桜のプサン♪テクテクひとり旅 2日目‐① ～屋根のない博物館・慶州は古墳とサクラの街～

2017/04/01 - 2017/04/04

鎮海で36万本のサクラをみたのはもう 2年前。
その時の感想は「一生分のサクラをみちゃった」だったけど、また 行きたいなとエアとホテルをポチッとした。
いや待てよ…サクラの名所は他にもあるぞと、行先を変更した。
いつも以上のドタバタ珍道中です、よろしければ最後までのお付きあいを！

16回目の韓国、プサンは5回目で、ひとり旅は12回目になりました。

旅のテーマ：
1．サクラとイチゴ、2．初めてに挑戦！

旅程：
☆1日目…昼便でGO！、ショッピング
★2日目…古墳公園、瞻星台、国立慶州博物館

鎮海の36万本サクラ旅行記はこちら ↓↓
http://4travel.jp/travelogue/10998471

エリア 慶州(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

4 月 2 日（日）、2日目。

おはようございます、今朝の釜山駅。お天気の心配はなさそうですね。

昨夜の大声騒ぎで睡眠時間は、4時間弱…

でも、身体も心も元気。^o^v

この時、なぜか頭の中に浮かんだ曲は、トロット歌手ナム・ジンの「あなたと一緒に」だった、一日中鳴り響いていた。

♪あの青い草原に絵のような家を建て 愛する人と100年暮らしたい
ナヌン チョア ナヌン チョア あなたと一緒なら～

朝ご飯♪

ホテルの近くで見つけた《 済州家・ちぇじゅが 》

西面や南浦にもあるアワビのお粥やうにスープが美味しいお店です。

夕べ、ホテルへの帰り道に営業時間を確認しておいたのです。

7：00、開店後すぐに入りました。

誰もいない…、お店の人もいない…

厨房で準備中のアジュンマに声をかける
私「アンニョンハセヨ」
ア「シクサ？、ヨギ アンジュセヨ」

アワビのお粥（小）をお願いしました。10,000ウォン

アジュンマは身振り手振りで説明してくれる、おかずはみーんなおかわり自由よって。

熱いお粥は、胃にしみた～、温まる～。
おかずは右手前の酢の物が好き、左奥のシイタケとニンニクの芽の炒め物も好き。
その隣のソーセージとパプリカも美味しかった。

アジュンマは時々様子を見にきてくれた。開けてくれたおノリのフタが閉まっていると（お粥におノリ？と思ったから閉めたんだ）アジュンマは再び開け、ちぎる仕草をして見せてくれた。
なるほどね、ちぎって混ぜていただきました。優しいなー。^^

私が使った韓国語は、「いただきます」と「日本からきました」だけ。
でも、アジュンマは「ハングンマル チャラシネヨ・韓国語上手ね」って言ってくれた。^^

出勤してきた男性従業員にお支払いして店を出ようとしたけど、なんか心残りがして厨房まで行ってアジュンマに「ごちそうさま、美味しかったです、さようなら」と言った。
そうせずにいられないほど、アジュンマの笑顔と心遣いがうれしかった。

お腹も胸もいっぱいで、釜田・ぷじょん駅にやって来たのは、8：15。

販売機で切符を買うのは自信がないので、窓口へ並んだ。

釜田・プジョン → 慶州・キョンジュ、6,600ウォンは安い！

前の青年のクレジットカード手続きに時間がかかり、8：23の切符は買えなかった！！

次は、9：10だってー、>_<

40分以上の待ち時間…

じっと待っていたってつまらない。

駅の周辺をブラブラすることにした。

駅そばのサクラはこんな感じ♪、お天気はいいし♪、いいお出かけになる予感。

駅員さんと子供たち。^^

駅前の釜田市場へ入って、

大きな唐辛子、写真撮っていいですか？とたずねると、撮りやすく上の覆いを外してくださった。^^

イチゴが安くて美味しいんだよねー。

カラフルな調理器具とチゲ鍋たち。

アワビやエビ。

市民の台所って感じ。

ニラや白菜、ネギは一本一本むいて店頭に出している。

何の干し物かな？

エイ？

アジュンマ好みな派手な服。

スタバで一休み。

チェリーブロッサムホワイトラテ。5,900ウォン

フタ、してもらわなきゃよかったな。

ほんのり桜の香りがして、美味しかったです。

ラテもピンクに染まって。^^

いけない！もう 9時だ！

あわてて駅へ戻りました。^^;;

