2017/05/02 - 2017/05/03
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りちおin USAさん
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おそロシアとマイナー国だと思っていたバルト三国への旅
本当はビリニュスは無視して、リガから十字架の丘に日帰りドライブかな。。
とリトアニアを侮っていましたが、調べてみれば見るほど、見どころの多いリトアニア。
ドラクエのお城そっくりなトラカイ城に行って、ドラクエ宝箱探しごっこもしたいし、
日本のシンドラーの杉原 千畝の博物館にも行ってみたい!
でもルート上、リガからモスクワに飛ぶ必要があったため、タリンからビリニェスにひとっとびして
そこからレンタカーを借りて、行きたいところを周り、リガに入ることに。
はじめは久しぶりのヨーロッパドライブ、どうなることやら。。。と思うほど
劣悪なドライバーテクニックを見せた私ですが、結果、思い返すと一番楽しかったのは、このリトアニアドライブ★
でした~
04月29日 成田からモスクワ。乗り継いでサンクトへ(夜サンクト観光)
04月30日 サンクト一日観光 ロシアンバレーにはまる。
05月01日 サンクトでピンクのケーキのような教会を見た後に、中世そのままの街タリン
05年02日 幸せすぎるタリン一日観光のち、ビリニェス散策★(ここのビリニェスから)
05年03日 リトアニアドライブ★ (←ここの旅行記です)
05年04日 陽気な街、リガの一日観光から、大興奮のクライマックスモスクワへ
05年05日 赤の広場が閉鎖されたおかげで、まったり過ごせたモスクワ一日旅
05年06日 クレムリンに潜入!でもレーニンには会えなかった。玉ねぎ教会にも入れなかった。
またモスクワにおいで、ってインビテーションなのね。そして疲れ切っての帰国。
-
18:05にタリンを発った飛行機は、予定通り19:05にビリニュスに到着。
今回はココで車をピックアップ。
Rentacars.comでビリニュスチェックイン、リガチェックアウトのレンタカーを
予約。乗り捨て料金が140ユーロだったので、2日間で23000円になってしまった。
レンタカー会社の青年は、私達が日本から旅行でやってきたということを知り、
「わお。わざわざこの街にはるか遠くの日本から旅行で車を借りるなんて!
こんなの初めてだ。すごく嬉しい。是非良い旅になって、この国を好きに
なってくれますように」と大興奮で、握手まで求めてきて大歓迎してくれた!
あなたのおかげで、既に私はリトアニアが大好きですよ(*^ ^*)
し・・しかしここからが地獄。うっかりオートマを指定するのを忘れていて
車がマニュアルだったんです(´-ω-`;)
そうだ、ここは日本と違いマニュアル車がマジョリティのヨーロッパだった。。
慣れない左ハンドルで、慣れない右側走行、そして慣れないマニュアルで
ホテルまでのわずか5キロの道のりは、クラクションを鳴らされたり
強引に追い越しされたり、坂道発進でどっきりの地獄のドライブだったのでした。
ええ。毎回こんな感じです。海外でのドライブ1日目は。
レンタカーなんて気取ったことしないで、公共交通機関を使えばよかった、
と反省するのも毎回のこと。
大丈夫。2日目にはすっかり運転にも慣れて
北海道をかっとばすのと同じくらい、上手に運転できることは経験上わかっているので。 -
なんだかんだいいながら、20時にはホテルにチェックインです。
今回のホテルは「パノラマ ホテル」 一泊一部屋6千円と格安ですが、
部屋も清潔で十分な広さです。
旧市街までは少し歩きますが、十分な広さの駐車場が用意されているので
レンタカー組には安心です。パノラマ ホテル ホテル
-
外はまだこの明るさですが、既に20時を過ぎています。
こんなに明るいと部屋でうだうだしているのは勿体ない!と旧市街に向かいます。
次の日は予定がパンパンにつまっているので、
今日できることは今日しておかなきゃいけないの゚・*.☆(p`・ω´)q
何かアパートに斬新的な絵が!! -
日本でも最近はやってるけど、一回も使ったことがないレンタサイクルがありました。
SNSで登録をしたら乗れるらしいのだけれど、やや難しそうだったので
今回はパス。結果思ったより街が広かったので
借りた方が便利だったのかも。
これ使いこなせたら絶対便利~。 -
ホテルから500メートルほどで「夜明けの門」へ。
ここが旧市街への入り口になります。夜明けの門 史跡・遺跡
-
この門の上は礼拝場になっており、奇跡を起こす言われている
マリア様のイコンがおかれています。
地元の人達は、この門を通るときにマリア様の方向に向き直って
十字を切ってから通り過ぎます。
窓越しにちらりとマリア様が見えます。夜明けの門 史跡・遺跡
-
20時過ぎているので、レストラン以外のお店はほとんど閉まってしまったから
ウィンドウショッピングを楽しみます。
リトアニアでの第一マトショを発見伝♪
光が移りこんでしまいよく見えませんが、ここのマトリョーシカの顔!!
