2017/05/03 - 2017/05/05
82位(同エリア1019件中)
イタリア大好きさん
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今回のアンダルシアも5泊目が終わり、6~8泊目の「セビージャ」へ移動します。コルドバは小さな街でしたの十分歩いて回ることができましたが、セビージャはスペイン第4の都市なので交通機関をうまく使わないと行きたいところに行けません。
コルドバのパティオ祭りを楽しんだ後、15時過ぎのAVEでセビージャ・サンタフスタ駅に到着しました。ここでは、RENFEの近郊線を使ってサンベルナルド駅まで行って、そこから「NHコレクション セビージャ」にスーツケースを押して行こうと思っていたら、RENFE近郊線の場所がわからず、時間がもったいないのでタクシー移動になってしまいました。
ホテルにチェックインした際、ホテルからフェリアの「カセータ」に入ることのできる「インビテーションカード」をもらうことができ、カセータを見に行くか迷っていましたが、招待状をもらえたならフェリア会場に行かないとね。到着日は「交通機関」確保のため、「路面電車の3日券」か「2階建てホップオンバス」かを選択しなければいけません。ヌエバ広場の近くのインフォメーションで相談すると、2階建てバスは「30分に1本」のペースだということなので、路面電車を選択したのですが、3日券の販売は運航している「バス会社の事務所のみでの販売」ということで、事務所を教えてもらってようやく「3日券」を入手できました。
これで「ホテルの最寄り駅サンベルナルド」から5つ先の駅「ヌエバ広場」までを移動しながら、「カテドラル」「フェリアの会場」「旧市街」「デパート」「アルカサル」「アラブ式浴場ハマム」と動くことができました。
今回の祭りをめぐる旅のメインはここ「セビージャ」です。コルドバのパティオ祭りは普段は入れない個人のお宅に入って「手入れしたパティオ」を見せていただくというスタイルなんですが、この春祭りは「カセータ」と呼ばれる「小屋」のようなものがいっぱいある中にツーリストが入って見せていただくという感じで、ちょっとかかわり方に戸惑いがあります。
でも、めったに見られない「春祭り」の期間にたまたまセビージャを旅行できたので、これはなんとか「カセータ」に入れてもらい、中の雰囲気を味わってきましょう。ちょっと「浮いてしまう」のは仕方ありません。あの「踊り(フラメンコ)」を踊ることができれば、もっと楽しめるのでしょうが、服装も正装が必要だしハードル高いです。まあ、観光客として邪魔にならないように隅っこに座って写真撮りましょう。
今回は前編で「コルドバ」から「セビージャ」への移動、「カテドラル」、「サンタクルス街」「古文書館」「スペイン広場」という流れです。
南スペインを代表する街「セビージャ」に3泊し、アラブ文化の色濃く残っている街を歩いてきました。スタートします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
コルドバからセビージャへの移動日です。
天候はマドリード以外、本当に安定していてありがたいです。
サンタフスタ駅到着後、RENFEで1駅だけ乗って「サンベルナルド」に行くか固く「タクシー」かで迷っています。一応RENFE近郊線の駅を探して、無理っぽかったらトランクもあるので「タクシー」にしましょう。 -
快適な車内ですね。
結局楽な「タクシー」を選びました。スーツケースがあるのと、ホテルまでの土地勘がないので、行きは固くいきましょう。
帰りは「RENFE」のチケットをバーコードを読み込ませて、出力しますよ。 -
「NHコレクション セビージャ」にチェックインしました。
最初、バスタブ付きの部屋は「フルブック」と言われたのですが、粘った結果「OK」となりました。もう、NHホテルズのフロントでの交渉も手馴れてきました。 -
ダブルベッドで、広い。
到着日なので、路面電車にちょこっと乗ってヌエバ広場の「インフォメーション」に行き、「2階建てバス」と「路面電車の3日券」のどちらがいいか相談しました。バスにも心が動いたのですが「30分に1本」の間隔が決め手となり、路面電車にしました。
電車の停留所にも「フラメンコ衣装」を身に着けた女性の方がちらほら。これは写真だけでも撮りに行こうと思いましたね。
ヌエバ広場からちょっと歩いて「コングレス」があったので、飲み物、お土産のチョコレートを大量に買って電車に乗ってホテルに帰りました。セビージャは一番長い3泊しますからね。
