祝陽明門修復終了　ＧＷ中禅寺湖周辺と日光金谷ホテル

2017/05/03 - 2017/05/05

まとまったお休みがとれるゴールデンウィーク　
他の家族はそれぞれ用事があるので一人旅。
初めて華厳の滝を見に行きました。

5月3日　日光東照宮
5月4日　中禅寺湖周辺　田茂沢御用邸記念公園
5月5日　ホテルを堪能し、帰宅

エリア 日光湯元温泉(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅行2日目の朝。
もともとＧＷの渋滞をとても心配していたのでできるだけ早く出発し、気持ちにゆとりをもって行動しようという計画を立てました。
よって、旅館の朝食を断り、おにぎりを持って、朝7時に東照宮近くの宿をレンタカーにて出発。
全く、渋滞もなく、初もみじ坂を登ります。ハンドルを切るのに精いっぱいであまり周囲をみれませんでした。
明智平はあきらめて通り過ぎ、まっしぐらに華厳の滝に向かいました。
30分で華厳第１駐車場到着。すでに到着されている方々もいましたが、駐車場はもちろん、余裕で駐車。車の中でおにぎりをいただき、エレベータ‐の切符を買いにいきました。
切符売り場は8時からです。気温は8度で私はTシャツに長そでブラウス、上着でしたので寒かったです。薄手のダウンなどを来ている人もいました。
写真は切符を買う前にとった華厳の滝ですが、上から見下ろした写真で「うーん、水の流れがすくないなあ、どこが滝？下からみるとちがうのかなあ」と不安に思っておりました。
8時に切符を買うとチケット売り場の方から「水の放水は8時からなので滝まで水がくるのに３０～４０分かかります。」と言われ、納得。
8時半まで待った方がいいということでエレベーター乗り場周辺の売店でコーヒーを買い、待ちました。
このコーヒーはドリップコーヒーだったのですが、水がいいのかとてもおいしいコーヒーでちょっと感動でした。
また、ここで奥日光駐車場、トイレの案内図をもらいました。トイレの場所がわかるので便利でした。8時20分ごろエレベータに乗り、展望台へいきました。
エレベーターにはすぐ乗れました。

これが8時25分ごろの滝の様子です。
エレベーターで降りた展望台で撮りました。

滝右手にあたる崖です。
岩つばめがたくさん飛んでいたのですが、ちいさく、すばやいのでうまく撮ることができません

水量が増して、太陽があたると滝壺に虹♡

必死でズームして木にとまっている鳥を写しました。
これがイワツバメかどうかわからないですが、そうだったらうれしいな。

8時40分ごろ
8時25分と比べて増えたどうかよくわからない。

すこしずつ人は増えてきました。
まだ、木々はほとんど葉をつけていないのではだかの華厳の滝というところでしょうか。やっぱり紅葉の季節に見たいです。

華厳滝 自然・景勝地

これが一番初めの写真と同じように上から見下ろした滝です。

帰りのエレベーターはすこしだけ列がありましたが、すぐに乗れました。

8時45分ぐらいに華厳の滝の見学終了し、次の目的地のイタリア大使館別荘記念公園へ移動します。

車で7，8分ほどで歌が浜駐車場に到着。
そこから中禅寺湖を眺めながら、15分ほど歩きます。
いまは葉がないので湖がみれますが夏に葉が繁るとどんな風景になるのでしょうか

手前にある英国大使館別荘はあとにして、イタリア大使館別荘の方から見学します。
ここに来たかったのです。

イタリア大使館別荘記念公園 名所・史跡

杉の皮目は和風ですが、暖炉用の石組みは洋風で、いい雰囲気になっています。

室内の様子。
この椅子は大使たちがくつろぐ椅子です。
あとでここに座って、係りの方に写真を撮っていただきました。
背もたれが高いのが男性用で低い方が女性用だそうです。

並んでいる食器も素敵です

格別凝った間取りということはありませんが、どこからでも中禅寺湖が見渡せるよう、湖側に大きな窓があるのが、人を気持ちよくさせるでしょうか。

これは湖と逆側の窓。執務用の机。

窓を望む広い縁側ですが、縁側というにはおしゃれすぎ。
ここにも座らせていただけます。
人があまりいなかったのであっちに座り、こっちに座り、自撮りに挑戦したりとか思いのたけ、楽しませていただきました。