ムグンファ号に乗って、慶州へＧＯ！ＧＯ！

ムグンファ号は、いきなり走り出した…ベルとかチャイムとかメロディとかは無い！

さぁ、小心者の大冒険の始まり始まり～。^^ノ

釜山から慶州への行き方は、高速バスで50分、ＫＴＸで30分、このムグンファ号で約2時間！

最初の計画では、ＫＴＸで一気に向かうつもりでした。だから釜山駅近くのホテルにしたのですが、ＫＴＸでは新慶州駅についてそこからバス移動になるし、高速バスターミナルは地下鉄でずっと先だし、のんびり列車旅もいいかなってムグンファ号にしたのです。

海沿いを通ったり、街中を通ったり、車窓の変化が楽しかったです。
日曜なので、家族連れなどで満席でした。

着きましたよ。^^

《 慶州駅 》

駅前の観光案内所で、日本語の地図をゲット！

少し早いけど、お昼を済ませてしまいます。

ひとり旅なので、なるべく混みあう時間は避けたいのです。
ひとりご飯が珍しいお国柄なので、大きなテーブルを独り占めするのは申し訳なくって。

歩き出してすぐ 古墳がドーン。いきなりでビックリ。(*_*;
慶州に来たんだって実感。

目指す「へジャンクッ通り」に着いた。

次はお店を探す。

へジャンクッのお店ばかりが並んでいる。

えっ！ここ？

思ってた以上に小さいお店だ。

《 八友亭へジャンクッ・ぱるじょんへじゃんくっ 》

30年以上の歴史ある老舗だそう。

愛想のいいハルモニと悪いハルモニの二人で切り盛りしていた。

二人掛けのテーブルが二つと、それを四つ連ねたテーブル席。

私は指定された一番奥に座った。

へジャンクッは、飲んだ後や翌朝に食べる酔い覚ましスープといわれ、慶州名物の一つ。

慶州のへジャンクッは白菜キムチと大量の豆モヤシとホンダワラという海藻、そしてそば粉のデンプンを固めたムクが入っている。

このムク、川崎名物くずもちを柔らかくした食感だった。

ご飯をスープにひたしていただきました。
（お隣のカップルの男性は、最初にご飯を全部スープに投入して食べ始めた）

おかずもひと通りいただきました。ごちそうさまでした。

6,000ウォン

古墳を見ながら、まず目指すお店があるのです。

あれれれ…

閉まっている？、地図ではここなんだけどな…

隣近所のお店のものではなく、ここのが食べたいのよ！

諦めきれずウロウロしてたら、店舗移転の張り紙みっけ。^^

で、たどり着いたのがここ。儲かったんだ。^^

《 皇南パン ・ふぁんなむぱん 》、千年約束だって。

直径 4センチ位の薄い皮と固めのこしあんのお饅頭が皇南パン。

20個入りと30個入りのみの販売…1個売りしてとは言わないけれどせめて10個入りがあったならなーと諦めた。
しゅん。

さてと、街歩き開始です。

桜はこんな感じ。

満開ではないけど、6～7分咲きってところかな？

うん、うん。

いいね、いいね。^^

ここで韓国アジュンマ 3人組に声をかけられた。

「オンニ！・お姉さん！」シャッターをお願いされた。

「ハナ、トゥル、セッ！・1、2、3！」パシャ！
日本語で「確認してください」韓国語で「もう一度ですか？」
「きれいに撮れてるわ」良かった！^^

古墳と桜。

石垣も入れて。

空も青いし♪

♪ナヌン チョア ナヌン チョア～

慶州でも韓服のレンタル沢山見かけました。

このアガッシたち、チマの中はスニーカーとチョンパジ・デニムでしたよ。

寒いからねー。

桜は場所によってはつぼみが固いところもありましたが、

この辺りは、もう見頃でした。

桜並木から、《 古墳公園 》に入ってきました。

古墳と古墳の間はこのように敷物が敷かれ、歩きやすくなっています。

レンタサイクルの方も通ってましたよ。

私も自転車借りようかと思ったのですが、駅前で借りてまた返しに行くの面倒だし、万が一コケたらどうしようとヤメにしました。^^;

