2007/10/03 - 2007/10/12
1位(同エリア22件中)
ほいみさん
砂漠のマンハッタン、シバーム。
これを見たいがためにイエメンにやって来た。
- 旅行の満足度
- 4.5
-
早朝の飛行機で、シバームに近いサユーンへ。
https://youtu.be/CKTkS_7wyQw
空港で若い兵士が、ペンを貸してくれと来た。
チップ?代わりにそのまま持って行かれるかと思い、証拠動画撮っちゃうぞ・・・と、こそこそデジカメをイジってたら、突然ペンを返して来て、焦った。
こういう?国で空港内や兵士を撮るのは、トラブルの元。要注意! -
サユーンには10時頃に到着するので、更にシバームまで行って、あの城壁内に泊まろうと思っていたのだが、事前にノール君に聞いたら、城壁内のホテルは営業してないことが多いし、城壁内はあまり衛生的ではないよ・・と忠告してくれていた。
どうしようかと考えていたところに、「何とかホテル」の客引きが現れた。もうすっかり忘れてしまったが、多分値段で納得したのかな・・・ホテルのクルマでそこに行って、成り行きで泊まることになった。値段もホテルの名前も忘れてしまったが、記憶に残ってないということは満足したってことだろう。
なんてったって、この頃はPCも初心者、まさかネット上に自分の旅行記をアップすることになる・・なんてことは考えもしてなかった。だからホテルの写真やご飯の写真を撮る習慣?が無かった。まぁ、落ち着いて旅できる良い時代でもあった。 -
11時前にはチェックイン出来たので、市内見学へ。本当は一刻も早くシバームに行きたかったのだが、ホテルのスタッフが、シバームまでは1時間も掛からないから、陽が傾く頃、シバーム到着がいいよ・・・と。
で、市内観光に出た。
といっても王宮くらいしかないのだが。 -
緑が無いね~
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宮殿の窓から
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ここで日本のオバ様たちと遭遇。
15人くらいのツアーで来てるということだったが、飛行機では会わなかったから、イエメンをバスで周遊してるのかな?
右の方、かっこいいというか。 -
ここの王宮で面白かったのは、この落書きコーナー。
落書きかどうかは分からないが、壁に模造紙が張ってあって「記念に落書きするなら、ここへどうぞ」って感じだった。 -
写真は「安心タクシー」
ホテルに戻って(ラマダン中なのに)昼ご飯を食べて昼寝。
砂漠地帯の日中の日差しは強烈だから無理はしない。
ホテルにシバーム往復のタクシーを呼んでもらった。
街に出て流しのタクシーと交渉した方が安いが、ホテルを通した「安心タクシー」の方がよいだろう・・・と感じたから。
位置情報がありません -
当たり前なのだが、運ちゃんは敬虔なるイスラム教徒なので写真は御法度。
サナアは写真大歓迎だったが、地方都市では気を付けた方がいいかもしれない。
イエメン風の野性味あふれる顔のオヤジだ。
これも当たり前なことだが、英語は数字さえも通じない。時間や料金の確認は、紙切れに数字を書くのだが、これが例の「本格的アラビア数字」なんで分かり難い。 -
で、いよいよ「夢にまで見た」シバームに向かう。
荒れ果てた大地に、時々緑を見るとホッとする日本人。 -
やがて正面に「もしかして、あれがシバーム?」っていう景色が・・・あれ、意外と平凡じゃん・・?
サユーンからシバームまでは思いのほか近く、30-40分で着いてしまった。 -
タクシーは城壁に囲まれた旧市街には向かわずに、岩山を背負った新市街に向かった・・・なぜ? と思ったが、ここは運ちゃんに任せよう。言葉が通じないし。
-
新市街といっても、日本人からは遺跡の町に見えてしまう。これは悪い意味ではなくて、イエメン建築の伝統を守っているので、何世紀も前と同じ街並みになっているということで、何でも「新しいモノ、西洋のモノ」を取り入れて、世界でも類がないほど醜い町並みを造ってしまう日本人は大いに見習って欲しいところだ。
運ちゃんには新市街の入り口で、3-4時間「私が戻るまで」待っている様に言う。って言葉が通じないので分かってるかどうか心配だが、まだ30%しか料金払ってないので、帰っちまうことはないだろう。 -
夕方に掛けて、新市街の裏にそびえる岩山に登るつもりだが、時間があるので新市街を探検。
ラマダン中だったせいか、子供たちはおしゃれな服を着て、テンションも大盛り上がり。ちょっと遊んでやろうか!
