2017/05/26 - 2017/06/02
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pua-naniさん
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フィレンツェの2日目。 今回の旅もいよいよ終盤です。
今日は昨日に引き続きアルノ川の対岸へ。
ピッティ宮を見学します。
午後はお土産を探しにうろうろと街歩きをしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
ピッティ宮。とても大きな建物です。横幅は200m以上とか。
15世紀後半にフィレンツェの大商人ルーカ・ピッティの私邸として建てられましたが、その後、メディチ家コジモ1世の妃エレオノーラの館となり、以降は1859年まで歴代のトスカーナ大公の宮廷として使われました。 -
宮殿とその後ろのボーボリ庭園には、パラティーナ美術館、近代美術館、銀器博物館、陶磁器博物館、衣装博物館、馬車博物館などがあり、とても広大です。
今回はピッティ宮の2階部分にあるパラティーナ美術館のみの見学とします。
パラティーナ美術館と近代美術館だけだったら8.5ユーロのはずなのですが、なぜか特別展の分も込みで13ユーロ。
特別展なんて見ないのに~!と不満に思ってもイタリア語ができない悲しさ、文句も言えません。 -
チケット売り場で声をかけてくれた日本人の男性は、退職後、1ヶ月の予定で北イタリアを回っているとのこと。
気ままな一人旅なので、公園でストリートミュージシャンの音楽をのんびり聴いたり、夜はホテルの部屋で本を読んで過ごしたり・・・と話してくれました。
いいですねぇ~!
短い日程であくせく観光地を廻る我が身を思うと、羨ましい限りでした。 -
さてさて、このパラティーナ美術館は、宮殿内の沢山ある部屋それぞれに所狭しと沢山絵が飾られています。
美術館の展示と違うのは、暮らしていた時とほとんどそのままの形で壁にある、ということ。
でも、有名な画家の作品は見えやすいように額にちょっと角度をつけて展示されています。
結構な名画がさりげなく、こともなげに壁にあります。 -
カラヴァッジョ作「眠るキューピット」
このおなかには、ちょっと親近感と、それから罪悪感を感じてしまいます・・・。 -
天井も美しく描かれています。
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豪華なお部屋~!
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でも、暮らすとなると落ち着かないかも。
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光に満ちた明るい広間。
他の部屋が暗いのでちょっとホッとします。 -
ラファエロ作「大公の聖母」
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同じくラファエロ作「トンマーゾ・インギラーミの肖像」
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ラファエロ作「アニョロ・ドーニの肖像」
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ラファエロ作「マッダレーナ・ストロッツィの肖像」
上のアニョロ・ドーニとは夫婦で、美術収集家だったそうで、
ウフィツィ美術館にあるミケランジェロの「聖家族」はこの夫妻の依頼によって
描かれたのだそうです。
窓からの光が反射して映り込んでしまって、残念! -
壁には絵画、天井は豪華な装飾。
「余白の美」なんて言葉は関係ないみたいです。 -
ラファエロ作「小椅子の聖母」
こういう丸形の絵を「トンド」というそうで、フィレンツェ特有の様式だそうです。
ラファエロによるトンドはこれが唯一とのこと。 -
ラファエロ作「ヴェールの女」
このパラティーナ美術館はラファエロ作品の宝庫ですね! -
ティッツィアーノの作品も沢山あるようです。
こちらは「若者の肖像」 -
ティッツィアーノ・ヴェチェッリオ作「マグダラのマリア」
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こちらはティッツィアーノ作「コンチェルト」
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これも多分ティッツィアーノ作品。
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ピッティ宮の後ろ側には広大なボーボリ庭園が広がっています。
敷地内には陶磁器博物館やベルヴェデーレ要塞などもありますが、広大すぎるし暑すぎるので今回はパスします。
「3度目のフィレンツェ」があったらゆっくり来てみたいと思います~。 -
通路のシャンデリアも豪華~!
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オペラか何かの催し物があるようで、大道具のセッティング作業が行われていました。
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ここからは「君主の居室」だったと思います。
歴代のトスカーナ大公や国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世が住まいとしたところだそうで。 -
「緑の間」や「青の間」、「玉座の間」、「礼拝堂」など横並びに沢山の豪華な部屋がありました。
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これだけ沢山の絵画や調度品、カーテンやら装飾品があると、ほこり取りやらお掃除やらは大変だろうなぁ、と主婦は要らぬ心配をしてしまいます。
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そろそろ10時くらいになると、先生に引率された小学生の一団や観光客もだいぶ増えてきます。
ゆっくり見たかったらやはり、朝一番がお勧めのようです。
暑い中、果敢にもボーボリ庭園へ向かった一人旅のおじさまと別れて、私たちは川を渡って戻ります。 -
1年ぶりのドゥオーモ。
午後はお土産を探しがてら街歩きをします。 -
ジョットの鐘楼。
映画「インフェルノ」の冒頭を思い出します。 -
「ダンテの家」
とっても古そうだけど、意外にも1910年に再建されたものだそうです。
フィレンツェは革製品が有名でお店が沢山あるので、気になったお店をいろいろのぞいて歩きました。 -
ヴェッキオ宮。
本当に重厚で威厳があって、「中世」を感じる建物です。
ブックショプで来年のカレンダーなどを買い、食料品店「ペーニャ」でドライトマトやサラミなどを買い、あちこち引っ掛かりながら、ウロウロ歩きます。
暑い中歩き疲れて大した収穫もなく、ちょっとがっかりしてホテルへ戻り、休憩。
夕食は昨日も行ったトラットリア「I due G」へ。 -
今日は、温野菜と、昨日食べておいしかった「豚ほほ肉と羊のチーズの生パスタ」、それから骨付き肉など。
去年いた弟くんとマンマが見えないけど、どうしたのかな? -
今日、お隣の席に座った日本人の若者3人はとってもイタリア語が上手。
何やら仕事の話をしているので駐在のようです。
今日午後中足を棒にして歩いたのによいお土産が見つからなかったおばさんは、藁にも縋る思いで図々しく聞いてみました。
「どこかお勧めの革製品屋さんはありませんか?」
親切な若者は、フィレンツェ発祥の革製品屋さん、イル ビソンテを勧めてくれました。
そうだ! イル ビソンテ! 忘れてた~!!
最後に「楽しい旅を!」と言ってくれた「バイヤー」だという若者たち、ありがと~!
お仕事、頑張ってね!
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