日光杉の壁　市松模様になっている市松張り

２階寝室の天井　これは網代張りかな

湖側から船着き場のデッキからみたイタリア大使館別荘

こちらが英国大使館別荘です。

英国大使館別荘記念公園 公園・植物園

こちらはもともとアーネスト・サトウの山荘が英国大使館別荘になり、2008年まで利用されていたとのこと。
内部はイタリア大使館別荘とやや異なり、アーネスト・サトウの資料などの展示が主です。

これはアーネスト・サトウさんの子孫の方から実際に使用していた机をゆずってもらったといわれてたような記憶が・・

イタリア大使館別荘同様に大きな窓からの風景はもちろん、本当に絶景です。
遠くの山にはまだ雪も残っています。係りの人からいいお天気でよかったですねと声をおかけいただいたので、こんな素晴らしいところでお仕事はうらやましいですねと答えると飽きますよとの言われ、ちょっと苦笑しました。

英国大使館別荘を見学していたときに10時になりました。
喫茶室がオープンしたので、せっかくなのでスコーンのセットをいただきました。
絶景を眺めながらのスコーンも紅茶もおいしかったです。
イタリア大使館別荘にも喫茶室があるのですが、時間がはやかったのであいていませんでした。
スコーンをいただいて、歌が浜駐車場へもどりました。
湖の岸辺にはたくさんの釣り人がきていました。

11時ごろでしたが少しずつ、大使館別荘方面に歩く人が増えていました。
歌が浜駐車場もやや混みあってきましたが、多少の空きはあったようです。
気温もあがってきて車の中は暑いくらいでした。

ここまでが私にとってのマストでしたが、まだ時間があるのでつぎに竜頭の滝へ行くことにしました。

竜頭の滝は歌が浜駐車場からは車で15分ぐらいでしょうか。

ガイドブックをみているときはここへの移動がどうしたらいいかと悩んでおりました。
道路が渋滞しているようなら歌が浜から遊覧船に乗って移動してみようと考えていましたが、どうやらなんとかなりそうなかんじだったので試しに車で移動。車は多めですが渋滞はありません。竜頭の滝駐車場は、車が満車で待っている状態（多分5，6台ぐらいだったと思います）でしたので、その手前にある竜頭の滝下駐車場に駐車し、5分ほど歩いていきました。竜頭の滝下駐車場は空きがありました。

竜頭の滝はナメ滝型とブラタモリでいっていましたが、これですね。滝にそって歩道がありずっと上の方まであがっていけました。

次にこの源流をたどって湯元温泉に行くか悩んだのですが、まだ中禅寺湖の風景に未練があり、遊覧船に乗ることにしました。

途中、ボートハウスがあったのでそこにも寄りましたが、そこは今一つ、観光地風にはなっていなくて、静かでした。
デッキがあり、テーブルもあり、人もあまりいないのでお弁当を持っての訪問ならよかったのにと思いました。

中禅寺金谷ホテルのコーヒーハウスユーコンは人がいっぱいでしたので残念ながらあきらめました。

車は二荒山神社駐車場に駐車。
少し歩いて船の駅中禅寺遊覧船乗り場より12時30分発　55分で1周し、途中、菖蒲が浜、歌が浜に寄ります。

お客さんはあまり多くありません

遊覧船からみた男体山

あちらを見てもこちらを見ても少ししか緑がみえません。ということはその他はみんな落葉樹で、秋にそれが紅葉するのかと思うとさぞかし美しいにちがいありません。

中禅寺湖、唯一の島

湖からみたイタリア大使館別荘

かつては道が整備されていなかったため、船で別荘にいっていたとのこと
これもブラタモリ情報

運転していると景色をきょろきょろ見るわけにいかないので、遊覧船からのんびりみれてよかったです。

55分の遊覧後、車にもどる途中でレストランにてカレーライス食べました。
700円でした。窓際の席で抜群の風景なのにお手ごろな値段でおいしかったです。

食事を終えたのが、２時ごろでした。ちょうど、夜に食事の約束をしている友人から日光はすごい混んでるよというメールをもらいました。

どのくらいかかるかわからないので、日光にもどってみることにしました。
帰りに華厳の滝駐車場前を通りましたが、多少、駐車待ちの車がいました。
いろは坂を順調に下ったのですが、その先あたりから渋滞で特に清滝のところからなかなか車が進まなくなりました。

