富山のＧＷを楽しみました！～(5)新湊のきっときっと市場で昼セリ見学と紅白丼のランチ！

2017/05/04 - 2017/05/07

また来てしまいました、富山！
８回目になりますが、豊かな自然、美味しい山海の食べ物、暖かく飾らない人々の性格に惹かれています。

３日目は、まず新湊に向かいシロエビと紅ズワイガニの「紅白丼」ランチと「昼セリ」見学です。

　(1)先ずはチューリップからスタート
　(2)南砺市・城端の曳山祭の宵祭
　(3)南砺市・城端の曳山祭
　(4)富山の夜は「銀八鮨」
★(5)新湊のきっときっと市場で昼セリ見学と紅白丼のランチ
　(6)輪島の大本山総持寺祖院と千枚田に感動
　(7)やっぱり高岡の瑞龍寺
　(8)南砺市・井波の瑞泉寺と木彫り体験教室

エリア 新湊・射水(富山)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ANAセールス

３日目もトヨタレンタカーを借りて、朝、出発しております。
この日は天気予報ではお昼過ぎまで雨の予報です。

写真は「新湊大橋」です。
富山市内からこの橋を渡って来ました。

富山新港に架かる、日本海側最大の２層構造の斜張橋で、上層の車道部分が2012年（平成24年）9月23日に開通。下層の自転車歩行者道は2013年（平成25年）6月16日に開通しました。

雨に煙っているのが少し残念です。

新湊大橋 名所・史跡

やって来たのは「海王丸パーク」。
帆船の後ろに、通ってきた新湊大橋が見えます。

海王丸パーク 公園・植物園

帆船「海王丸」。

海王丸パーク 公園・植物園

日本の航海練習船で大型練習帆船。
海王丸は、1930年（昭和5年）2月14日に進水して以来、59年余の間に106万海里（地球約50周）を航海し11,190名もの海の若人を育てました。

海王丸パークでは、この海王丸を現役のままで公開しています。

姉妹船として、横浜みなとみらいにある「日本丸」があります。

海王丸ボランティア募集！

ＨＰで調べますと、年間約１０回、２９枚全ての帆をひらく総帆展帆を行っていて、この展帆作業に協力するボランティアを随時募集しています。
マストに登っての作業もあるとか・・・。

以下ＨＰより。

応募資格は、満１５歳以上の健康な方で、性別は問いません。
応募には、申込書に必要事項を記載し、健康診断書を同封の上、投函してくださいとのこと。

※基礎訓練
マスト上での作業があるため、まず、基礎訓練を受けていただいてから実際の展帆作業に参加いただくことになります。基礎訓練は２日かけて行います。

大変そうですが、若い人には楽しい作業かもしれませんね。

雨も小降りになってきたので、子供用の遊具にもエアーが入れられました。

「日本海交流センター」なる建物があったので入館してみます。

センターには、世界の帆船の模型などさまざまな展示品や、海をはじめ多彩なテーマのカルチャー教室なども開校されているようです。

このようなポスターも見つけました。
海王丸、新湊大橋、立山連峰という絶景です。

なお、こちらのトイレを借りましたが、トイレのすぐ近くに「シャワー室」がありました（もちろん男女別）。
帆船の展帆作業などをしたボランティアさんなどが使用するんでしょうね～。

