2017/04/27 - 2017/05/03
445位(同エリア1203件中)
なっつんさん
2017年のGWを利用して、小さい頃からの夢であったマチュピチュ遺跡と
憧れの選手であるイチロー選手を応援しに行く旅。
ちょっと早めのGWをスタートさせてダラス→リマ→クスコへ。
行った時期はクスコからマチュピチュ村までの電車はオフシーズンだったため
オリャンタイタンボまで移動し、そこからペルーレイルでマチュピチュ村へ。
そのまま1泊し、早朝から遺跡に行きマチュピチュ遺跡とワイナピチュ登山を堪能。
アメリカに戻る前にクスコも少しだけ観光。
前編ではマチュピチュ遺跡とワイナピチュ登山が中心の旅行記です。
後編ではマチュピチュ遺跡とクスコ観光を中心に書く予定です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- アメリカン航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
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日本を出発して29時間。クスコの空港「アレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港」に到着。
標高は3400mで富士山の8合目付近。
高山病の心配があったことと、翌日のマチュピチュ、ワイナピチュへの
体力温存のため早めにマチュピチュ村のホテルに行きたかったので
すぐにオリャンタイタンボ駅を目指します。
この時期はまだ雨季に該当し、クスコからオリャンタイタンボまでの区間が
列車が運行していなかったので、今回はタクシーで移動しました。アレハンドロ ベラスコ アステテ国際空港 (CUZ) 空港
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タクシー移動のため、途中の写真はほとんどありません。
オリャンタイタンボ駅に到着。
移動中の風景は日本とは全然異なった風景が堪能できました。
ドライバーにお願いすれば撮れたかもしれないけど
レイルの時間もあるし、スペイン語を全然勉強してこなかったので
直行って感じになりました。 -
早めに着き、駅の場所と入口を確認したので
少し駅付近と民芸マーケットを覗いてみました。
駅前は数件の出店があります。
ちょっと戻れば、オリャンタイタンボのアルマス広場などがあり
いろいろとお店を見ることができます。 -
オリャンタイタンボにあるインカの遺跡。
こちらも入場可能。
でしたが、私は入場せず外からの見学でした。
この遺跡の入口付近にもマーケットが展開されていて
主にアルパカの製品(バックやポンチョ、帽子など)。
色鮮やかな民芸品を見るのも楽しみの一つ。オリャンタイ タンボ遺跡 史跡・遺跡
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時間になり、駅の中へ。
駅に入る際は、チケットとパスポートの提示が必要です。
基本的には次に発車する列車の乗客のみが駅構内に入れる感じ。
そのためチケットには、駅への集合時間的なものが記載されています。
発車時刻の30分前が目安なようです。
列車にもペルーレイルとインカレイルの2種類があり
私の利用したペルーレイルはさらに階級別に3種類あります。
右がエクスペディション(リーズナブル車両)、左がビスタドーム(中級クラス)。
行きはビスタドームを利用します。
手配してあったチケットは運良く、先頭車両の最前列。
ビスタドームは、他の車両と違い、運転席横が席になったいて
走行中の風景を楽しめる席があります。
いよいよマチュピチュ村に向けて出発です。 -
ペルーレイルの車窓から。
列車から見える山々も霧がかかっていてマチュピチュがより楽しみに。 -
線路の横には荒れるウルバンバ川。
出発前に見ていた出発までのマチュピチュの天気は晴れのち雨。
そのせいかウルバンバ川も少し荒れてる感じがあります。 -
電車に揺られて1時間20分。
マチュピチュ駅に到着。着いたタイミングは少し雨がぱらついていました。
生憎の天気ですが、ひとまずホテルへ向かいます。マチュピチュ村 散歩・街歩き
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駅前の民芸マーケットを一旦素通りしてホテルへ。
今回は、CasaAndinaClassic MachuPicchuというホテル。
位置的には線路よりも川側にあり、線路沿いに歩けばバス停にも着くので
アクセス面はいいところです。
中はかなり綺麗なホテルです。
ここまでずっと機内泊で疲れがかなり溜まっていたため
民芸マーケットで欲しかったものとバス乗車券を購入、軽く食事を取り就寝。
食事の写真は撮り忘れました。。。アクセス面が良い綺麗なホテル by なっつんさんカサ アンディーナ スタンダード マチュピチュ ホテル
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マチュピチュ村の風景。
