中欧10日間の旅　その4　ハルシュタット～ザルツブルク観光

2017/05/30 - 2017/06/08

旅行4日目はハルシュタットとザルツブルク観光です。
以前から興味があったハルシュタット塩坑の中に入ることができました。
ザルツブルクではミラベル宮殿の中の天使の階段を見ることができて満足です。

エリア ザルツカンマーグート周辺(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: 団体旅行
• 利用旅行会社: 阪急交通社

朝6：30、今日も元気に朝ごはんを食べて観光に出発します。
朝から甘いドーナッツに挑みます。

8：00出発。
少し雨が降ってきました。山々にかかる低い雲がとてもきれいで夢中で写真を撮りましたが、窓ガラスに反射したり、ブレブレだったり、ほとんどダメでした。

約1時間半の移動でハルシュタット湖に到着しました。雨はもう上がっていました。とてもラッキーです。
とにかく美しい湖です。

湖は後回しにしてまずはハルシュタット塩坑の観光に向かいます。急斜面を登るケーブルカーが見えてきました。

一気に山を登ります。

見晴らしが良くなってきました。
どこを切り取っても絵葉書の写真みたいな風景です。

ケーブルカーを降ります。
足元にはたくさんの花々が満開です。

花の名前はわかりませんが、小さくてかわいらしい高山植物みたいなのが何種類も咲いていました。

本当に良い季節に来ることができました。重ね重ねラッキーです。

ケーブルカーを降りてからさらに10分くらいは山道を徒歩で登るのですが、道の両脇にこんなにきれいな花が咲いているので、全然疲れません。

塩坑ツアーのスタート地点にやってきました。
１回のツアーの人数は制限されているので、ここで少し待つことになります。

上下作業着を貸してもらいます。
お尻の部分に丈夫な布があててあります。

なんかテーマパークのアトラクションガイドさんみたいな方が案内を始めました。
ドイツ語と英語で解説します。どっちも全然わからないので勝手に楽しむことにしました。

ケーブルカーに乗る前の受付で日本語の音声ガイド器を借りています。が、いちいち解説を聞くのが面倒だったので使用しませんでした。

トンネルの中を歩いて進みます。

一つ目の滑り台に到着。
これはあまり長くありません。まぁ練習みたいなものです。

岩塩を使ったオブジェなんかも飾ってあります。

これは２つ目の滑り台。
結構長くてスピードもでます。
ここで滑っている姿を写真に撮ってくれます。出口で１枚５ユーロで販売してくれます。

最後はトロッコに乗って外に出ます。このトロッコは狭い坑道のなかをかなりのスピードで走るのでちょっと面白かったです。

山を下りてきました。

ケーブルカーで降りる前に展望台の方に行きます。
絶景記念写真スポットです。

どちらかというと文化遺産目当ての海外旅行が多いのですが、やっぱり自然の絶景もいいものです。

街の方に降りてきました。
メインの通りから少し外れた上の方の路を歩きました。
こちらの方が古い町並みが良く保存されていて、より散策を楽しめるからと、ベテラン添乗員さんが案内してくれました。

昼食です。
結構すっぱいサラダでした。

昼食後、予定にはないですが少しだけ自由時間を取ります。とのことでしたので、ハルシュタットでもし自由時間があったら行ってみようと思っていた納骨堂へ行くことにしました。
貴重な自由時間を無駄にしたくないので、飲み物は注文せず（会計がすごく遅くなることが多いのです。）、水で澄ますことにしました。

チキンの煮込み。なかなか美味しかったと思います。

デザートのアイス。
バクバクと口の中に押し込んで完食。
まだ他の方々は食べていましたが、お先に失礼して自由行動スタートです。

目指す納骨堂は街の上の方にあるので、細い路地を適当に上がってみます。

山から湖までの急斜面の狭い土地につくられた街なので、面白い造りの建物が多いです。

急斜面を階段で上がります。

屋根付きの階段です。
冬の間の雪対策でこのようなつくりになっているのかもしれません。

街の上にカトリックの教会があります。ここに目指す納骨堂があります。

小さいですが落ち着いた雰囲気の内部でした。

納骨堂の入口でお金を払って、日本語で書かれた解説プリントを貸してもらって中に入ります。

綺麗にペイントされたガイコツ。
とくにグロテスクさは感じられません。臭いなども全くないのでなんだかオブジェを鑑賞しているようです。

納骨堂の前はお墓になっています。こちらもかわいらしいですね。

教会の庭からの湖の眺め。

マルクト広場まで戻ってきました。
小さな中央広場です。

スワロフスキーのお店に入ります。

この店の地下にはケルトの時代の遺跡が展示されています。無料で入れるということでしたので覗いてみました。
まぁあまり知識も興味もない分野なのでサラッと見ておしまいでした。

