2017/06/17 - 2017/06/18
206位(同エリア504件中)
ニーコさん
5月末のある日「マツコの知らない世界」の水族館紹介を見ていた相方が、鶴岡加茂水族館に行ってみようと言い出しました。
近くに良さそうな温泉ないの?ということで、ネットで検索。
「湯田川温泉 湯どの庵」っていうところが「日本秘湯を守る会」に加盟してるし、なかなか良さそう。しかもリーズナブル。
そしてせっかく庄内に行くんだから、アル・ケッチァーノにも行きたいよね。レストランのHPを見ると6/17の予約に空きがある。→ 行く日が決定。
細々とANA SFC修行中ですが、庄内便の旅割だとPPがあまり貯まらないので、今回はマイルの特典航空券利用です。
片道6,000マイルの12,000マイルでした。
6/17 (土)
ANA393 羽田6:55発 庄内7:55着
加茂水族館
アルケッチャーノ
羽黒山
湯田川温泉 湯どの庵 泊
6/18 (日)
土門拳記念館
ANA398 庄内12:50発 羽田13:55着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ANA393 羽田6:55発 庄内7:55着。
朝早いので、朝食も食べずに家を出て、空港でカフェねんりん家のホットバームクーヘンサンドイッチ (期間限定カレーチキン) をつまみます。
私は結構好きですが、甘いバームクーヘンにしょっぱいものが組み合わされてるのに抵抗があるっていう人も少なからずいそうです。
相方も一口食べて、好きじゃないとのこと (^^;)
庄内便は土曜日の朝便、かつ小さい飛行機 (B737) だったとはいえ、満席でした。
みんなクラゲ観に行くのかなぁ、やっぱり (笑) -
最近話題の加茂水族館。
前日の夜のドキュメント72でも密着されてました!
飛行機が10分遅れで庄内空港に到着して、すぐにレンタカーを借りて出発。
庄内空港から加茂水族館までは、15分ぐらいでした。
9:00開館で8:40に着いたら、すでに何組か並んでいて、その後も続々と人がやって来ます。
入場料は1,000円。
http://kamo-kurage.jp/鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館
-
美味しそうなお魚いっぱいの水槽。
ずっと見ていたくなりますが、ここはお目当てのクラゲを目指して先を急ぎます。 -
クラゲドリームシアター。
この日、一番乗りで貸し切り状態!
クラゲって脳も心臓もない、ゼラチン質のプランクトンなんだそうです。
だから考えることもなく、自分から餌を取りに行くという意思もなく、ただただ浮遊しているんだと聞いてなんか哲学的だなぁと思いました。 -
飼育員さん手書きの豆知識によれば、
この水槽は直径5m、水量約40トン、アクリルの厚さ27cm。
ここにいるクラゲは全てここの水族館で生まれた子達なのだそうです。 -
ヤナギクラゲ。
-
ネオンサインみたいに光ってるクラゲ。
不思議ー。 -
気持ち悪いんだけど、綺麗。
ウリクラゲ。 -
アシカのあんじゅちゃん。
趣味は覗き見だそうで (笑) 隙間に顔を突っ込んで、隣を覗いてました。 -
飼育員さんに餌を貰ってるアザラシ2匹。
ショーの練習も兼ねてるのかな。 -
9:30からのクラゲの説明を聴きに行きます。
赤ちゃんクラゲが大きくなっていく様子とか餌を食べる様子が見られておもしろかった!
あと、クラゲを食べるクラゲも。 -
クラゲゾーンから戻ってお魚ゾーンを見学。
この時間になったら、この辺は人が少なめになっていました。
鮭の稚魚。 -
コブダイ。
インパクト十分。 -
ミズダコ。
世界最大 (になる) のタコだそうで、比べるものがないので写真ではわかりにくいですが、大きいです。
海の中で遭ったら怖いだろうな ´д` ; -
10:00からのアシカショーを観ます。
お客さん多くて後ろの方から立ち見でこそっと見学。
実は私、水族館のこういうショーを観るのは初めてかも。
アシカのあんじゅちゃん (先ほどの覗き魔 笑) とゴマフアザラシのももこちゃん。
ももこちゃんは割と自由な感じでプールで泳いだりしています。 -
望遠レンズではないのでこのズームで限界なのですが、あんじゅちゃん、可愛いです。
アシカとアザラシの違いとか知らなかったなー。 -
あらよっと!
