中国ハルピン氷雪大世界 １泊２日

2017/02/09 - 2017/02/10

春秋航空就航記念で成田～ハルピン500円のキャンペーンを発見。スキーの予定を変更して、夜はマイナス２０度、川も凍る寒さの中、ハルピン氷祭りへ行ってきました。年々規模が拡大しているようで、広大な会場に、通常の建物並みに巨大な、全て氷の建築物が並んでいる光景は壮観です。

エリア 哈爾濱(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

朝１０時４０分、定刻通りハルピンに向け成田第３ターミナルを出発

チェクインに長蛇の列ができていましたが、殆どが団体客で、個人旅行者は右側の別の列からすぐにチェクインできました。

成田空港第3ターミナル 空港

凍った河を見ながらハルピンの大地に着陸

ロシア上空ウラジオストク付近を飛行して、３時間１０分でハルピンに到着。

１２時５０分 ハルピン太平国際空港

漢字の標示が印象的な古いターミナル。天候は晴れ、気温は摂氏－８度、時差は１時間です。

ハルビン太平国際空港 (HRB) 空港

国内←→国際のターミナルシャトル

まず１階入口奥のATMで元を入手し、無料シャトルで新しい国内線ターミナルに移動します。そこからリムジンバス(２０元、約３４０円)で市内へ。チケット売場は国内線ターミナルの中でした。

１５時 中央大街に到着

旧市街の中心、中央大街。歩いている人も多く、意外と東京と変わらない。

中央大街 旧市街・古い町並み

シナゴーク

ロシアが作った歴史ある町、他の中国の町とはかなりイメージが違います。

氷の彫刻

街中には随所に氷の彫刻が置かれています。スポンサーが付いて広告代わりのもありました。

お土産屋のマトリョーシカ

今でもお土産屋には多くのロシアの民芸品や食料品を売ってます。

１６時、老都一処(餃子２種２５元)

旧満州といったらやはり餃子。氷雪大世界の会場に行く前に、餃子の老舗で腹ごしらえ。

１７時、氷雪大世界に到着

中央大街近くのバス停からバス（13路）乗りました。系統ごとに路線図があるのでチェック。乗り換えなしで、松花江を越えて約１５分(２元)、氷雪大世界で下車します。道路を地下道でくぐり反対側が会場です。

氷雪大世界 祭り・イベント

チケットを購入し入場

入場料は３３０元(５３００円)、年々高くなっているらしいです。チケット売場の近くで即席団体を募っていました。つまり事前に買った団体券の切売り。ゲートの脇でちょっと待機して人数が揃ったら入場。ちょっとグレーですが３１０元で入場。

七色に光る巨大な建造物

まずその建造物の巨大さに圧倒されました。普通に氷でさまざまな建物が造られています。大きいものはビルのような高さです。

氷の城から見下ろした光景

すべての建造物が時間の経由で色を変えていきます。どう仕組まれているのか、スケールが大きい。

すべて氷でできた天壇

北京にある世界遺産を氷で再現しています。氷の透明感が、神秘的な美しさを醸し出しています。

氷の彫刻展

一画で氷の彫刻展を開催していました。寒いので春まで溶けないんですね。

氷のお寺に雪の大仏様

ちゃんと祭壇があって、多くの参拝客がお線香をあげていました。

奥には巨大な雪像

場内には食堂やお土産屋さんも点在していて、寒くなったら避難場所としても使えます。

ソリなど無料の遊具もいろいろあります

服装はヒートテックに北海道へスキーに行くつもりのスキーウエアでいけました。裾から風の入るコートや、手首足首が締まらない服装は厳しいと思います。あと、スキー用の手袋と、耳と靴底が冷たくなる(氷の上をずっと歩く)ので毛糸の帽子と防寒靴、特に靴底の厚いものは必須だと思いました。

氷雪大世界全景

これで会場の１／３ぐらいにです。年ごとにテーマがあるらしく建物が異なります。これらすべてが氷で作られているのは驚きです。

フルーツシャーベットの屋台

イチゴやリンゴを串に刺してそのままシャーベットになったものを売ってます。

８時半過ぎにゲートを出るとバスが何台も停っていました。乗るとすぐに発車。中央大街入口のバスターミナルまで１５分(３元)で到着。

２１時、中央大街の屋台村

気温は－２０℃近いのに屋台村がけっこうにぎわっていました。列ができていた鍋包肉(１２元)を購入。

中央大街の屋台村

帰りに水餃子チェーン店の喜家徳で、水餃子(20元)、馬鈴薯炒め(10元)で軽くビールを飲んで宿へ戻りました。ハルピン国際青年旅舎（ドミ60元）。

Kazy International Youth Hostel Harbin (哈爾濱卡茲国際青年旅舍) ホテル

２日めの朝、中央大街

朝起きたら粉雪が舞っていました。気温が－１０℃以下なので、地面に落ちても粉雪のままです。

ささらの除雪車

これで石畳の上の粉雪を、こぼれ落ちた小麦粉のように清掃してました。

凍った松花江

中央大街を抜けて松花江に架かる鉄道橋まで
足を伸ばしました。河は見事に全面凍結していました。

凍った埠頭

船着き場も、船と一緒に凍りついていました。

河の上を走る馬車

河の氷は３ｍぐらいの厚さだそうです。

氷の滑り台

氷の上をチューブで滑ります。スノーモービルで引っ張るものもありました。

松花江の上

日が昇るにつれて人も多くなってきました。

８時半、中央大街まで戻ってきました

そろそろ店も開店しはじめました。

馬迭爾冷飲庁(アイスクリーム２元)

人気のアイスクリーム店。真冬でもかなり売れていました。

華梅西餐庁（パン５個１５元）

ロシア料理屋に併設された人気のパン屋さん。早朝から営業中、昼間はいつも行列でした。

華梅西餐庁 その他の料理

広東小美食（点心３０元）

中央大街近くの飲茶の店で朝食。メニュー(左上)が写真付きでわかりやすい。焼売と椎茸餅、美味しかった。

１０時３０分、安重根記念館

宿をチェックアウトし、空港バスに乗るためバス（１３路）でハルピン駅へ。途中、ハルピン駅の改札口横にある安重根記念館に立ち寄りました。入場無料ですが、パスポートが必要でした。

伊藤博文暗殺現場（ホーム上のマークの所）

記念館の館内はそれほど広くありません。
一番奥がガラスになっていて、ちょうど暗殺現場が見えます。

ハルピン駅から空港まで空港バスで４０分（２０元）

そして、来た時とは逆に国内線→国際線へ移動し１２時に国際線ターミナルに到着しました。

１３時５５分、定刻通りハルピンを離陸、成田へ帰途に着きました。

ハルビン太平国際空港 (HRB) 空港