念願の海外年越し！2014－2015カウントダウンinラスベガス【4日目後編：美味しいステーキ＆ホテル巡り＆帰国】

2014/12/30 - 2015/01/04

2017.04.19
ラスベガス旅行記ラストです。
シャトーブリアンも美味しかったですし
ベラージオの無料ショーも美しかったですが
思い出に残っているのはカジノ。
ギャンブルにハマってしまう人の気持ちが分かった
瞬間でした。何なのでしょう、あの高揚感。
またいつかラスベガスに来る機会があれば
カジノ三昧！カジノ入り浸り！みたいな旅をしたいです。

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クリスタルズを出て、コスモポリタンからタクシーに乗車し
「The Venetian」（ベネチアン）ホテルへ向かいます。
ベネチアン内のレストランでラスベガス最後のディナーを
楽しむのです。

ストリップは混んでいるので裏道から行ってくれたのですが
結局15分～20分近くかかりました。
これなら歩いて行っても大して変わらなかったかも。

ベネチアンに到着。写真はロビーからカジノへ続く通路。

エリア ラスベガス (ネバダ州) (アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

これが凄かったです。見入ってしまう美しさでした。
天井のフラスコ画は全て職人さんによる手描き、床や柱は大理石が
ふんだんに使われているそうです。

ラスベガス最後のディナーに選んだのは「Delmonico Steakhouse」
（デルモニコ・ステーキハウス）です。
美味しいお肉を食べておきたかったのです。
出発前にOpenTableからPM20時で予約しておきました。

PM19時50分に訪問。
店内は奥行きがあり想像より広かったです。
人気店なだけあってお客さんも多く入っていました。
照明が暗く高級感があって、落ち着きのある良い雰囲気。
日本人は周りにはいませんでした。
席に案内されると椅子を引いてくれて、着席すると膝にナプキンを
かけてくれて…と丁寧な接客です。

頼みたいものは決まっていたのでほとんど迷う事なく注文。
ドリンクは、アルコールはタブレットから注文します。
ソフトドリンクはメニュー表にもタブレットにもなかったので
店員さんに聞いて注文しました。

まずはパンが運ばれてきました。
しっとりとしたクロワッサンのような不思議なパン。
熱々ではなかったのが残念ですが、柔らかくて軽い食感でもっちりと
していて美味しかったです。なめらかなバターも最高です。

「Orange Juice」（＄3.50）

ソフトドリンクはコーラ・ペプシ・スプライト・オレンジ・
クランベリー・パイナップルがあるとの事でした。
濃厚で美味しいオレンジジュースでした。

「TWICE BAKED POTATO」（＄9）

焼き上げた皮つきの大きなじゃがいもの上にベーコンとチーズが
乗っています。これも美味しかったです。
下の方は芯が残っていたのか硬い部分もあったのですが
ほくほくなじゃがいもとたっぷりのチーズとベーコンの塩気が絶妙。
ポテトグラタンみたいで美味しかったです。

「CHATEAUBRIAND」（＄120）

ラスベガスに美味しいステーキハウス自体はいくつかあるのですが、
このお店を選んだのはシャトーブリアンが食べられる数少ないお店
だからなのです。シャトーブリアンとは、牛ヒレ肉の中央部の最も太い部分。
1頭から1キロ程度しか取れない為、希少部位と言われているそうです。
こちらは2人前からの注文になります。
我が家は2人前を3人で分けて、焼き加減はミディアムレアにしました。
テーブルサイドで店員さんが切り分けてくれて、お皿に盛りつけてくれます。

付け合わせはアスパラとマッシュポテト。
特にマッシュポテトが最高でした。
なめらかな舌触りでガーリックが効いていて美味しかったです。
母は「お肉よりもアスパラが気に入った！」とありえない事を言い出し
妹のアスパラももらって1人で10本ぐらい美味しそうに食べていました。

そしてお肉。厚みはあるけれどとても柔らかいのです。
味付けがしっかりしているのでソースがかかっていなくても大丈夫です。
肉の旨みをしっかりと感じられます。
柔らかいのに脂っこくない上品な美味しさで最高でした。
もっと食べたかったです。

3人で分けるとお肉の量が少なくてこれじゃ足りないなあなんて
思っていたのですが、付け合わせが想像以上にボリュームたっぷりで
お腹いっぱいになりました。

デザートに「WHITE CHOCOLATE MACADAMIA NUT BREAD
PUDDING」（＄11）

ホワイトチョコとプディングという文字に惹かれて頼んでしまいましたが
「ブレッド」を見落としていました。
美味しかったのですがステーキの後に食べるには量が多くて
重たかったです。
クレームブリュレかチョコレートケーキにすればよかったです。