すごい、すごい。
アシカショー、15分ぐらいでしたが、楽しめました。 -
名物のクラゲアイス、塩ミルク味 300円也。
「マツコの知らない世界」でも紹介されてたので食べてみます。
クラゲアイスの他に、クラゲソフトクリームもありました。
クラゲアイスもフレーバーが豊富で10種類ぐらいあったかな。
クラゲはともかく、塩ミルク味アイスがかなり好みの味で美味しかったです。 -
ウミネコ餌やり。
ウミネコは完全に野生 (笑)
おもしろいのでしょうけど、フン爆弾が怖くて早々に退散しました。 -
そんなに大きな水族館でもないし、見学時間は30分ぐらいかなぁと予想していましたが、結局1時間半以上いました。
まだまだいれるぐらい、見応えありましたー。
クラゲってずーっと見ていられる感じがします。
水族館を出て (一応再入場スタンプ押してみました) 水族館の裏の灯台に上ってみました。荒崎灯台というようです。 -
花が咲いていて、良い景色。
ちょっと礼文島を思い出しました。 -
灯台から見た加茂水族館全景。
あ、屋上に行くの忘れてた。 -
加茂水族館から車で約30分。
11:30から予約していた、アル・ケッチァーノへ。
http://www.alchecciano.com/al-checciano.html
隣にあるカフェ「イル・ケッチァーノ」は移転に伴いやっていませんでした。アル・ケッチァーノ グルメ・レストラン
-
ランチですが、豪勢に12,000円のコースをいただきます。
・平目の冷たいカッペリーニ
・鱸とセロリのセビーチェ
・蟹ときゅうりとパクチーのサラダ
・吹浦の岩牡蠣とモロヘイヤソース
全体的に味は薄めで素材の味を生かしてます。
平目のカッペリーニと岩牡蠣が特に美味しかったです。
蟹は缶詰っぽくてちょっといまいち。 -
・低温調理した鱒、オカヒジキと
・稚鮎と茄子の天火焼き
稚鮎の苦味が効いていて、アンチョビっぽい感じもあり新鮮な味わいでした。 -
・甘鯛のうろこ焼きをのせたリゾット
・月山筍の生ハム巻きフリット
・鯛の水煮と山菜のルッコラ和え
・ノドグロのムース焼きと長芋のソテー
ここまでだいぶお魚料理が続きますが、色々な調理法とシンプルな味付けで飽きずに楽しめます。 -
・サクランボとトマトのフェデリーニ
・羽黒の羊のロースト
メインの2皿は特に美味しかったです!
パスタの山羊のチーズがパスタとよくあって非常に美味。
羽黒の羊は羊の匂いがほとんどしないです。
逆に羊が好きな人にとっては物足りないかもしれませんが、これはこれで貴重な体験でした。 -
ドルチェは、カタラーナ、ミルクアイスがパイ生地に乗っているもの。
全13皿で充実のランチでした (´∀`)
後からネットでクチコミを見たら結構悪評価が多くてびっくりしたのですが、私たち的にはとても美味しかったし、サービスもコスパも悪くないと思いました。
悪い評価の内容としては、建物がシャビー (奥田シェフのお父様の経営してたドライブインの建物をそのまま使っている) だとか、味付けがとにかく薄くて塩とオリーブオイルを少々振りかけただけとか、料理を出すタイミングが早いとか、こんな遠いところにはるばるお金と時間をかけて来るほどではないとか、値段が高い 云々…。
個人的には地方にこういうお店があること自体に意味があるような気がしますが…。
ただ、メニューに奥田シェフプロデュース製品とかドリンク (お茶、ノンアルコールワイン、日本酒等) が色々あり、地域が有名シェフにとりあえず乗っかっておけっていう感じなのかな、少々商魂逞しい印象を受けました (^_^;) -
ランチが思ったより時間がかかったので (サービスが遅かったということではなく、品数が多くてゆっくりいただいたので)、すでに14:00を回っていました。
このまま宿にチェックインしてのんびりするのもいいかなとも思いましたが、相方は庄内初めてなので、羽黒山だけちょこっと行ってみることにしました。
私は以前 (旅行記見てみたら8年前でした) 行ったことあるのですが、でも行った事すらうろ覚えなので (^_^;) もはや2人とも初めてな感じです。
どんなところかというと…
「山形県庄内地方にひろがる月山・羽黒山・湯殿山を出羽三山と称し、それぞれに月山神社・出羽神社・湯殿山神社が鎮座する。宗教法人としてはこれら三山を一つの法人とし、登録名称は『月山神社出羽神社湯殿山神社(出羽三山神社)』である。羽黒山頂の出羽神社には三神合祭殿があり、宗教法人の本部もここに置かれている。」(Wikipediaより)
山頂へビューっと車で向かうと通行料400円かかります。
労力をお金で解決 (^_^;)出羽三山神社 (三神合祭殿) 寺・神社・教会
-
大きな杉の木に囲まれてパワースポット感すごいです。
天宥社
羽黒山五十世執行別当天宥法印を祀る。 -
三神合祭殿。
茅葺きです!