https://youtu.be/NiPNnBuE4X4
最後に女ガキ大将が出て来て、ピ~ンチ!! -
も~・・外国人珍しい!
ってこともないだろうけど、大歓迎! されてる様に見える。
https://youtu.be/ttzaKGQEhCE
スーラ・スーラ・・って言ってるのは「写真・写真」って意味だと思う。
やたら「スーラ スーラ」って言われるので、最初は挨拶かと思っていた。 -
子供たちと遊んだり、ちょっとお宅拝見したり(写真は遠慮)して、程よい時間になったので裏山を目指す。
写真の右手に白い建物が見えるが、普通はあの辺りまでしか登らない。
私としては当然、更に上のボコボコ山までは登りたいところだ。 -
その一般的な展望地からの眺め。
手前が新市街、奥が砂漠のマンハッタンと呼ばれるシバーム。
ついに来たぜ!
ここで満足でも良かった。
というのは、ここまで登って来て、更に上の岩山を見上げると「これって登れるの?」っていう急角度でそびえているのだ。ルートも分かんないし。
もっと問題なのが・・・水持って来るの忘れた!!
超乾燥・高気温なのに。 -
と、そこで遊んでいた3人の少年が、私の心を見透かしたのか、岩山の頂上を指さして「行こう!」というゼスチャー。
直ぐに乗せられる私は「どうせ小遣い稼ぎだろう」と思ったので、「じゃ、荷物持ってくれ」とゼスチャーで応える。
石ゴロゴロの急坂を、エラい勢いで登り始めた。
山登りなら勝負出来るぜ! -
ありゃりゃ、こんなところ行くの?
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砂漠地帯の岩山を現地子供のペースで「無理して」登ったので、喉がカラカラ。
子供たちが持っていた水で助かった。
何処で汲んだ水かは知らないが、脱水症に陥るよりはいい・・・って、私は「インドの水」クラスまでは耐性があるので、たいていは大丈夫。 -
岩山の頂上に出た。
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気が付いたら、子供は4人に増えていた。
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三脚を持ってたので記念撮影。
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ちょっと早くに登り過ぎたので、夕日までは時間があった。
太陽光が斜め横から差すと、立体感が出ると言われるが、そんなことどうだっていいじゃん・・・っていう眺めだ。
手前は新市街、奥の城壁に囲まれているのが「砂漠のマンハッタン・シバーム」だ。もう2度と来ることは無いかもしれないから、心のフィルムと、EOSの映像素子に焼き付ける。 -
イチオシ
世間は絶景流行りだ。
私は鈍感なのか、巷に溢れている「死ぬまでに見たい絶景」にピンと来ない。
シバームは、他所に似たところが無い(と思う)という意味でも、「私的絶景ベスト10」に入る。 -
興味深いのは、新市街の建物もイエメンの伝統建築を完璧にまで伝承していることだ。
どういう仕組みで、これらを徹底しているのかは知る由もないが、 -
何枚も撮ってしまう。
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これが旧市街のアップ。
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ひとつひとつの建物は貧弱だが、調和のとれた美しさ。
私が中学生の頃、大阪万国博覧会が開催され「人類の進歩と調和」が叫ばれた。
それって、こういう意味もあったんだろうね。 -
やがて陽は砂漠に沈み、砂漠のマンハッタンは色を失い始めた。
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子供たちの案内で下山開始。
何故か彼らは「小遣いおくれ・・」と言わなかったので、逆に困ってしまった。 -
登る時には気が付かなかったけど(たぶん登り口を間違えた)麓にはこんな看板があった。
ホテルに帰る。
明日はいち日ヒマ。
足は確保しておいた方が良さそうだ。
今日のタクシーの運ちゃん、言葉が通じなくて不便なヤツだが、安全そうなので明日も雇ってやることにした。
紙にjapanese 8:00 hotel とだけ書いて渡した。これで明日の朝、ちゃんと迎えに来れば
「君にとっても私にとっても、良いいち日」
になるはずだ。 -
この写真は翌朝の朝食時のものだが、夕飯を食べにホテルのレストランに行ったら、王宮で会った日本人グループと一緒になった。
添乗員さんを始め、参加者の皆さんが「一緒に食べましょ」って声を掛けてくれた。初めての体験かもしれない。で、夕飯と朝食は寂しい思いをしなくて済んだ。
