろ売られていました。

うまそうなソーセージ。

お土産店もあります。
これは刺繍のお店。

市場を出てドナウ川沿いにくさり橋方面へ歩きます。

ホームレスがいました。

くさり橋に到着しました。

聖イシュトバーン大聖堂に戻ってきました。。

中に入ろうと思ったら、時間が遅くてもう閉まっていました。
ここも次に来た時に入ることにします。

大聖堂の裏側に進みます。
おしゃれな郵便ポストがありました。

地下鉄1号線の駅がありました。

この十数段の階段を降りるともう駅のホームがあります。

1896年開業、ロンドン地下鉄に次ぐ史上2番目の地下鉄なんだそうです（イスタンブールのテュネルを地下鉄ではなく地下ケーブルカーとして除外した場合）。

そろそろ集合時間なので、くさり橋方面へ戻ります。

ちょっと疲れたので売店でビールとジュースとお菓子を買って休憩。

集合場所のホテルフォーシーズンズ。

こんなホテル一生泊まることはないので、トイレを借りてロビーで待たせてもらいます。

みんなと合流して夕食のレストランへ行きます。
聖イシュトバーン大聖堂前の大通りにありました。

スープ。
何のスープか忘れました。

肉料理。
なかなか美味しかったです。

あまーいデザート。
これがこの旅行の最後の晩餐でした。

すっかり暗くなった街に戻ります。

ツアー最後のイベント、夜のドナウ川クルーズです。

昼間見学した国会議事堂です。
ライトアップしていてすごくきれい。
このあと自由橋の方まで船で往復して、約1時間くらい。
旅の最後に何とも贅沢な経験をさせてもらいました。
長かった旅行も明日は最終日です。