2017GW バルト三国＋ヘルシンキの旅(6)カウナスへの旅

2017/04/28 - 2017/05/06

2017GW旅は、長年行きたいと思い続けていたバルト三国へ。
スカンジナビア航空（SAS）なので、コペンハーゲン乗継でバルトへ入国・出国しようと思っていのだけど、私の中で急にマリメッコへの興味がムクムクと湧いてきまして（今更！）
スタアラ派なのでSAS利用に変わりはないけど、無理やりヘルシンキ経由で行くことにしました。


【航空券・バス・船等移動費】
SAS　16/8/24購入　130,000円（一部の座席指定料金含む）
　4/28成田→ヘルシンキ
　5/5ビリニュス→成田（+1）

Viking Line（フェリー）　17/2/20購入　68ユーロ（船泊）
　4/29ヘルシンキ→4/30タリン（+1）

Lux Express（バス）
　4/30　タリン→リガ　12ユーロ
　5/2　リガ→シャウレイ　11.5ユーロ


Lithuanian Railways（リトアニア鉄道）
　　5/2　シャウレイ→ビリニュス　（現地手配）　


【日程】
4/28　日本発、ヘルシンキ着
4/29　ヘルシンキ⇒タリン　フェリー泊
4/30　タリン⇒リガ　リガ泊
5/1　リガ　リガ泊
5/2　リガ⇒シャウレイ⇒ビリニュス　ビリニュス泊
5/3-4　ビリニュス泊
5/5　ビリニュス発　コペンハーゲン経由
5/6　日本着

という予定です。

エリア カウナス(リトアニア)

今日はカウナスへ小旅行です。
カウナスまではバスと列車がありますが、列車で行くよ～。

ビリニュス駅 駅

2等車で、700円位、1時間ほどだったと思います。
時刻通りの発車。

眩しいほどの青空の元、カウナス駅に到着。
1940年、杉原さんが列車でカウナスを離れるまでビザを書き続けたという。その頃と駅舎は違うだろうけど、場所は一緒（だよね？）感慨深い…

カウナス駅 駅

と思ってたら碑もありました。
既に胸が熱くなる私。（早い）

Stoties turgusという青空市場。地元民による地元民のための市場という感じ。

東京で言ったら3月上旬くらいの気温なんだけど、お花がいっぱい売られてました。
きっと庭とかキレイなんだろうねー。

Ramybės parkasという公園にやってきました。
面白いことに、一つの敷地内にロシアの正教会とイスラムのモスクがあるんですよ。

Kristaus prisikėlimo cerkvė（と某マップに出ていた）
なんだろう、すごい煙かった。目が痛くて痛くて開けられないほどに煙かったので、写真1枚とって退出。
お香みたいな香りがしたので、何かを焚いていたのだと思うけど。正教会に入って、こんなに煙かったことがないので、ちょっと不明。

Vytauto Didžiojo mečetė。鍵がかかってたけど、どっちにしろ信者しか入れないらしいモスク。
ソ連時代はここをサーカスにしようという計画もあったんだとか…酷い事するな、本当に。

さて。駅にしろバスターミナルにしろ、杉原記念館に向かうには坂道ないしは階段を上らないといけません。
私たちはモスク近くの階段から行きました。すんごい角度。息きれるわ…ゴール見えないし。

階段を上がりきって3分くらいで建物が見えてきました。

杉原記念館 博物館・美術館・ギャラリー

やっと来れた。紀念館。
周りは住宅街。当時もそうだったのかな…こんな住宅街にあれだけの人が集まっていたのだろうか。

レプリカなので触っていいですよ、とスタッフの方。
座席に座ってもいいと言われたけど、座って記念撮影をする気にはなれないよね…

杉原さんに助けられて、日本経由で世界中に逃れた人々。
一昨年アウシュビッツで見た光景が甦る。ビザがもらえた人、収容所に行った人、その差はなんなのだろう…
収容所の写真も展示されていて、胸がつまった。

小さな庭には桜の木が咲いていました。

さて階段と坂道をエンヤコラ戻ってきて、バスターミナルで簡単にランチ。
バーガーショップなどもありましたよ。

私たちは、好きなものを選んで計り売りの定食屋？デリ？の店。
カタコト英語で説明を受けるも、魚か肉かの判別しか出来ない(笑)

味はまぁ…普通(笑)というか、エライ薄味だったな。

バスターミナルは改装されたばかりなのでキレイ。もちろんトイレもきれい。
行きは列車、帰りはバスだったのだけど。バスの方が本数多い。ミニバスだったりもするけど（大型の場合もある模様）
特に予約せず、その場で直近のバスチケットが普通に買えます。本数が多いので、乗れないなんてことは無さそうね。

席は特に決まっておらず、適当に着席。
途中で多少停留所がありましたが、所要時間は列車とさほど変わらずに、ヴィリニュスまで戻ってきました。