中国四川省～世界遺産、三国志、熊猫、麻辣を楽しむ10日間⑧～七日目：世界遺産楽山大仏一日観光、桟道を下って足元へ、その後船で正面へ

2017/04/28 - 2017/05/07

ＡＮＡのマイルがたまって来たので、ＧＷにどこかに行こうかと計画。
今回は相方が九塞溝・黄龍に行ってみたいとの一言から中国四川省に決定。

ＧＷまで日が迫っていたため特典航空券で取れたルートはこんな感じ。
（⇒は飛行機で移動）
1日目：広島ANA⇒羽田･･･成田ANA⇒広州　＊ひたすら移動、泊まりはプルマン広州空港
2日目：広州CA⇒九寨溝　＊松藩（松州古城）見学後九寨溝へ、泊まりはシェラトン九寨溝
3日目：１日かけて九寨溝観光、シェラトン九塞溝に連泊
4日目：九寨溝…黄龍　＊黄龍観光、泊まりは瑟爾嵯国際大酒店
5日目：黄龍CA⇒成都　＊武候詞観光、泊まりはドーセットグランド成都（以下4連泊）
6日目：都江堰観光とパンダ抱っこ！
7日目：楽山大仏観光
8日目：成都パンダ基地と成都市内観光
9日目：成都市内観光とお買物、その後成都CA⇒上海、上海６時間トランジットで弾丸観光、深夜便で日本へ
10日目：上海ANA⇒羽田ANA⇒広島

出国と帰国便はＡＮＡを、中国国内はスターアライアンスの中国国際航空（ＣＡ）を利用。
成都直行便は取れなかったため、エアー６便の移動となりました。

今回の旅は表題の通り、
１．世界遺産　①九塞溝
　　　　　　　②黄龍
　　　　　　　③都江堰
　　　　　　　④楽山大仏
２．三国志　成都の武候詞へ
３．パンダ　①都江堰のパンダ基地でパンダ抱っこ
　　　　　　②成都パンダ基地
４．麻辣のきいた四川料理
そして
５、中国新幹線乗車
を主目的として組み立て、そして完全個人手配の為、あとは出たとこ勝負で勝手気ままにまわることにしました。

北の将軍様が不穏な動きを見せる中、果たしてこの機に中国へ行くのってどうよ（！？）という思いもありましたが、帰国後やっぱ行って良かった！と。

７日目は、１日かけて楽山大仏を観光。
成都から南に約１５０キロほどに位置する楽山市。中国新幹線を使って日帰り観光に出掛けることとした。

楽山大仏は、近傍の峨眉山とともに世界遺産に指定された名所である。この二つの世界遺産をセットで観光するのが一般的の様だが、峨眉山はパスし楽山大仏を１日じっくり回ることとした。
成都から新幹線で１時間１５分程度なので、日帰りは余裕であった。

エリア 楽山(中国)

• 旅行の満足度: 5.0

朝食はヨーグルト
昨日の火鍋で驚愕動転した胃を休める

今日も新幹線

往きは成都南駅から楽山駅へ、２等席５１元
帰りは楽山駅から成都東駅へ、１等席６５元

日本の新幹線に比べると激安だ

成都南駅

新しい駅だ、周辺を見ても新たに再開発されている地区の様だ

楽山往きに乗る

待合、無駄に広い

改札、１５分前にならないと開かない

４・５番線ホームへ

和諧号

東北新幹線によく似てる

連結部

２等席、２×３の座席配置

車内は空いていた、乗車率５０％ほどか

車窓風景

田植えの真っ最中

楽山駅到着

駅前のタクシー乗場

白タク運ちゃんが怒涛の如く群がってくるが無視

楽山の市街
輪タクが目立つ

運ちゃんにここでおろされた（大失敗！）

ここが楽山旅行センター

チケット購入、９０元

この旅行センターから、大仏入口まではまだ２キロほど離れていた！

歩いていくかと・・・

防蟻の為か木の根元には白のペイント

歩きはは早くも断念
話のタネに輪タクに乗ることに

指二本・・・２元かと思ったら２０元、タクシーより高い
が、おっちゃんの労力考えたら妥当か

蒸し暑い日だったが、風がすこやか

ここが楽山大仏入口、北門だ

当然ここでもチケツト買える

タクシー、バスもここまで来てる

階段を登る

壁面には磨崖仏が
ただ、モルタルで塗り込められた跡が・・・
文革の名残なのか？

壁には大きな文字

虎の彫像
奥の穴から出てきた・・・ということか

耳をそばだて、目を凝らせ・・・か？

兜率宮

この階段を登りきると・・・

見えた！
巨大なパンチパーマ、いや頭が

見物の人々と比較するとその巨大さがわかる

反対側の高台に回る

素晴らしい福耳だ！

楽山大仏 寺院・教会

お健やかな(^-^;