何人かの方とメールアドレスの交換をしたが、それによって貴重な写真を頂くことになった。その内容は次回。 -
10月7日、8時に昨日の運転手が迎えに来た。
相変わらず愛想が無い。
何処へ行く? って聞いて来たと思うのだが、私も何処へ行ったらいいのか分からない。地球の歩き方によると、サユーンの隣に「タリーム」という町があることになっている。
そこへ行ってみましょ! -
砂漠の舗装道路を東(たぶん)にむかう。
途中、遺跡っぽいものがあったが、説明がないとただの廃墟。 -
ヤギを運んでるトラック。
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これがタリームのモスクだったかどうかは確信が持てない。
ヤフーの地図では「タリーム」になっているが、現地では「タムリット」って聞こえてたような気が。 -
タリームの町は特に何があるってこともないらしい。
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適当にスナップしてみた。
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?
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こんなところにも朝日新聞!
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お祈りの前に身を清めるための設備。
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日陰は涼しい。
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看板・・・読める?
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これが何だか分かるかな?
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これは何の干物かな?
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答えはどちらもサメ!
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昼ご飯を食べに一度ホテルに戻る。
運ちゃんとの、ほとんど通じない会話?で、午後は違う方向の小さな村に連れて行って上げる・・・ということみたいだ。
それてってどうよ・・・って、絶対につまんないだろ。
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旅行記グループ
幸福のアラビア イエメン
この旅行記へのコメント (8)
-
- yamayuri2001さん 2023/03/30 10:08:25
- 子供の元気さ!!
- ほいみさん、こんにちは。
イエメンって、まるで特派員のようなところに行かれたんですね。
子供たちの元気さに、とても魅力を感じました。
日本の子供たちだって、大阪万博の頃は
同じように元気だったんだと思いますが、
今の日本の子どもたちは、
どこで抜きとられてしまったのか、
魂まで抜き取られてしまったかのように
おとなしくなってしまいましたね・・・
このような元気さがないと、国は発展しないのかなと思いました。
やはり ハングリー精神が大事なんだなと思って、
動画も拝見しました。
yamayuri2001
- ほいみさん からの返信 2023/03/31 19:04:04
- RE: 子供の元気さ!!
- 昔のイエメン旅を読んで頂きありがとうございます。
この2-3年後までは自由に行けたんですよね。イエメンは素晴らしかったです。帰りの飛行機の中で、近い内にまた来ようと思ったのに、生きてる内には行けるようにはならない様です。イエメンでも世界遺産「ソコトラ島」には行けるみたいですけど、確かに世界遺産的な島ではありますが、イエメンの魅力は後建物群とそこに住んでる人達なんですよね。
先進国の子供はだんだん目の輝きが無くなり、途上国の子供の目は今でも輝いてる。世界の将来を見てるかのようです。
この時代の動画は今と比べると画質が悪く、残念でなりません。
ほいみ
-
- くろねこだりゅんさん 2017/07/03 16:56:32
- 今もあるのかな…?
- ん〜やっぱり高い位置からの眺めの方が高層住宅が綺麗に見える気が(笑)
以前ご紹介下さった時より写真が増えてる♪
干乾煉瓦で出来た建物は夕日が良く似合います!
上の方が白くしているのは太陽熱の関係なのかデザイン的な意図なのか?