ホワイトチョコの甘み、バニラビーンズの香り、ゴロゴロ入った
マカダミアナッツが食感のアクセントになっていて美味しかったです。
ひたひたのフレンチトーストを食べているような感じでした。
もっとお腹が空いている時に食べたかったです。

料理も雰囲気も良いし、接客も丁寧で大満足。
シャトーブリアンを食べられた事が本当に幸せでした。
店員さんが本当に優しくて、我が家が日本人だと分かると
「（料理が来るまで）モウスコシマッテクダサイ」
「オイシイ？」「オナカイッパイ？」「アリガトウ」等、
日本語で何度も声をかけてくれたのが嬉しかったです。
ラスベガス最後のディナーを飾るに相応しい、素敵なお店でした。
楽しい時間を過ごせてよかったです。ご馳走様でした。

お店を出た後はベネチアン内をちょっとぶらぶら。
トイレに寄ったのですが、あまりにも綺麗だったうえに誰もいなかったので
ついつい撮ってしまいました。

そしてベネチアンに来たからには見ておきたかったのがゴンドラ。

2階にある「The Grand Canal Shops」（グランド・キャナル・ショップス）
へ向かいました。
モール内に流れる運河をゴンドラが行き交います。

運河沿いにはショップやレストランがずらりと並んでいます。

帰りは歩いて戻ろうという事で、再び通路を通って正面入口へ向かいます。

やっぱり天井のフレスコ画が素晴らしくてうっとりしてしまいます。
本当に美しい。

ベネチアン内をぶらぶらした後は、歩いてホテルへ戻ります。

「The Venetian」（ベネチアン）の外観。
水の都ベニスをテーマにしたホテル。客室は全室スイートルームだそうです。

左がベネチアンと姉妹ホテルの「The Palazzo」（パラッツォ）です。
2つのホテルを合わせると客室は7093室だそうです。

年はとっくに明けていますが、巨大なクリスマスツリーがまだありました。
綺麗です。

もっと近くに寄ってみました。
年が明けてからもクリスマス気分を味わえるのは海外ならでは。

写真右に写っている街灯の赤いリボンもクリスマスらしくて可愛かったです。

「TI：Treasure Island」（TI：トレジャーアイランド）

カリブの海賊をテーマにしたホテルだったのですが、
2003年にファミリー向けから大人向けのホテルへと路線を変え、
海賊のモチーフやドクロの看板はなくなりホテル名もTIとなったそうです。

「Mirage」（ミラージュ）

1989年にオープンした、南国の楽園ポリネシアをテーマにしたホテル。

このミラージュで行われている、無料の火山噴火ショー
「Volcano」（ボルケーノ）がちょうど始まりそうだったので見てきました。

本物の火を使用しているみたいで、炎の熱さを感じられました。

火と音の演出で迫力あるショーでした。
無料なので、付近を通る時があれば1度は見ておいて良いかと思います。

「Harrah's」（ハラーズ）

入口（？）をメインで撮ってしまったので肝心の建物がほとんど
写っていませんが、左にちらっと見えるのがホテル。
全米でカジノを展開するハラーズ社が運営するホテル。

続いてベラージオ。
ラスベガス一人気の無料ショーと言われている「Fountains of Bellagio」
（ファウンテンズ・オブ・ベラッジオ）を見るのが目的。
ベラージオ前は何度も通っているのに、どうもタイミングが悪く
最後だけしか見られなかった…なんて事が2、3度あったのですが、
4日目にしてやっと最初から最後まで見る事ができました。

1000基もの噴水が音楽に合わせて空高く舞い上がるという、
ラスベガス名物の噴水ショー。必見です。
長さ約300m、高さ140mだそうです。
水の動きがしなやかで、水が踊っているように見えるのです。

BGMに合わせて空高く舞い上がる噴水は、迫力があり本当に綺麗で
美しかったです。無料なので是非とも見てほしいショーです。
昼の噴水ショーをちゃんと見られなかったのが残念。

最後に水を買おうとABCストアに寄ろうとしたら、マリオがいました。

この後はホテルに戻りカジノへ行きました。
普段はギャンブルを一切やらないのですが、せっかくラスベガスに
来たからにはカジノを経験しておこうという事で行ってきました。
初心者でも簡単にできそうなスロットとマシンのルーレットを
やってきたのですが撮影禁止なので紹介できないのが残念。
深夜だというのに人がいっぱいで物凄い賑わいでした。