この小さな村にマチュピチュ遺跡を求めて世界中から人々が集まります。
天気はどんより。
明日の天気はどうかな???マチュピチュ村 散歩・街歩き
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翌朝、ワイナピチュ登山もあるので早めにチェックアウト。
ホテルの朝食は5時からだったのですが、待ってられず
5時前にバス停に行っちゃいました。
荷物はホテルが無料で預かってくれました。
こちらのホテルはちゃんと手書きの引換券をくれるので
持ち去られる可能性は低そうです。
(友人を名乗り持ち去る事故もあるそうです)
バス自体は5時半から1本目が出るのですが
すでに100mほどの列ができていました。
この後もどんどん列は長くなっていきます。
並びだした時は降っていませんでしたが
バスを待っている間に、少し雨が降り出しました。
いよいよ5時半、朝はどんどんバスも出るので
10分ほどでバスに乗車できました。
バスで移動中にどんどん明るくなっていきます。バス (アグアスカリエンテス~マチュピチュ) バス系
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6時頃にマチュピチュ遺跡に到着。
ちょうど着いた時に先頭が中に入場を開始したところでした。
出発時はあそこまで暗かったですが、30分でここまで明るくなりました。
入場の際は入場チケットとパスポートを提示。
入場チケットは、ワイナピチュでも使います。
また休憩等で1度退場した後も、このチケットがあれば再入場ができます。
(2017.05時点での入場方法です。2017.07に変更予定あり)マチュピチュの歴史保護区 史跡・遺跡
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ワイナピチュ登山組は遺跡を横切って入り口に向かうのですが
私はすぐに見張り小屋へ。
マチュピチュ遺跡全容が一望できる場所。
真っ先にここに来たのはまだまだ人が少なく
それで霧がかかったマチュピチュが見たかったので。
私がこの目で見てみたかった風景がそこにはありました。
美しい。まさにその一言でした。マチュピチュの歴史保護区 史跡・遺跡
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ここでせっかくなので記念写真。
真っ先に見張り小屋に来ていた人たちと
写真撮り合い。一人旅なので、ちょっと助かります。
こういう時、周りの人の親切は助かりますね。
服装は、前日に民芸マーケットで買った物。
アルパカのポンチョと帽子。
この格好で遺跡を巡りたかったので、目的達成!
ポンチョ選びは全部の民芸のお店見て
気に入った色合いのを買いました。マチュピチュの歴史保護区 史跡・遺跡
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見張り小屋からワイナピチュに向かうと途中で
市街地入り口の門を通過します。
この時間だと人がいないので、順番待ちせずゆっくり写真が撮れます。
門が額のようになり、これから登るワイナピチュが
絵になります。マチュピチュの歴史保護区 史跡・遺跡
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ワイナピチュ入り口。
10分前に入り口に到着。
すでに10人ほどが今か今かと待っています。
この待っている間に少し雨がぱらついてきます。
ちょっと登山への不安が。。。
ワイナピチュは行った時点でも400人/日で
7~8時、10~11時でそれぞれ200人が定員です。
人気コースなので早めの予約が必須。
入る際は、入場チケットとパスポートが必要。
確認してもらっている間に名前や国籍、時間などを記入します。ワイナピチュ 山・渓谷
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入り口から少し下っていきます。
遠くから見てもそうですが、結構切り立った山です。
本当に登れるのかな?って不安になります。
右側に見えるのが登山道。ワイナピチュ 山・渓谷
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前半はこんな感じの道。
石で階段もできていますが
地面もあります。
歩いててちょっと雨が強くなってきました。
場所によっては葉の屋根が雨を凌いでくれます。
雨が降るので、どんどん蒸し暑くなってきます。
11人目で入ったので、あまり列などもできず
スイスイ登っていきます。ワイナピチュ 山・渓谷
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そして階段が急になってきたかな?と思ったら
突然、インカの石組みが姿を現します。
この辺からは石だけの階段になったりしてきて
それが雨で湿っているので少し滑ります。
足場に注意しながら1歩1歩登っていきます。ワイナピチュ 山・渓谷
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山頂にだいぶ近づいてきたところで、インカの段々畑。