今日は情報収集と交通手段の確保でOKとして、ホテルに帰りましょう。 -
翌日です。
今日の予定は「カテドラル」と「フェリア」です。あと「スペイン公園」。
まあ、「行けたら」ぐらいの感覚なので、そんなに「行くぞー」感はないです。 -
カテドラルに並んだら「すぐ前」の方たちが「ドイツ」の方で「バーデン・バーデン」から来たということです。並んでいる間は暇なので「バーデン・バーデン」って温泉で有名ですよね、とか日本には行ったことないんだけど、行きたいんだ、というようなことを取り留めもなく話しました。ドイツの方は英語が達者ですね。
スペインではデパートでも英語の会話が厳しかったんですが。 -
世界で3番目、スペインも最も大きい教会らしいです。
バチカンの「サン・ピエトロ」、ロンドンの「セントポール」についで3番目らしいです。 -
イチオシ
有名なコロンブスの墓。4人の王に担がれています。
当時のスペインの4人の国王「(カスティーリャ、アラゴン、ナヴァラ、レオン)」が財宝をもたらしたコロンブスを称えているということでしょうか。
中央下の「ザクロ」はグラナダを表し、レコンキスタが完成したことを表しているとか。
カテドラルにはこれを見るために来ました。やはり、ガイドブックで見ているのとは違って「実物」の存在感があります。
でも、インドを目指して「先に何があるかわからない」大海原に漕ぎ出すなんて、すごいですよね。それで新大陸発見しちゃうんだから。 -
みんな、ここで写真撮りますねー。
セビージャといえばスペイン一大きいこのカテドラルのこの像ですからね。
本当にコロンブスの遺灰が入っているとか。 -
ちょっと引いて撮ると、こんな感じです。
大人気です。スペインの中学・高校の団体さんも交じって「大盛況」ですね。 -
イチオシ
有名な黄金のレタベル(祭壇の衝立)です。
木製の祭壇ですが、まぶしい金色です。
数トンの金が使われているらしい。すごい。
鉄格子の間にレンズを入れて撮りました。
高さが23メートル、幅が20メートルというキリスト教の世界で最大の大きさを誇っているそうです。この大きさの物に金を使うという発想が・・・。 -
普通に撮るとこんな感じ。
コロンブスの時代のスペインの力を表す「黄金」ですね。
でもよくこんなもの思いつきますよね。 -
コロンブスの棺の後ろはこうなってます。
みんな触れられる場所を触って「ぴかぴか」になっている場所も。 -
教会らしいものがありました。キリストですねー。
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高価な美術品のようです。
このあたりは一般の教会と同じですね。 -
マリア像でしょうか。
-
きれいな細工が施してありますね。
天井に細かい細工をすると高級感が出ますよね。 -
イチオシ
グラナダの宮殿とはまた違った、キリスト教文化圏ですね。
天窓から差し込む「光」。
これってよくイタリアの教会でも見た感じです。 -
いろいろな宝物ですね。
当時のヨーロッパを流通していた「金」・「銀」のかなりの部分をスペインが握っていたようですね。 -
祭壇画ですね。
-
外へ出てきました。
オレンジの木が林立するパティオですかね。
本当に大きいカテドラルでした。これが、マドリードやバルセロナじゃなくセビージャにあるというのが、当時のセビージャの地位を表していると思います。 -
ヒラルダの塔です。
登れるらしいですが、今日はこの後「スペイン広場」と春祭りの会場が待っているので見るだけです。 -
14時くらいになったので、門を出たところにある「イタリア料理店」というよりカフェみたいな店に入りました。
スクイーズした「オレンジ」と「コーラ」と「ピザ」です。
このピザ、結構いけましたね。スペインに入って初めてのイタリア料理で、おいしかったー。 -
店内はこんな感じです。
カジュアルですね。
でも、生ハムとかスペインの味じゃないものに飢えてきていたので「新鮮」でした。 -
ぶらぶらとサンタクルス街への足を向けます。
このあとは特段、予定はないのでぶらぶらしましょう。この「スケジューリング」が「緩い」のが個人旅行の最大のメリットでしょう。
その日の「体調」「天気」により自由に行動を決定できる。ぶらっと入ったお店がおいしかったりしたら最高ですよね。 -
イチオシ
着飾った「馬車」に出会いました。
この飾り方は「フェリア」ように飾ったものですね。
馬も前が見にくいんじゃないでしょか?