ハルシュタット文化というのが考古学では存在するみたいです。この辺りは新石器時代の頃から岩塩鉱山から岩塩を採掘していたそうです。
古ケルト語で「塩」を意味する「halen」からハルシュタットという地名はできているそうです。

はるか昔から人々が暮らしてきた美しい街、ハルシュタットでした。

バスでザルツブルクに戻ります。
帰りも車窓の風景がとても美しくて楽しめました。

ザルツブルクに到着しました。

ミラベル庭園に向かいます。

ちょうどバラの花が満開のシーズンです。

ここでも予想通り自由行動時間がありました。
もし自由時間があったら、前回ここに来たときに見ることができなかったミラベル宮殿の内部を観光しようと旅行前から決めていたので、迷わずペガサス像のある方へ進みます。

中はガランとしていました。さらに奥に進みます。

天使の像がたくさん飾られたゴージャスな階段がありました。これがお目当ての天使の階段です。

本当は２階にある「大理石の間」も見たかったのですが、コンサートが予定されているらしく施錠されて中に入れなくなっていました。残念ですが、まぁきれいな階段を堪能できたので良しとします。

再集合して団体での観光を続けます。
これはカラヤンの像、だったと思います。

どこの国でも同じようなことをする人たちがいます。

ザルツァハ川を渡って観光の中心通りのゲトライデガッセに来ました。
お店の看板がオシャレですね。

ザルツブルク大聖堂

モーツァルトの生家。とても有名な観光スポットですが、入りませんでした。
この建物の１階にスーパーがあるのでそこで飲み物を買って、散策を続けます。

ここも２度目なので、今回は細い路地などをチョロチョロ歩き回って探検してみることにしました。

昔馬の洗い場だった場所だそうです。

再集合して夕食を食べます。モーツァルトの生家のすぐ近くです。

窓から川が見えるきれいなレストランでした。

ポタージュスープ、とても美味しい。

ビールチップ込で４ユーロ。
とても美味しいビールでした。

コンソメで湯通しした柔らかい豚肉をクリームとホースラディッシュのピリカラで食べる伝統の料理だとか。
良くわかりませんがとにかく美味しかったです。

食事中に雨が降ってきました。

デザート。アーモンドスライスとアンズ？がのったケーキでとても美味しかったです。

食事が終わってホテルに帰るため、バス乗り場まで歩きます。雨はだいぶ小降りになってきていました。
お土産屋に売っていたＴシャツ。これが流行っているらしいですよ。
オーストリアにカンガルーはいません。

カラスのオブジェをいっぱいくっつけたバス。
ザルツブルクの人はカラスが好きなのでしょうか？

本日の観光もすべて終了しました。
もしも自由時間があったら行ってみようと計画していたハルシュタットの納骨堂とザルツブルクのミラベル宮殿の両方を無事に観光することができて大満足です。
今回の添乗員さんは経験豊富な方のようで（確か「人気添乗員と行く・・」みたいな宣伝文句がありました。）、４０人近い団体を手際よく誘導して、ゆとりある行程を確保してくれていました。とてもありがたいことです。

明日はザルツブルクを出てメルク～ヴァッハウ渓谷クルーズ～ウィーンです。
またしてもすごい観光スポット目白押しの１日になりそうなので、ホテルに帰ってすぐに寝てしまいました。

この旅行記へのコメント （2）

• izumiさん 2017/06/23 12:13:53

  面白い☆

  トロッコが何だか冒険みたいで楽しそう♪(*^^*)♪着替えの服が緑色と赤色があるんですね。選べるのかしら？サイズとかで色分け？
  納骨堂のプリントされたガイコツ。不謹慎通り越して笑ってしまいました(*^^*)笑 プリントされたの初めて見ました。
  オーストリアってどれもお食事が美味しそうですね☆デザートも(*^^*)

  公共交通トラベラーkenさん からの返信 2017/06/23 13:34:17

  RE: 面白い☆

  
  こんにちは。
  
  塩坑の着替えは受付で係りの人が私たちの体格を見てぴったっりのサイズを渡してくれました。サイズで色が違うようです。
  トロッコが走るトンネルは意外と狭かったので、ぶつからないように首をすぼめて乗っていました。そういう意味でスリルがありましたね。
  
  私はグルメではない、というか味音痴なほうなので出された料理はだいたい美味しくいただいています。団体ツアーで利用するレストランなので日本人の口に合うように味付けも工夫してくれているのかもしれません。デザートはとても大きくておなか一杯になりますよ。
  
  今回は阪急交通社の「≪羽田発着≫ルフトハンザ ドイツ航空利用　新・美しき中欧周遊10日間〜プラハとブダペストではスーペリアクラスホテル（当社基準）にうれしい２連〜」というツアーに参加しました。
  他のツアーではあまり見かけないハルシュタットの塩坑に行ける、ということで参加を決めたのですが、プラハやブダペストでたっぷり自由行動時間があったり、ホテルがすべて２連泊で体力的に楽だったり、とても良いツアーでした。