おぉ！
これは、お隣の高岡市のキャラクターがラッピングされた路線バス。

下の大仏みたいなのが「あみたん」、左が「セシル」右が「カノン」です。

「たかおかのまちを元気にするプロジェクト」！

続いて、海王丸パークから車で２～３分の「新湊きっときと市場」にやって来ました。

今日は、新湊漁協の昼セリ見学ときっときと市場内のレストランでのランチがセットになったツアー（＠２３００円）に申込みをしております。

新湊きっときと市場 グルメ・レストラン

ツアースケジュールは、
１１：４５「レストランきっときっと亭」集合
１２：５０　昼セリ観光
１３：２０　解散　という内容です。

少し時間もありますので、ブラブラしてみます。

きときとの（方言で、新鮮とか活きがいいという意味）の魚貝類。
真鱈が１尾１０００円、ハタハタは１５０円！

超ビッグサイズのカサゴ。

バイ貝。

紅ズワイガニ。

家内はこんなプリプリの牡蠣の軍艦すしをペロッと食べたました。
もうすぐ昼ご飯だというのに・・・。

あっという間に紅ズワイは売り切れていました。

その他、会社の人へのお土産などを品定めしました。
魚貝ではなく、お菓子類ですが・・・。

ツアーの指定食事処「きっときと亭」です。

きっときと亭 グルメ・レストラン

清潔な店内。

白えびづくし御膳、ホタルイカ御膳などの人気メニューもあるようですが・・・。

事前に決められていたメニューは「紅白丼」。

丼の右半分がこの時期だけの富山湾の至宝「シロエビ」、左側が「紅ズワイガニ」。
どうしても天ぷらなどの揚げ物系に頼む傾向が強いので、個人で来ても多分、なかなか注文しない料理。
旬のシロエビの刺身、美味しかったです。

この料理は、２３００円で販売しているようですので、実質的にはこのツアー、食事代は実費で、ツアー代（昼セリ見学）は無料ってことなんだね。

それでは、これから全国的にも珍しいという「新港漁協の昼セリ」見学に向かいます。

ツアーといっても、セリ会場までの簡単な地図を貰って、「１２：５０頃までに行ってください」とのこと。
セリの開始は１３：００からだそうです。

一旦建物を出て左に行き、堤防沿いに左に進みます。

更に進むと、左側にある建物がセリ会場らしいです。

ちょっと判り難い・・・。
ですがこの建物のようです。

見学客は２Ｆへ。

おぉ、カニが並んでいます。

紅ズワイガニのセリが始まるようです。

このグリーンのジャンパーの人が案内人です。

新湊漁港では、早朝に行われる普通のセリに加え、全国的にも珍しい「昼セリ」というのがあります。
時間は１３：００開始。
1年を通して、予約をすればいつでも見学が出来ます。

案内人さんの説明では、早朝のセリでは、真夜中に漁を行う定置網で揚がった魚貝類がセリに掛けられ、沖合で行う「底引き」「かにかご漁」などで獲れた魚は午後のセリで売りさばかれているのだそうです。
これは、漁場が近く、魚貝の種類も豊富だと言うことで成り立つのだそうです。

ベル（ブザー）が鳴ってセリが始まります。

早口で何を言ってるかはさっぱり解りません。

セリを仕切る人は３人組で、何れも漁協の人です。
赤い帽子をかぶっています。

役割が分担されていて、一人はハンドマイクを持って仲買人の合図を読み上げる人。
一人は、セリの記録を書き付けている人。
そして、一人は競り落とされた魚介類に仲買人の屋号をかいた目印を置いていく人。

仲買人さんは、紺や黒の帽子に名札をつけています。

競り落とされたら、カニは、すぐにかごに移されていきます。

カニのセリは、一杯ずつではなく１ブロック毎。
あっという間です。

なお、カニがお腹を上にして並べられているのは、体液が流れ出ないように、だそうです。

はい。
紅ズワイガニのセリが終了（笑）。

あっという間。
５分くらいでした。

場所を移動して今度は別のセリ。

セリ人はカニの時と同じ３人組です。

貝類ですね。

バイ貝のようです。

これは、既にセリ落とした岩ガキ。

洗い始めました（笑）。

バイ貝でしょうか。

その通り、バイ貝でした。

このセリもあっという間に進んで行きます。

アマエビ。

セリは、紅ズワイガニと貝類、全体で１０分程で終了です。

表では競り落とした商品をさっさと車に積んでいます。

バイ貝です。

あっという間にセリが終わって、先ほどの「新湊きっときと市場」に戻って来ました。

これは競り落とされた（つい１０分前）ばかりの紅ズワイガニ。
１杯２５００円。

新湊きっときと市場 グルメ・レストラン

これを、大釜で塩茹でにしてくれます。

１３：００からのセリのことを知っていて、待っている人がすでに行列でした。

新湊の昼セリと紅白丼ランチ。
楽しめました。

家内のたっての希望で万葉線の「中伏木停留場」にやって来ました。

中伏木停留場 駅

嵐の松本潤と女優の有村架純の主演映画「ナラタージュ」（この秋公開予定）のロケ地の一つだったそうです。
家内は、ひとしきり感慨にふけっていました。

さて、この後は、少し足を延ばして能登半島・輪島まで行ってみます。

(6)に続きます。
http://4travel.jp/travelogue/11240630