荷造りとシャワーを浴びる時間を考えて3、40分ほどしか
遊べなかったのが残念でしたが、良い経験になりました。
ギャンブルにハマる人の気持ちがちょっと分かったような気がします…。

カジノで嬉しい体験。2台あったマシンのルーレットの内1台が空いたので
そこでプレイしようとしたのですが操作の仕方が分からず、
「こうやるのかな？」なんて話をしていたら、隣のマシンでプレイしていた
欧米人らしき男性が何と日本語で話かけてきたのです。
我が家にルーレットのやり方を教えてくれてとても親切な方でした。
帰る時にその男性がバウチャー（金額が記載されたレシートのようなもの）を
見せてくれたのですが、日本円で十数万ぐらい勝ったようで笑顔で
去っていきました。羨ましい…。

初体験のカジノを終え、部屋に戻って荷造りと順番にシャワーを済ませます。
もうこの夜景ともお別れです。

旅行の最終日はいつも思いますが、本当に帰りたくなかったです。
楽しくてずっとここにいたいと本気で思いました。

チェックアウトをしようと3時過ぎにフロントへ向かったのですが
こんな時間だし空いているだろうと思っていたら混んでいてびっくり。
しかもスタッフが3人しかいないうえに、どのお客さんも手続きに時間が
かかって中々列が進みませんでした。
チェックアウトまでに30分かかったと思います。

コスモポリタンはチェックインもチェックアウトもとにかく
時間がかかるので宿泊予定の方は時間に余裕を持って行動した方が
良いかと思います。

何とかチェックアウトを終え、JTBの専用リムジンにてマッキャラン
国際空港へ向かいました。
係員さんの指示に従いラスベガス→サンフランシスコの搭乗手続きを
しようとしたら、「席が確保されていない」だか何だかで既に空席は僅か。
ツアーで申し込んでいるのでそんな事はないだろうと思ったのですが
「早いもの順でどんどん席が埋まるので、今買わないと
帰れなくなってしまうかも」と言われ、訳も分からず空いている席を選択。
並びの席はもう空いていなかったので3人ともバラバラです。
しかもエコノミーは2席しか空いていなくて、ちょっと値段の高い席を
1席買う事に。
突然の事で理解できずよく分からなかったのですが、言われるがままに
クレジットカードでチケットを購入しました。

そして今度は荷物を預けようとしたら、アメリカ国内線は受託手荷物が
有料との事。知らなかったのでびっくり。
これもまたクレジットカードで支払いました。
確か1個＄25で3人で合計＄75だった気がします。
最後の最後で中々痛い出費でした。

あれこれ手続きをしたので、何だか非常に慌ただしくあっという間に
飛行機に乗る時間になってしまいました。
空港の写真を撮る余裕もなく、余ったドルを使って空港でカジノをやろうと
思っていたのにそれもできず残念…。

ラスベガスAM6時発のユナイテッド航空0258便でサンフランシスコへ。
3人とも席がバラバラなのですが、私はよりによって3人掛けの
真ん中の席です。
いつも家族並んで座っていたので、左右が知らない人なのは落ち着かないし
何だか気を遣うなあ…なんて思ったのも最初だけ。
とにかく眠くて眠くてサンフランシスコまで爆睡でした。

気づけばサンフランシスコに到着。
あまりの眠さに頭がぼーっとしていたので、ネックピローを椅子に
置いたまま出てきてしまいました…。
サンフランシスコでの乗り継ぎ時間は3時間。
往路と違い乗り継ぎ係員がいないので、ひとまずANAの搭乗口を
確認しておきました。
後は交代で休んだり、機内に置いてきたネックピローを買ったりして
時間を潰しました。

買い物で妹と私が空港内をぶらぶらしている間、
母は休んでいたのですがどうやらその間ずっと我が家がアナウンスで
呼び出されていたそう。
自分達がいた場所ではそのアナウンスが流れず全く気付きませんでした。
慌ててANAのカウンターへ行くと、ラスベガスを出発する際の
ユナイテッド航空でのチェックインがされていないとの事だったので
ANAでチェックイン手続きをしてもらいました。
席は確保されていないしチェックインはされていないし、
ユナイテッドはよく分かりません。

サンフランシスコAM11：10発の全日空NH7便で成田へ向かいます。

1度目の機内食。
洋食はハンガリー風ビーフのシチュー、和食は野菜カレーとお蕎麦でした。
洋食を選択。

「洋のセット」

このシチューが美味しかったです。
大きめのお肉がゴロゴロ入っていて柔らかいうえに味もちゃんと
染み込んでいました。
野菜もたっぷり入っていてシチューと絡めて食べると美味しかったです。
パンは冷たいですがもっちりとしていてこれも美味しかったです。
他にもポテトサラダやサラミ、ソーセージ等全体的にどれも当たりでした。

