2016/03/04 - 2016/03/14
542位(同エリア1176件中)
MAXさん
ウユニ塩湖。
昔からそのすばらしい鏡面効果で有名な観光地ですが、なにせ行くのが困難。
何故困難かというと下記三つのハードルがあるから。
1)費用
2)時間
3)天候
これらをクリアしないと、ウユニの絶景「鏡張り」が見られない。
貯金して、有給休暇が取れれば1)、2)はクリアできるのだが、3)はまさに、天は運任せ。こればかりはどうにもなりません。
旅程は以下の通り。ほとんど移動ですw
3月4日 NRT→JFK
JFK→EWR
EWR→リマ
3月5日 リマ→クスコ
クスコ泊
3月6日 クスコ→マチュピチュ
マチュピチュ泊
3月7日 マチュピチュ
マチュピチュ→クスコ
クスコ泊
3月8日 クスコ→ラパス
ラパス泊
3月9日 ラパス→ウユニ
ウユニ泊
3月10日 ウユニ泊
3月11日 ウユニ泊
3月12日 ウユニ→ラパス
ラパス→サンタ・クルス
サンタ・クルス→リマ
3月13日 リマ→ヒューストン
ヒューストン発
3月14日 成田着
費用面は以下の通り。
1) 東京-南米往復/166,930円
2) クスコ-ラパス/8,500円
3) クスコ宿泊3日分/12,000円
4) マチュピチュツアー/62,000円
5) ウユニ往復航空券/24,000円
6) ラパス宿泊1日分/7,443円
7) ウユニ3泊分/10,346円
8) ウユニ塩湖ツアー一回目+二回目/9660円
9) ウユニ塩湖ツアー三回目/3770円
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合計 304,649円+食費
ほぼバジェット達成です。
前半は日本出発からマチュピチュ遺跡までです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- アビアンカ ANA ユナイテッド航空 アマゾナス航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ウユニ塩湖
昨今いろんなメディアで取り上げられ、「行ってみたい絶景ランキング」では常にトップ3に入る有名観光地。
しかしその人気とはうらはらに、到達難易度が高い観光地でもあります。
なぜなら次の3つのハードルをクリアしなければならないから。
1)費用
2)時間
3)天候
1)2)は貯金して、上司を説得して有給休暇を取得すればクリア
しかし3)に関してはまさに運まかせ。
旅行代理店に勤めている知人がいる友人談では、その知人いわく、必ずしも100%鏡面効果が見れるわけではないとの事。
数十万を投じ、まさかのミッション失敗もありうるわけです。
しかし、行ってみたい。でも行って見られなかったらどうしよう。。。
一番ミッションクリアの可能性の高い時期を入念に調べ3月上旬に決行することに。ついでに満点の星空を見たいので新月の2016年3月9日にウユニに着くように行程を組みました。
決めてしまえば、善は急げ。
旅費のバジェットは350,000円。
大手旅行代理店のそれの半額を目指します。
ある程度の安全と快適が維持できる旅作りがテーマ。
まずは航空券をどう取るかですね。
スタアラ派なので、ANAのホームページから南米ルートを検索しました。
今回の旅では、マチュピチュも行程に組めそうだったので、下記のルートで費用を算出。
往)東京→ニューヨーク→リマ→クスコ
復)ラパス→リマ→ヒューストン→東京
これで、166,930円(税込み)
まず、この金額で取れたのがすごくラッキーでしたね。
ちなみに3月の旅程なんですが、チケットを買ったのは9月。
運よくこのルートでの販売は自分たちで最後でした。それ以降、同ルートで購入すると20万に跳ね上がってました。
月日が流れ、いざ出発の日となりました!