やっぱり不思議です〜
地元の子供たちと一緒に探検気分で登って記念撮影、楽しそうな笑顔の貴重な写真ですね!
時代は戻らないけど、記憶とそれを補佐する写真はやっぱりいいなって思っちゃいました。
以前は世界の絶景に取り上げられていた景色、まさか破壊されちゃってるのかな…
10年くらい前の純粋な子供たちは今、どうしているのか考えちゃいますね〜
- ほいみさん からの返信 2017/07/03 22:36:37
- RE: 今もあるのかな…?
- シバームの存在は紀元前まで遡るようですが、この様な「なんちゃって高層ビル群」が建設されたのは16世紀行こうと言われています。その時点でこの岩山の頂上からの景観を意識してたんじゃないでしょうか。
建物の上階部分が白いのは確かですが、下階も白かったりします。1階はたいてい納屋になっていて、ヒツジやロバが飼われていました。屋上に太陽光パネルを展開したら効率良さそうですが、世界遺産だから出来ないのかな。
子供も大人も、とってもフレンドリーです・・・ネパールみたいかな。
この旅では何軒かの家に招待されましたが、やはりカメラを出すことで白けちゃうことを恐れちゃいました。
シバームが破壊されることはないんじゃないかな。
けっこうな数の人が住んでいるので、意味もなく破壊することは誰の得にもならないし、アルカイダやISの基地にするには目立ち過ぎるし。
トランプさんの政策次第では、また行ける時代が来るんじゃないでしょうか。
-
- らびたんさん 2017/07/02 20:53:20
- 砂漠の摩天楼
- ほいみさん、こんばんは^^
待ってましたシバーム編!
夢のようです。いつか絶対行きたい場所なのですが、
いつになることやらトホホ。。
ほいみさんインドの水に体制◎って相当すごいですよ。
私はすぐお腹壊すので絶対飲めません。。
ザ・観光地かと思いきや、子どもたちは純粋ですね。
チップ要求されないとかちょっと困りますw
2007年頃は私も食事やホテルを写真に収める習慣がありませんでした。
ほいみさん動画がたくさんあってすごいですよ。
続編楽しみにしています♪
らびたん
- ほいみさん からの返信 2017/07/03 00:12:46
- RE: 砂漠の摩天楼
- こんばんは。
行けなくなったから言うわけじゃないのですが、イエメンは景色も凄いですが、人々の優しさが素晴らしいです。そんな国が大国の都合で戦場になってしまうのが辛いです。みんな無事でいるのかなぁ。
インドの食堂で出される水は飲んでます。
とりあえずはゲリしませんが、実は若い頃、インドで急性肝炎になって入院しました。それで免疫が出来たと信じてます。
動画の中で子供たちが、上を指さして「お金」の仕草をしてますね。あれは、岩山へ案内するからお金頂だい・・・ってことだと思います。日本人が普通に行けるところで観光化されてないことはあり得ませんが、イエメンは爽やかに観光化されてる感じでした。
こんな小さなモノ(デジカメ)で動画が撮れるんだ・・! と感心してた頃です。
私が子育てしてた時は、肩に乗せるカメラでしたから。
-
- gontaraさん 2017/07/02 20:12:18
- 子ども達オシャレ!
- 日本人が団体旅行で行けた時代もあったのですね。
やっぱり旅行は行ける時が行き時!
そう思うのですが、踏ん切りがつかないことも・・・
おばさまの自撮り写真をもらったわけでもなさそうだし、次回を楽しみにしてます。
- ほいみさん からの返信 2017/07/02 23:47:22
- RE: 子ども達オシャレ!
- この旅の直後に、欧米のツーリストが拉致される事件が起こったりして、ちょっとヤバい雰囲気に。その後はご存知アルカイダが砂漠が好きなので?、砂漠系は全体的にヤバいですね。
行けなくなったから言うわけではないのですが、イエメンは旅人にとっては素晴らしい国でした。まさしく異国であって、人々は親切でカッコいい・・・と養殖日本人は思いました。
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