顔がおばあちゃんみたい!こわっ。
さすがに可愛いと思えなかった。。。 -
目抜き通り沿いに一件だけ、まだ開いているお土産屋さんが!
ここで「トラカイ城」のマグネットやポスターカードが売られているのを見て
ツレが一言。
「なんか、この城有名なんじゃない?このお城行ってみたい」
ヽ(∴`┏Д┓´)ノ彡
明日行きますから!予定表にも、行くって書いてるから!!
何回も説明したから!!
たく、もうー。 -
お土産屋さんから脇道に入ると、なんか懐かしい感じのするキャラクターが。
これは!千と千尋の神隠しのキャラクターでは?
なんか日本を思い出しちゃった~。 -
脇道を抜けた先にあるのが「聖アンナ (オノス)教会」
ナポレオンが「手のひらに乗せてパリに持って帰れたらいいのに」と
言ったくらい、美しいゴシック様式の教会です。
教会の中も素晴らしいです!私は、到着が遅く出発が早いので
見ることができませんでしたが、時間がある方はぜひ! -
教会のお庭には、印象的な銅像がありました。
-
フィガロで、教会のお庭にセーターを着た写真が載っていて、
それが、なんだだかとってもかわいくて、
是非見たいと思っていたのですが
誰もセーターなんて着ていませんでした。
やっぱりもう春だからかな~。
木にもセーターは必要ないのかなぁ。 -
日も暮れてきましたが、私にはやらなきゃいけないことがあるんです!
ヴィリニャ川付近をてくてく、きょろきょろ散策します。 -
世界のどこにでもあるある。恋人たちの閂が橋に。
-
ヴィリニャ川が静かに流れています。ちょうどマジックアワー。
なんか古き良きヨーロッパって感じがしませんか?
聖アンナ教会近くの橋をうろうろしてみたけど、お目当ての物が見つけられず
南下してきました。 -
おっ!発見!この薄暗い写真の真ん中辺にあるもの。
これが私の絵お目当なもの。
人魚姫です。
この人魚姫を見つけると幸せになれるらしいのよ。
暗くてよく見えないけど、これが絶対人魚の像です!
めっちゃ満足。満足したらお腹が空いてきたー! -
本日のディナーは「ファルト ドゥヴァーラス」
リトアニア料理を手軽に食べられるレストランです。
地下二階のテーブルに通される。
薄暗くってとってもいい感じの雰囲気。 -
まずは絶対食べてみたかった、赤かぶ(ビーツ)の冷製スープ。
ボルシチにも使われているビーツを、サワークリームとヨーグルトで
合わせたさっぱりしたスープです。
室内が暗いので、写真の写りが悪いですが、すっごい可愛いピンクのスープ
なんです。可愛いすぎるの~。 -
こちらもリトアニア料理「ツェペリナイ」
じゃがいもだんごの中に、お肉がたっぷり入っています。
だんごがもちもちで美味しい! 北海道の人もイモ団子とかかぼちゃ団子を
好んで食べますからね。やっぱり味覚が合うんでしょうね。
でも!北海道の団子と違うところは・・・胃にどっしり!
一人一個でも、十分お腹いっぱいになります。
昔のリトアニア人は、色々虐げられていたから
腹持ちの良い、こんなツェペリナイみたいな料理が必要だったんでしょうね。 -
後、チーズをあげたサラダとポークのステーキ。
バルト三国のポークは美味しいですよ!
私は牛肉も、和牛の油っぽいのより外国の赤身が好きですが
豚肉も油っぽい日本のそれより、あっさり食べられるバルト三国の豚肉が好みです。
ほんと、サクサク!って感じで食べられるんですよ~。おすすめなり~。
この4品+ビール4杯で、40ユーロなり。安い!
バルト三国、君たちは食事も美味しいし、物価も安いし
パリをはるかに超えてるぞ!!!