乗っておられる男性も正装ですね。 -
ヒラルダの塔です。
なんか、コルドバのミナレットを思い出します。
今回は「グラナダ」「コルドバ」「セビージャ」と回ってきましたが、それぞれの町が個性にあふれており、スーツケースを持って各都市を移っていくのも悪くないなと感じました。パッキングばかりであわただしいという印象があったのですが、ツアーと違い、朝はゆっくりできるし、食べたい店で食事できます。
2~3泊づつして動いていくのもありですね。 -
イチオシ
カテドラル前の広場です。
ちょっと休憩。ベンチに腰掛けてゆっくりしましょう。
写真撮りましょう。ここは大きい広場ですね。 -
カテドラルは大きいので、いろいろな方面から撮らないと。
ここ、夜来るとまた、印象が全く違いました。 -
お決まりの「カテドラル」と「ヒラルダの塔」の構図です。
よく雑誌に出てますねー。 -
フラメンコ衣装ではありませんが、モデルのような服装の方を見かけたので「ポーズ」をとっていただきました。
ミス・スペインというかんじですね。
こういう「通常ではない」服装の方が街中にあふれています。
春祭り最中のセビージャに来た感があります。 -
サンタクルス街を「さまよい」に行きます。
きれいな街角ですねー。
ヨーロッパで「電柱」がないのと、景観が機能性よりも優先されていて、やや使いにくいつくりでも、「絵」になりますね。 -
コルドバより通りの幅も広く、やはり街の規模が大きいことが実感できます。
セビージャはマドリードの「大都市感」をやや持ちつつ、コルドバの「路地」も少しある、そんな感じですね。 -
一本、通りを曲がればスペインらしい風景が広がります。
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アルカサルの中庭までやってきました。
でも明日来るつもりなので(予約しています)、今日は場所の確認です。 -
カテドラルに戻る途中で「古文書館」に立ち寄ります。
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立派な建物です。
この古文書館の向かいに「カテドラル」の入り口があります。 -
たしか、ここ「入場無料」だったと思います。
ぶらっと寄っていきましょう。 -
立派なエントランス。
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中はすごく立派です。
ヨーロッパの建物って、外観からは想像できないくらい立派な内装ってよくありますね。
ここもそう。この古文書館、スペインってお金持ちの国だったのねと思わせる内部の作りです。ちょっと「壮麗」という言葉が似合う通路です。 -
絵が書いてあるんですね。
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中身を展示してくれているみたいですね。
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古文書館を出てきました。
前にはカテドラルがあります。 -
ここから「路面電車」で2駅くらい乗って、スペイン広場を経由して「フェリア」会場に向かうつもりです。
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路面電車の停留所からぶらっと歩いていたら「スペイン広場」の入り口が見つかりました。
想像以上に立派なスペイン広場です。
有名な「スターウォーズ」の撮影に使われた場所ですね。 -
イチオシ
歴史的な建築物ではないですが、イスラムの雰囲気を醸し出す「タイル」や円柱を多く使った立派な公園です。
ちょうど「春祭り」会場へ向かう途中にあり、立ち寄って写真を撮ることができよかったです。 -
奥行のある写真が撮れました。
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円柱とアールのついた開口部はアルハンブラを連想させ、南スペインの建物であることを実感させます。
今回の旅では「イスラム文化圏」であった「南スペイン」を回ることで「キリスト教文化圏」とはまた違った発見がたくさんありました。 -
庭園内を川が流れ、規模の大きさが感じられます。
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スペインの各地方をタイルで表現している席が延々と続いています。
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上記のタイルの奥はこのようにその地方の有名な「エピソード」が同じくタイルで描かれ、さらに上部には紋章が掲げられています。
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延々とこの感じで連なっていきます。
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一枚一枚が美術館の絵画を鑑賞している気分でした。
しかもそれが「タイル」というところが「南スペイン」のセビージャらしいところです。 -
塔の上部にはスペイン国旗が。
ちょうどいい場所に「スペイン広場」があって、よかったです。フェリアの会場へ行く途中に立ち寄ることができて、時間を有効に使えました。 -
橋を渡りました。
もう、フェリア会場に向かわないといけませんね。ここは観光客も散見され静かな雰囲気ですが、フェリアの会場は果たして「観光客」が入り込む余地があるのか、はた地元民の祭りを邪魔しないか。
いろいろ考えてしまいます。 -
近くに「一眼レフ」を持った「アルバニア」の観光客の方がいたので、撮ってもらいました。
静かな「スペイン広場」から、喧噪の渦巻く「フェリア会場」へ向かいましょう。
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