すごい急な斜面なんですが見事な石組みが作られています。
ここのエリアが最も階段が急であり
石だけの階段なので特に慎重に進んでいきます。
上は割とはっきりと見えてますが、ここよりも
標高の低いところは霧が濃くて見えません。
霧自体もどんどん流れているので、ちょっと立ち止まって
後ろを見ているとたまにマチュピチュ遺跡が霧の中に見れたり。
ただメインは山頂からの眺めなので、どんどん登ります。ワイナピチュ 山・渓谷
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登り始めて30分、無事にワイナピチュの山頂へ。
山頂に着いた時、少しだけ雨が弱くなってきました。
この裏に大きな岩場があり、その上から晴れていると
マチュピチュ遺跡が望めます。ワイナピチュ 山・渓谷
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山頂からの周りの山々の風景。
マチュピチュとは違う方向なんですが、うっすら虹が出てました。
このタイミングではマチュピチュ遺跡には
かなり濃い霧がかかっていて全然見えません。
山頂には続々と人が登ってきます。
みんな少しでも霧が晴れないかと待っている状態。
私も少し休憩しながら待っています。ワイナピチュ 山・渓谷
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待つこと15分。ついに霧に切れ目ができて
遺跡が幻想的に姿を現しました。
天空都市と言われるマチュピチュ。
まさにその言葉の通り、雲の中に遺跡があります。
山頂の岩場は広いわけではないので、少し写真を撮って
後の人に場所を譲ります。
ここから月の神殿にも行きたいので移動を開始。ワイナピチュ 山・渓谷
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月の神殿までは山頂から下っていきます。
普通の登山道と思えば、インカの石組みのある
階段や壁が出てきます。
山頂にいた時は雨がほとんど止んでいましたが
下ってくると霧の中に入るせいか雨がぱらついたりしています。
下の岩場も滑らないように注意しながら降りていきます。ワイナピチュ 山・渓谷
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登る際にはなかった木のはしごが。
すでに降りてきてしまった後ですが
高さがかなりあり、知らない中で突然出てくるので
ちょっと驚きます。
私の前を歩いていた外国の方も、冗談だろと
笑いながら降りていました。ワイナピチュ 山・渓谷
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濃い霧の中を進んでいくと突然、山が開けます。
ちょっと開けた場所に少しですが段々畑と石組みが出てきます。
こちらは何かの建物跡でしょうか???
この時点では、月の神殿まですぐのところに来てるのですが気づけません。 -
ちょっと下ると洞窟が。
中には月の神殿がありました。
大きな岩盤の下に石組みが作られていて
ここの石組みは本当に綺麗なものです。
隙間がほとんどなく、表面も綺麗に加工されています。
まさにインカ文明の技術力の高さを感じれる場所。
そして神聖な場所です。
ここもワイナピチュ登山ルートでないと行けれない場所。
ただ登山後だと、ある程度体力が残ってないとキツイです。
なんせ、ここからワイナピチュを回る形で登山口に
戻らなきゃいけないのですから。 -
当時はここにミイラなどを置いていたそうです。
枠が綺麗に四角くなるように加工されてますね。 -
ここから戻りのルート。
日本とは違った山の雰囲気。
雨もあってじめっとした中歩いていきます。
一人旅なので、この密林の中を一人どんどん歩きます。 -
ワイナピチュから月の神殿までは、ずっと降ってました。
帰りのルートはある程度標高を上げてから
下るルートになっており、疲れている中で
この階段が結構辛い。。。 -
ジャングルの中を歩いていると突然、視界が開けます。
ここにもインカの建造物後が。
建物的にはこの1棟だけ。
当時の休憩場所なのか、マチュピチュと月の神殿の中間あたりなので
何か関所的な場所だったのか。
いろいろ考えてしまいます。 -
そこから少し絶壁に道が作られている感じです。
右手側は崖になっているので、覗き込むと足がすくみます。
当時は何でこんなところに道を作ろうとしたんでしょう。
そして崩れず400年。
すごい技術力です。 -
今度は逆に大きな岩の下に階段。
先ほどの関所的な建物跡からずっと降っていたんですが
登山口まであとは上がっていきます。
コース的には周遊は2時間らしいです。
今回は天候や山頂でのんびりしてたのもありますが
ワイナピチュ登山口に戻ったのは10時。
3時間ほど、ワイナピチュと月の神殿を堪能してきました。
前編はこの写真で終わりです。
後編もお楽しみに。
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