と心ながらエールを送ります。 -
イチオシ
大満足で夕飯を終えましたが、ホテルまでの道のりが2キロほど。。。
しかもだいぶ冷え込んできたんでめっちゃさみぃ!!
タクシーで帰ろうかとも思ったけれど、タクシーがいなく、
したっけ! (唐突な北海道弁)
夜明けの門を通り過ぎるとき、光輝くマリア様が優しい笑顔で私を迎えてくれました。
なんて神秘的で、なんて美しいんでしょう。今日一日のご褒美でした。
マリア様のおかげで、幸せな気持ちで床に就きました。 -
翌日
私は朝早く起きてそわそわ。
ホテルの窓からの朝焼けがとってもキレイだよー!
早く街に飛び出したいけど、
何事も準備が8割。今日一日の予定を立てて、グーグルマップに登録して。。
そしてまたうとうと。。。
こういう時間がとっても好き。 -
結局、朝9時半に出発=3
夜明けの門に来ました。近くからマリア様を拝まなくてわ。
入り口が、わからず、うろうろしちゃいました。
えー、えー、入口ない~と思っていたら
門から入って、しばらく歩いてお土産屋さんの右側に、まるで誰かのおうちの中に通じてしまうような
素朴な扉があり、そこから入ります。 -
教会に入ったら、ちょうどお祈りの時間で。。。
地元の年配の人達が階段にひざをついて熱心にお祈りしていて。。
観光気分で来るべきじゃなかった。。という気持ちになりました。
特に。朝のお祈りの時間には。
そう思うくらい、信者の人達は熱心にお祈りしていました。
不思議なことに、お祈りしている人の中に若い人はいなくて、
みんな60代以上の年配者でした。
うまく言えないけれど。。年代のギャップを感じました。
うーん、色々考えさせられるな。。。 -
ホテルから車を走らせること10キロくらいだったでしょうか。
旧ソ連の秘密警察KGBが総本部として使っていた建物跡の、KGB博物館近くの
駐車場までやってきました。
ヨーロッパの駐車場は時間貸しが主流で、
このときも2ユーロを入れて1時間停めることに成功。
英語表示がなくて、よく分からなかったけど、感覚で2ユーロを入れて
切符が出てきたので、それを車のフロントのところにおいておく。
この方法がヨーロッパでは主流。 -
KGB博物館。
旧ソ連の秘密警察KGBが総本部として使っていた建物ですが、
一見普通の建物で、本当にここが博物館で良いのか心配なくらい。
4ユーロを支払い中に進みます。KGB博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
1階~2階が小部屋になっていて、展示物が置かれています。
地下が拷問部屋として使われていた部屋。
地下は最後にして、まずは展示物を見ていきます。
ソ連支配下の中でいかにリトアニア人が犠牲になったかが、
写真や説明とともに展示されていました。 -
盗聴をしていたとみられる部屋もありました。
案内文は全て英語で、その量もあまりに膨大なので
全部をしっかり見るには時間がかかります。
そして驚くことに、朝早かったのですが結構混んでいて、
そしてその半分は日本人でした。 -
全展示を見終わり、暗い空気が漂う地下への階段を降りようとしたとき。
後ろから迷彩服を着た団体がやってきました。
一瞬、え?お化け?タイムスリップ??とかなりびっくりしましたが、
学生の社会見学だったらしいです。
リトアニアには徴兵制もあるみたいなので、その訓練だったのかなぁ?
でも彼らに緊張感は全くなく、キャッキャうるさかったので、
神妙な気持ちで、実際に使われていた独房や拷問部屋を見ようと思っていたのに
そんな気分ふっとんじゃいました。 -
トイレが並べてあります。
もう少し感覚を離せばいいのに。
あー、もう学生うるさくておちおち見てられないや。
せっかくだけど退散します。
もーーーー!! -
ヴィリニュスから西へ30km車を走らせて、トゥラカイ城にやってきました。
運転していたから、写真を撮れなかったけどここまでの道のりも相当キレイだった
のですが、このお城もすごく美しいでしょ?
湖にたたずんでいる姿は、まるでドラクエに出てくるお城のようです。
いや、ドラクエの城です。間違いない。
近くに魔物が宝物を占領してる洞窟とかあるはずです!
まちがいない!