現在の合祭殿は文政元年(1818年)に完成したものだそうです。 -
軒下 (っていうのかな?) に何かいる!
黒い鬼が3人屋根を支えてるー(@_@) -
鏡池越しに三神合祭殿。
-
徒歩でここまで上って来る場合には、ここから来ることになります。
上りで40~50分、下りで30分程かかるようです。
軟弱者の私たちは、山頂の駐車場に戻ります… -
宿に向かおうかとも思ったのですが、ここまで来たからには五重塔もやっぱり見ていこう、と車でビューンと山を下りて、山門から五重塔へ。
ささっと見て行くつもりだったのですが、山門から五重塔へは一旦石段を下る下る…
下ったからにはこの石段を戻りは上らないといけないんですよね (^_^;) -
祓川と須賀の滝。
-
爺杉。
樹齢1,000年だそうです (@_@) -
五重塔(国宝)
「羽黒山は、会津や平泉と共に東北仏教文化の中心であっただけに、数々の文化財に富んでいる。山麓の黄金堂は重文に、山内の五重塔は国宝である。古くは瀧水寺の五重塔と言われ、附近には多くの寺院があったが、今はなく五重塔だけが一の坂の登り口左手に素木造り、柿葺、三間五層の優美な姿で聳り立つ杉小立の間に建っている。現在の塔は長慶天皇の文中年間(約600年前)庄内の領主で、羽黒山の別当であった武藤政氏の再建と伝えられている。」(HPより) -
周囲には可愛らしい花が咲いています。
-
森の中にひっそりと佇む五重塔。
-
もうすでに16:00過ぎていますが、
そしてまだお腹は全然空いていませんが…
気になるお店にはやっぱり寄っておかないと後悔しそうで。
フルーツショップ青森屋
http://www.aomoriya0235220341.co.jp/フルーツショップ青森屋 グルメ・レストラン
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テイクアウトもできますが、併設カフェで食べて行くことにしました。
相方は庄内産「やよいひめ」のいちごみるくのタルトといちごヨーグルトジュース (いちごかぶり)。 -
私はやまきく農園「アンデスメロン」と「沖縄パイン」のタルトとメロン生ジュース (メロンかぶり)。
どちらもセットで920円だったかな。1,000円切るってコスパ良過ぎ。
タルトも美味しかったし (フルーツが抜群に美味しい!)、メロンジュースがメロンそのまんまでゴージャス☆
来て良かったー♪ -
本当はもっと早く着いてゆっくり温泉に浸かってお昼寝したかったのですが…結局宿に到着したのは17:00過ぎでした。
「日本秘湯を守る会」の加盟旅館です。
湯田川温泉 湯どの庵
http://www.kameya-net.com/yudono/湯どの庵 宿・ホテル
-
チェックインをして宿の説明を聞いたら、自分たちでお部屋に行きます。
(途中まで館内の説明有り。)
事前に見たクチコミでは「ビジネスホテルみたいでそっけない」というようなマイナスのコメントもありましたが、個人的には、ある程度放っておいてくれた方が楽ちんです。
お部屋はケチって1番狭いダブルのお部屋にしましたが、十分でした。
特徴的なのは部屋の3分の2が一段高い小上がりになってるところ。
この段差については良い面と悪い面両方あるかな…。
窓は葦簾風で目隠しにはなってるのですが光は通すので、昼間は良いのですが、朝方明るくなってしまって、寝る時は真っ暗派の私としては朝方に明るくて目が覚めてしまいました。 -
ベッド (マットレス) は普通のダブルサイズ。
横の床と段差があまりないので、あまり狭く感じませんでした。
テレビ、その下に冷蔵庫。 -
窓側からベッド、入口方面を見たところ。
部屋にお風呂はありません。
洗面台とその向かいにトイレ、クローゼット。 -
1階の休憩スペース。
庭がきれいで絵になります。 -
フロント横、お風呂のひとつに続くスペースにソファとテーブル、飲物が用意されていて、お風呂あがりにゆっくりできます。
