2016/10/19 - 2016/10/19
39位(同エリア1321件中)
sio爺さん
瑞巌寺は平成20年から平成30年春まで平成の大修理ということで、平成27年秋の松島訪問時は本堂に入れなかった。しかし平成28年秋の松島訪問では、大修理は完了していなかったが本堂に入れたので参拝した。
瑞巌寺は臨済宗妙心寺派の禅寺で、平安時代の初め天長5(828)年、慈覚大師円仁により開創され、天台宗延福寺と称した寺がその前身であると伝えられているとのこと。
以下の説明は、パンフレットより抜粋。
- 旅行の満足度
- 4.0
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1年ぶりの松島海岸駅
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円通院の前を通って、瑞巌寺を目指す。
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円通院は庭園が見事だった。前年に訪問した際は紅葉が残っていたので、たっぷり観賞した。
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しばらく歩いて瑞巌寺に到着した。
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拝観者受付所
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今回、本堂は拝観できるが、境内はまだまだ工事中の個所がたくさんあった。
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法身窟
格子戸の閉まった岩窟は鎌倉時代半ば、宋より帰朝し、この岩窟に遁世していた法身禅師と執権北条時頼が出会ったところと伝えられているとのこと。 -
鎌倉時代中期の13世紀半ば、執権北条時頼公が円福寺と改称、臨済宗建長寺派の禅寺に改めた。円福寺は鎌倉幕府の庇護の下に栄え、室町時代も五山十刹制度の諸山に位置づけられ、末寺をつくり発展した。しかし戦国時代を経て寺勢は衰え、その末期に妙心寺派に属した。
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江戸時代の初め、仙台六十二万石の祖となった伊達政宗公が、現在の大伽藍を完成させた。工事は慶長9(1604)年に始まり、5年の歳月をかけて完成した。
本堂御成玄関、庫裡回廊は国宝に、御成門、中門、さらには障壁画が国重要文化財に指定されている。 -
平成20年から平成30年春まで、国宝瑞巌寺平成の大修理(国宝瑞巌寺本堂ほか七棟建造物保存修理事業)が行われ、安土桃山文化を伝える建築・美術の精華である創建当初の姿となる。
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中門は工事中
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門をくぐると松が植えられていた。これは政宗公の手植えと言われる臥龍梅だが、周囲は工事中のため鑑賞という状態ではない。
政宗公が文禄2年(1593)朝鮮出兵の折、鉢植えにして持ち帰り、慶長14年(1609)、瑞巌寺落慶の際、五葉松とともに本堂正面に手植えされたとのこと。本堂に向かって右が紅梅、左が白梅。これは紅梅ということになる。 -
門をくぐると、正面に本堂が鎮座する。
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本堂の左手には、国宝に指定されている御成玄関。
天皇・皇族・藩主専用の玄関で、参拝者はもちろん入れない。 -
本堂に向かって右側にある庫裡(煙出しのある建物)と、回廊。この回廊が国宝に指定されている。現在、回廊の内部は拝観できない。
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本堂の大きさは正面38m、奥行24m、入母屋造りの本瓦葺きで10の部屋がある。慶長9年から5年の歳月をかけて完成し、桧・杉・欅は隈のから運ばれ、京都・根来の大工衆が技を競った。
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孔雀の間、文王の間、上段の間など各部屋の天井や襖絵、彫刻、装飾金具など大変素晴らしいが残念ながら撮影禁止なので本堂内部の画像はない。
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本堂と庫裡回廊の位置関係
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本堂を出て、庫裡に向かう。
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この門をくぐると、庫裡に出る。
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庫裡とは禅宗寺院の台所で、瑞巌寺の庫裡は正面13,8m、奥行23,6m、大屋根の上にさらに煙出しが載っている。本来実用本位の建物に唐草や花肘木の彫刻が施されたことに、政宗公の美意識が窺える。昭和34年に国宝指定。
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庫裡の入り口部分のみ見学できる。
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光雲観音様(高村光雲作)
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このような古い造りには、心惹かれる。
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これは天井部分。
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次に向かったのは宝物館(青龍殿)
瑞巌寺の什宝物を保管展示する目的で、平成7年にオープンした。
展示物はいろいろあるが、素晴らしいのは何と言っても国重要文化財に指定されている本堂障壁画の展示だ。本堂の「上段の間・上々段の間」を宝物館内に再現して、オリジナルの障壁画が設置されている。文化財保護のため、期間限定での公開とのこと。見事な障壁画を見ることができた。 -
館内は撮影禁止なので、撮影できるのは入口外に展示していた瓦と、
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彫刻ぐらい。
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瑞巌寺を出て、海岸方面に向かう。広い境内はまだまだ工事中だらけ。
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洞窟遺跡群の前を通る。
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東日本大震災による津波被害を受けた参道の杉林再生工事を行っているとのこと
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総門を出ると、お土産屋が並ぶ
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松島に行ったら是非行きたいと思っていたのが、さかな市場。
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1階は海産物などを多数販売しており、
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2階は食堂のイートインスペースになっていた。
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食堂を利用するには、
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1階の券売機で食券を買って店のお姉さんに渡すと注文完了だったと思う。注文したのは、あら汁とねぎとろ丼。
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先にあら汁がきて、
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次にねぎとろ丼。ねぎとろ丼は新鮮で普通においしかったが、超おいしかったのは丼の御飯。酢飯になっていて味付けは抜群だった。リーズナブルに養分を注入して、松島周辺を散策した。
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この旅行記へのコメント (2)
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- trat baldさん 2017/06/24 06:07:37
- まつしまや、ああまつしまや、まつしまや。
- 日本はヨーロッパと並んで建造物、芸術、工芸品の原型修復に努力を払う傾向にありますね、ただ一つの違いはユーロではソコで普通に人が暮らしたり自由に開放されていることが多いけど日本は特別な許可や触れる事の制限がありますね、、、、、
美術品等でも日本は原則撮影禁止でしょう、、、、フラッシュ禁止や一箇所に一人1枚、渋滞させない、順番待ちなどもう少し緩やかな規制ではダメなんですかね、残念ながら現物を見たいなら出向くことですね(^o^)
- sio爺さん からの返信 2017/07/08 01:07:46
- RE: まつしまや、ああまつしまや、まつしまや。
- > 日本はヨーロッパと並んで建造物、芸術、工芸品の原型修復に努力を払う傾向にありますね、ただ一つの違いはユーロではソコで普通に人が暮らしたり自由に開放されていることが多いけど日本は特別な許可や触れる事の制限がありますね、、、、、
> 美術品等でも日本は原則撮影禁止でしょう、、、、フラッシュ禁止や一箇所に一人1枚、渋滞させない、順番待ちなどもう少し緩やかな規制ではダメなんですかね、残念ながら現物を見たいなら出向くことですね(^o^)
数年前に久しぶりに上野に行き、東京国立博物館と国立西洋美術館に行って、両館とも撮影禁止マーク以外の作品は撮影可能ということになっていて驚きました。
そして先日アップした東京国立近代美術館も、所蔵作品の展示が約200点と国内としては多く、多くが撮影可能なのでとても気に入りました。
ただこれらは都内の国立系の博物館・美術館の話で、あとはほとんどが撮影禁止のようですね。
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