学生時代、ドラクエしたいがゆえに、学校をさぼり
家に戻ってドラクエをいていたマニアックだった自分をフラッシュバックしたw -
べリニェスから30キロ、運転もだいぶ慣れてきて周りの景色を楽しみながらの
到着です。
1時間2ユーロの、路駐的なパーキングに駐車しようとしたら
その近くの、駐車場貸しをしている女性が
「うちなら2ユーロで24時間よ。」って声をかけてきたので
まー、どうせ1時間くらいしかいないけど、こっちに停めようってことで駐車。
私達の車でちょうど満車になりました。
お姉サん商売上手!日本の観光地でありがちな、ガツガツした呼び込みじゃなく
さりげなく「こっちはどう?」って感じな
素朴な呼びこみが好感を持ちました。
バルト三国の人達はみんなそう。厚かましくなく、しつこくなく、さりげなく。
国民性なんだろうな、って感じました。 -
この日はお天気もすごくよかったので、青い空と青い湖の中に
ポツンとあるお城がなんとも幻想的。 -
ボートもあってお城の周りを一周できるようです。
すごく気持ちのよい日だったので、のんびりボートにも乗りたかったけど
あまり時間がなくて。。。。
あーー本当に残念。とっても良いところだったのに。 -
さてドラクエの城に潜入♪
もちろんバックミュージックはドラクエの
フィールドを歩くときの、あのミュージック♪ -
こちらのボートは40ユーロ。
そんなにお高くないし、時間があれば乗りたかったなぁ。
もちろんバックミュージックは、ドラクエの航海中の音楽です。 -
お城に潜入!
もちろん、ドアをくぐるたび、ドラクエの「ずずずっず」
の擬音を真似しながら(笑) -
トゥラカイはヴィリニュスに移る前に首都がおかれていた街。
14世紀後半に敵からの侵略を防ぐ目的と祭事などを行うために建てられたのが
このトゥラカイ城です。
なんかステキなお城!好感が持てます。 -
こんなものが(笑)
拷問グッズですねぇ。。。中世ですねぇ。。。 -
まさしくドラクエのお城ではないか!
ドイツにある、おシャンティなお城とはまた違う、トゥラカイのお城。
キラキラ感にはかけますが、素朴で好感の持てるお城でした。
なんか、久しぶりにわくわくしちゃう!
宝箱探したい!スライムとかいそう!わくわくしちゃう!! -
リトアニアはロシアに占領されり、小さな国というイメージがありますが
最盛期の15世紀には、ヨーロッパ最大の領土を支配していたといのだから
驚きです。
写真は、当時の王様の肖像画。 -
外にでたら、さっきの拷問器具に入ってる男の子がいた(笑)
みずから(笑)いい時代になったものだ。 -
お城の近くにある売店でトゥラカイ名物「キビナイ」を食べてみることに。
「キビナイ」はお肉をパン生地で餃子みたいにして焼いたもので、
リトアニア料理ではなくカライム人の料理です。
サクサクっとしたパン生地からジューシーなお肉の汁が出てきて
美味しいです。あ~幸せ~。
車の運転があるから、ビールは我慢してダイエットコーラーでまったり。 -
こーんなステキな眺めを眺めながらの、ステキなランチ★
本当にステキなお城でした♪ -
お城の周りには、写真のようなカラフルで窓が正面に向かって
3つ並んでるおうちが可愛らしく並んでいます。 -
るるんで運転です♪ 慣れてきたら運転たのし♪
お次はカナウスへ向かいます。1時間くらいのドライブです。
もう、観光なんてどうでもいいからドライブしてたいという衝動に。 -
だって、リトアニア、こんなにキレイなんです。
360度地平線です!リトアニアは山とか丘が無いので
一面地平線♪ そして沼が多いリトアニアだけあって、
いたるところにキレイな沼があって、ピクニックしている
家族連れやカップルがいて、とっても楽しそう。 -
トラカイ城からカナウスは1時間くらいの道のり。
爆走したけど、あまり時間が縮められなかったので「杉原千畝記念館」
だけにしようと思ってたのに、どうやらグーグル先生の目的地を
間違えてここの指定していたようで図らずして到着です。
『悪魔博物館』
住所: V. Putvinskio g. 64, LT-44211 Kaunas
開館時間 火 ~ 日: 11:00 ~17:00
休館: 月悪魔の博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
入館料は安いけど、写真撮影料金がバカ高いという情報でしたが
ラッキーんことに受付の奥様が「今日はフリーよ~♪」
なんてついてるのでしょう。
早速、かわいい悪魔を見つけた。悪魔が楽器を弾いている。。。。
おどろおどろしい博物館なのかと思ったら、ちょっと違う感じ。。 -
これは、何とか私が想像していた悪魔像な感じかな~。
いや、悪魔ってもっと大きいイメージだな。
古いけど悪魔の花嫁に出てくるデイモスくらいの。 -
毛むくじゃらの悪魔。うーん。くさいんだろうな。
そんな悪魔が人をおんぶしてあげてたり、
下のは南アメリカの悪魔らしいけど。
つっこみどころ満載で館内を周りましたが、期待していえたおどろおどろしさはなく。 -
日本の天狗もあったけど。
天狗って悪魔の部類なんだ!