デザートはハーゲンダッツのバニラ。

相変わらず硬すぎてすぐに食べられないのが残念ですが、
ハーゲンダッツは安定の美味しさ。

2度目の機内食。
小海老と帆立貝のパスタか、チキンの煮込みのどちらかでした。
チキンの煮込みを選択。

チキンは大きくて柔らかいのですがソースが薄味でちょっと物足りなかったです。
パスタもチキンのソースを絡めて食べましたがあまり味がしないので
塩胡椒をかけて食べました。1度目のシチューの方が美味しかったです。
パンはほんのり甘みがあって味は好みでしたがパサついていたのが残念。
一番美味しかったのがラズベリーヨーグルト。
量もたっぷりでなめらかな舌触りで甘くて美味しかったです。
もっと食べたいぐらいでした。母は妹の分までもらっていました。
フルーツはメロンとパイナップル。コスモポリタンのビュッフェで食べた
メロンと違い、甘くて美味しかったです。

無事に成田に到着。こうしてラスベガス旅行は終了しました。
初めてのラスベガス、初めての海外での年越しは本当に最高でした。
今すぐにでもまた行きたいぐらいとても魅力的な場所で
本当に楽しい旅行となりました。
食べる事が大好きな我が家が食べる事を忘れて歩き回るぐらい
とにかく楽しい街。
また行く事があれば、今回は見られなかったショーを見たり
時間をかけてカジノもやりたいですし、ホテル巡りと
とにかくやりたい事がいっぱいです。あっという間の4泊6日でした。

街中がエンターテイメントで歩いていてとにかく楽しかったですし
食べる回数は少なかったけれど美味しいものを食べられて幸せでした。
初体験のカジノや海外でのカウントダウン、世界遺産のグランドキャニオンを
見られた事も本当に良い経験となりました。
そして人も親切。ホテルやレストランは勿論、買い物で色々なお店に
行きましたがスタッフが皆優しかったですし、時には日本語で
挨拶してくれる人もいて嬉しかったです。

今回の旅行では外国人宿泊客の方と接する事があって、
旅行記でも書きましたがカウントダウン後のエレベーターで絡んできた
元気なグループやカジノで日本語で声をかけてくれた男性もいました。
他にも、エレベーターで一緒になった夫婦の旦那さんが降りる際に
「Good Night」と挨拶をしてくれたり
若い男性が「オサキニシツレイシマス」と言いながら降りていったりと
本当にちょっとした事なのですがとても嬉しかったです。
今までの旅行では、宿泊客同士のこういうやり取りはほとんど経験が
なかったので、何だか新鮮に感じました。

ラスベガスは本当に楽しかったです。
いつかまた絶対に行きたい場所の一つとなりました。

そして番外編として、ラスベガスで購入したお土産。

ABCストアとウォルグリーンズで購入しました。
右上の「Sweet Memories」と書かれた箱入りのチョコレートと
右下の缶に入ったチョコレートは、どちらも甘すぎず
普通に美味しかったですし、いかにも「ラスベガスのお土産」
という感じなのでそういうお土産を求めている方には
とてもオススメです。
ただ、缶に入ったものは中身がチョコ以外にもプレッツェルとか
色々あるので缶を見て確認して下さい。
チョコは何故かABCストアでしか見かけませんでした。

この2つのチョコ以外は、ラスベガスのお土産というよりも
アメリカで買えるお菓子という感じです。
個人的なオススメは、「Lay's」のポテトチップス（クラシック）と
「Dove」のミルクチョコレート、「Grandma's」のクッキー。
Lay'sのポテトチップスは、薄切りでサクサクな食感が最高なのと
塩加減が絶妙で、いくらでも食べられそうな危険な美味しさ。
Doveのミルクチョコはミルク感が強くてこれも本当に美味しいです。
もっといっぱい買えばよかったです。
Grandma'sのクッキーはしっとりとした食感なので、
カントリーマアムが好きな私にはたまりませんでした。
1袋2枚入りなうえに、サイズが大きいので大満足。
同じGrandma'sでも左下のバニラはさくさくタイプで、
バニラクリームをサンドしてます。
しっとりタイプとはまた違った美味しさですし、
1枚が小さいので食べやすくこちらもオススメ。
特に気に入ったのがこの3つのメーカーでしたが、
今回購入した物はどれも美味しくて当たりでした。