思いがけず壁画発見！

うれしー。^^

かわいいー。

カラフル。

今回の旅では、壁画さがしは1ヶ所だけの予定でしたので作るつもりなかったのですが、作っちゃお、〔番外編〕。

乞うご期待？

^^;;

壁画を撮りながら夢中に歩いていたら迷子になった…

自分がどこにいるのか？

休憩しよう、トイレも行きたいし。

イタリアオペラを大音響で流しているこのカフェに入りました。

ホットのグリーンティラテ、5,000ウォン

原語の「ソレントに帰れ」を聞きながらいただきました。

あれ、向こうに見えるのは、これから行くつもりのところだ。
地図をみても、よくわからない…^^ゝ

4月から課長さんに昇格した弟にラインする。Wifiサクサク。^^
日曜で暇なのか、しばしの間 相手をしてくれた、コマウォ。^^

カフェ前の塀の隙間から入れた。

のんびりー。

アドバルーンなんて久しぶり。

《 瞻星台・ちょむそんで 》、これが見たかった！

国宝第31号指定の新羅時代の天文台、東洋最古だそうです。
このフォルムが好き。

石は花崗岩で、数は陰暦の1年と同じ361個と半分で作られている。
石の高さは30センチで27段積まれていて、頂上部の「井」型の石の長さなど様々な部分が科学的で、且つ神秘に満ちている。
－－観光パンフなどから－－

近くまで入るには、5,000ウォンだったか かかるので柵の外側から見学。^^；

遠くの白木蓮も入れて、パチリ。

さっき桜並木で会ったアガッシたちだわね。

お隣のアガッシたちもスニーカーだった。

ほんと、いい天気♪

日焼けは覚悟ね。

菜の花畑が広がっていました。

韓服カップルが撮影中。

このアガッシは素足にサンダルだった、寒くないのかな？

「ハンボク イップネー・韓服きれいー」って周りから聞こえた。^^

見どころと見どころが離れているので、自転車や

こんな車で移動している方 多かったです。

この男の子の車は、お父さんがラジコンカーのように操っていた。

本人は運転しているつもりなのよね。(^_-)

国鳥のカッチ・カササギ見つけた。

幸運の鳥だそうです。

《 石氷庫 》

英祖 14年（1738）に造られた氷室。

内部がのぞけるので、ちょっとおりてみましょう。

約千個の石でつくられていて、アーチ状の天井には 三つの換気口があり、底には排水のための溝がある。－－説明板より－－

ほんとだ、溝がはっきり見えた。

遺跡の発掘が進んでいます。広範囲にわたるようですね。

慶州は「屋根のない博物館」と言われているのがよくわかります。

ドラマの看板。

少し離れたところに善徳女王のお墓があります。

歴史ドラマがお好きな方でしたら、たまらないでしょうね。

私は長いドラマはダメなんです、せいぜい 20話までだわ。

私が勝手に選ぶ、カップルでのコーディネート、ベスト1です。

上着の刺しゅうがおそろいね。^^

淡いブルーがステキ。

次にやって来たのは、屋根のある博物館。^^；

《 国立慶州博物館 》

最初の計画では、慶州には日曜は避け 3日目の月曜日に訪れる予定でした。
それだと博物館が休館日なので、今日やって来たのです。
（ガイドブックには月曜休館となっていましたが、いただいたパンフには正月・秋夕以外は無休とありました。）

韓国、太っ腹！、入場無料です。日本も見習ってほしいですね。

無料の入場券を窓口でもらって、入ります。

屋外展示のこちらは、「国宝 聖徳大王神鐘」

録音ですが、鐘の音が流されていました。

敷地内に、新羅歴史観、特別展示館（今は世界遺産百済と題する展示）、新羅美術館、月池館、子供博物館などがある規模の大きな博物館です。

時間的に新羅歴史館だけの見学です。

こんなに大きな博物館とは知りませんでした。

お好きな方でしたら、半日から一日かけてみてもいいと思います。

日本語のパンフをもらって、見学です。

装飾品

金冠など。

祭祀に使ったものかな？

出土した様子ですね。

パンフの表紙になっている、天馬塚金冠。

写真撮影可もうれしい。（フラッシュ・三脚禁止）

耳飾りの数々

こちらも。

金冠の飾りですね、勾玉つき。

こちらも細かい細工です。

残念ですが、時間切れです。

次の目的地へ移動します。

2日目－②、～世界遺産で袖すり合うも他生の縁～へ続きま～す。^^ノ