私の中で、天狗ってちょっと怖い神様的な存在なんだけど
西洋では悪魔のカテゴリーなのね。
ところで何でこんなところに悪魔博物館が?というと
芸術家のアンタナス・ジュムイジナヴィチュースが友達から悪魔の人形を
もらったのがきっかけで、世界中の悪魔を集めるようになったそうです。
彼の死後、集めた悪魔たちを博物館にしたとか。 -
これはトイレの表示。女性用が魔女、男性用が悪魔なのかな。
ちょっとわかりづらくて、本当にこっちでいいのかな、って思いつつ
扉を開いてみて、ここで大丈夫そうと思って使わせてもらいました。
可愛いなぁ。。シールがはがれかかってるのが、手作り感を
かもしだしていて、ほっこり~ -
私達が向かったのは「杉原記念館」
杉原千畝は「東洋のシンドラー」と呼ばれる人物で、リトアニア領事館に
駐在中、6000人にものユダヤ人にビザを発券し、ナチスから命を救った人物。
美術館は、閑静な住宅地にあり、
グーグル先生がいても迷うくらい。ちょっとわかりづらい場所にあります。杉原記念館 博物館・美術館・ギャラリー
-
門には大きく「希望の門・命のヴィザ」って看板がありました。
-
入るときは横のドアから。
開いていないので、チャイムを鳴らしたら
日本語がお上手なリトアニア人のお兄さんんが出てきました。
一人だったらチャイム押すの勇気いるな~。 -
まずは15分ほど、彼の生涯を紹介したビデオを観ます。
ふ・・・不覚にも泣いてしまった。 -
実際に使っていたこのデスクで、
一枚でも多くのビザを発券しようと、書き続けたのでしょう。 -
これが本物のビザ。
全部手書きなので、書くの相当大変だったんだろうなあ。。
でも・・・リトアニアからシベリア鉄道に乗り、日本にいったん入り
そこからアメリカに行くなんて、よっぽどお金持ちじゃないと無理な話。
お金のないユダヤ人は死を待つのみだったんだろうな。 -
カウナスを15時に出発し、次は十字架の丘まで、約190キロの快適ドライブ★
高速はないものの、一般道も整備されており、
車も少ないのでスイスイ快適ドライブなのは、北海道と一緒です。
そして意地悪なポリスが速度の取り締まりをしているのも
北海道の警察と一緒だね。 -
警察に捕まると面倒くさいコトになるらしいので、
慎重に前の車について行きます。
それにしても、楽しい!ドライブ! -
今回は運転者だったので、好きなところで写真が撮れなかったけど
もっと素敵な景色の中を、
わたくしたちのフォードは走り抜けたのですよ。 -
17時30分に十字架の丘に到着=3
ガイドブックに、十字架の丘は18時までと書いていたので、
すっ飛ばして来たけど、インフォメーションが18時までで
十字架の丘自体は、18時を過ぎても自由に入れるらしいです。
なーんだ、焦って損しちゃった。十字架の丘 史跡・遺跡
-
でも、売店も18時には閉まっちゃうから急いできてよかったかも。
売店で十字架を購入して、丘のたくさんの十字架と一緒に
刺してくることができるんです。
小さいのから大きいのまで、たくさん種類があって、
値段は1ユーロからと、なかなか良心的です。 -
さて、今回のメインイベントの一つ、十字架の丘に潜入=3
すぐに見えてきました。
おおおおおーーーー! すごいいいい。
想像以上にすごい数の十字架。 -
そして、左手に十字架を持って、十字架の丘に向かう私の後ろ姿は・・
まるで丑の刻参りに向かう女性を連想させる(笑)
めっちゃがっしり十字架握ってるし。 -
すごい数の十字架の中に、
-
私も十字架を刺しました!可愛い天使の飾りがついた十字架、2ユーロです。
「仕事で取引先の人達に虐められませんように」と
ちょっと後ろ向きな願掛けをしてみた(笑)
あまり効き目はありません。相変わらずみんな意地悪です。 -
十字架だけではなく、イエスの受難像や聖母マリア像もおかれています。
像に十字架をかけていく人もいて、なかなかのインパクトです。 -
キリスト像。
ここまで運んでくるのも大変だったろうに。 -