最初の目的地JFK空港に向かいます。
移動が多くロストラッゲージが致命傷になる可能性が大なので、初のバックパック旅行となります。慣れてないものだから、常にカバンの中をチェックチェック。
JFK空港からユナイテッドのリマ便に乗るニューアーク空港までは時間が読める電車で移動することにしました。
乗り継ぎ時間がわずか2時間半しかないので。ジョン F ケネディ国際空港 (JFK) 空港
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無事ユナイテッド機に乗り込み次はリマへ。
人生初の南米入りです。 -
リマ到着後、クスコへの乗り継ぎも特に問題なく、到着したのは翌日の午前5時。前日の午前11時に出発しているので、計34時間の旅となります。
┐(´д`)┌ さすがに遠いわー
でも興奮しているからか、案外疲れは感じません。
さて、冒頭の懸念点には記しませんでしが、もうひとつ重要なポイントが。
そう、それは高山病対策。
ここは富士山とほぼ同じ標高3400m
富士山にも登ったことが無い自分にとっては未知の高度。
旅行前にかかりつけの内科医さんに相談して対処方法を教えてもらいましたので、不安な方はぜひそうした方がいいですよ。
現地では、高山病対策の薬も普通に売っていたようですが、やはり心配ですよね。
事前に宿泊するホテルに送迎を頼んでいたので、到着口でお迎えの車を待つ。
ちなみに治安上の懸念から南米での空港⇔ホテル移動は全てホテル側に送迎を頼みました。
お迎えの車を見つけ、ホテルに到着。
ただいま朝6時ですが、前日宿泊分を支払っているのでチェックイン可。
部屋に入ったらバタンキュー。
昼過ぎに起きて、翌日からのマチュピチュ関連のチケット手配をしてくれたスタッフさんと合流。一通りオリエンテーションを受け、クスコの町の観光へ出発。
写真は夜のPlaza De Armasの夜景です。
ようやく、気分も落ち着き、はるばる日本から地球の裏側に来た実感がわいてきました。アルマス広場 (クスコ) 広場・公園
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機内食を除き、二日ぶりのまともな食事(w
ご当地メニューが食べたいという友人は、あの可愛いアルパカのBBQを食べてましたw
ちょっと一口もらったけど、決して不味くは無く硬いラム肉って感じだったかな。自分は牛ヒレステーキ。普通に美味しかったし安かった。
ここはPapillonというレストランでしたけど、値段も味も眺めも本当にいいレストランだったと思います。アルマス広場 (クスコ) 広場・公園
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翌朝4時
ツアー会社手配の車がお出迎えに来ました。
ちなみに、今回の現地ツアーですが、
1)ホテルから駅の往復送迎
2)ペルーレイル往復
3)現地ホテル宿泊費
4)マチュピチュの入場料(二日分)
5)麓村からマチュピチュ遺跡までの往復バス(二日分)
上記で合わせて一人62,000円。
正直、これも個人手配は不可能ではなかったのですが、ちょっとリスクを感じたので若干割高でもパックでお任せしちゃいました。
さて車は風光明媚なオリャンタイタンボ駅へ。
当初クスコ寄りのポロイ駅へ行く予定だったのが、雨季の関係上、始発駅が変更になるとの事でした。
標高4000mの峠を越えながらの朝のドライブ、最高です。
午前7時。
駅に到着。
ここからは、ペルーレイルにてアグアスカリエンテスのマチュピチュ駅に向かいます。
乗車前情報として、荷物は一人一個と聞いていたのですが、手荷物は大丈夫みたいです。ですので、自分はバックパックとトートバックを持って乗車しました。ペルー レイル 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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ペルーレイルでの移動には、客席によりグレードが分かれます。
1)ハイラムビンガム(上級豪華列車)
2)ビスタドーム(写真参照)
3)エクスペディション
せっかくなので、ハイラムビンガム、、、というのも脳裏によぎったのですが、あまりにも高額だったので、2番目のビスタドームにしました。
3)のエクスペディションと列車の作りは一緒らしいですが、軽食もつくしゆったりできたので良かったです。ペルー レイル 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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ビスタドームの軽食はこんな感じ。
手前がパンプキンパイ。
奥にはフルーツトマト、ナッツ、野菜でした。
美味しさを求めてはいけませんwwwペルー レイル 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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電車に揺られること1時間半。
着いた!!!!