-
夕食前にお風呂へ。
人が途切れなかったので中の写真はありませんが、石風呂と露天風呂があります。
もうひとつのひのき風呂は20時で男女入れ替えになります。
温泉は無色透明であまり特徴はないですが、露天風呂はぬるめでゆっくり入っていられました。 -
19:00から夕食です。
まだあんまりお腹空いてないですけど…(^_^;)
前菜盛り合わせ。
鱒の焼物、コールドビーフととうもろこし、サザエ、もろきゅう、チーズ豆腐、菊花。
この日は完全に食べ過ぎなのであっさり系で助かるのと、味も美味しいです。 -
・焼きハタハタのお椀。
梅そうめんやミョウガ、大根などであっさり。
・地元で獲れたお魚 (平目、鱸、鯛) のお造りと、山菜。
こちらでも月山筍。 -
・平田牧場のポークソテー。
・ピーナッツご飯とお味噌汁、香の物。
お腹いっぱいでしたが、ピーナッツご飯が美味しくて結局完食ー。 -
デザートはバニラアイスとずんだあんロールケーキ。
量も多過ぎず、地域感も感じられる美味しい夕食でした!
ご馳走様でした (´∀`)
それにしても食べ過ぎで、夜お腹痛くなりました (;ω;)
旅行中はせっかくだから、とついつい食べ過ぎがち。
でもやめられませーん (^◇^;) -
翌朝、朝風呂にゆっくり入ってから8:00過ぎから朝ご飯をいただきます。
量も味も丁度良い、美味しい朝ご飯です。
毎日食べたいな、こんな朝ご飯。 -
のんびり準備をして、9:30頃チェックアウトして出発します。
帰りの飛行機が早めの12:50発なので、12:00までには遅くともレンタカーを返すとなると、2時間ちょっとしかありません。
どこに行こうかーと考えて、私は2度目の訪問となる土門拳記念館へ。
http://www.domonken-kinenkan.jp/土門拳記念館 美術館・博物館
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企画展は「昭和のこども」。
手に下駄を持って真剣に喧嘩する子供とか、休日に何を着ていいかわからず背広姿で子供を遊ばせるお父さん達とか、思わずくすりとしてしまう光景。
とても良い展示でした。
ところで、土門さんって東京の清澄辺りに住んでいたんですかね。 -
イサム・ノグチ「土門さん」
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池に面して建てられた記念館。
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勅使河原宏「流れ」
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以前来た時はレンタサイクルかなんかで酒田市内から結構必死で辿り着いた記憶がありますが、季節が違うからか、それとも周辺が変わったのか、以前と外の印象が違いました。
それにしても、まだスマホもなくてgoogle mapもなくて、よくここに辿り着いたな、昔の私 (^_^;) -
少し早めに空港に戻り、空港の3階の平田牧場でお昼ご飯をいただきます。
三元豚のヒレカツ御膳 1,600円也。
レンタカー屋さんで庄内空港で使える1,000円分の割引クーポンを貰ったので、それを使ってお安くいただけました。
柔らかくて美味しいトンカツでした (^ ^)平田牧場 庄内空港店 グルメ・レストラン
-
「おいしい」庄内空港のマスコット、まめうさ。
口元にだだちゃ豆が付いてる!と思ったら、相棒のだだちゃさんという設定だそうで (笑)
ANA398 庄内12:50発 羽田13:55着
機材は新しいA321でしたが、こちらも満席。
みんな何をしに庄内へ? (笑)
☆完☆
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