ロシアの圧制により処刑された人々や、シベリアへ流刑されたリトアニア人を
悼んで、人々が十字架を持ち寄るようになり、
いつからかこのような光景になったそう。
1961年 いつのまにか5,000以上もの十字架になっていた十字架の丘を
ソビエト連邦政府は宗教的な意味合いからブルドーザーで破壊してしまったけれど
すぐに新たな十字架が置かれていったそう。 -
ソビエト軍は何度もこの十字架を撤去しようとしたけれど、
やっぱりすぐに、新たな十字架がたてられたそう。
リトアニア人の信仰の深さと、当時の人々のロシアへの反抗心だったんでしょうね。 -
突然50人くらいのコリアンツアリストが押し寄せてきた。
ギャーギャー、ニダニダすっごく騒がしくて
もー本当うんざり。。。と思っていたけど
わずか10分ほどで、写真だけ撮って去っていった。
あー、ツアーだから時間がないのかな、って思って若干同情したけど
この後、しばしここで時間を過ごして、駐車場に戻ったら
入口の売店で、大量の韓国人が群がって買い物をしていたので時間が無い訳
ではなく、ただただ情緒が無いだけだったことが判明。 -
十字架だらけですが、お墓ではありません。
なので不気味というよりも、神秘的な感じを受けました。
想像以上に良かったなぁ。十字架の丘。 -
もうちょっと十字架の丘にいたかったけど、暗くなる前にリガにつきたいので
後ろ髪をひかれる気持ちで丘を後にします。
ちょっと無理してでも、来てよかった! -
十字架の丘からリガまで、124キロ。1時間半ほどの道のりです。
相変わらずの田舎道で、快適ドライブですが
事故がおっこちていた。
快適な道だけに居眠りしてしまったのかな。。
運転手さんに大きなけがはないようだけど、
こんな大きなトラックを引きあがるのが大変だろうな。 -
国境らしい国境もなくいつの間にかラトビアに入り、
だんだん車も多くなりリガに到着したようです。
それがすごく大きな街で、一通とかも多くて
なかなか右折もできず、ぐるぐるリガの街をまわることに。
ちょうど日が沈む時間で、夕日がまぶしくて、とってもキレイでした。 -
何とかホテルに到着。
ホテルの駐車場がいっぱいだったけど、
ラッキーウィークエンドだったらしく
旧市街にあるホテルの一本先の道は、旧市街ではないので
無料で路駐してもいいんだって。
それでも週末だけあって、既に路駐している車でいっぱいでしたが
何とか駐車することに成功。
写真の歩道の端に見える黄色部分は駐車禁止のマークなので、
そのちょっと手前に車を停めて、
リガの街に飛び出します=3
リガ編に続きます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ラムロールちゃんさん 2017/08/06 22:23:49
- リトアニアといえば杉原千畝ですね
- りちおちゃん〜
この旅行記、見逃してた!
来年ロシア狙ってると言いつつ、バルト三国まではいけないから、
そこは、りちおちゃんの旅行記で我慢。
ドラクエ、私も好きだったな。
スラリン〜。
(大きな声では言えないけど?今もスラリンは背後にいる)
人魚像は、思わずクリックして拡大しました!
あんなところに唐突にいるのが、なんとも言えず良い感じ(>_<)
三匹の悪魔、なんか、阿波踊りの男踊り思い出しちゃった(笑)
ラムロール
- りちおin USAさん からの返信 2017/08/08 23:15:55
- RE: リトアニアといえば杉原千畝ですね
- ラムちゃん
書き込みありがとうございます(*^ ^*)
バルト三国もめっちゃ楽しいですよー。
私ったら時間ないのに、また詰め込み過ぎちゃいました〜。
ロシアも絶対行った方がいいです!!
スラリンいるの?ふなっしー、やきもち焼かないのかなと
お姉さんはちょっと心配ですよ。。。。
りち
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