マチュピチュ遺跡の麓の街、アグアスカリエンテス!
なんだろう、この既視感。
街の中心を川が流れていて、うーん、まるでそこは湯河原のような温泉街みたい!wwwマチュピチュ村 散歩・街歩き
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マチュピチュでの滞在はTierra Viva Cusco Machu Picchuを利用。
ホテルもキレイでオシャレでとても快適な滞在でした。
遺跡へのバス停も徒歩数分と便利。
川沿いの立地なので、朝もやに煙る眺めも最高でした。ティエラ ビバ マチュ ピチュ ホテル ホテル
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ホテルにチェックインしたのが、午前8時半。
荷物を置いてすぐに、バスに乗ってマチュピチュ遺跡へ。
麓から遺跡入り口まで20分くらいかな。
どんどん山の上に上っていくにつれて、
「本当にこんな場所にあるの?」
って、不安と期待が入り混じる。
そうすると、いきなり前方に遺跡の一部が見えてくる。
もう感動もんです!
バスを降りて、入場許可証とパスポートを入り口で提示し遺跡内へ。
ちなみに、遺跡内にはトイレが無いのでご注意を。
クスコと比較して標高は2000m台でいささか呼吸はしやすいものの、段差のある通路を歩くのでそれはそれで結構しんどかったです。
が、この見晴らし台からの眺めにその疲れは一気に吹き飛びました。
もう、言葉に表せません。
本当に来てよかった。。。マチュピチュの歴史保護区 史跡・遺跡
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時刻は昼過ぎ。
明日も遺跡を見に来る予定なので、遺跡内を一周し、いったん遺跡から退場。
そして隣接しているホテル、ベルモンドサンクチュアリーロッジのランチビュッフェに。
お一人様4642円(当時のレート換算)
正直お高いです。
まぁ、食材を上まで運ぶのも一苦労ですからね。
富士山の山小屋でカップラーメン食べてもそれなりに高いお金払いますし。
肉、魚、野菜と種類は豊富ですが、美味しいと思ったのは、野菜と魚かな。
ローストビーフとかありましたが、肉は硬くてあまり美味しくなかったです。
また、旅で野菜を摂取する機会ってすごくすくないので、とても助かります。サンクチュアリ ロッジ ベルモンド ホテル,マチュ ピチュ ホテル
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ホテルに戻ったのは、夕方。
シャワーを浴びようと服を脱いだら、、、、高山の日差しを甘くみてました。。。
数時間マチュピチュ散策しただけでこのありさま。
日焼け止めは持ってきてましたが、完全に塗るのを忘れてました。
皆さん、日に当たる肌には必ず日焼け止めを塗りましょう。 -
夕飯は、ツアー会社の人のオススメのレストラン「Indio Feliz」で。
入り口や内装はメキシカン料理屋っぽいのですが、まさか、こんな場所でこんなに本格的なフレンチがいただけるとは思ってもいませんでした。
特にオススメは、この鱒のムニエルです。
日本人にも馴染み深い鱒ですが、こんなに美味しい鱒料理を食べたのは初めてかも。
ディナーは一人当たりの予算は2500円くらいでした。インディオ フェリス 地元の料理
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さて、翌朝。
朝日に照らされるマチュピチュ遺跡を見ようぜ!ってことで朝5時起床。
外はあいにくの小雨模様。
山の天気は変わりやすいって言うから、上に行ったら天候変わるかも!