15時15分ごろに日光田茂沢御用邸の前にたどり着き、駐車場にもなんとか入れたので、ここで休憩がてら見学することにしました。
写真は田茂沢御用邸記念公園。

天井や鴨居や欄間などにいろいろ様式があるのですが、忘れてしまいました。
駐車場はいっぱいなのに御用邸が広いせいか、混雑したかんじもなく、広々としたお屋敷の中をのんびりと見れます。

ところどころに係りの人がいて簡単な説明もしていただけます。

鴨居の高さも庭がみえやすいような高さに工夫されているとか、警護もいて安全であるため、窓に鍵がないこととか、障子の桟の厚みの工夫、菊の御紋の違いなどなどお話は大変興味深いものでした。

多くの板絵がありましたが、これが一番好きでした。

お風呂やトイレも見学できます。
風呂桶にはいるのではなく、かかり湯だけらしいのでこんな広い浴室でそれでは寒いのではないかと心配しましたが、きっと暖房があったはずですね。

お庭の山つつじ　可憐で美しい

しだれ桜　４月の終わりごろまでだそうです。

皇后様用のお部屋にはあちこちに女性らしい飾りがあります。ふすまの金具も全部模様が違いました。

畳のヘリに絹をつかっているので踏まないようにしてくださいといわれていましたが外国の方には伝わらないので、せめて英語表記があるといいと思いました。

あちこち見ているともう４時半近くになりました。金谷ホテル歴史館にも行きたかったのに時間切れです。

レンタカーを返却しに日光駅に向かいます。駐車場を出ましたが、まだ、渋滞は続いています。神橋交差点を過ぎると車が流れて５時過ぎに駅に到着しました。駅から東照宮に向かう方面はまだ渋滞です。東照宮周辺の拝観時間はもう終わっているのに？？？と思いましたが、翌日、聞いたところによると夜間のライトアップがあっているとのことでした。知らなかった。

憧れの日光金屋ホテルです。
ここに宿泊できること自体がすごい！！！

日光駅からホテルへはまたもや、歩きました。５時半を過ぎてあと少しでホテルというところで車の流れがよくなったような気がしました。

神橋の手前で急な坂を登り、ホテルに着きました。
　

日光金谷ホテル 宿・ホテル

いちばん端の部屋で、窓からの風景です。

その後、偶然、同じホテルに宿泊することがわかった友人とともに夕食をいただきました。
友人たちはその日、日光山内を観光して、早めにホテルに入り、ホテル内の見学ツアーに参加したとのことでした。

夕食はダイニングでフルコースか金谷ホテルの特性の鱒のお料理のコースが選べます。私はナイフとフォークでまるまるの魚を食べる自信がなかったのでフルコースにしました。

食後はバーに行きたかったのにおしゃべりに夢中で忘れておりました。

翌朝の朝食のオムレツ　完璧な形です。

朝食のあと、友人たちと別れ、私はチェックアウトの時間までホテル散策です。
ここにも眠り猫がいます。

過去に宿泊した有名人の宿泊名簿のサインもありました。
これはレオナール・フジタ

庭園から見たホテル
庭園から神橋の下を流れる川のほとりに降りる小道があります。

川のほとりから神橋を撮りました。

開業当時からある階段の赤いランプ

全体に西洋風なのですが、あちこちに日本風というかなんとも不思議なデザインのものが置いてあります。

東照宮にあった想像の象を模して作った「想像の象」

他にも多数の時代を感じさせる品々、いつまでみていても飽きないのですが
チェックアウトの時間です。

足にできたマメにカットバンを貼り、駅に向かって歩きます。
今日も東照宮に向かう道路は渋滞です

11時54分発のスペーシアけごんにて帰ります。

日光に到着したばかりの人たちに駅アナウンスがありました。
「日光東照宮まで通常車で10分ほどですが、今日は2時間かかっております。」とのこと　今日の日光も大混雑のようです。

帰りの席はほどほどに空いておりました。

駅弁買いました。

おいしかったです。

旅行中、天気に恵まれました。
日光は大混雑でしたが、中禅寺湖周辺は混雑に悩まされることなく、観光できました。
憧れの日光東照宮、華厳の滝、中禅寺湖、大使館別荘
すべて素敵でした。まだまだみたいところがありましたが、全体としては大変楽しかったです。

通常はバスを利用して中禅寺湖周辺は移動できるようでしたが、渋滞であてにならないと思い、レンタカーを使用しました。
高くつきましたがレンタカーがなければ、思ったようにはいかなかったと思います。

紅葉の季節はもっと風景も混雑もすごいのでしょうね
でも、いつかまた行けるといいな