見事な螺髪（らほつ）

知恵の象徴

一巻きが人の顔大

何たる不信心（失礼）

人民も皆ここではおとなしい

そしていよいよ桟道を下にくだる
大仏様の足元へ

幸いまだディズニーランド状態にはなっていない
（列が短い、すぐに階段へ入れた）

ご尊顔を拝す

楽山大仏桟道景点

世界最大の仏像
約７１メートルの高さ

顔だけでも１００畳

９０年かけて崖をくりぬいた磨崖仏

この階段狭い

おとなしかった人民達もこの辺りに来ると騒々しくなる

無理な追い越し・割り込みを試みる輩がいて危険だ

階段横の崖には無数の磨崖仏が

よく見ると顔が削られている

これも文革の影響か？

中段から見た大仏様

巨大な指

下に見える人民は米粒のよう

圧倒される！

大きな爪

後で船にも乗ります

巨大な足

親指と横の人民を比較して見てください

ようやく下についた、約３０分

この階段を下りてきた

あまりにも大きすぎて、真下からだと全体を撮れない

帰りは反対側の桟道へ

帰りの桟道を登ると仏閣が

蘇園

中華庭園

凌雲寺

凌雲寺 寺院・教会

大仏様を守るお寺

艶やかなお釈迦様

お参りに皆大きなお線香を供えている

東門、出口に着いた

パンクなワンコ

東門正面のここで昼食

担々麺
麻辣がよくきいている

船乗場まで輪タクで行くことにした

一応登録制

２０元

船乗場に到着

チケット代７０元
約３０分の船旅

八仙洞遊船碼頭 船系

この船ではない
これははしけ替わり

対岸の高層マンション

お坊さんも乗っていた

大仏の両脇にも大きな磨崖仏が

そして大仏様

一旦通り過ぎる

先ほど登った帰りの桟道

人民は本当に桟道が好きだ

ここで船はＵターン

右側の磨崖仏

戻ってきた

やはりでかい！

大仏様の前は大混雑だ

川の上に来ないと大仏様の全景は撮れない

圧倒されます！！！

目の前を流れる眠河の洪水を治めるために、民衆たちにより掘られた大仏

船上では、お坊さんを囲んで記念撮影

中国４０００年の歴史を実感！

対岸の楽山の街は結構大きい

大仏様の対岸の中洲にはおしゃれなカフェが見える

船を降りたらそこを目指すことにした

タクシーで対岸の中洲を目指すが、運ちゃん道がわからん

橋が無いと言っていたが・・・

しゃーないので旧市街地でおりる
中々に雰囲気のある街だ

ここ船着き場

渡し船
ここを渡ってみたい誘惑にかられたが・・・やめた

左を振り返ると大仏様が見える
対岸正面ではないが良しとすることにする

川の中、目を凝らすと・・・むっ、どざえもんかと思ったら
何と川水浴！
暑いとはいえまだ５月だ

川水浴場
結構流れは急だったが

河岸の公園では、よく見かける人民の集団行動

亜熱帯ぽい街路樹

旧市街地を散歩し
タクシーで楽山駅へ戻る

大きな駅、駅前も広大
しかし人はいない・・・

帰りの新幹線

１等席、ゆとりあり、フッレスト付き

車内のモニター
ずっと広告映像、しかも音付きでうるさい

帰りの車窓
このような廃村が見かけられた

自動車工場か

工場プラント

田園風景の中、結構あちこちにあった

成都東駅に帰着
大きなターミナル駅

地下鉄を途中下車
蘭桂坊へ、おしゃれなお店が立ち並ぶハイソな商業エリア

安順廊橋

成都の夜景スポット、暗くなったらまた来ることにし晩飯の店を探す

川の両岸にはおしゃれなカフェやバーが立ち並ぶ

しかし高い、バドワイザー６０元とか・・・一食分だ

下町っぽいエリアへ

焼肉屋街の一角の海鮮麻辣レストランへ、素民焼海鮮大排档

まずは回鍋肉、キャベツではなくニラだ

卵とじスープ、麻辣ワンタン、青菜炒め
いずれも美味し

店先にはオイスターやホタテも
海鮮料理屋だったが、海鮮には手を出さず

ここは、海から１０００キロは離れた成都盆地、さすがに食す勇気はない

食後ライトアップされた安順廊橋に戻る

新しい成都の街を撮りこの日はＴＨＥ　ＥＮＤ　

明日で四川省とはお別れだ

この旅行記へのコメント （1）

• trat baldさん 2017/06/07 15:03:02

  まさに異文化、それも歴史の重さを添えて。

  政治的な軋轢、今ひとつ安心感の欠ける人民の皆さん、情報の欠落が無ければ僕もこの目で一度は見たいけどビビリ屋の僕にはBrightonさんの助けを借りるしかない、、、、、写真がツボを写しているだけに。