と、バスに乗り込みいざ遺跡へ。
しかし、、、この日の午前中は晴れる事が無かったです。
が、写真のような霧の中から現れる遺跡群はそれはそれで神秘的で、昨日の晴天のマチュピチュとの対比を見ることが出来て結果オーライでしたね。
夕方のペルーレイルに乗るために、下山となります。マチュピチュの歴史保護区 史跡・遺跡
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夕方、マチュピチュ駅を出発。
クスコに向けて電車は走り、行きで乗った駅、オリャンタイタンボではなくその1つクスコよりのパチャール駅で降ろされました。
パチャール駅で、ツアー会社の送迎車と合流。
さて、この駅のそばに写真のような絶壁があるんですが、よくみると、上の方にミノムシみたいなのがある。。。
( ゚д゚)ハッ! これはもしや!!!!
そう、これが一部で有名なスカイロッジ・アドベンチャー・スイートですね。
まさか実際に見れるとは。
絶対に泊まりたくはないですがwww -
マチュピチュ遺跡観光も終わり、いよいよウユニ塩湖へ向かいます。
まずは、ウユニ行きの飛行機が出ているラパスへ飛びます。
冒頭で、ANAでの飛行機は、行きはクスコまでしか買ってないと言いましたが、
クスコ→ラパス(アマゾナス航空)
ラパス→ウユニ(アマゾナス航空)
ウユニ→ラパス(アマゾナス航空)
上記の3便は別に手配しました。
クスコ→ラパスは8,000円くらい
ラパス⇔ウユニは往復で20,000円くらいでした。
南米のLCCを使うのは非常に不安がありまして、リコンファームが必要かどうかとか。あと、チケット発券には、使用したクレジットカードの提示が必要とか書いてあるし。
マチュピチュのツアーをサポートしてくれて代理店さんに相談したら、なんと、事前にクスコ→ラパス便は代理発券してもらえまして、わざわざチケットを届けてくれました。
と言うことで、想定されてた懸念事項が払拭されて、いざラパスへ。
ちなみにラパスは14時間の滞在となります。
滞在するホテルに事前に送迎タクシーを頼んでおいたので、空港で合流。
ラパスはすり鉢状の大都市と聞いていたのに、危険で怪しげな町並みを車は走り続けている。一瞬、このまま拉致られるんじゃ???なんて恐怖心も抱きながら15分ほど経つと、車の先が真っ白に開けてます。
たとえると、ディ○ニーランドのスプラッシュマウンテンで、暗い穴倉を抜けたら、目の前が真っ白になり真っ逆さまに突き落とされる、あの瞬間と同じ光景。
タクシー運転手が、
「ここからがラパス市内だよ」
って。壮大なすり鉢。
この中に何百万人って人が住んでるなんて!!!
あと、すり鉢の底の方が標高が低く酸素濃度が濃いため、高級住宅地になっているそうです。
ホテルにチェックインしたのは午後3時。
翌朝は午前4時にチェックアウトしないといけないので、あまり観光している時間はありません。
とりあえず、一番見晴らしのいい「ミラドール・キリキリ」で記念写真を撮ることにしました。
車でしか行けないのですが、バス等の公共交通機関を使うだけの時間的余裕もなかったので、フロントで、往復のタクシーをチャーター。
現地の広場で30分の待機時間付きです。料金はそれでも1000円でした。 -
夕飯はホテルの階下にあるショッピングモールのフードコートにあった、このハンバーガー。これはFactory Xpress バーガーというローカルチェーンのバーガー屋さんですが、めちゃくちゃ美味い。バーガーキング以上の肉の旨味を感じるビーフパティにアルファルファとアボカドというあまり見ない組み合わせ。水気の少ない食材をはさむことで、バーガーとの一体感が増して美味さ倍増です。
オーダー時に肉の重さ(量)を選べるのもびっくりポイントでした。
ラパス空港内にも出店してましたので、ウユニからの帰りも記念に食べちゃいました。
さぁ、明日はいよいよウユニに向かいます。
後編へ続くスタナム ブティック ホテル & スパ ホテル
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